お稽古バッグってご存じですか?最近ではレッスンバッグというほうが、馴染み深いかもしれません。レッスンバッグは、子供の通園・通学や習い事などに使う便利なバッグです。子育て中のママ業界、ハンドメイド業界では、かなり一般的な単語です。ピアノ教室に通う子供たちが、ピアノの鍵盤の柄の付いたトートバッグ的なものをよく持っていますよね。
大流行したドラマ、「のだめカンタービレ」で、主役の「のだめ」こと野田恵(のだめぐみ)がいつも持っていたあのバッグです。あの中にはピアノの譜面や、ピアノの練習に必要ないろいろなものが入っています。そうです、私たちサックス奏者がサックスと一緒に持ち歩く、譜面や小物をいっぱいに詰めたバッグ、あれはレッスンバッグ、もしくはお稽古バッグと呼んで良いのです。多分他人から見たら、お稽古バッグ以外の何物でも無いでしょう。サックス奏者用の「お稽古バッグ」について再考してみましょう。
お稽古バッグとして販売されているものには、キルティング生地やポリエステル生地など、さまざまな素材のものがあります。ショルダーベルトが付いている2WAY仕様のものや防水加工がされているものもあります。
軽量タイプ、ジップ開閉式、内側ポケットやジップポケットがあるもの、2WAY/3WAYタイプのもの等、子供が荷物を運び易いよう、様々な工夫がされています。私たち大人は、何気なくその辺のカバンを「お稽古バッグ」にしてしまいがちですが、ちょっと考えを巡らせれば、とても使いやすいカバンになるはずです。
レッスンバッグのサイズは、一般的にヨコ40cm×タテ30cmが標準のようですが、我々の場合は、A4規格よりも少し大きめの楽譜専用サイズ、225mm×320mmが入ることが必須でしょう。最近では原譜の紛失を防ぐため、A4に縮小コピーしてメンバーに配るケースも多いので、譜面サイズについてはニーズは異なるかもしれません。
またサックスケースに入りきらないアクセサリーを収納するには、大きめの「マチ(厚さ)」が必要でしょう。クラリネットやフルートへの持ち替えがある場合には、それらの楽器が入る必要もあるでしょう。Cキーのフルートのケースは、約40cm x 10cm x 6cmですが、キーの振動がシャフトに伝わるのを防ぐため、移動時には横置きで維持するのが最適です。となると、バッグの長さは40cm以上、マチは10cm以上は欲しくなります。移動中に使用する、財布や定期入れ、スマホ等を取り出し易いポケットも欲しいですね。
どのような持ち方ができるカバンか、も重要です。楽器ケースがリュック型の場合は、お稽古バッグは肩から下げられるタイプが便利でしょう。容量が小さい場合は、タスキ掛けも良いかもしれません。逆に楽器が片手持ちの場合は、お稽古バッグはリュック型が良いかもしれません。
雨の日の移動への考慮も重要です。傘を差した状態で、片手が自由になり、かつ楽器やカバンが濡れ難いことも考えましょう。近年は丈夫なカバンが比較的安価に入手できます。ちょっと深く考えるだけで、抜群に使い易い「お稽古バッグ」が入手出来ると思います。
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