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フィニッシュで決まるサックスのサウンド

Written By: sax on 4月 23, 2011 6,742 Comments

サックスの場合、「フィニッシュ」というのはサックス全体の表面仕上げ、つまりラッカーの質やメッキ加工の「表面仕上げ」の方法を指します。

かつてはイエローラッカーによる塗装仕上げか、金メッキか銀メッキの「プレート仕上げ」くらいでしたが、技術の進歩によって現代では非常に多様な「フィニッシュ」が可能となり、各種のサックスのバリエーションが世に出ています。何故そんなに多様なフィニッシュが開発されているのか?

それはフィニッシュによってそのサックスのサウンドが変わるからです。サックスは管体の中の空気の振動で発音しますが、それが管体の金属を振動させそのサックス独特のサウンドとなります。

管体の素材は一般的に真鍮(銅の合金)ですが、最近では特殊な金属配合の真鍮や、洋白と呼ばれる銅と亜鉛の合金や、スターリング・シルバーと呼ばれる銀純度92.5%の銀を管体に使ったサックスも出ています。管体の素材まで話し始めるときりが無いので、まずはラッカーの話から始めましょう。

ラッカーというのは、実は「塗料の総称」みたいなものでして、日本の漆もラッカーの一種です。サックスのフィニッシュには一般的にはアクリル系ラッカーが使用されていますが、またその色や成分、塗る厚さ等には各メーカーの個性があります。

ラッカーフィニッシュであれば、「振動」という面ではほぼ同等のはずなのですが、イエローラッカー、ゴールドラッカー、アンティークラッカー、ブラックラッカー、マットラッカー、シルバーラッカー等、めまいがするほどの多様なラッカーフィニッシュがあり、各々サウンドが何か違うんです。

簡単に言ってしまうと、「シブく見える色の楽器」は概して「シブい」サウンドを出してくれます。要は、「見た目はかなりサウンドに影響している」と考えて良いのではないかと思います。各サックスメーカーだって、お客様が選びやすいように、各製品の個性を上手く調整し、表現しているのだと思います。

ラッカーを語るとき、見た目だけでなく、その「厚さ」にも言及しなくてはなりません。所謂ヴィンテージサックスの雄、アメセル・マークVIは、同時期のフランスセルマーよりラッカーの塗りの厚さが薄く、乾燥も自然乾燥だったと言われています。

そしてそれゆえに、アメセルの特徴である、あの抜けの良い、暖かなサウンドが出ているのだともいわれています。「ラッカーはサックスのサウンドを重くする」という論理で、最近では管体素材そのままで、ラッカーを掛けない「アンラッカー」というフィニッシュもジャズサックス界では人気になっています。

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