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5月 2013

Written By: user on 5月 31, 2013 No Comment
アドリブの心構え

ジャズサックスプレーヤーの皆さん!アドリブの練習に勤しんでますか?II-V-Iのフレーズの練習。曲メロのフェイクの練習。代理コードの勉強。コードアルペジオの練習。カッコ良いアドリブを決めるには、地道な練習が必須です。でもでも、技術に加えてプレーヤーの心構え、ってやつも決してないがしろにして欲しくない部分です。どんな「心構え」があるのか聞いてください。
 多くのジャズプレーヤーが口を同じにして言うことが、「アドリブは即興ではない」ということです。「えっ?即興だからアドリブでしょ?」と驚く方も多いと思います。即興演奏を認めるという、そんな自由さがジャズの魅力だと言うでしょう。じゃあ、逆に質問です。まったくの即興で聴衆を感動させるような旋律とリズム、音楽を作り出すことができるでしょうか?コードの知識やそのコードを表現するためのフレーズの貯金、また自分の手癖や気に入った吹き方、そんな「既存の準備」をその場で「即興で組み合わせる」のがアドリブではないでしょうか?従って準備した楽譜を覚えておき、それをソロパートで吹くこともアドリブだと思います。何故なら、その楽譜を間違って吹いても誰もわからないので、間違った部分であなたがすることは「即興」です。またジャズはそんな「自分の都合の演奏」を容認してくれます。しかし練習量やフレーズの貯金、音楽に対する知識が多ければ多いほど、良いアドリブ演奏が出来るでしょう。
もうひとつの心構えは、「感情をぶつける」ということが「表現力」ではない、ということです。プレーヤーが聴衆に感動を与えられるのは、もちろん音楽を一体となって共有し、共感することです。しかし多くのジャズ系のプレーヤー候補生達は、感情をあらわに聴衆にぶつけることで感動を呼べると誤解しています。プレーヤーの生の感情を楽器を通して投げつけられても、聴衆は戸惑うばかりで感動は生まれないでしょう。どう感情を表現するか、どうやって共感してもらうか、そんな作戦や周到な準備が音楽には必要です。いや、演奏のアクションやステージの照明達も感動を創り上げるためのメンバーです。プレーヤーが聞いてくれる人達への配慮することが、感動を生み出すための必須な要素です。
 楽器を演奏する側になってしまうと、なかなか「聴く側」の気持ちに気が付かないようになってしまいます。いつでも観客側の気持ちを忘れずに、「良い音楽体験」をステージと観客席で共有できるようにがんばってください。

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Written By: user on 5月 27, 2013 No Comment
良い音を出そう!

皆さんはサックスの練習をするとき、どんな事に気をつけていますか?しっかりと息を吹き込んだロングトーン。12キーのメジャー、マイナースケールをスムースに吹ける様に繰り返しの練習。定番フレーズの反復練習。サックスの基礎練習の方法は沢山あります。そんな練習で意識したいのが、「良い音を出すこと」です。多くのサックス奏者、またサックス演奏の教育者が、「サックスの良い音」について言及されています。
 高名なサックスの教育者の方々が共通して憂いているのが、「サックス奏者の音質に関する無頓着さ」です。サックスは他の管楽器に比べ取っ付きが良く、挫折の少ない楽器だと言われています。比較的簡単に音を出すことが出来ますし、洗練された運指構造により、音楽を比較的簡単に演奏することが出来るようになります。またマウスピースや楽器管体の表面処理等の違いで、サウンドのバリエーションも豊富です。特にジャズ等では、表情豊かなサウンドで感動を誘発するような表現力を持っています。しかしこんな楽器、サックスだからこそ、多くのサックスプレーヤーが「良い音」への意識を忘れていないか、ということです。実は音の出し易いサックスだからこそ、簡単に汚い音を見逃してしまいがちなのです。
 クラッシックの世界では、楽器の音色でサックス嫌いを公表している音楽家は少なくありません。またジャズのサックス奏者がブラスバンドやウインドアンサンブルに参加すると、「その汚い音、なんとかならない?」と言われることもしばしばです。サックスの音の汚さを真面目に考えると、実は沢山の要素が考えられます。タンギングによるノイズ、アンブシャによる音の輪郭のノイズ、サウンドそのものの倍音成分のアンバランスなど等、他の管楽器では習得の初期段階でクリアされるべき音質の問題が、サックスの世界ではかなり放置されたままなのです。しかしこのような「汚さ」の要素をひとつひとつ潰していけば、サックスでも美しい音色は絶対可能なのです。
特にジャズサックスを指向しているサックスプレーヤーの方々は、感情表現やエモーショナルということと、汚い音とを分けて考える必要があります。美しいサウンドで表情豊かな、人間臭い音楽は可能です。ここで大事なのは、サックスの「良い音」は唯一無二のひとつだけではなく無数にあるということです。要は「汚い要素」が少ないほど「きれいな音」なのです。カラオケでも、歌が上手い人は声もきれいですよね。充分個性的で、かつ美しい声。そんなサックスの音を出したいですよね。

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Written By: user on 5月 24, 2013 No Comment
リークライト、持ってますか?

サックス吹きたるもの、自分のサックスの健康は、ある程度自分で管理するべき、というのが私の持論です。もちろん故障の修理は信頼できるリペアマンに任せるのが得策ですが、自分の吹いているサックスの細部まで観察し、状態を把握し、どこがどうなると、どうなってしまうのかは理解しておいたほうが良いと思います。とは言いつつも、「余計なことはしないほうが良い」とも多くの方にアドバイスしています。サックス奏者の中には、非常にサックスの構造に詳しく、修理屋調整も自分でやってしまう方も少なくありません。ただしその程度や守備範囲は、やはりプロの修理技術者であるリペアマンのそれとはしっかり区別しておいたほうが良いでしょう。そんな、「自分でやる、サックスのお守りの範囲」についてお話したいと思います。
 「リークライト」というものをご存知でしょうか?最近ではネットオークションに出品されたりしているので、ご存知の方も多いと思います。LED電球を並べて「曲がる棒状」にしたもので、サックスの中に挿入し、サックスを内部から照らすライトです。サックスのトーンホールをパッドで閉じた状態で内部から光を照射し、光の漏れでパッドとトーンホールの隙間を見つけ出すための道具です。リペアマンの工房へ行くと、ほとんどの確立でこのリークライトを使ってトーンホールの隙間を探しています。サックスの修理や調整には必要不可欠な、基本中の基本の道具です。オークションでは数千円で出てますし、自作することも決して難しくありません。なので、このリークライトを持っているサックス奏者がいても、そう珍しくは無いと思います。しかし私は思うのです。「隙間を見つけたら、どうするの?」、と。
リークライトを使って、修理のアマチュアがトーンホールとパッドの間の隙間を見つけても、その隙間を塞ごうとして、キーカップの腕を曲げたり、シャフトを矯正したりするのは厳禁です。サックスの修理はそんなに単純なものではありません。隙間を塞ごうとして、逆に隙間が大きくなってしまう場合もありでしょう。ましてや、その見つけた「隙間」が楽器の調子に影響を与えているか否かも疑わしい部分です。「ミ」の音がちゃんと出ないとき、その原因が「ミ」のトーンホールとパッドの隙間である場合は実は稀です。サックスはあくまで「全体のバランス」で成り立っている楽器です。「自分でなんとかしよう!」、はあまりお勧めできません。

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Written By: user on 5月 20, 2013 No Comment
びっくり便利小物:100均モノ

最近は、何か必要なものがあるとまず「100均」に出かけ、100円で手に入るかどうかを見極めてから本来のお店に行きます。そうでないと、「えー、これ100で買えたのぉ~?」、と後で後悔する確立が非常に高いからです。筆記用具やセロテープ、バインダ系は100均が絶対強いですよね。実はサックス奏者が使えるものも結構沢山揃います。もちろん、「テナーサックス用○○」なんてものは置いてありませんが、「ああ、こう使えるのか!」ってものがあるんです。そんな100均サックスアクセサリーをご紹介します。
 「ソフト物」と私が呼んでいる100均グッズがあります。ウレタンフォームで出来ている、袋物です。用途としてはペンケース、携帯ケース、ノートPCカバー、スマホカバー等です。衝撃や傷から内部を守るスポンジ状のウレタンフォームが素材ですので、サックスの小物を守るのに最適です。デジタルレコーダーやチューニングメーター、メトロノーム等のケースに最適です。大き目のものを買ってきて、自分で少し裁縫すれば、スマホケース →マウスピースケース、ノートPCカバー →ネックケースなんて工夫も可能です。また、ストラップやストラップハーネス等を入れ、サックスのベルに収納するためにも使用できる場合もあります。この場合はジッパー等がベル内部を傷付けないよう工夫してください。
もうひとつ私が重宝している100均モノは「クリアフォルダー」です。紙を入れる透明ビニールの袋が本のように綴じられた例のものです。文房具屋さんで探すと意外と高価ですが、100均ではちょっと造りは雑なようですが、透明ビニールが薄手のものが何種類も置いてあります。これらが楽譜を入れるのに重宝します。ビッグバンドの楽譜やスタンダードソングブックを分解したものを入れるのです。数百曲が載っているソングブックも、すべての曲をセッションでやるわけではありません。本を分解しページ単位にばらすと、必要な曲だけ携帯出来て便利です。そのバラバラページをクリアフォルダーでまとめておくわけです。また100均のクリアフォルダーは薄手なものが多く、耐久性では高価なものに負けるようですが、「軽さ」は勝っています。楽器と一緒に運ぶ楽譜は軽いに超したことはありません。またクリアフォルダーに入れておくと、必要な楽譜がすぐに探しだせることと、野外での演奏で風に飛ばされにくい等のメリットが数多くあります。

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Written By: user on 5月 17, 2013 No Comment
びっくり便利小物:シザーバッグ

サックスを演奏するとき、色々な部品を身に備えておく必要があります。誰でもが格納場所に困るのは、マウスピースのキャップです。意外と大きいのでズボンのポケットではかなり邪魔です。ジャケットのポケットでも膨らんでしまいます。床に置いておけば、蹴飛ばして、「カランカラン」と大きな音を出して転がって行ってしまいます。他にもリードケース、吸水シート、筆記用具なども演奏中に身の回りに「あって欲しい」モノ達です。上着を着る季節なら、多少のものはポケットに収納できますが、ステージでの衣装と考えると、男性も女性も、かなりの制約を受けます。格好良くサックス小物を収納出来、かつ目立たない方法は無いのでしょうか。これ、私、見つけました。それも美容院で(笑)。
 美容師さんが腰から下げているハサミ用の小さなポーチ。種類の違うハサミや櫛をここに忍ばせて、状況に応じて格好良く道具を持ち替えます。昔は大工さんもこんな風に道具を腰に下げていましたね。それの超ファッショナブル版でしょうか。このバッグをシザーポーチとかシザーバッグと呼ぶそうです。で、これが今はファッションのアイテムになっているそうです。ネット通販のサイトで調べたら、あるわあるわ、色々なサイズやタイプの「シザーバッグ」系の超小型バッグが揃っています。腰のベルトに装着するものや、腰ベルトも混みのウェストバッグ型、また肩から提げるショルダーバック型等、体への装着法も収納力も様々です。値段もナイロン製の安価なものから、本革製の高級ブランド品まで様々です。サックス吹きが利用するポイントとしては、「目立たない」ということではないでしょうか。「どんなステージ衣装でもひっそりと馴染んでくれる」、そんな小物入れが理想でしょう。
先日、あるイベントでのジャズコンボの野外演奏を聴いていたところ、サックスプレーヤーの方が、上着の裾で隠れてしまう左の腰の後ろ側に、小さなバッグを潜ませていました。演奏の合間の休憩時には、マウスピースのキャップをそこから出してマウスピースにセットしていましたし、リードの調子がいまいちだったらしく、スペアのリードもそこから出してました。風が強くなってきたら、バッグから洗濯ばさみを出して楽譜を譜面台に固定していました。まるでドラえもんの四次元ポケットですね。

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Written By: user on 5月 13, 2013 No Comment
フルート持ち替え時の注意

AIZENもフルートのご提供を始めましたので、フルート吹き、特にサックスプレーヤーのフルート持ち替え奏者への情報も拡充しなければ、と思っています。多分、フルート専門の奏者では余り意識しない、持ち替えフルート奏者用のノウハウも多々有ると思います。そんな情報の始めの一歩として、サックスからフルートへ持ち替えるときの注意を二、三あげてみましょう。
 コンボジャズの場合は、一曲の途中でサックスからフルート、フルートからサックスへ持ち替えることは稀でしょうが、ビッグバンドのサックスプレーヤーの場合は日常茶飯事です。近年のアレンジャーによる曲では、一曲の中の随所に「change to Flute」やら「change to Sax」と書いてある場合が少なくありません。だいたい楽譜のパート記載が普通の「2nd Tenor Sax」とかではなく、「Woodwind 3」なんて場合があります。ま、とにかくスムースに楽器を持ち替えなければなりません。このサックスとフルートの持ち替えをスムースにするポイントが三つあります。唇、アゴ、指の3種です。
サックスとフルートの最大の違いは音を発する構造です。サックスではマウスピースに付けたリードを振動させますが、フルートではリッププレートの歌口孔(サウンドホール)に息を吹きかけて、空気の渦で音を出します。この息を作るため、上下の唇を閉じて、その間にアパチャーと呼ばれる小さな孔を開け、そこから細い息を出し、歌口孔にぶつけます。サックスは口を開けてマウスピースを咥えていますが、フルートは口を閉じます。そして正確にアパチャー(唇の空気穴)の形状をコントロールして息を出さなければなりません。この違いを相当意識しなければ、フルートに持ち替えた後の最初の音は絶対に出ないでしょう。次はアゴ、サックスでは使わない場所です。アゴというよりアゴと下唇の間というのが正しいでしょうか。ここにしっかりとリッププレートを固定しないと、フルートの音を安定させることが出来ません。左手人差し指の付け根でフルートを支えて、適度な圧力でフルートを安定させることに集中してください。そして最後のポイントはキーを操作する指の動きの違いです。サックスではかなり大きな指のアクションでキーを操作しますが、かなり小ぶりのフルートのキーでは、より繊細な指の動き、力の入れ具合が必要です。サックスの操作の指のアクションを「パタパタ」と例えるなら、フルートは「うねうね」です。また動かす方向も違います。頭を切り替えないと、キーに無理な力を加えて、フルートの調整が狂う場合もあります。これら三つの「頭の切り替え」はサックス&フルート持ち替えの、最小限のものですので、自動的に意識できるよう癖をつけてください。

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Written By: user on 5月 10, 2013 No Comment
メトロノームはメカが良い

練習でエチュードや練習フレーズを吹く場合、メトロノームは必須です。テンポが守れて始めて音は音楽になります。メトロノームは練習の必需品です。ま、みなさん全員がメトロノームを持っていると仮定して、さて、どんなメトロノームを使用していますか?今日はちょっとメトロノームについて考えてみましょう。
 きっと皆さんのうちの多くが、電子式のメトロノームを使っていることと思います。安いし、軽いし、デジタル表示でテンポが簡単に指定できるし、音質だっていくつかの種類があるものもあります。単に「コツ、コツ、コツ、チーン」だけでなく、リズムの基本パターンを発生させる機能を持っており、「リズムマシン」として使えるものも安価で出回っています。そういえば、イヤホンの大きさで、耳の中に納まってしまう電子メトロノームもありますね。この電子メトロノームを選ぶとき、重要な要素は何でしょうか?電子式なのでテンポが安定しないなんてものは皆無です。なのできっと皆さんは「付加機能」や「デザイン」で選ばれていることと思います。チューニング機能、録音機能の付いたメトロノームもありますよね。でも、メトロノームを選ぶ際の重要な点を見逃していないでしょうか?それは音の大きさと振り子針の見易さです。
サックスの音はかなり大音量です。その音にかき消されない音を、メトロノームは出さなくてはいけません。指標とするべきメトロノームの音が聞こえなかったら、まったく練習になりませんよね。また振り子の針が表示されていて、見やすいことも重要です。張りの振れではなく、別の表示形式で代用している電子メトロノームもありますが、とにかく見やすいものが大事です。メトロノームを使ってテンポを維持するとき、「コツ、コツ」の「瞬間のポイント」だけでなく、「その間」を把握することもとても重要です。針の振れは視覚的にテンポの感覚をプレーヤーに知らせてくれるので、うまくそのテンポに「乗る」ことが出来るのです。「コツ、コツ」のテンポのタイミングを感じながら、その間の「間(ま)」を感じる必要があるのです。
 というところで私の独断をば…。個人の練習には、メカ式のゼンマイを巻くメトロノームが最適だと思います。そう、あの音楽室においてあった三角形のでかい奴です。まあ、カバンに入れて持ち歩くには大きいので、持ち運び用の小型のものでも良いですね。ゼンマイのメカ式だったら、「ネジが切れるまで吹き続ける」なんて「特訓の自己管理」も出来ますよ(笑)。

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Written By: user on 5月 6, 2013 No Comment
サックス吹きが持っていたいドライバー

さて、皆さんのサックスケース、または練習バッグにはどんなものが入っていますか?クリーニングスワブ、リード、コルクグリス、3色ボールペン、細書き油性ペン、吸湿ペーパー等、いろんな小物がサックス吹きの「備品」」としては必要です。そんな備品のなかに「ドライバー」は入っていますか?こいつは意外と忘れがちなのですが、とっても有ると便利なんです。どんなドライバーがサックス吹き必携なのかをお話しましょう。
 一本は入れて置きたいのが「時計ドライバー」という奴です。精密ドライバーとも呼ばれる、超小さく、細身の、お尻にくるくる回る指あてが付いたドライバーです。サックスの場合は2mm幅くらいの「マイナス」の精密ドライバーが重宝します。使い場所は色々ありますが、一番使うのはネックのオクターブキーの支点の部分のネジです。オクターブキーが「パタパタ」するための部分のこのネジは、サックスを吹いていると徐々に緩んでくる場合があります。他にもこのドライバーが活躍するネジがサックスには沢山あります。またこのドライバーはサックスのキーのバネの引っ掛けを外すこともできます。ちょっとキーが重い、軽い、パッドの締まる力が弱い、などという場合に、このドライバーで針バネを外し、ちょっと調整してから戻す、というような作業も可能です。バネの調整を自分でまめにおこなうサックスプレーヤーには、この精密ドライバーをヤスリで加工して、バネ掛け工具にしてしまっているひとも少なくありません。ドライバーの先端に溝を切って「バネ押し用」、軸にカギ型のくぼみを作って「バネ掛け用」にすれば立派な工具に変身です。
もひとつ持っていたいのが先端が7mm幅程度のマイナスドライバーです。この大きさは大振りのドライバーの範疇ですが、サックスのネジには、そんなに力を入れて締めるものは無いので、ドライバーセットになっているような持ち手の小さい、コンパクトなもので構いません。これの使いどころは、なんといってもサムレストの調整です。指に対するサムレストの、微妙な角度を調整するのに必須です。指が痛いのに我慢して、サムレストの角度をそのまま使っていませんか?このドライバーでちょっとネジを緩め、良い按配の角度に変えて、ネジを締めて固定します。吹き方によってサムレストの角度は微妙に変更したほうが、抜群に操作し易くなります。またこの大きさのドライバーは、低音部のパッドの開き具合を決めているネジにも使用できます。知識の無い方がむやみにここをいじることは勧めませんが、自分のサックスは出来る限りは自分で面倒みたいですよね。

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Written By: user on 5月 3, 2013 No Comment
リードの水分管理

サックスの音を生成する部分、「リード」は、湿った状態ではじめて正常な振動をします。カラカラに乾いた状態ではなかなか鳴ってくれません。もちろんマウスピースにリードをセットし、サックスを吹き始めれば、唾液や息の水分によってどんどん湿っていき、最終的にはそのリード本来の能力を発揮するようになりますが、それにはそれなりの時間を要します。これがいわゆる「ウォーミングアップ」です。それゆえサックス奏者の方々は、それぞれ独自のリードの水分管理をおこない、少しでもウォーミングアップの時間を減らし、かつリードのコンディションを維持することに注力しています。
 最近ではリードを乾燥させないよう、湿度管理が可能なりードケースも各種販売されています。また、小ぶりのビンに水を入れ、その中でリードを保管するサックスプレーヤーも数多くいるようです。サックスを吹き終わった状態で、マウスピースにリードを付けたままビニール袋に入れて保存する、というやり方もあるようです。しかし多くのサックスプレーヤーは、一般的な「ドライタイプ」のリードケースにリードを保管し、吹く前にその都度リードを湿らせるという方法です。乾いているリードで吹き始めようとするとき、少しでも早くリードが適切な湿り気になれば、それだけ早くに演奏そのもののウォームアップに移れます。その為のいくつかの方法をあげてみます。
サックスの演奏の準備を始めた時点ですぐ、リードを口に咥え、唾液でリードを湿らせるのが一般的です。だいたい演奏準備中のサックスプレーヤーは、このお陰でおしゃべりに加わることが出来ません(笑)。紙コップ等に水を入れ、その中に使うリードを漬けておくのも良いでしょう。この場合はリードの後ろの端が水に触れる程度で構いません。リードの繊維が毛管現象で水分を全体に行き渡らせてくれます。コップが無い場合は、ペットボトルのキャップを水皿代わりにすることも可能です。この場合は、倒れないようリードが寄り掛かる支えが必要な場合もあります。最後に最速の必殺技です。水を口に含み、リードのお尻を口に咥え、おもいっきり口で圧力をかけます。こうすると、リードの後端から繊維に水分が強制的に注入され、リードの前方のカット部分からじわじわと水滴が出てきます。はい、これで十分に湿った状態になってしまいます。ダメ押しで、ちょいとリードの先端を口に含めば、充分な水分をリードが含んだ状態になります。是非お試しください。

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