サックス 練習・レッスン

腰のヘルニアでもサックスは吹けますか?


私の友人は頚椎のヘルニアが原因で、昔サックスを吹くことから引退しました。しかしサックスの演奏に対する想いを断ち切ることが出来ず、最近またサックスを吹き始めました。
サックスを再開することができたのは、最近富に充実してきた、体への負担を軽くするアーゴノミック(人間工学)理論に基づいた各種のサックスストラップです。
首に掛かるサックスの重量がほとんど無くなったストラップに出会い、友人は今サックスの演奏を楽しんでいます。もちろん他にも演奏する際の注意事項はありますが、彼は充分にサックスの演奏を思いのままにおこなえています。
今日はサックスの演奏に大きな影響を与える首や腰のヘルニア等、体の異常とサックスの演奏の関係についてお話します。
事故で両手の指を何本か失なったプロサックス奏者が、壮絶なリハビリと器具の工夫でサックスの演奏を再開したという話を聞いたことがあります。ご本人の言葉によると、「不自由でない指で演奏していた音楽より、今の不自由な指からの音のほうが、心のこもった音が出せている気がする。」、とのことです。
不自由や困難を克服した心と、それを成し遂げるほどのサックスや音楽への愛情が、より素晴らしい音楽の源泉になるのでしょうか。サックスは、そのかなり重たい重量を、首から下げて演奏します。体の故障や不調でサックスを諦めかけている方々に、いくつかある「まだ諦めずに済む余地」をご紹介しましょう。
やはり一番のサックスの大敵は、「首の痛み」と「肩こり」ですね。これには先ほどお話したように各種の新型のストラップが開発されています。ストラップという概念も超えた、肩に掛ける「ハンガー型ストラップ」も登場しています。このあたりのストラップは、首への負荷を相当軽減することができます。
またハーネス型のストラップもサックスの重量負荷の軽減には有効です。両肩や背中等にサックスの重量負荷を分散させ、とても楽にサックスを構えることが出来ます。腰の痛みは座っての演奏、「座奏」があります。また、「ハイ・スタンド」という種類のサックス用スタンドは、スタンドに取り付けたままサックスを演奏する目的のものです。
いくつかのメーカーで発売しているようです。お医者様等の専門家と良く相談し、各種の解決策でサックスを楽しんでください。簡単にあきらめないでくださいね!
 
 *写真は全てflickrから掲載しています。
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