サックス 練習・レッスン

ジャズ語を勉強しよう!


英会話の学習は、日本人が最も好きなお稽古事のひとつですね。
「英語=国際人」ってイメージがたまらないのでしょうか。アンチ語学マニアの戯言はこのくらいにして、今日は「ジャズ語」の話をさせてください。「ジャズ語」って何?というのが皆さんの素直な感想だと思います。
ジャズ語=英語、ではありませんが、「ジャズを演奏するのに必要な言葉」という広い意味では、ジャズ語≒(近似値)英語でしょう。「ジャズ語」とはあなたの演奏をジャズらしく聞こえさせるためのジャズ独特のイントネーションであり、フレーズです。
ジャズ語は英語学習と同様に、「耳で慣れる」ことも重要ですが、理論や理由を考えることを加えれば、よりスムースに身につける事が出来ます。そんな「ジャズ語習得」のヒントをいくつかご紹介しましょう。
ご存知のようにジャズは英語の国で生まれました。
なもんで、フレーズの根幹には英語のイントネーションが隠れています。しかも基本的にはアメリカ東部の英語です。早口ですごく聞きにくく、口をあまり開かない英語です。今度、ニューヨークやシカゴが舞台になっている映画を、言葉の意味を追いかけずにリズムやフレーズの区切りのみに注意して聞いてください。とっても「ジャズ」しているのが分かると思います。
音楽技術としての「ジャズ語」は、言わずと知れた「中抜き三連符」でしょうか。真ん中の音を抜いた三連符の前をテヌート、後ろをスタカートにして、「ズーダ、ズーダ」というジャズの乗りを出します。また、「アフタービート」とか「裏打ち」等と呼ばれる、一拍の裏にアクセントを付けるアーティキュレーションもジャズ独特です。加えて4ビートジャズのアドリブフレーズは二拍を一塊にした、8分音符4個からなるフレーズが多用されます。「タクルク、ウタルタ、リバラバ、リバラバ」なぁんて….分からないですよね。
このように「ジャズ語」を意識することで、曲のメロディ、アドリブが格段と「ジャズらしく」なるはずです。プロのジャズプレーヤーの多くは、「好きなプレーヤーの物真似をしまくれ!」と上達の秘訣をコメントします。あなたの大好きなプレーヤーの演奏を良く聞き込み、その中の「ジャズ語」を見つけ出して真似してみてください。絶対にあなたの「ジャズ度」が向上するはずです。
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