Written By: sax on 7月 26, 2017 No Comment

サックスを演奏する皆さんですので、サックスは「移調楽器」ということはご存じだと思います。バリトンサックス、アルトサックス、ソプラニーノはE♭の楽器で、テナーサックス、ソプラノサックスはB♭です。前者は「ド」を吹くとミ♭の音が鳴り、後者はシ♭の音が出ます。しかしこの「サックス奏者の常識」はあくまで相対音階の話しであり、サックスの「低いほうのド」も「真ん中のド」も「高いド」も、みんな同じ「ド」として考えています。でもこの三つの音の間には「オクターブ」という差があります。今日はちょっと「実音」の話しをしてみましょう。
 いきなり感はありますが、ギターの話しから始めさせてください。ギターは実は移調楽器です。「移高楽器」だという議論もあるのですが、ギター用の譜面で「下第一線(五線譜のすぐ下に追加する線)」の上の音符、ドをギターで弾くと、実はそのオクターブ下に記載すべき音の高さでドが出ています。ややこしい言い方になりますが、ギターはキーがCの移調楽器なのです。移調楽器の逆、実音楽器の代表はピアノです。ピアノで弾いた音が実音です。実音音名はアメリカではC4、C5とかの数字でオクターブの高さを表したりC´、C”などダッシュの数で表したりします。日本式ではハ、ニ、ホ(C、D、E)の文字の上下に点を付けたりします。中学校の音楽の授業で習った記憶がありませんか?各種のサックスでの実音の話をすると、非常にややこしくなるのでここでは止めておきますが、同じ実音Cでも色々な高さがあることを再認識してください。ちなみにアルトサックスで低いソを出すと、テナーサックスの真ん中のドと同じ高さの実音B♭が出ます。
 何故こんなにややこしい実音の話しをするかというと、サックス奏者にはアンサンブルでの演奏において、ハーモニーの意識が不可欠だからです。「ド・ミ・ソ・シ♭」の和音はコード表記でC7です。しかし「ミ・ソ・シ♭・ド」もC7の展開形です。(機能コードの考え方からは別のコード名にもなりますが、ここは無視してください。)そして自分のパートがコードのどこの音を吹いており、実音のどの音を出しているかを意識することが、美しいハーモニーを生み出すためには不可欠なのです。実はここでまた追加のややこしい話が出てきます。平均律と純正律の話しです。平均律はオクターブを機械的に12等分した音階です。ハーモニーとは構成する各音の周波数比が整数比のときに美しく調和のとれた和音となりますが、平均律では各音はちょっとずつそれからずれてしまいます。純正律のドレミミファは、各音の周波数が整数倍になるように分割された音階です。ピアノで出すことは出来ませんが、音程の微調整が可能な管楽器では「まかせとけ!」な訳です。
 終始難解なややこしい話ばかりでしたが、自分が吹いている音の場所と役割を意識すれば、そうでない場合より数段美しいハーモニーが作り出せる、ということが結論です。今日の話しの90パーセントは忘れて結構です。「ちょっとがんばれば、ハーモニーはもっと美しくできる!」ってことだけを覚えておいてください。
——————————————————————————————–

『イー楽器のお得情報』

返品保証365日+豪華3大典付き
⇒『AIZENより 夏祭りキャンペーン!』

レビューを書いてAIZENゲットのチャンス!⇒『AIZENお客様の声キャンペーン!』

Written By: sax on 7月 19, 2017 No Comment

サックスという楽器も機械の一種です。例えば自動車のタイヤやブレーキパッド、エンジンオイルなどのように、消耗し、交換や手当が必要な部分が沢山あります。それらの消耗部品への注意を怠ると、「演奏中に音が出なくなった」、とか、「音程が修正できないほど狂ってきた」等の予想外のトラブルに通じることがあります。今日はサックスの消耗部品の話しです。
 サックスの一番の消耗部品は「リード」です。こればっかりは避けられない「使用による劣化」です。それにコストも安いものではありません。樹脂リードを使って寿命を延ばすという手もありますが、天然リードの「延命法」はいくつかあります。近代では常識になりつつある、リードの湿度管理もその一つです。保湿機能を持ったリードケースを使ったり、使用したリードをビンの中で水中に沈めて乾かないようにしたり、等の対策でリードの乾燥を防ぐことで寿命は延びるようです。何ら科学的根拠のない医療迷信のような方法ですが、 「渋いお茶にリードを浸しておくと、コシが生き返る!」というひともいます。ま、捨てる前に試すのも一考かと。
 リードに続くサックスの消耗部品となると、皆甲乙付け難い「消耗度」です。まず気になるのはネックコルクでしょうか。使っているうちに硬くなり、また擦り減って、マウスピースとの間で空気が漏れるようになる場合があります。カッチカチのネックコルクのサックスを平気で吹いている方をたまに見かけますが、「なんか硬そう」と感じたら交換しましょう。トーンホールを塞ぐパッド(タンポ)も影響が大きい消耗部品ですね。はっきり言って、そのサックスのオーナーが、「パッドが硬いな」と感じたらほぼ手遅れです。定期的にリペアマンに見てもらい、劣化したパッドを交換するようにしましょう。フェルトも地味ですが重要な消耗部品です。金属部品の間に入って「衝撃を防ぐ」のが主な役割ですが、もうひとつ 「パッドの開き具合を微調整する」という役割もあります。取れてしまったり、潰れてしまったフェルトによって、トーンホールカップの位置に不具合が生じる場合があります。たまに自分の楽器の「フェルト」をじっくり観察してあげましょう。
 多くのサックス奏者が、意外と無頓着なのがサックスの管体表面の消耗です。ソプラノを除くサックスの管体左側は、演奏中に奏者の太ももに擦られるので、塗装やメッキ、また地金も擦れて摩耗します。長きに渡って摩耗しますので、その影響に気が付き難いのですが、表面が変わればサウンドも変わります。クロス等で磨きすぎるのも考え物ですが、全く表面を掃除しないでサビが出るのも良くないかもしれません。またサックス表面のサビを研磨剤で磨く方をたまに見かけますが、研磨剤はお勧めしません。手の油を拭き取る程度で充分です。またサビは金属表面に酸化膜を作るので、それ以上の劣化を防ぐ「防御層」となる場合もあります。管体の大幅なクリーニングは、是非リペアマンに相談してからおこなってください。
——————————————————————————————–

『イー楽器のお得情報』

返品保証365日+豪華3大典付き
⇒『AIZENより 夏祭りキャンペーン!』

レビューを書いてAIZENゲットのチャンス!⇒『AIZENお客様の声キャンペーン!』

Written By: sax on 7月 12, 2017 No Comment

サックスを演奏される皆さんですので、そのほとんどの方は、ステージ等での人前での演奏を経験していることと思います。「人前での演奏」の一番の難関は、自分の演奏技術でも楽器の良し悪しでも、ましてや自分の音楽性でもありません。最も重要で難しいのが、「緊張しない」ということです。いつもの練習の時のような平常心で居られてこそ、自分の力を最大限に生かした演奏が出来る訳で、緊張で体がこわばっていては、良い演奏が出来る訳がありません。ステージ上でリラックスするにはどうしたら良いのでしょう。
 ストレス管理法を説いた書籍やウェブサイトで必ず解説しているのが、「精神のリラックスと身体のリラックスの相関関係」です。緊張とは筋肉の硬直であり、精神の不安定さでもあります。そしてその両者は互いに影響し合い、フィジカル(身体的)な緊張はメンタル(精神的)な緊張を生み、逆にメンタルな緊張はフィジカルな緊張を誘発します。フィジカルとメンタルの両面から緊張をほぐすのが一番ですが、精神的なアプローチでの緊張緩和は簡単なようで結構難しく、「あがっていない、あがっていない」と心の中で唱えるとか、「手のひらに人と書いてそれを飲み込む」なんていう、伝統的な手法しか思いつきません。また人によっては精神的な緊張をまったく意識しておらず、「俺は心臓に毛が生えてるから」なんて言いながら、身体がガチガチになっていたりするので始末に負えません。ですので、ステージでの「緊張緩和」には、フィジカル(身体的)なアプローチをお勧めします。筋肉をリラックスさせれば、精神も連動してリラックスして来ます。
 サックス演奏時のリラックス方法ですから、まずは指から攻めましょう。とはいえ本当に指から力を抜いてしまったら、サックスの操作が出来ません。柔らかくするポイントと硬くするポイントの区別が重要です。サックスを吹くときの両手は、「卵を包み込むような形」が基本です。指の筋肉を緩める必要はありません。指一本一本は硬くて良く、それがキーを押す力となります。力を抜くのは手のひらです。それによって運指が滑らかになります。ただし手のひらの緊張を緩めるには、肘や肩の筋肉のリラックスも必要です。サックスの運指をスピーディーにこなす為に、どこの関節を一番スムースにすることが必要かを考えて力を配分してください。
 次に大事な筋肉は喉の筋肉です。ここのリラックスは意外に簡単です。何も考えずにステージに上がれば、必ずと言って良いほど喉の周りの筋肉はガチガチです。普段の生活では喉の筋肉など意識しないので、無意識な部分ほど無意識に緊張してしまうのです。「喉を開けよう」と首の周りを意識し、大きな欠伸をすれば、もう喉はリラックス状態です。一曲目の第一音から素晴らしいサウンドが出る事でしょう。「意外と簡単でしょ」、と考えることが一番大切です。リラックス、リラックス!

——————————————————————————————–

『イー楽器のお得情報』

返品保証365日+豪華3大典付き
⇒『AIZENより 夏祭りキャンペーン!』

レビューを書いてAIZENゲットのチャンス!⇒『AIZENお客様の声キャンペーン!』

Written By: sax on 7月 5, 2017 No Comment

サックスはそのサウンドの作り方がとても微妙な楽器です。言い方を変えれば、それだけサウンドの表情の幅が豊かな楽器とも言えます。張りつめた細い糸のように緊張感を持った繊細な音。森の静寂の中の小鳥の歌のような優しい音。F1カーの咆嘩のような激しい音。みんなみんなサックスで表現することが出来ます。そんなサックスのサウンド作りに関して、近年のサックス指導者の方々の中に、「サックスのサウンド作りは引き算である」、という方々がいます。今日はその辺の中身を覗いてみましょう。
 トランペット等の金管楽器は「リップリード」と言って、奏者の唇が「音の源」です。サックス等のシングルリード楽器は、実際に振動する薄い板が音源となっており、その音源からあらゆる音が生成されます。トランペットは自分の唇で音を生成しますが、サックスは振動するリードを適切に制御して、出したい音を出していくのです。ここが「トランペットのサウンドは足し算、サックスのサウンドは引き算」というところの所以です。マウスピースにリードをセットし、サックスに差し込み、深く軽くマウスピースを唾えて思い切り息を吹き込めば、多くの場合サックスは「ぶぎやあ~!」というような、なんとも言えないとてつもない音が出ます。これがサックスの音の「原資」です。この「ぶぎゃあな音」を唇の締め方や、喉のコントロール、楽器の操作等で美しい音に整えていくのです。音の不要な成分を無くして、必要な要素だけを残していく。これが引き算のサウンドです。
 サウンドの引き算というのは、イメージだけの「表現」ではありません。低い「レ」の運指で、マウスピースを深く唾え、なるべく大きな音で沢山リードが振動するように吹いてみてください。「ぶぎやあ!」な音が出ます。そこから徐々にマウスピースの咥えを浅くしたり、上下の唇の締める力を強めたり弱めたり、息の量を調整したりしてください。このような練習で、「どこをどうすれば、どんな引き算が出来る」、つまり「どこをコントロールすれば、どの不要な音が減らせるか」が分かってきます。とはいえ、積極的に無くしたい音だけが都合良く無くなる訳ではありません。やり方が適切でなければ、無くしたくない倍音や音の太さも失われることもあります。しかし引き算の方法であれば、何故無くしてしまったかが明確に分かります。お手本通りのアンブシャでサックスを吹いて、頼りない細い音から始まったサウンドを、呼吸や唇の締め方、口の中の形、息の方向を変えたりと、「積み重ねの練習」でサウンドを改善しても、何故そこにたどり着いたかが分かり難いのです。積み重ねの練習を決して否定するわけではありませんが、たまに「引き算のやりかた」で自分の技術やサウンドを確認するのは悪いことではないと思います。ただの経験値による余談ですが、「ぶぎゃあ!」の音を出した時、良いサックスは楽器全体が、手が痺れるほどブルブルと共振します。そうでもない楽器はあまり振動しないようです。

——————————————————————————————–

『イー楽器のお得情報』

返品保証365日+豪華3大典付き
⇒『AIZENより 夏祭りキャンペーン!』

レビューを書いてAIZENゲットのチャンス!⇒『AIZENお客様の声キャンペーン!』

Written By: sax on 6月 28, 2017 No Comment

サックスを初めてうん十年になりますが、「サックス奏者候補生」の方々に必ずと言って良いほど訊かれるのが、「自分に合うサックスを見つけるには、どうしたらよいのですか?」という難問です。この問いに対する答えは有るようで無い、無いようで有る、といった禅問答のようなものです。
 初めてのマイサックスを購入するときは、サックス奏者の先輩として信頼できる技術と経験を持ち、かつ自分の好みを理解している方に付き添ってもらう、というのが「優等生的答え」に他なりません。とはいえ、そんな理想的な環境にいるサックス志望者はそういらっしゃらないと思います。高い確率のストーリーは、「何も分からず吹奏楽部に入部→サックスをやれと言われる→学校の楽器で練習→後輩が入ってきたので、先輩にマイサックスを選んでもらう」、という「吹奏楽コース」か、「楽器店のサックス教室に入会→お店の推薦のサックスを購入(またはレンタル)→より良い楽器が欲しくなったので、先生に選定してもらう」、という「音楽教室コース」でしょう。どちらにしろ、誰かが傍にいてくれています。自分にサックスという楽器の良し悪しを見分ける力がないのなら、他人に頼るしかありません。売り手と買い手の微妙な関係であっても、楽器屋さんのスタッフに意見を求めるのは良い手段だと思います。
 こんな回答はネットを検索すれば、千件はヒットしそうなコメントです。信じるか信じないか、実行するかしないかは別として、誰も勧めない、「自分に合うサックスを見つける方法」をご紹介しましょう。
 楽器屋さんでもネットでも、自分の想定予算に合った、見た目の気に入った、「俺(私)がこれを吹いている姿は、良いかも」というサックスをとりあえず買いましょう。個体の差?性能?そんな難しい事分からないでしょう?唯一意味のある努力は、値引き交渉位です。サックスの始め方は何でも良いでしょう。独学、音楽教室、プロ奏者の個人レッスン、知り合いの「上手い人」の指導、など等、サックスを上達する道は無限にあります。そしてある程度サックスが吹けるようになったら、楽器屋さんで色々なサックスを試奏するなり、友人のサックスを吹かせてもらうなりして、自分のサックス以外のサックスはどういうものかを知ることに励みましょう。それと同時に貯金を始めます。サックス買い替え貯金です。自分の懐具合と、「サックス買い替えたい欲求」のバランスが取れたら、躊躇なくサックスを買い替えましょう。ちなみに下取り価格はあまり期待しないほうが良いでしょう。この買い替えを自分の音楽に対する価値観の範囲で、出来る限り繰り返しましょう。多分10年もすれば「自分に合うサックス」に出会えるはずです(気の長い話ですみません)。この方法を多くの識者が推奨しないのは、そのひとの所有する楽器に対する愛晴、愛着を考えてしまうことと、コストパフォーマンスがとても悪いからです。多くのプロサックス奏者が、「サックスはただの道具。そこから出てくるのが自分の音楽。楽器に愛着なんて全くない。」と断言します。楽器を必要以上に愛さないのが、自分に合ったサックスに出会うためのコツではないでしょうか。

——————————————————————————————–

『イー楽器のお得情報』

返品保証365日+豪華3大典付き
⇒『AIZENより 梅雨ドキ♪キャンペーン』

レビューを書いてAIZENゲットのチャンス!⇒『AIZENお客様の声キャンペーン!』

Written By: sax on 6月 21, 2017 No Comment

サックス奏者にとって、サックスを首から吊り下げて支えるための「ストラップ」は、とても重要なサックス周辺アイテムのひとつです。とは言え、「楽器に付属してたのを30年間気にせず使っている」という無頓着派もいれば、「首への負担は最小限にしたいし、何しろカッコ良いことが重要」などというこだわり派も少なくありません。サックスの重量がかかる首や頚椎への負担を軽減するものや、演奏のし易さを追求したもの等、このサックスストラップに対しては、沢山のメーカーが独自のこだわりを持った最新の製品を発表しています。
 ストラップへの工夫で近年の流行と言えば、首の左右から下がる紐が一本に収束する、「Y字部分」の幅や構造への改善でしょう。この部分に長い棒を挿入した「ブレステイキング・ストラップ」や、長さ調整プレートそのものを幅広のT字型にした「バードストラップ」などがこれに当てはまりますが、いずれの工夫も、首の左右から下がるスリングを垂直に近くすることで、首の締め付けを和らげます。それによって、喉が開け易くなったり、演奏姿勢にも余裕が出来るようです。
 首に直に巻きつく「ネックパッド」への工夫は星の数ほどあります。パッドの形状をブーメラン型やアーチ型にして、力の分散を実現したものや、一見シンプルなベルト型でも、柔らかさや硬さ(反発力)で首への負担を軽減しているものもあります。ヤマハの新型ストラップは、ネックパッドに「樹脂ボーン」という板状のバネが入っており、そのバネの反発力で首への負担を軽減します。このストラップは一般的なストラップと異なり、使っていないときは首当ての部分が真っ直ぐに伸びた板状になっています。ネックパッドは肌に直接当たる部分でもありますので、その触感に配慮した製品も多いようです。
 スリング(吊り下げる紐)も工夫の対象です。金属のチェーン、丈夫な編み紐、ナイロンベルト等に加え、丈夫な炭素繊維を編みこんだものもあるようです。スリングの機能的な重要ポイントは「強度」ですが、その弾力や長さ調整のしやすさ等も重要な使い勝手の要素です。スリングの材質によって、長さ調整機構との摩擦が変わりますので、スリングは単に丈夫なら良い、というものではありません。演奏中にストラップの長さが、微妙に変わってしまうようなものありますのでご注意を。
 最近見つけた「わお!」なストラップは、「ストラップなのに吊り下げないストラップ」です。フィンランドのERGObrass社の管楽器サポートシステムは、コイルバネで衝撃吸収する金属棒で楽器を下から支え、演奏時に楽器の重量を軽減する、という構造です。トロンボーン用やトランペット用等、各種のサポート製品がありますが、サックスの場合、その「支え棒」は床からではなく、奏者のお腹あたりから伸びています。イメージとしては、一般的なサックスストラップの先端に棒が付いており、お腹のあたりで棒を上向きにして、その棒でソプラノサックスを下から支える感じです。もちろんアルトやテナーには対応していません。しかしソプラノやクラリネットには、理想的な演奏姿勢のような感じです。

——————————————————————————————–

『イー楽器のお得情報』

返品保証365日+豪華3大典付き
⇒『AIZENより 梅雨ドキ♪キャンペーン』

レビューを書いてAIZENゲットのチャンス!⇒『AIZENお客様の声キャンペーン!』

Written By: sax on 6月 14, 2017 No Comment

サックス等の管楽器奏者にとって、切っても切れない縁が「マイクとのお付き合い」でしょう。しかもステージによって有ったり無かったり、一人一本だったり、4人で一本だったりと、その関係性はまちまちです。マイクの設置やサウンドのミキシングは、基本的に会場のサウンド・エンジニアがおこなうものですが、音源である「奏者」が気にしなければならないことも少なくありません。今日はサックス奏者の、マイクの「それダメ!」事例を紹介しましょう。
 ビッグバンドのサックスセクションに、各サックスに一本づつマイクが割り当てられるのは、なかなか「リッチ」な状態です。ブームスタンドでマイクはサックスのベルから30センチばかり離れてセットしてあります。グッドです。演奏が始まって、今度の曲はあなたのソロです。ステージが狭いのでソロはいわゆる「場ソロ」(その場で立ち上がってソロを吹く)です。さあ、ソロだ!立ち上がるとマイクは楽器のはるか下に向いている。ソロの音が全く会場に聞こえない。ああ、無常。よくあるパターンですね。こういう場合は、ソロを始める前に、自分でマイクを高い位置にセットし直します。リハーサルの時に、あらかじめどの辺にマイクを動かせば、立奏での自分のサックスの音を拾うかを確認しておきましょう。もし合奏とソロの間隔が短く、自分でマイク移動が出来ない場合は、隣のメンバーに頼んでおくのも手でしょう。マイクのブームスタンドを上下するとき、音がマイクに伝わってノイズを出してしまう場合もありますので、その辺にも留意しましょう。
 小編成のバンドですが、サックスのあなたには一本のマイクがセットされています。ミキシングのバランスも良いようです。が、しかし、演奏に陶酔したあなたは、身体を大きく揺らしながら演奏しています。マイクに近くなったり遠くなったり、ペルにマイクを突っ込んだり、マイクの無いところで吹いたり…。ミキサーさんは泣いています。あなたは「マイクが聴衆」であることを忘れています。どうしても動きたいなら、サックスに専用の「クリップマイク」を取り付け、それをPAラインに接続してください。ステージ中を動き回るなら、ワイヤレスのシステムを購入しましょう。これなら客席に乱入することだって可能です。
 「マイクから外れると怖いぞ!」の例ばかりあげましたが、実はそうでもない場合も少なくありません。ビッグバンドにしろスモールバンドにしろ、ステージに沢山マイクがあっても「オフで音を拾う」場合があります。バンドの生の音量がある程度大きいので、マイクはサウンドバランスの調整のために、極々絞った音量で使うケースです。この場合は、アンサンブルの部分ではあまりマイクの事に頓着する必要はありません。リハーサルやサウンドチェックの際に、マイクの「働き具合」をしっかりと把握しておきましょう。

——————————————————————————————–

『イー楽器のお得情報』

返品保証365日+豪華3大典付き
⇒『AIZENより 梅雨ドキ♪キャンペーン』

レビューを書いてAIZENゲットのチャンス!⇒『AIZENお客様の声キャンペーン!』

Written By: sax on 6月 7, 2017 No Comment

楽器を演奏するものにとって、自分が生み出す音楽が、多くのひとの心に感動を与えることは最大の幸せでしょう。そしてプロかアマチュアかに関わらず、「自分の音楽」で聴衆の心をつかむということも重要です。多くの奏者は、「自分の音楽」や「自分の音」を探すのに長い時間を費やし悩みます。自分の音楽や自分の音を見つける近道は、やはり沢山のすばらしい演奏を聴く事に他なりません。もやもやしていたものを解決する、自分のサックスへのヒントを与えてくれる巨匠たちの演奏。独断に溢れたサックス奏者推薦をしてみます。
 ソプラノサックスを演奏する方々には、大きく分けて二つの教材があります。ひとつ目はあくまでも優しく、気持ちの安らぎを誘う、スムースジャズの帝王「ケニーG」のソプラノサックスの演奏。そしてもうひとつは、挑戦的なモダンジャズフレーズを甘いソプラノサックスのサウンドに融合させた、「ジョン・コルトレーン」のソプラノ演奏でしょう。ケニーGのアルバムでは1992年に全米2位を記録した「ブレスレス(Breathless)」が有名です。またコルトレーンのソプラノは、「マイ・フェイバリット・ジンクス(My Favorite Things)」が誰もが知っている名盤です。
 アドリブや個性的なソロは先の課題にして、まずは美しくメロディを歌い上げたい、というアルトサックス奏者には、「クローバー・ワシントン・ジュニア」のグラミー賞ベストR&Bソング賞を受賞した「ワインライト(Winelight)」をお勧めします。先のケニーGが若かりし頃、死ぬほどコピーしてさらったのが、このグローバー・ワシントン・ジュニアとのことです。メロディ優先のテナーサックス奏者には、「サム・テイラー」を推薦します。ムードテナーで有名な彼は、多くの録音アルバムが「ムード歌謡」のジャンルに入りますが、正確な音程、音の粒の立ち上がりの均一性、大きなタイムでフレーズを歌い上げるサム・テイラーの実力は鳥肌物です。バリトンサックスのメロディックな演奏には「サージ・チャロフ」を是非聞いてみてください。バリトンの巨匠、ジェリー・マリガンや、ペッパー・アダムスもすばらしい演奏を残していますが、早逝したサージ・チャロフは録音の数は多くありませんが、みな素晴らしい演奏ばかりです。
 サウンドの研究には、アルトの「ダビッド・サンボーン」と「マルセル・ミュール」、テナーの「スタンレー・タレンタイン」、「ソニー・コリンズ」なんかはどうでしょう。真似は難しいと思いますが、彼らの音が「どうして出せるのか?」を、聴きながら、かつ吹きながら考えることは、サックスの奏法の基本に役立つはずです。サンボーンは「近代アルトサウンド」のサンプル、ミュールは「サックスの音の原型」、タレンタインは「ブローテナーの教祖」、コリンズは「変幻自在のサウンド」といったところでしょうか。

——————————————————————————————–

『イー楽器のお得情報』

返品保証365日+豪華3大典付き
⇒『AIZENより 梅雨ドキ♪キャンペーン』

レビューを書いてAIZENゲットのチャンス!⇒『AIZENお客様の声キャンペーン!』

Written By: sax on 5月 31, 2017 No Comment

サックス奏者にとって、マウスピースはサウンドの根源となる重要な部品です。サックスを長く吹いていると、自分のサウンドや吹き易さを求めて、いくつものマウスピースをとっかえひっかえ使うのは珍しい事ではありません。マウスピースに「憑りつかれた」マニア達には、マウスピースの種類やその特徴、基本的な理論について、後ずさりするくらい詳しいひとたちが少なくありません。そんなマニアックな知識はともかく、「知っても得はしないが損もしないマウスピースの基礎知識(?)」をお話ししましょう。
 ラバーマウスピースは柔らかい音、メタルは硬い音。マウスピースの特性の常識のようこ言われていますが、実はこれは間違いです。キンキンと尖ったサウンドのラバーマウスピース、ダークでソフトなサウンドのメタルマウスピースも沢山有りますし、むしろ全体的にこちらの傾向のほうが強いと思います。しいて特徴として挙げるなら、ラバーマウスピースはサウンドのエッジがシャープな傾向があり、メタルはその逆、サウンドの輪郭が柔らかいものが多いようです。混同してはいけないのが、サウンドの輪郭と倍音成分です。サウンドの輪郭がソフトでも、高音域の倍音成分が多ければ、いわゆるモダンで鋭いサウンドになり、サウンドの輪郭がシャープでも倍音が平均的に豊かであれば、クラッシック系のサックスのような柔らかく豊かなサウンドになります。
 倍音の成分構成はバッフルの高さでおおよそ決定されます。マウスピースのリードの上にある「天井」がバッフルで、リードに近いものをハイバッフル、遠いものをローバッフルと言います(上下逆のような気がしますね)。マウスピースを輪切りにした断面で息の通り道を考えると、ハイバッフルは、「狭い・空気少ない」、ローバッフルは、「広い・空気沢山」となります。狭いところを通過する空気はスピードが速くなります。逆に太い空気はスピードが遅くなります。その原理でハイバッフルのマウスピースのサウンドは明るくシャープで、少ない息でも十分な音量が出せ、ローバッフルは太くソフトなサウンドで、より多くの息を必要とします。
 もうひとつの見て分かるマウスピースのサウンド傾向は、「皮下脂肪」です。ま、普通に言えば「肉厚」ですが…。細身のマウスピースは高音域が強い明るいサウンド、太めのマウスピースは低音部が豊かな温かいサウンドと、マウスピース全体の太り具合(太さ)もサウンドに関係しますが、加えてマウスピース内部の空洞を包む、「壁の厚さ」も大きくサウンドに影響します。厳密に言うと、肉厚とその材質がマウスピース全体のサウンドの個性を作ります。マウスピースが出す音の振動を封じ込めるような「柔らかく厚い壁」を持つマウスピースは、ダークで抑制のきいたサウンド特性を持ち、指で弾けば「キンキン」響くような、音を外に発散するような「硬く薄く響く壁」のマウスピースは、明るく、大音量のサウンドを放ちます。どうですか?マウスピースを見ただけで、なんとなくサウンドギャラが想像できるようになりました?

——————————————————————————————–

『イー楽器のお得情報』

返品保証365日+豪華3大典付き
⇒『AIZENより 梅雨ドキ♪キャンペーン』

レビューを書いてAIZENゲットのチャンス!⇒『AIZENお客様の声キャンペーン!』

Written By: sax on 5月 24, 2017 No Comment

サックス奏者から受ける相談の中に、「サックスを長時間吹いていると、右手親指が痛くてしようがない」という悩みが少なくありません。サムフックに掛けた右手親指にサックス重量が集中し、親指が悲鳴を上げる、というよくある現象です。この記事をお読みのサックス奏者の皆さんにも、多かれ少なかれ経験があるかもしれません。今日は「親指が痛くならないサックスの構え方」をお話しします。
 身も蓋もない結論から言ってしまいますが、「親指が痛くなるサックスの構え方」は、そもそもその構え方が間違っています。サックスの構え方において一番よくある誤解が、「サムフックはフックなのだから、親指を引っ掛ける場所でしょ?」というものです。サムフックの部分で、親指にサックスを「引っ掛け」たりしたら、そりやあ親指は悲鳴を上げます。ストラップとその重量を分かち合ったとしても、「引っ掛ける」なんて行為は、親指の疲労骨折を起こしかねません。サムフックは何故フックの形をしているか?それは親指を使って前にも、上にも、手前にも動かせるようにするためです。フックになっていないと、前にはサックスを押せますが、上や手前に導くことが出来ません。いや、し難いです。サックスを動かすために、親指でガイドできるようにするのがサムフックの役割で、サックスを親指で支えるためのものではありません。
 サックスの種類によっても、サムフックの効果に違いがあります。ストレートソプラノサックスの場合は、「回転しないように支える」という役割が大きいです。テナーやアルトでは全体の安定のために、サムレストの上に置いた左手親指と一緒に、サックスを支える役割です。しかしアルトサックスでは、「サムフックは不要だね」という奏者も少なくありません。サックスの形状、重さ、大きさ等のバランスから、サムフックが無くても十分演奏姿勢を良好に保てるということです。バリトンサックスに至っては、親指でサックスを支えるというより、右手の残り4本の指の動き全体の「支点」となるためにサムフックを使う感じです。
 サックスの構えの原点を振り返ってみましょう。サックス本体の重量は、ストラップで支えます。ストラップリングに接続したスリングを通して、首や肩でサックス全体の重量を支えます。ストラップリングからブラブラぶら下がっているサックスの姿勢を保つのが、サムレストの上の左手親指と、サムフック上の右手親指です。二つの親指は互いに押し合って、サックスのストラップリングの部分を支点として、サックスをシーソーのように動かします。傾きをうまく調整すれば、簡単にネック部が口元に接近し、無理なくマウスピースを咥えることが出来ます。正しいアンブシヤ(マウスピースの咥え方)が出来、左右の親指には無理な力が掛からず、呼吸も自然におこなえ、すべての指の動きがスムースにいく。それが正しいサックスの構え方です。

——————————————————————————————–

『イー楽器のお得情報』

返品保証365日+ポイント2倍+豪華3大典付
⇒『AIZENより GWキャンペーン!!』

レビューを書いてAIZENゲットのチャンス!⇒『AIZENお客様の声キャンペーン!』

  Copyright ©2009 サックスお悩み相談室, All rights reserved.| Powered by WordPress| Simple Indy theme by India Fascinates