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サックス演奏のための指
教則本やサックス教室などでは、サックス演奏の際の指は、「卵を包み込むようにサックスのキーを触る」と教えていることが多いようです。もちろんサックスが「卵」な訳は無く、余計な力を入れず、指を伸ばさず、指の「腹」ではなく先端付近で垂直にキーを押さえるイメージで、といった複数の要件を分かり易くまとめています。では「卵」の真意を詳しく考えてみましょう。両手の人差し指、中指、薬指は、サ…
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サックス偉人伝:ジョー・ヘンダーソン
一部のジャズマニアやテナーサックスプレーヤーに、「ジョーヘン」の名で親しまれている伝説のテナーサックス奏者、ジョー・ヘンダーソンは1937年4月24日、テレビド…
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電子サックス続々登場
コロナの影響で、なるべく自宅にこもるのが、多くの方々の習慣になっています。そのせいなのか偶然なのか、今年来年と、音で周りに迷惑をかけないで済む、いわゆる「電子サ…
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サックス偉人伝:サージ・チャロフ
ジャズのバリトンサックスといえばジェリー・マリガン。誰でもが即答する、ジャズの歴史に残るバリトンサックスプレーヤーです。しかし、あまりに短期間でその人生を終…
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サックス偉人伝:キャンディ・ダルファー
元祖ファンキーサックス姉さん、キャンディ・ダルファー(Candy Dulfer)は1969年9月19日、オランダはアムステルダム生まれのアルトサックス奏者です。…
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リード調整のおさらい
性能の良いリードトリマーや、リード専用刃物のReed Geek、ガラス製の棒ヤスリと平面プレートを合わせたリードリサーフェサー等、リードの調整に便利な道具が色々…
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サックス偉人伝:パキート・デリベラ
キューバ出身のサックスとクラリネットの名手、パキート・デリベラは1948年6月4日、キューバのハバナに生まれました。5歳のとき、クラッシックサックス奏者であった…
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マウスピースは見た目が重要
「なんか良いマウスピースないかな」、「お、コレ、なんか良さそう!」、吹いてみて、「うん、良いじやん!」、「これ、ください」…。マウスピースの購入のシーンのようで…
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サックス偉人伝:ペッパー・アダムス
エリントン楽団のハリー・カーネイ、ベイシー楽団のチャーリー・ホークスなど、名門ビッグバンドの低音部を支えた伝説のバリトンサックス奏者たちと並び称される、サド=メ…
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サブトーンの練習
「サブトーン」と聞けば、むせび泣くようなジャズテナー、ベン・ウェブスターのバラードのサウンドあたりを思い浮かべる人も多いでしょう。柔らかく、エアリーで、心地良い…
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サックス偉人伝:ジェラルド・アルブライト
サックスばかりでなく、ベースやキーボード、シーケンサーのプログラミングにまで才能を発揮する、超天才フュージョン・サックス奏者、ジェラルド・アルブライト(Gera…
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「#吹いてみた」の作り方
新型コロナウイルスの脅威が未だ収まらない昨今、ネットには「#(ハッシュタグ)吹いてみた」という、プロやアマのサックス奏者による「演奏動画」が数多く公開されていま…
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サックス偉人伝:アート・ペッパー
アート・ペッパーは、ウエストコースト・ジャズの中心的な人物として活躍したアルトサックス奏者です。そのサウンドは、あるときは墨絵のように繊細な濃淡で感情の起伏を表…
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サックス吹きの慣用句
先日は、口の中の見えない部分を表現するための、「シラブル」についてお話ししました。サックス演奏を趣味とし、まがりなりにも音楽の傍で日々を過ごしていると、シラ…