新しい年を迎え、「今年はサックスを始めるぞ!」と年頭の目標を立てた方も多いと思います(かな?)。ヤマハの調査(2012年)では、日本には約500万人の管楽器経験者が存在すると推計され、日本人の約25人に1人が管楽器経験者という計算になるそうです。そしてその中でも、演奏の比較的容易なサックス人口の割合は断トツのようです。しかし「始め易い」は「辞め易い」にも通じるようで、「サックス?やったことあるな。今は押し入れに仕舞ってあるけど。」、という元サックス奏者が少なくありません。どうしてサックスを辞めてしまうのか。サックスを続けるためには、どうしたら良いのかを考えてみます。
家庭の事情など、外的要因でサックスを辞める場合を除けば、辞める理由は、「情熱が続かなくなったから」でしょう。情熱が続かなくなった理由には、「思ったように楽しくない」、「練習が辛い」、「ちっとも上手くならない」等の不満からのネガティブな思いがあるでしょう。「楽しいと思って始めたはずのサックスが、いつのまにか苦痛や負担の原因になっていた」、そんな瞬間は、今もサックスを続けている皆さんにも、味わったことがある感覚ではないでしょうか。その感覚の要因の多くは、「練習への取り組み方の誤解」があるようです。「音を楽しむ」と書く「音楽」ですので、音楽は楽しいものです。しかし、最終的に音楽の楽しさに辿り着くための過程には、多少の難関や苦労はあるかもしれません。でもそれも気持ちの持ちようで、たどり着く先の楽しさを思えば、「苦労や困難もなんのその」、になるはずです。いや、絶対になります。
具体的な練習への望ましいアプローチを考えてみましょう。キーワードは、「目的の分析」、「近い目標」、「自分の楽しさ」、です。まず自分が習得したい演奏技術を詳細に分析し、そのための方法論を組み立てます。例えば、「安定した音程で、メロディを吹けるようになりたい」のが目的なら、「音の出だしを失敗しない」、「一拍を安定させる」、「二拍を安定させる」、「全音符を安定させる」、「スケールを安定させる」、「音程の修正を出来るようにする」等の各ステップに分解し、順序立てて目標に近づくように考えます。そしてその過程での練習を、「自分が楽しい」ようにアレンジを加えましょう。近くて軽微な「目標」はストレスになりませんし、その練習を楽しく出来れば、それを続けることが出来、ほどなくしてそのパスを通過することが出来るでしょう。そんなステップを積み重ねることで、大きな目的をクリアすることが出来ます。そんな効果的、かつ楽しい練習をより「質の高い」ものにするのが、音楽の3要素、「サウンド」、「リズム」、「メロディ」への配慮を怠らないことです。どんな細かい練習でも、自分の出すサックスのサウンドは、自分の望むサウンドでなくてはなりません。そして必ずメトロノームと一緒に練習し、リズムの安定した練習をします。単音の連続する状況でも、その音は音楽のメロディになっていなければなりません。そういう配慮を加えた練習は、それ自身が音楽として楽しいひとときになるでしょう。
そしてサックスを続けるための、最も大事な要素は「仲間」です。音楽は一人で成り立つものではありません。演奏をする人、演奏を聴く人、演奏を一緒にする仲間、先生、家族、作曲者、コンサートスタッフ、等色々な人と交わりながら音楽を楽しめば、絶対に「サックスを辞めたい」、なんてことにはならないと思います。
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