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10月 2013

Written By: user on 10月 28, 2013 No Comment
マウスピースリペア

マウスピースの先端が欠けた、バイトプレート(前歯の当たる部分)が削れたので直したい等、マウスピースに関するトラブルの場合、サックスのリペアマンに相談しても、「すみません。専門外なんで」、と断られる場合があります。サックス等管楽器の修理・調整の技術と、サックスやクラリネット等のリード楽器のマウスピースの修理・調整は、まったく異なる技術です。管楽器全体の調整も修理も、「正解のある作業」であり、方法や手順にはバリエーションがありますが、結果的に目指す結果は見えています。そしてその発見方法や修理方法を、ちゃんと体系立てて教育してくれる学校も、また教育方法も確立しています。しかしマウスピースの修復、また調整に関しては、「正解の無い技術」、とその専門家達自身が言っているほど、感性的で未確立の技術の部分が多くあるのです。
 マウスピースの形状の各部分は複雑に相互に関連しあい、最終的にそのマウスピースのサウンドや吹奏感の個性を作り出しています。例えばマウスピースの左右の壁、サイドレールと呼ばれるこの部分は、「シャープなエッジ、左右均一なレール幅と傷の無い表面」、がマウスピースを選ぶ際の「基本」とされていますが、例えば凄く良く鳴るヴィンテージ・マウスピースのサイドレールが、左右非対称であったりすることが少なくありません。これを「やっぱり左右対称が基本だから」と言って、削って直したりしたら、そのマウスピースは全く使い物にならなくなってしまうでしょう。また新品のマウスピースは、そのメーカーが自信を持って市場に流通させている「商品」です。基本的にメーカーとして「完成」したものを出荷しています。しかし、マウスピース調整を専門とする技術者にチューニングを依頼すると、そのマウスピースは別物のような鳴りをする、変身をとげるでしょう。それはマウスピース・チューナーである職人さんと、あなたの希望とが実現した、新しいマウスピースなのです。多分、調整する技術者が違う人であれば、違うチューニングを施すはずです。マウスピースの調整の技術は、それほど経験と勘、そしてマウスピースに対する哲学に支えられています。
このように「絶対的」な修理・調整が存在しないマウスピースという部品は、その性質上、「絶対正解な製品」も存在しないのかもしれません。しかし構造上、また仕上げ上の絶対値こそ無いかもしれませんが、プレーヤーである「あなた」が気に入ったマウスピースが、多分「あなたにとって最高のマウスピース」なのだと思います。

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Written By: user on 10月 25, 2013 No Comment
楽譜を書こう

楽器をやっていると、切っても切れないのが楽譜です。「読めない」、「書けない」、「読みながら演奏できない」、などと言いながらも、音楽の旋律、コードを「正しく簡潔に伝達」するのは楽譜以外にないでしょう。今日は楽譜についてのよもやま話をば。
 ビッグバンド、ブラスバンド、サックス・アンサンブルの方々は、「売り譜」という言葉をご存知かと思います。その名の通り、「売っている楽譜」、印刷された状態で全パートが揃った状態の楽譜集です。版元やアレンジャーの違いによって、同じ曲でも多くののバリエーションが出版されています。デジタル化された現在では、「データ販売」もされていますが、昔は、「音楽出版」という商売が音楽界の中心的存在でした。クラッシック音楽現役の時代は、作曲家と出版社は強固な関係を持っていました。「印刷物」として売られている「売り譜」は、書籍や書類の一般的サイズであるB5判やA4判等の一般的サイズとは異なる、独特のサイズで印刷されています。理由はもちろん「コピーを防ぐ」ためです。多くの場合、基本的に楽譜のコピーは違法ですのでご注意ください。そんな関係で、楽器屋さんで売っている五線紙(楽譜用紙)も変なサイズがあります。最近ではノートサイズや雑誌サイズの五線紙も多いようですが、ケント紙系の厚手の五線紙は変形判が多いようです。10段、12段、両面・片面、スコア用等で区別があります。
皆さんは楽譜をどんな筆記具で書きますか?ま、鉛筆やボールペンが普通ですよね。楽譜には「自分用」と「他人にも見せる用」、そして「他人用」の三種があります。また「参考用」と「ガッツリ演奏用」と区別することも出来るでしょう。前者は暗譜前提の参考程度、後者はビッグバンド等で「初見で演奏(知らない曲を楽譜だけを見て、すぐに合奏する事)」するための、誰でもが見易い楽譜です。誰でもが見易い、ということを前提にする場合は、やはりきれいなオタマジャクシや、見易い尻尾、しっかりと形が分かる休符等である必要があります。コンピューターによる楽譜作りが主流ですので、「筆記具」に頓着する必然性は少なくなりましたが、記譜専用の「写譜ペン」というものがあります。要は「幅広の万年筆」で、幅広のほうでは2mmほど、狭いほうでは普通の0.5mmほどの線がいっきに引けます。このペンで楽譜を書くと、音符のオタマジャクシや符尾が簡単に、また見易く、きれいになります。万年筆タイプのものはちょっとした高級品ですが、最近ではフェルトペン・タイプの写譜ペンも売っています。是非お試しを。

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Written By: user on 10月 21, 2013 No Comment
暗譜法の色々

音楽をやることと、楽譜を使うことは切り離せない行為でしょう。楽譜を読むことに加え、楽譜を覚える「暗譜」も必要な能力でしょう。暗譜の方法は、かなり人によっても違うようです。いくつかの暗譜方法をご紹介しましょう。
 暗譜の一番一般的な方法は、ドレミで歌を覚えることでしょう。ただし♯や♭の付く音符は皆さん独自な方法を開発しているようです。ファ♯は「ファ」と覚えるが、頭の中では「♯」を着けて覚える、とかの工夫です。実はこの工夫には「標準」があります。イギリスのグラヴァーが19世紀のはじめに考案し、1840年ごろにカーウェンが完成した、移動ドによる音階の読み方で、トニック・ソルファ法と呼ばれる方法です。これは多くのミュージシャンが「移動ド」のマスター方法として利用しています。読み方は、♯系は母音にイを用いて、下から上へ、ド、ディ、レ、リ、ミ、ファ、フィ、ソ、ヒ、ラ、キ、シ、ド、となります。♭系は母音にオを用いて、上から下へ、ド、シ、ト、ラ、ホ、ソ、ノ、ファ、ミ、モ、レ、ロ、ド、となります。この読み方の亜流は数多くあります。ま、自分なりのルールを作ってしまうのも悪くないと思います。慣れれば簡単にすべての楽譜を謳うことが出来ます。自分にさえ分かれば良い訳ですので、是非お試しください。これが発展して「移動ド」をマスターすると、どんな曲でも12キーで吹ける、アルトだろうがテナーだろうが、フルートだろうが正しい音で吹ける、というメリットが付いてきます。
 もうひとつの暗譜の主流派は、「グラフィック法」とでも言いましょうか、「目から入ったイメージで覚える」方法です。楽譜の見た目、目に入ってきた画像を「絵」で覚えます。とはいえ、楽譜のシミや表現記号等は覚えなくても良いでしょう。五線と音符の位置、音符の尻尾の形をざっくりと覚えます。このとき、やはり「第一線と第二線の間はミ、二線と三線の間はド」、というような、画像プラスアルファの記憶を補助にする必要はあるようです。
最後に紹介するのは、コンボジャズ系のサックスプレーヤーには「超主流」と言われている方法、「指で覚える」です。音楽全体を頭で覚えておく必要はありますが、俗に言う「体が覚えている」というやつです。ただし、この方法を目指して、というのは現実的ではないでしょう。何度も何度も繰り返し練習して、その結果「覚えてしまった」というのが現実だと思います。

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Written By: user on 10月 18, 2013 No Comment
サックス吹き向けの細か過ぎる注意

サックスのお手入れ方法は色々紹介されています。しかし、「しないほうが良い事」、は意外と教えてくれる人が多くありません。通常はレッスンの先生に教えてもらったり、リペアマンさんとのよもやま話で聞かされたりします。今日の話は、はっきり言って「めっちゃ細かい」ですよ!
 サックスのタンポ(パッド)の水分の拭き取りや、流れ出た水分で濡れた手を拭くときに、ティッシュペーパーを使ってる方はいませんか?アウトです。出来る事ならサックスを持っているときは、ティッシュで鼻をかむのも控えてください。ま、これは言い過ぎとは思いますが、ティッシュの柔らかさを出している「繊維」は、実はサックスの大敵です。例えばパッドの水分をティッシュで拭き取ろうとしたとしましょう。ふわふわのティッシュからは、細かい紙の繊維がはらはらと出てきます。その繊維は濡れたパッドに当然のごとくペッタリと付着してしまいます。細かい紙の繊維がパッドに付着するとどうなるか。はい、トーンホールとパッドの間に繊維が挟まり、パッドの密閉度が低下します。そして空気が漏れ、サックスがちゃんと機能しなくなってしまいます。「なんて大袈裟な」、とおっしゃる皆さん、目に見えないような2・3本の繊維なら無視できるかもしれませんが、「塵も積もれば山」です。2、3回ティッシュでパッドを拭けば、無視できないほどの繊維が周辺に溜まります。パッドの表面に、またトーンホールのエッジ周辺に溜まった繊維は、相当に慎重に拭き取らない限り、そこに居続けて、仲間を呼び込み続けます。「繊維」ってやつは、サックスの大敵なのです。怖いのはティッシュだけではありません。フワフワの掃除棒や繊維が剥がれ易いクロス類も要注意です。
最後にまたティッシュ批判です。別に恨みがあるわけではありません、悪しからず。ティッシュでサックスの表面をゴシゴシ拭いて、手垢を取る人、手を挙げてください。はい、イエローカードです。その動作の結果を例えるならば、サックスの表面を紙やすりで削っているのと同じです。せめて水で濡らして硬く絞ったティッシュで優しく拭いてください。出来れば専用のワイピング・クロスを使うのが良いでしょう。どんな素材でも、ゴシゴシ=「ヤスリで擦る」に他成りません。

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Written By: user on 10月 14, 2013 No Comment
なんとあれがサックスの仲間

1840年代にベルギーの管楽器製作者、アドルフ・サックス(Antoine-Joseph “Adolphe” Sax)によって発明されたのがサックスです。しかし天才アドルフは、サックスばかりでなく、その円錐状の管が大きな音を出せることに目を付け、多くの金管楽器も設計し製造しました。それらの金管楽器は「サクソルン族」と呼ばれ、サックスと同様に音域別の楽器バリエーションと、音質の統一が図られています。ま、サックスの親戚です。
 有名なサクソルンは「コルネット」と「フリューゲルホルン」です。バルブの着いた仲間のトランペットがストレート管で出来ているのに対し、コルネットとフリューゲルホルンは円錐のパイプで出来ています。それゆえに「甘く柔らかい音質」が実現されています。ここで気が付いていただけましたでしょうか?そうです、「円錐管ででかい音」というサキソフォンで成功したアドルフの目論見は、金管楽器では失敗だったのです。うーん、残念!
 サクソルン族楽器は軍楽隊で主に活躍しました。イギリス、フランス、ドイツの軍楽隊では、ある時代、サクソルン族で楽器を揃えていた時代もあるそうです。著名なサクソルン属には、コルネット、フリューゲルホルンのほか、アルトホルン、テナーホルン、バリトンホルン、ユーフォニアム、チューバ等があります。サクソルンの特徴は、B♭とE♭の2種類に集約された調と、大きさの異なる、異なる音域のそれぞれの楽器の間での統一感のある音色です。アドルフが接消した楽器ばかりでなく、サクソルン族の多くの楽器はより良い音質と操作性を追求し、改良の重ねられでいます。しかしアドルフ・サックスの意図でもある、音質の連続性・類似性という特徴は完全には失われること無く、とくにイギリス・スタイルの金管バンドにおいてオルガンの様な重厚な音を生み出しています。
そうです。サックスの重要な特徴は統一感、音質の連続性なんですね。ジャズやロックのサックスにばかり気を取られていると、その本来の特徴を忘れがちです。クラッシックのサックス四重奏、五重奏では、楽器の音域の繋ぎ目が分からなくなるほど統一された音質で、メンバーの皆さんが吹いてます。個性の主張も良いですが、個性の融合もサックスの得意技です。サックスって本当に奥が深いですね。

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Written By: user on 10月 11, 2013 No Comment
フラジオについて

「フラジオ」、ある意味憧れすら感じる言葉ですね。F♯より上の高音域の音を使って、プロのサックスプレーヤーが何の違和感も無く高速フレーズを吹いているのなんかをきいちゃうと、「だめだね!俺には無理!」って思っちゃいますよね。かく言う私も、フラジオは苦手中の苦手です。高いAが演奏に取り入れられる限界です。しかもフレーズは無理。「一発長延ばし」が精いっぱいです。ということで、フラジオの話しっ!
 サックスやクラリネットでは、標準運指音以上の高音域の音を、アルティッシモやフラジオレット、またはフラジオなどと呼びます。雑誌のフラジオ運指表を見て、簡単に出せてしまう初心者もいます。また、どうやっても出せない上級者もいます。そんな訳もあって、吹く気すら無いサックス奏者も少なくありません。しかし近年ではこのフラジオ領域の音は多くのポップス系サックス奏者、またジャズ奏者の間で多用されています。あるサックスの大先生が言われました。「サックスは音が出るのではなく、奏者の意図で鳴らす楽器です。」、と。そう意味からいうと、フラジオは出せて当たり前、出せなければサックスの機能を最大限使っていないということになるらしいです。
 フラジオの練習の基本は「オーバートーン」の練習です。指を全部塞いだ、「シ♭」の状態で、喉や唇のコントロールで上の音程の倍音を出していきます。最初はがんばっても3種の倍音くらいしか出ないかもしれません。「シ」、「ド」、「ド♯」の指でも同じ練習をしましょう。ポイントは「きれいな音を出すよう心掛ける」ことです。この練習はフラジオ音域だけでなく、全音域の音質の向上や安定に有効な練習です。6個も7個も倍音が出るよう、がんばってください。
フラジオの指使いは、一般的にバリトン、テナー、アルトと楽器によって異なります。もっと言えば、人の知らない運指でフラジオ音域を出しているプレーヤーは沢山います。自分が出し易い指を探すのももちろんですが、同時に、フラジオが出し難い楽器、マウスピース、またセッティングがあることも理解してください。マウスピースを替えたら、またサックスを買い替えたら、急にフラジオが当たるようになった、という話は珍しい話ではありません。

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Written By: user on 10月 7, 2013 No Comment
サックス吹きの紳士的作法

管楽器奏者の一般的な性格傾向を分析すると、「トランペット奏者:とにかく明朗快活、しかも頭の回転が速い。細かいことは気にしない。」、「トロンボーン奏者:温厚で人当たりが良いが、実は音楽職人的な所がある。秘めた鋭さを感じさせる切れ者。」、「サックス奏者:かなり真面目でおとなしめな人が多い。学校の成績はかなり優秀。一見暗めだが、実は結構気さくで暗くはない。」、となるそうです。ということで「サックス吹きは真面目」ということなので、サックス吹きの皆さんに、サックス吹きとして正当な紳士的、かつ真面目な態度を常にとっていただき、サックス吹きの評判を落とすことの無いように、いくつかの重点注意項目を挙げさせていただきます。
 まず第一は「唾の処理」です。正確には楽器内部に溜まった水分の処理ですが、トランペット奏者やトロンボーン奏者は、最近は足元に置いた「吸水シート」に唾(ほんとは唾じゃないですよ!)を吸い取らせるのが一般的です。または灰皿等の「お皿」に貯めて、後で捨てる、というのも良いマナーの金管奏者です。あたり構わず、唾を垂らしまくる金管奏者、なんてのはもう過去の遺物かもしれません。ではサックス紳士のお作法はどうすべきでしょう。難しい道具や手間は何もいりません。ポケットからハンカチを取り出し、サックスのベルの下側あてがい、ゆっくりとサックスを傾けて唾をハンカチに吸わせるのです。ハンカチは逆側に折りたたんで、またポケットに仕舞いましょう。唾じゃないから汚くないですよ。唾が多めの人は専用タオルを用意するのも良いでしょう。決して床になんか垂らさないでくださいね。マナー違反です。
紳士は周りにも配慮します。サックスは「長い」ので、椅子の上に横置きにしておくと、周りのひとに迷惑です。足で引っかけられたら、椅子からサックスが転げ落ちてしまうかもしれません。周りの人はそんな加害者になりたくないから、傍には寄って来ないでしょう。サックス紳士はスタンドを使いましょう。スタンドは自分が楽をするためだけのものではなく、長いサックスで周りに迷惑をかけないためのモノでもあるのです。他にも紳士の取るべき態度があるはずです。サックス紳士の評判を落とさないよう、みんなでがんばりましょう。

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Written By: user on 10月 4, 2013 No Comment
タンギングの練習法

サックスの演奏技術の中で、初心者からエキスパートまで、幅広い(?)レベルで悩みの尽きない問題が「タンギング」です。サックスの初心者は「音を音楽にする」ためにタンギングの技術は必須です。また上級者でも、速いフレーズの演奏、ニュアンスの表現等にタンギングの技術は大変重要です。タンギングの練習方法についておさらいしてみましょう。
 メゾピアノ程度の大きな音で、「トゥ、トゥ、トゥ、トゥ。トゥ、トゥ、トゥ、トゥ」とメトロノームに合わせて音を出す。うん、初級の大事な練習の風景です。しかし、しかし、しかーし。よぉーく考えてみてください。このタンギングで指を動かして、音楽を吹くことを想像してみてください。どう考えても「歌」じゃないですよね。「デー、デデ、デデーデ!」って怒鳴っているサックスにしかならないと思います。「トゥ、トゥ、トゥ、トゥ」なんていう、強くはっきりしたタンギングは「音楽表現」ではほとんど使わないのです。100歩譲っても、「ル、ル、ル、ル」が音楽的タンギングのイメージでしょう。重要なのは「トゥ」も「ル」もただの吹くときの頭の中のイメージのガイドであり、練習の時には「出ている音」を意識して、自分のイメージ通りにサックスをコントロールできるようにすることが重要です。ということで、私はタンギングの練習は、メゾピアノ程度の小さい音ですることをお勧めします。小さい音でサックスをコントロールするのは難しい技術ですが、こういう練習で上達していけば、早期に「音楽表現」につながるはずです。
早いタンギングの練習はどうすれば良いでしょうか。金管楽器の演奏技術では「ダブルタンギング」や「トリプルタンギング」という技があります。舌の上下運動を両面使いして、素早いタンギングを可能にする技術です。リードを舌でコントロールする、サックス等シングルリード楽器では、舌の上下運動の両面を使用することは不可能です。マウスピースの先端を舌で「レロレロ」すればダブルタンギングだ、という方もいらっしゃいますが、多用すれば舌が血だらけになるだけでしょう。では速いタンギングをする正しい技は何か、ということですが、残念ながら「ありません」。す速く舌が動くように、練習、練習、また練習するだけです。ここでも重要なのは「出てくる音」です。速いタンギングになるほど、舌がリードに触れる頻度は少なくなり、舌の付け根が息をコントロールして音を切っている場合が多いようです。

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