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ティースガード考

Written By: sax on 3月 15, 2016 No Comment

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マウスピースはサックス奏者にとって必要不可欠な重要アイテムです。皆さんは、どんなマウスピースをお使いでしょうか。マウスピースの種類や素材は違っても、似通った素材で似通った形状のあるパーツが、ほとんどのマウスピースには付けられています。はい、ティースガードです。ハードラバー系のマウスピースやハンドメイドのメタル系マウスピースには、製品の状態では付いていませんが、ほとんどの奏者がパッチ状のティースガードを上前歯のあたる部分に付けて演奏しています。メタルマウスピースでは樹脂やプラスチックのプレートが、その位置に埋め込まれている物が多いようです。サックスは通常の奏法では、上顎の前歯をマウスピースに直接接触させます。そのため、マウスピースの振動がダイレクトに前歯から頭がい骨に伝達されます。この振動はかなりの大きさなので、奏者やマウスピースメーカーは、なんとかして前歯に伝わる振動を抑制しようと、ティースガードを使用します。ティースガードと聞くと、歯を守っているかのようですが、振動の伝達をブロックまたは抑制するのがその役割です。「振動ガード」あたりが正しい表現かもしれません。

 ハードラバー系のマウスピースを使用しているサックス奏者の中には、ティースガードを使っていない方も少なくありません。その場合はマウスピースの上部に歯型が付いて、前歯二本の溝が掘れてしまっていることがほとんどです。ティースガードはマウスピースの振動から奏者を守るだけでなく、マウスピースそのものを歯型から守る役割もあります。「ティースの傷からマウスピースをガードする」から、「ティースガード」なのかもしれません。歯型の付いたハードラバーマウスピースは、腕の良いマウスピース職人さんにお願いすれば修復も可能です。メタルマウスピースの埋め込み型ティースガードも、取り外して交換することも可能です。いずれもサックスのリペアとは別物の技術なので、マウスピース修復の腕のあるリペアマンに依頼する必要が有ります。
 パッチ型の「貼り付ける」ティースガードも様々です。違和感を最小にする「超薄型」、前歯の滑りを軽減する「滑り止め型」、振動吸収性を高めた「クッション型」等、多くのメーカーやサプライヤーから多種多様なものが発売されています。自分の感覚や好みに合わせて、サックス奏者はそれらのなかから自分のニーズに合ったものを探して使っています。2枚重ねて使うとか、別のメーカーのものを合わせて使うとか、樹脂シートを切り出して自分で作るとか、とかく「カスタマイズ」されることも少なくないようです。マウスピースの歯の当たる部分の傷が深かったり、ティースガードパッチがすぐに破れるほど前歯が強くマウスピースを擦っている状態は、そのアンブシャが安定していないことを示しています。不安定なアンブシャは不安定な音の原因となります。要アンブシャ改善、ですね。

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