サックス 演奏

さあ、ITに頼ろう!



皆さんはサックスの練習に、どんな機材や道具を使っていますか?メトロノーム?ふんふん、テンポの確認には不可欠ですよね。チューナー?もうチューニングはピアノの音からするひとはほとんどいませんね。チューニングメーターで確認しながら音程を合わせるのが一般的です。青本(ジャズスタンダード名曲集)?スタンダード曲の練習やセッションには必須ですよね。皆さんの楽器ケースや練習用バッグのなかには、このような道具がいつも入っていて、日夜、サックスの上達に励んでいるのでしょう。しかし、もっと便利で効果的な練習法が、どんどん取り入れられています。それは、「ITデバイス」を使った練習です。日常の私たちの生活をもがらりと変革させている現代のIT技術は、音楽の練習にも積極的に取り入れられています。

 ひとりで曲を練習するときには、「マイナスワン」と呼ばれる、リズムセクション(ドラム・ベース・ピアノ)のみが入った録音音源が必須です。有名どころでは「ジェイミー」シリーズの楽譜集に付属のCD、また色んな楽譜本や教則本にマイナスワンの録音を収録したCDが付いて来ます。みんなそれらを使って、「ひとりセッション」で腕を磨きます。しかし今は、伴奏を自動生成してくれるPCソフトやスマホアプリが沢山あります。代表的な「I Real b」(iPhone、iPad、Andoroid、MacOS等に対応)では、千曲以上のジャズスタンダードの伴奏をしてくれます。キーやテンポの変更はもちろん可能。演奏中にコード譜の上に、「今ここ」のサインまで出してくれます。もちろん自分でコード譜を入力し、「特定のコードパターンの特訓」や「既存データに入っていない曲」の練習も可能です。各パートの伴奏のパターンも割とセンスが良いので、「これが自動生成?」と思うくらい、気分良く吹ける伴奏です。
 伴奏をiPhoneやスマホに頼んだら、今度は重い「楽譜本」もなんとかしたいですよね。昔から有名な「ジャズスタンダードブック」、青本や、最近では「黒本(ジャズスタンダードバイブル)」と呼ばれる楽譜本がありますが、両者とも沢山の曲をカバーしているので決して薄い本ではありません。もしこれらを、「重いなあ」と思ったら、スキャナーでスキャンしてpdfデータにし、iPad等のタブレット型PCに入れてしまうという手があります。タブレットPCなら、何百曲入れても重さは変わりません。
 メトロノームやチューニングメーターも、スマホアプリで沢山出ています。サックスの練習もIT化の時代です。是非、「楽で効率的な独自の練習法」をITデバイスで実現してみてください。
残り30名様 AIZENより、春のこだわりプレゼント!
スペシャル4大特典プレゼントキャンペーン開催中

詳しくはこちら

関連記事

  1. サックス マウスピース

    音色を表現する言葉

    サックス奏者は楽器やマウスピースの、固有の音質に非常に注目します。ま…

  2. サックス 練習・レッスン

    サックスの苦手なスケール

    さて皆さん、メジャースケール、マイナースケールを12キー全部で吹けま…

  3. サックス 練習・レッスン

    何故何故くん、で上達

    楽器の演奏は、少し前なら(今でも?)「習い事」の範疇でした。ピアノの…

  4. サックス 演奏

    休みの勧め

    管楽器の練習で一番大事な注意点をご存知ですか?これに気を付けない…

  5. サックス 本体

    チューナーを使っても音程が悪い!

    サックス吹きの皆さん。特にアンサンブルやバンドの形式で合奏をしてい…

  6. サックス 練習・レッスン

    おすすめサックス教則本

    近年、初心者向けのサックス教室ばかりでなく、オンラインでのプロの奏者に…

previous arrow
next arrow
Slider

最近の記事

アーカイブ

2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
PAGE TOP