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サックス お手入れ

Written By: sax on 7月 17, 2019 No Comment

サックスは「擦れ(こすれ)」ます。使い古されたサックスは、あっちこっちが擦れて「禿げて」います。悲しい楽器です。
 親戚筋にあたるクラリネットも、擦れるキー構造を持っています。サックスでは指の先端が触るキーの部分に、貝殻、もしくはプラスチックの「指貝(ゆびかい)」という丸い素材が埋められていますが、クラリネットではこれがありません。指の腹でトーンホールを塞ぐキーが多いのがその理由ですが、パームキーに当たる指の腹や手のひらで押さえるキーは、 サックス同様むき出しの金属です。なのに、「はげはげ」のクラリネットはあまり見かけません。どうしてでしょうか。クラリネットのキーには、ほとんどの場合銀メッキがかけられているので、ラッカー塗装が多いサックスよりは、「擦れ」に強い事は事実です。しかしそれ以上の「禿げの差」の理由があります。クラリネットはキーが小さく、ストロークも少ないのです。これによってクラリネットのキーは、サックスに比べて触る手の圧力も小さければ、擦る力も、擦る範囲も小さいのです。クラリネットのキー操作は、「ちょっと触るだけ」 なのです。それに比べてサックスのパームキーは力強く押しますし、擦ります。フレーズによっては、パームキーを一所懸命擦り上げている場合も少なくありません。だから「禿げる」 のです。これを防ぐためには、パームキーの擦れ易い部分に、クリアのマニキュアを塗るサックス奏者もいるようです。もちろん「禿げる前」です。自分の運指をひとつずつ確かめてください。左手の「レ」のパームキーとか、力いっぱい擦っていませんか?そうなんですよ、 サックスのキーって普通の運指で、とっても擦れる構造なんです。禿げないように上品に操作しようとしても… 無駄だと思います。

 サックスには擦れて禿げるところがまだあります。それは二番管(本体)の左側です。この場所はサックスの構造上キーの空白地帯になっており、多分設計者のアドルフサックスも、 このあたりを「奏者とサックスの接触場所」として設定していると思われます。奏者の体に接触しないソプラノ以外は、多くの奏者がサックスの二番管左側を体の右側に接触させて演奏します(アルトは体の中心で吹く奏者も多いですね)。主に座奏が定型のビッグバンドのテナー奏者が、一番この場所をいじめていると思います。演奏中、太ももの右側が常に二番管左側を擦っていますよね。演奏時にデニム・ジーンズばかりをはいているテナー奏者で、 自分のサックスの左側が真っ青になってしまっている人を見たことがあります。それだけここは「擦れる」んですね。ここの擦れによる「禿げ」を防ぐ方法は… なるべくスベスべのズボンをはくことぐらいでしょうか。かといって、このあたりにクリアラッカーを厚塗りしたりすると、サウンドが変わってしまうので止めたほうが良いと思います。サックスのラッカーの禿げの補修が得意なリペアさんもいらっしゃるので、気になる方は相談してみてください。

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Written By: sax on 7月 3, 2019 No Comment

梅雨の時期から夏場にかけて、日本の多くの地域はもの凄い「湿気」に覆われます。ジメジメ、ムシムシと人間にもキツイ季節ですが、楽器達にも過酷な季節です。サックスも例外ではありません。
 サックスは管体が金属で出来ているので、木管楽器の中では湿気には強いほうです。クラリネットやオーボエは、過剰な乾燥と湿気の繰り返しを被ると、管体自身が割れてしまう場合があります。恐ろしいですね。サックスの湿気対策の注意の対象は、金属面への結露、そしてパッドとコルクです。暖かい空気は水分を沢山蓄えることが出来ますが、冷えると水分の保有能力が落ちます。これを飽和水蒸気量と言い、温度が高いほど沢山水蒸気を抱えることが出来ます。そして温度が下がると飽和した水分を外に出し、それが水滴となって液体化します。それが結露です。サックスの基本的な結露は、奏者の体内から出た温かく湿った息がサックス管体の金属によって冷やされ、管体内部に付着する水分です。サックスをしばらく吹き続ければ、ベルの底には流れ出るほどの水が溜まります。演奏だけでなく、暑い野外からエアコンで冷えた室内に楽器を運んだだけでも結露は生じます。そして管体内の水分は、ホコリを取り込んで固まり、パッドとトーンホールの間に隙間を作ったり、金属面を錆びさせる原因となります。演奏後は必ずクリーニングスワブを管体内に通し、水滴をぬぐっておくという手間が重要です。

 サックスの重要な部品、パッドとコルクにも湿気対策は必要ですが、実を言うと重要なのは、湿気対策というより「乾燥対策」です。パッドもコルクもある程度水分を帯びているほうが好ましい状態です。適度に水分を含むことでしなやかさと弾力を保ち、息漏れを防いだり、キー操作のショックを和らげたりの役割を果たすことが出来ます。しかしパッドもコルクも、乾燥するとカチカチになってしまいます。そうなるとそれぞれの役割に支障が出てきます。一番避けたいケースが、ビシャビシャに濡れた状態からカラカラに乾燥し、またビシャビシャに湿るという繰り返しです。この最悪の繰り返しによって、ご想像通りパッドもコルクも曲がり、歪み、場合によっては「外れ」ます。こうなったら、もう入院です。
 梅雨から夏の時期にかけては、サックスを湿気の多い状態に放置することは避けてください。ただし過剰な乾燥や高温も良くありません。サックスケースに乾燥剤を入れる方がよくいますが、程度問題です。ケース内の余分な水分を吸収し、カビや雑菌の繁殖を防ぎ、嫌な臭いを防ぐ程度が適当です。乾燥しすぎないよう注意してください。サックスを車の車内やトランクに長期間放置するのも良くありません。この時期には、サックスのケースの蓋を開けた状態で部屋で保管する、というサックス奏者も少なくありません。

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Written By: sax on 2月 27, 2019 No Comment

サックスの重さは、ソプラノで1.4kg、アルトは2.6kg、テナーは3.6kg、バリトンは6.5kgくらいです。材質によってもちろん重さは変わりますが、一般的なサックスはこの重さのほとんどが管体やキー構造の素材「真鍮」の重さです。シャフトとポストをつなぐ部分等のネジには鋼が使われていますが、まあこれも金属です。そしてサックス素材の超マイナーチームがフェルトとコルクです。フェルトはカップなどの可動部の当り防止や開き調整に使われていますが、もうひとつの素材「コルク」はサックスの色々な部分で、多様な使い方をされています。
 サックスにとって一番大事なコルク、「運搬時固定用コルク」はあまり皆さんの目に触れないかもしれません。サックスが工場から出荷される際、輸送中の振動でキーが動いて、調整が狂ってしまうのを防ぐため、カップやキーにクサビ形のコルクを挟んで、可動部が動かないように固定します。これが「運搬時固定用コルク」です。このコルクによって、サックスは輸送時、すべてのトーンホールカップは閉じて固定された状態になっています。両手の8本の指を使ってキーを塞ぎ、最低音のB♭の音を出すときの状態です。

 コルクのもうひとつの役割は「当たり止め兼高さ調整」です。フェルトは金属の間に入って、それらが衝突して音を出すのを防ぐだけですが、クッション性に加えて軽く、ある程度の強度があるコルクは、その高さでキーの開き具合の調整にも使用されます。パームキーには無くてはならない存在で、ここのコルクが外れると、金属が当たってガシャガシャ音が出るだけでなく、キーが開き過ぎて音程が低くなってしまいます。パームキーのコルクが外れた時に、適当な大きさにワインのコルク等を切り刻んで、接着剤で張り付けるサックス奏者が少なくありませんが、キーの開きも調整しないと悲惨な音程になります。素人修理はお勧めしません。
 サックスコルクの花形(?)といえばネックコルクでしょう。ネックの先端でマウスピースを受け止め、息漏れさせずにマウスピースのエネルギーをサックス本体に伝達する、大事な役割のコルクです。雑に取り付けると、ネックとコルクの間に隙間が出来てサウンドの輪郭が甘くなったり、マウスピースがグラグラ動いてアンブシャが安定しなかったりと、ろくなことがありません。またネックコルクには、強度もクッション性も高い上質な天然コルクを使う事も大事です。コースターやピンナップボードに使われている、コルク材を粉砕&圧縮成型した圧縮コルクは、弾性、強度、気密性等、あらゆる面でサックス用には向いていません。同じような理由で、パームキーのコルクも圧縮コルクは不向きです。押さえた時の感覚に雲泥の差が出ます。天然コルクでも粗悪なものは経年劣化か激しいので要注意です。

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Written By: sax on 2月 13, 2019 No Comment

サックスという楽器はピカピカ・メカメカしてる割には、「色味」に欠ける工業製品です。楽器全般に渡って色味の豊富なものは多くはありませんが、歴史の古い楽器の「工芸的な美しさ」に比べ、サックスが放つオーラは直球的な「機能美」であり、アート性もベルの彫刻が担っている程度です。そんなサックスに、野に咲く小さな花のようなささやかな色味をもたらしているのが「フェルト」です。大げさですか?ならば、サックスの各所に散らばる、赤や緑のいくつかの小片が無くなってしまったら、サックスがいかに味気ない見栄えになってしまうか想像してください。あの緑や赤、結構決まってますよね。
 あらぬ方向から攻め始めましたが、サックスのフェルトは決して飾りではなく、機能上不可欠なものです。そして各メーカーが、味も素っ気も無い黒や自のフェルトを選ばないことは、サックスのデザインにフェルトの色がいかに貢献しているかを物語っていると思います (大げさですか?)。サックスでフェルトが使用されている場所は、左手小指のテーブルキーの連動接触面の衝撃緩和、左手フロントGキーやAキーのカップ接触面の衝突音防止と隙間調整、右手ハイEサイドキーの足の当り止め、Low C、B、B♭カップの開き調整用、といったところです。金属同士が当たる部分に薄いフェルト片を挟んで音や傷を防ぐ事と、円柱状の位置調整可能なフェルトで、トーンホールカップの開きの角度を決める事、そんな役割でフェルトは使われています。ちっちゃいフェルトシートが10枚以下、大小の円筒のフェルトが4個くらい、それがサックスのフェルトの全数です。

 フェルトはサックスにとって決してメジャーな部品ではありませんが、サックスからフェルトが無くなったらどうなるでしょう。キーを操作するたびにサックスが「ガチャガチャ」と激しい音を立て、各音の音程、特に低音部の音程はむちゃくちゃになるでしょう。「フェルトじゃなくても良いじゃん」、と言う方も居るでしょう。事実、欧州の楽器メーカーの多くが業績不振に陥つたとき、あのセルマー社がサックスのコルクやフェルトの代替え品として、「合成ゴム(のようなもの)」を使った時期があったそうです。古参のリペアマンさんの話しでは、それらの部品は貨物船の船倉での高温・高湿に耐え切れず、サックスが日本に付いたときには、ゴムが溶けてべったりと金属管体にくっ付いてしまっていたそうです。ある時期の日本のサックスリペアマンたちは、新品サックスのゴム剥がしに明け暮れた、という話しです。真偽のほどは定かではありません。
 コルクもフェルトも、欠損、劣化に気付き難い部品です。たまには自分のサックスのフェルトやコルクをじっくりと眺めて、その状態を確認してあげてください。

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Written By: sax on 9月 26, 2018 No Comment

楽器って、思わぬミスで故障させてしまう場合が少なくありません。サックスもそのメカの複雑さゆえに、「やっちまった!」というケースが多々見られます。サックス奏者が練習や本番で遭遇しがちな小さな故障と、その対処法や簡易修理道具についてお話しします。
 冬場にセーターなどを着こんで、モコモコの状態でサックスを吹いていると、ちょっとした動作で服にサックスの針バネが引っかかってしまい、バネの外れを起こしたり、ひどい場合にはバネがあらぬ方向に曲がってしまう場合があります。針バネの修理には普通「バネ掛け工具」を使用します。バネ掛け工具はバネを引っ掛ける「カギ」と、バネを押す「Y字溝」を有する棒状の工具で、ネット等で入手することが出来ます。とはいえ私たちは専門のリペアマンではないので、立派な工具は宝の持ち腐れになるでしょう。バネ掛け工具の代替えとして、100均で入手できる「編み物用のかぎ針」が使えます。かぎ針には「バネを押すY字溝」はありませんが、バネを押すのは指でも鉛筆でも可能です。狭いところから針バネの先端を引っ掛け、バネ受けの溝にはめるのは、指等では難しい作業ですが、編み物用のかぎ針で充分専用工具の代用が可能です。バネの外れの場合だけでなく、パッドの閉まりが弱いとか、クローズキーの開きのスピードが遅いとか、バネの強さを調整したい場合にもかぎ針は役に立ちます。かぎ針の先端で該当箇所のバネを外し、バネをしごいて曲がり具合を調整し、かぎ針でモノの位置に戻す。こんな調整もかぎ針があれば簡単です。

 バネが折れたりバネ受けが欠けるという、致命的な故障が突如演奏中に発生する場合もあります。バネが無いので、故障個所はブラブラとなります。こんなときに活躍するのは「ゴム」。輪ゴムよりも女性が髪の毛に使用する「ヘアゴム」が使い勝手が良いでしょう。使い方は故障個所によってそれぞれですが、壊れたバネの替わりの「張力」が再現できるように、ゴムをパッドのアームに引っ掛けて、ぐるりと回してどこかに止めたり(パッドを開ける場合)、逆にパッドを押し付けるように、ゴムを管体に巻きつけたり(パッドを閉める場合)、とゴムは大活躍です。ちょっとメカニズムに関するセンスが必要ですが、上手くゴムで修理できれば、サックスは演奏可能な状態になります。基本は「引っ掛けて」、「巻きつける」ですが、余計な部分を「避ける」のもコツのひとつです。
 パッドを押さえるコルクやフェルトの調整が狂う故障もあります。これらは調整ネジの締め具合で高さ調整をします。右手人差し指キーとBisパッドの連携の調整コルクには小さめのマイナス時計ドライバー、ペル部のパッドの「開き具合」を決めるフェルトの高さ調整には大きめのマイナスドライバーかコインがあると便利です。このへんになると、故障個所を見つけるのにちょっとノウハウが必要かもしれません。

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Written By: sax on 7月 25, 2018 No Comment

先日は、「新品のサックスは美しい」というところから、サックスのビジュアルの経年変化についてお話ししましたが、今回は同じ経年変化でも、「成長」や「熟成」等のポジティブな面について考えてみたいと思います。
 ピッカピカの新品のサックス。見た目の美しさも素晴らしいですが、楽器としても、工業製品としても、生まれたての赤ちゃんに他なりません。新品のサックスを購入したあなたは、この子の将来を見据え、適切に育て、長い年月を付き合っていかねばなりません。楽器屋さんから新品のサックスを自宅に持ち帰ったとき、一番に気を付けてあげたいのが環境の変化です。そのサックスが製造された工場とあなたの自宅、また練習するスタジオでは、湿度や空気の環境条件がまるで違います。金属製品を扱う工場では、適温、適湿、清浄な空気で金属材料の劣化を防いでいます。それに比べ、日本の住環境は、過剰な湿度、局所的な高温、排気ガスの混じった空気など、赤ちゃんサックスには大変過酷な環境です。未来永劫とは言いません、せめて「楽器の慣らし期間」の数か月の間だけでも、高温や湿気を避け、排気ガスや硫黄系のガスが空気に混じっていそうな場所に、楽器を長時間さらさないようにしてください。この気遣いによって、サックスの金属表面に正しい「酸化被膜」が形成され、その後の腐食への耐性が作られます。具体的な方策としては、雨の日はなるべく持ち歩かない、とか、高温になる車のトランク内に長時間放置しない、とか、練習の後の水分は管体内部もパッド面もしっかり拭き取る、等々です。

 新品サックスには「慣らし」が必要です。メカニズムの稼働部品の動きをスムースに馴染ませるため、最低音から最高音までの半音階をゆっくりと、力を入れずに繰り返しましょう。音の大きさはメゾフォルテです。管体全体が響くような、艶のある音が出るように吹くのが良いでしょう。新品の楽器は「動く事」、「音が出る事」に慣れていませんので、ゆっくりとこれらを覚え込ませる感覚です。同時にあなたもその楽器の癖や、苦手部分、良い部分などの「楽器の個性」を理解していきましょう。長い付き合いを維持するには、このスタートの時期は大切だと思います。
 慣らし期間は基礎練習だけ、という訳ではありません。楽器が良いほうに成長するための練習を積極的に取り入れましょう、という程度です。慣らし期間は3か月から半年程度で充分です。慣らし期間に避けたいことは、「指に必要以上の力を入れてキーを押さえる」、「ネックや管体内部、パッド上の水分を放置する」、「細かいホコリが飛んでいるような、風のある日の野外練習」、「特定の音域だけを大きな音量で繰り返し演奏する」など等です。そして慣らしが終わったと思ったら、一回リペアマンにバランス調整を頼みましょう。これで新品の赤ちゃんサックスは、あなたの相棒としての「少年」程度に成長しています。もちろん、相棒としての「あなた」も成長しているはずです。

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Written By: sax on 7月 18, 2018 No Comment

サックスはとても「見た目」が良い楽器だと思います。サックス吹きが自ら言うのもなんですが、数ある美しい楽器の中でも、断トツに美しいと思います。「メカメカ」しくて、「ピカピカ」してて、眺めてるだけでうっとりしてしまいますよね。そんな「美しい」サックスだからこそ、容姿の劣化はとても心が痛みます。 しかし金属加工+表面処理の工業製品ですので、経年劣化は必ず現れます。
 一番早くに現れる容姿の劣化は、「光沢面のクモリ」でしょうか。買ったばかりの頃は鏡のように周りを映し込むほどピカピカだったのに、しばらくして気が付くと映り込みが、もやもやと曇っています。これはほとんどの場合、磨き過ぎが原因です。大事にするがあまり、必要以上に表面をクロスやガーゼで擦り過ぎると、表面が早く「曇り」ます。「磨く」は「擦る」と同じです。知らず知らずのうちにサックスの表面を擦ってしまっていませんか?また表面のラッカー自身も徐々に劣化します。傷がラッカーを剥がして、内部の金属を空気に触れさせたり、ラッカー塗布前に洗浄しきれなかった汚れ等から、内部の金属が酸化します。酸化は錆となり、周りに広がっていきます。ラッカーの下の錆は、ラッカーを浮かしたり、変色させ、黒ずんだシミとなります。ラッカーの塗布が均一でない場合も、このようなシミを発生させます。ラッカーは外側からの紫外線や、空気中の硫黄成分や水分などにさらされることでも劣化が進みます。外からの刺激の場合は、比較的広い範囲でのシミになるようです。ラッカー関連の劣化を防ぐには、金メッキや銀メッキの「プレート仕上げ」のサックスを買うしかありません。ゴールドプレートの楽器の表面は、何もしなくてもほとんど劣化しません。

 長い期間使用しているラッカー塗装のサックスは、「焼け」というものが避けられません。局所的なシミではなく、ラッカーそのものの経年変化で色や光沢が変化して来ます。この「ラッカー焼け」は広い範囲で起こるので、「容姿の劣化」とは見なさず、「味が出てきた」と肯定的にとらえるサックス奏者も多いようです。しかしこれはあくまでもジャズ・ポップス系のサック奏者の意見であり、クラシック系のサックス奏者は、「ラッカーの変質でサウンドが変わる」と言って、サックスを買い替えることも多いようです。確かにクラッシックのサックスアンサンブルで、サビだらけの焼けたサックスを吹いている奏者はあまり見ない気がします。ハードラバー(エボナイト)製のマウスピースも、経年変化で白濁するものがあります。このような経年変化もどうしようもないようです。
 サックスは演奏の為にべたべた触りまくりますので、管体表面への手脂の付着はしようがありません。演奏が終わったら、なるべく擦り過ぎず、油分だけを優しく拭き取り、擦らず、ぶっけず、ケースに仕舞いましょう。なんて、私はあまり気にしていません。成るがままにするのも愛ではないだろうか、と言い訳してます。(汗

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Written By: sax on 6月 20, 2018 No Comment

他の楽器にも言える事ですが、サックスを吹くという事は、その道を究める長い旅でしょう。そして、道には必ず経験豊かな「先輩」が先を歩いており、後から来るものに適切なアドバイスをくれます。そんな先輩たちに私たちは憧れます。先輩は、「モノの見分け方」を良く知っています。野草の達人が毒キノコの見分け方を教えてくれるように、「サックス吹きがしてはいけない事」を沢山教えてくれます。私が多くの先輩から教えていただいた、毒キノコの見分け方(?)をほんの少しお伝えします。
 リペアマンの巨匠は、かなり独断型に我々の道具を否定します。私は使っているスワブを3回ほど、色々なリペアマンさんに否定されました。特に製品名を挙げることはしませんが、「毛羽」、「繊維」、「事故対応」に関して、スワブの良し悪しが決まるそうです。「使っていて少しでも毛や繊維がスワブから落ちる物は使っちゃダメ」、また「管体にスワブが詰まった時に、逆に引き出せないスワブは要注意」、だそうです。細かい繊維はトーンホールの縁とパッドの間にくっ付き、空気漏れの原因となるそうです。目に見えない程の細かい繊維が一番厄介で、分解しないと分からない場合もあるそうです。逆引きの紐の無いスワブは管内のオクターブパイプに絡んでしまった場合、スワブを「破壊」しないと取れません。いずれにしろ、悪いスワブは「修理代」を発生させます。

 悪いリードの話しも沢山聞きました。「皮に黒いしみが多いと鳴らない/鳴る」、「黄色より茶色が濃いほうが鳴る/鳴らない」、「光にかざして、透ける光が左右対称なら鳴る」など等。そう、これなら鳴る、が鳴らないと言われる場合も数多く、何か何だか信用できません。真理かなと思ったコメントは、「鳴らないリードは、何をやっても鳴らない」かもしれません。削ったり、形を整えたりしても、「抜群の鳴り」には届かない事がほとんどです。
 楽器本体やケースについても、先輩方の名言は沢山あります。「持って、振って、カチャカチヤ音がするサックスはダメ」とか、「サックスを前倒しの水平にし、下側から覗いて管体が曲がっていたら、そのサックスはダメ」、「各キーの戻る力が極端にばらついているサックスは要注意」、「ネックを手で撫でて、どこか出っ張りを感じたら、そのネックは変形している」などというサックスの見分け方。「蓋を開けて、その蓋が簡単にねじれるサックスケースは強度不足」、「サックスを入れて、振って、力夕力夕と中でサックスが動くようなら、そのケースは買わぬが吉」、「ベルトの金具や開閉金具がツルッツルではなく、ブツブツの表面だったら、強度不足の金属の可能性あり」など等、どれも良く考えれば理に適ったアドバイスです。先輩方の講釈には良く耳を傾け、しっかりと取捨選択して(笑)自分の役に立てましょう。

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Written By: sax on 5月 23, 2018 No Comment

サックス奏者が絶対に起こってほしくない事故は、「自分のサックスが車に轢かれてペシャンコになる」でしょうか(?)。その次位のレベル(?)のアクシデントが、「サックスの盗難」でしょう。決して遭遇したくない、このアクシデントについて考えましょう。

冒頭から怖いことを話すようで恐縮ですが、皆さんはリハーサルスタジオやカラオケ店で個人練習をするとき、自分のサックスやその周りの物の「盗難」に注意を払っていますか?さすがにサックス本体の「置き引き」の話しはあまり聞きませんが、マウスピースやメトロノーム、チューナーや録音機の盗難は、決して珍しい話ではありません。一般的にスタジオやカラオケ店の個室には鍵は着いていません。あなたがトイレに行った時、一服しに喫煙室に行ってる間、ロビーでコーヒー休憩しながらスマホでメールを打っているとき、あなたのサックスもマウスピースも、すべての持ち物は「無防備」なのです。部屋がいくつもある大きなスタジオやカラオケ店では、あなたの「留守」を見計らって、不届き者がこっそり部屋に入っても、誰にも見とがめられない確率は高いでしょう。昔は「スタジオ荒らし」は決して珍しくなく、利用者は細心の注意を払っていました。監視カメラが発達した現代でも、その手の悪行は無くなりはしないようですし、たとえ犯人を特定できる手段があっても、そこまでお店側か対応してくれるかの問題もあります。練習個室を離れるときは、大事なものは身に着けて出て行くか、分かり難いようにケースや大きなカバンの中に仕舞っておくのが得策です。

 

 サックスを電車の網棚に置き忘れて、後で気が付いたが出てこなかった。駐車場で車上荒らしにあい、トランクに入れておいたサックスが盗られた。野外ライブに出演し、バンド用の楽器置き場に置いておいた楽器が、いつの間にか無くなった。など等。みんな、「有り得る」悲しい話です。楽器が盗難にあったら、当然警察に盗難届を出します。楽器のシリアル番号は重要な情報です。写真や形状の特徴、モデル名、ケースのメーカー等も役に立ちます。とはいえ警察もあなたのサックスの為だけに仕事をしてくれるわけではありません。近隣の質屋さんや中古楽器買取りの店に情報を提供し、その楽器が持ち込まれたら連絡を欲しい旨お願いをしておくのも良いでしょう。SNSで情報を拡散するのも最近の常とう手段です。楽器保険も各損保保険会社が扱っていますが、保険料が出てもあなたのサックスは戻りません。ましてやヴィンテージサックスの場合は、保険会社からお金をもらっても、もうどうにもなるものではありません。保険金で同等品は買えても、あなたが吹いていたあの楽器ではないのですから。

所有する楽器が盗難にあえば、それは身を切られるほどの辛さでしょう。まずは絶対に目を離さない。目を離すときには絶対に取られない、チェーンロックやアラーム等の工夫をする。シリアル番号の控えや写真など、盗難届の際の資料の準備をしておく。今日の話しを聞いて、少しでも注意していただければ幸いです。

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Written By: sax on 5月 9, 2018 No Comment

サックス奏者の中には、サックス好きが高じて、サックスの調整や修理、改造に手を出す方々が少なくありません。そんなサックス奏者のサックスケースの中には、「何故?」と言いたくなるような工具や部品が入っていたりします。いわく、「突然の故障や不具合にも、いつでも対応出来るよう、工具や部品を持ち歩いている。」、とのこと。かなりの大掛かりな調整や修理も、DIY精神を発揮し自分でやってしまうようです。そんなマニアックサックス奏者仲間への「お誘い」として、サックスの調整・修理についてお話しします。

 ぶつけたり、倒したりしてサックス管体に出来た「打痕」、いわゆる凹みは、裏側から押すことで直します。長くて丈夫な「芯金」という金属棒を固定し、その先端に磨き上げた金属球(テントボール)を取り付けます。そしてサックスの管体を手で持って芯金を内側に差し込んでいき、凹んだ部分に芯金の先端の金属球を擦りつけて、内側の凹みを外へ押し出します。感が勝負の難しい作業です。また芯金でなく、「マグネットデントボール」という道具で直す方法もあります。強力な磁石と大きさの違う超硬金属ボールがセットになったもので、管体の外側に磁石、内側には金属ボールを当て、両者がくっ付こうとする力で凹みを潰していきます。サックス管体の金属の凹みを平らにしてしまうほどの強力な磁気ですので、使うときには細心の注意が必要です。最近では人間の手術に使うカテーテルとステントのような凹み修理道具もあるようです。凹みの場所まで管を差し込み、根元の機械のペダルを踏むと管の先端の部分が膨らみ、管体を内側から押し出します。

 テナーサックスの場合、最高音のF♯キーは無くても替え指で対応出来ます。逆にF♯キーが有ることで、楽器が重くなり響きに影響が出るとか、F♯のトーンホールで倍音が少なくなる、等の理由で「F♯キーを取ってしまう」改造が珍しくありません。F♯キーのメカニズムは意外に簡単に取り外せます。難しいのはパッドが無くなって開放になってしまったF♯トーンホールの塞ぎです。トーンホールにピッタリとした円形の銅板をロウ付けして穴をぴったり塞ぎます。銅板は管体内側の表面に凹凸無く付けなければいけませんので、管体の曲面に合った円弧を描いていなければなりません。ちょっと難しいかな?
 サックス奏者の多くの方が「やりたい!」のがパッド(タンポ)交換でしょうか。パッドの交換には、交換するパッド、熱で溶ける接着剤のシェラック、炎るバーナー、パッドを平たく押さえるタンポヘラ、トーンホールとパッドの間の隙間を確認するリークライト、等が必要です。比較的頻繁に交換が必要な高音部のトーンホールのパッドは、多くのキーが独立していますし、パッドもトーンホールも小さいので、交換はそんなに難しくありません。挑戦する価値はあると思います。
 サックスの修理・調整・改造の道具は、ほとんどネットから入手可能です。どうですか?やる気になりました?

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