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3月 2013

Written By: sax on 3月 29, 2013 No Comment
C読みの薦め

特殊なCメロディサックスを除き、サックスは皆、E♭かB♭の移調楽器です。管楽器は皆、概ね移調楽器ですので、管楽器用の楽譜はE♭やB♭の移調譜面です。とはいっても、やはり楽譜は原調のC譜が基本です。ピアノもベースもギターもC譜で演奏します。かの有名な「ジャズスタンダードハンドブック(青本)」もC譜の楽譜本です。最近では新しい「ジャズスタンダードバイブル(黒本)」が、B♭版、E♭版を出していますので、管楽器奏者はそっちへ流れているようです。しかし何にせよ、音楽の世間ではC譜が王道です。「この曲やりませんか?」、と楽譜を用意してくれているメンバーがセッションに居ても、普通はC譜を持ってきます。管楽器奏者でなければ、「B♭譜」や「E♭譜」の存在すら知らないプレーヤーも少なくありません。さて、苦労の多い(?)移調楽器、サックスを吹く我々は、どうすることでこの難局(大袈裟ですか?)を乗り越えれば良いのでしょう。
昔のサックスプレーヤー、特にプロのジャズプレーヤー達は、「楽譜のC読み」が必須の技術だったようです。要はC譜を移調キーで読んで、移調楽器で直接演奏する技術です。B♭のテナーやソプラノなら、C譜の「ド」の位置を楽器の「レ」に頭の中で置き換えます。かつ調号のシャープやフラットは「#ふたつ増」で考えます。E♭のアルトやバリトンなら、C譜の「ド」の位置を楽器の「ラ」に頭の中で置き換えます。かつ調号は「♭みっつ増」です。このような読み替えには2パターンあり、楽譜側に自分の楽器の運指を当てはめる場合と、楽器側の運指の名前にC読みを当てはめる場合があります。どちらにしろ、C譜しか無い状況で、合奏を楽しむには必須のテクニックです。そしてこの技術は単に、「C譜しかないときの非常用」ではなく、ジャズでアドリブを演奏する場合には別の意味でも役に立つのです。
いわゆる「12音平均律」が私たちの音楽ですが、これはオクターブを12に割った音列です。そして12有る調(長調のみ。正確にはもっとあります。)は、それぞれの音列を平行移動して得ることが出来ます。この「平行移動」が「C読み」との共通点です。詳しいことは略しますが、音列の平行移動はコード進行の解析や、どんなキーの曲でもアドリブを可能にするためには、とても重要な技術です。是非皆さん、「C読み」に挑戦してみてください。

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Written By: user on 3月 25, 2013 No Comment
さあ、ITに頼ろう!


皆さんはサックスの練習に、どんな機材や道具を使っていますか?メトロノーム?ふんふん、テンポの確認には不可欠ですよね。チューナー?もうチューニングはピアノの音からするひとはほとんどいませんね。チューニングメーターで確認しながら音程を合わせるのが一般的です。青本(ジャズスタンダード名曲集)?スタンダード曲の練習やセッションには必須ですよね。皆さんの楽器ケースや練習用バッグのなかには、このような道具がいつも入っていて、日夜、サックスの上達に励んでいるのでしょう。しかし、もっと便利で効果的な練習法が、どんどん取り入れられています。それは、「ITデバイス」を使った練習です。日常の私たちの生活をもがらりと変革させている現代のIT技術は、音楽の練習にも積極的に取り入れられています。


 ひとりで曲を練習するときには、「マイナスワン」と呼ばれる、リズムセクション(ドラム・ベース・ピアノ)のみが入った録音音源が必須です。有名どころでは「ジェイミー」シリーズの楽譜集に付属のCD、また色んな楽譜本や教則本にマイナスワンの録音を収録したCDが付いて来ます。みんなそれらを使って、「ひとりセッション」で腕を磨きます。しかし今は、伴奏を自動生成してくれるPCソフトやスマホアプリが沢山あります。代表的な「I Real b」(iPhone、iPad、Andoroid、MacOS等に対応)では、千曲以上のジャズスタンダードの伴奏をしてくれます。キーやテンポの変更はもちろん可能。演奏中にコード譜の上に、「今ここ」のサインまで出してくれます。もちろん自分でコード譜を入力し、「特定のコードパターンの特訓」や「既存データに入っていない曲」の練習も可能です。各パートの伴奏のパターンも割とセンスが良いので、「これが自動生成?」と思うくらい、気分良く吹ける伴奏です。
 伴奏をiPhoneやスマホに頼んだら、今度は重い「楽譜本」もなんとかしたいですよね。昔から有名な「ジャズスタンダードブック」、青本や、最近では「黒本(ジャズスタンダードバイブル)」と呼ばれる楽譜本がありますが、両者とも沢山の曲をカバーしているので決して薄い本ではありません。もしこれらを、「重いなあ」と思ったら、スキャナーでスキャンしてpdfデータにし、iPad等のタブレット型PCに入れてしまうという手があります。タブレットPCなら、何百曲入れても重さは変わりません。
 メトロノームやチューニングメーターも、スマホアプリで沢山出ています。サックスの練習もIT化の時代です。是非、「楽で効率的な独自の練習法」をITデバイスで実現してみてください。

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Written By: sax on 3月 22, 2013 No Comment
銀の話し

最近は銀製のマウスピースや、各部に銀を使ったサックスも一般的になっていますので、サックス吹きにとっても「銀」という金属は馴染みの深いものになっているようです。かつては「銀」といえばフルート吹きの専門分野(?)でしたが、最近の状況では、サックス吹きも銀について知っておいたほうが良いでしょう。今日は楽器用の材質、「銀」についてお話します。
 フルートは銀素材がかなり一般的です。頭部管のみ銀、管体も銀、キーメカも銀、と値段が上がっていきます。全体が銀のフルートはとても柔らかな暖かい音がして、最もフルートらしい音がするとされています。しかしここでいう銀は、決して「純銀」ではありません。純銀は素材として柔らか過ぎて楽器の材質には向きません。楽器で「銀」といった場合は、通常銀の含有率が92.5%の合金、「スターリング・シルバー」を指します。銀以外に何を配合するかは、楽器のメーカーによっても異なるようです。また配合の比率も、楽器メーカーの特性があります。最近では「ブリタニア・シルバー」と呼ばれる、銀配合率95%以上の銀を使ったフルートも注目されています。合金の技術が進み、理想的な響きでかつ加工し易い固さの「銀合金」が開発されています。
有名な銀製サックスには、ヤナギサワのシルバーソニック・シリーズやセルマーのスターリング・シルバー製SERIE III等があります。いずれも真鍮製とは異なる、独特の温かみをもったサウンドが特徴です。また交換用の単独ネックの銀製も人気が高いようです。多くのメーカーがスターリング・シルバー製のネックを発売しています。テナー用の銀製ネックの場合は、柔らかい銀のせいでネックが曲がりやすいため、ネックを補強するネックステー(ネックのカーブを支える支柱)が付いているものも多いようです。銀製のネックは、息の抵抗感が強めです。たっぷりの息を入れると、独特の柔らかで太いサウンドを得られます。
 銀に非常に似た特性を持つ合金、洋銀(または洋白)も銀の類似の材質として楽器に多く使われています。洋銀といっても銀は全く含まれておらず、銅と亜鉛、ニッケルの合金です。フルートでは価格が安いことから、もっぱら普及品の材料に使われています。弱点は酸に弱いため、通常は銀メッキを施します。サックスではキーパーツやネックソケット等、部品用素材として利用されている場合が多いようです。

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Written By: sax on 3月 18, 2013 No Comment
ステージ上に持っていくもの

サックス演奏の上級者にしろ初心者にしろ、サックスを人前で演奏するのが最大の喜びだと思います。まして、それが「受けたら」、もう病み付きです。楽器奏者にとって、ステージは悪魔のような魅力(笑)を持った場所です。そしてまたある意味、「戦場」でもあります。一発勝負の演奏を、もし失敗したら、曲のメロディを忘れてしまったら、…等々、心配の種は尽きません。そんなすべてのミュージシャンにとって天国であり戦場であるライブのステージに、サックス吹きのあなたは何を持って行きますか?楽器?そりゃあ当たり前です。今日は楽器以外の「ステージという戦場に必須なモノ」についてお話します。
 ステージでの演奏を前に考えなければならないのは、もちろん「自分の演奏の良いイメージ」です。そして完全な装備を持った登山が安全を保障するように、完全な装備でステージに上がれば、不要な「失敗」から自分を遠ざけ、安心して演奏に没頭する事ができます。逆に考えれば、「ありそうなアクシデント」に備えておけば、何か起きても安心なので、余裕を持って演奏に集中できるはずです。サックス吹きの「絶対必需品」は、リードのスペアでしょう。本番中にリードが突然死んでしまう事もあります。また、どっかに触ってリードが割れてしまう事もあるでしょう。ステージ上へは、是非スペアのリードを持って上がってください。できれば、そのスペアリードもウォーミングアップを済ませておいた方が、演奏への影響が少ないと思います。
またハンカチも役立ちます。水分がトーンホールから漏れ出し、手が濡れてしまうと、演奏のフィンガリングに影響を与えます。ささっと水分を拭き取れるようにしておきましょう。昔のサックス吹きの間では、「新しい1ドル札」もステージの必需品と言われていました。吸水ペーパーでは薄すぎて、スピーディーにパッドの水分を取ることは困難ですが、新品の1ドル札の腰の強さと吸水性が、演奏中にささっとパッドの水分を取るのに適しているようです。何故1ドル札かって?千円札じゃもったいないからだと思います。(笑
用心深いプレーヤーは、スペアのマウスピースを持ってステージに上がる事も少なくないようです。リードをセットしたスペアマウスピースは、リードのみを交換するより素早くトラブルから回避できます。自分のステージに合った、「安心グッズ」をステージに同行させてください。ま、「お守り」です。

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Written By: sax on 3月 15, 2013 No Comment
サックスケースを軽くする方法

サックス吹きの皆さん!サックスって重いですよね。吹いていても首が痛くなるし、運ぶときも一苦労。雨でも降ったら、「ああ、今日の練習は欠席しちゃおうかなぁ。」、なんて思う事もしばしば。せめて持ち運びのときに、少しでもサックスを軽く感じられれば。今日はそんなサックス吹きの悩み解消のヒントをお教えしましょう。
 サックスの持ち運びを楽にするには、まず「余計なものを持たない」ことです。サックスケースにサックス以外のものが入っていれば当然重量は増します。また一緒に持ったカバンの中身もしかり、です。重く、余計物になりがちなのは、録音機、メトロノーム、ポリッシュ等の液体、サブのマウスピース、スタンド、工具(ニッパーやドライバー)、筆記用具、楽譜、本、譜面台、…。ただしあまり整理し過ぎると、必要なときに無い場合があります。気をつけましょう。ひとによっては、「サックスケースになんでも入れたい派」と、「サックスケースにはサックスだけで、その他はカバンへ派」に分かれるようです。「重量分散」は賢い選択かもしれません。
サックスを持ち運ぶときに、軽く感じる持ち方があります。それは、「体にぴったり押し付けて、なるべく動かないようにする」ことです。体の重心に近いところでサックスを持てば、人間は荷物を軽く感じます。ショルダーストラップで肩に掛けるより、リュックのように背負い、なるべく高い位置で動かないようにするとかなり軽く感じます。サックスケースをなるべく動かさないようにする理由は、体が動くたびに反動でサックスケースが動いてしまうと、より大きな重量が体にかかってしまうので重く感じるからです。また軽量サックスケースを購入する場合は、自分のサックスが入った状態でのケース全体のバランスをしっかり確かめてください。取っ手を持った状態で、サックスが横に「寝てしまう」と意外と重く感じます。サックスがやや斜めに立った状態のほうが、持って歩くときに軽く感じます。ソフトケースが一番軽くて良さそうですが、楽器保護の意味では心配です。ソフトケースの強度のツボを押さえて使用することをお薦めします。

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Written By: sax on 3月 11, 2013 No Comment
サックスは日本人に向いているのか?

ヨーロッパで生まれたサックスは、ヨーロッパ人の大きな体、そして大きな手を基準に設計されているので、小さな体で小さな手の日本人には向いていない、というひとがいます。これは大きな間違いです。ヨーロッパにだって体の小さな、手も小さい人は沢山います。サックスを発明したアドルフ・サックスさんは、ちゃんと奏者のどんな体型にも対応できるように、サックスの基本設計をおこないました。が、しかし、メーカーによって「フィンガーポジションの癖」が存在します。どこのメーカーがどう、とは言い難いのですが、今日は日本人に向いたサックスとは、を考えましょう。
 私が声を大にして言いたいのは、「サックスをもっと軽くして欲しい」、ということです。私は決して小柄できゃしゃなほうではありませんが、やはりストラップを通じて首に掛かる、サックスの重量は気になります。テナーやバリトンサックスは、運ぶのも辛いくらいではないでしょうか。小学校の吹奏楽部等で小さな子供さん達が、テナーやバリトンサックスを重そうに持っているのを見るとかわいそうで仕方がありません。最近はグラファイト樹脂製で、高性能な超軽量アルトサックスが世に出回っています。テナーやバリトンもラインナップすることを切に願います。
 またキーポジションも要研究ですね。バリトンサックスのなかには右手小指がキーに届き難いモデルがあります。また、アルトやテナーでも微妙に力が入れ難いキーポジションのサックスがあります。ヴィンテージサックスに至っては、「これ、どうやって操作するの?」なんてキーポジションのものも少なくありません。日本人向けなら、日本のサックスメーカーのヤマハやヤナギサワが良いのでは?と思われるかもしれませんが、ヤマハもヤナギサワも「世界」を相手にサックスを作っています。決して日本人向けサックスではないので、誤解しないようにしてください。
あと「日本人向けサックス」で考えて欲しいのはケースです。車よりも電車の移動手段が圧倒的に便利な日本の都会では、満員電車でも楽器を安全に、かつ周りに迷惑をかけないように運びたいですよね。そういえば、サックスのケースの立て持ち時の取っ手を、「サブウェイ・グリップ(地下鉄の持ち手)」って呼んでいるアメリカのケースメーカーがあります。また、リュック型に背負えるケースも増えて来ました。こういう工夫が日本では嬉しいですよね。

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Written By: sax on 3月 8, 2013 No Comment
指が言う事を聞いてくれません

初心者サックス吹きの時代は、小指に苦労しますよね。ちょっと油断すると小指、特に右手の小指が、「ピン」と立ってしまいます。サックス初心者の、見た目の判断材料にされる場合も多いですが、かなりのベテランでもちょっと力むと、小指が伸びてしまう場合が少なくありません。サックス等の木管楽器は、両手の10本の指を全部使って楽器を操作します。しかも「運指」という厄介な約束事があり、それは何故か人間の「自然な動き」にかなり逆らったものになっています。余談ですが、ファゴットは左手親指で10個、右手親指で4個のキーを操作します。ぞっとするでしょ?
 ここでサックス吹きの皆さんに、心が安らかになる事実をお教えしましょう。「人間の指は思い通りに動かすのは難しい筋肉構造になっている。」という事実です。もちろん人間は、自分の意志で指の動きを自由に操作することが出来ています。しかし指同士の筋肉と神経が複雑に関連性を持っており、「自然には出来ない指の動き」が沢山あるのです。例えば左右どちらかの手を軽く開いて、テーブルの上に5本の指が全部テーブルに触るように自然に手を置いてください。そこで、薬指だけを持ち上げてください。ほとんどの人は出来ないはずです。しかし、中指と薬指を一緒に、という条件なら、…、あら、出来てしまうのです。中指を動かす筋肉と薬指を動かす筋肉が連動するからです。このように、「どうにもならない指の動き」が沢山あるのです。
またサックスのキーを押すときの動作も、良く考えると「効率的」と「非効率的」な動きが見えてきます。あなたはサックスのキーを押すとき、指のどの関節を曲げていますか?一番多いパターンが第二関節主体型です。これは手の拳骨の部分(手のひらと指の間の間接)が動きません。これはキーを押すには一番非効率で、妙な力が入ってしまう指の運動です。そしてスピーディーな指の動きをさせ難い運動です。第一関節、第二関節、こぶしの関節を全体的に満遍なく動かすのが「効率的」で「スピードを出せる」指使いです。よく、「サックスは卵を握るような手の形で構えてください。」と表現される事があります。この指の感覚です。自分の指の動きの無駄や無理を再確認してみてください。

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Written By: sax on 3月 4, 2013 No Comment
ヴィンテージって何が違うの?

サックスプレーヤーで、ヴィンテージサックスが高価な値段で取引されていることを知らないひとはほとんどいないと思います。特にジャズサックスの分野では、名器と呼ばれるヴィンテージサックスを愛するプレーヤーは少なくありません。しかし50年以上も昔に作られた、くず鉄のような見た目(笑)のサックス達のどこがそんなに良いのでしょうか?今日はヴィンテージサックスの魅力の原点に迫ってみましょう。
 現在、新品で販売されている現行モデルのサックスとヴィンテージサックスの一番の違いは何でしょうか?それは作り方の違いです。製造技術が進んだ現代では、かなりの比率で機械や高度な近代加工技術が活躍しています。そして多くの数量を同じ品質で製造しています。しかしヴィンテージサックスの時代には、高い技術を持った職人が、ほとんど手作りで一本一本製造していました。多くの数量を同じ品質で作る事等は夢のまた夢、手作りの一本一本はそれぞれに個性を持ち、それを感と技術で「良いサックス」に仕上げていったのです。もちろん現代のサックスの製造工程にも、優秀な職人さんたちは不可欠ですが、昔の職人さん達の技術とは異なるものが求められています。ヴィンテージサックスは、工業製品というより「工芸品」と言えるでしょう。それゆえに、作り手の気持ちが見えてくるようなサウンドを持っています。そこがヴィンテージサックスの大きな魅力です。
多分に精神論的な懐古趣味の話しをしてしまいましたが、次はがっちり科学的なヴィンテージサックスの魅力をお話します。ヴィンテージサックスはそもそもの素材の金属が今のものとは違います。新品のときの金属材質の違いに加え、長い歴史を経たヴィンテージサックスは、その年数や使用のされ方で金属の質も変化しています。現代の材料金属は技術の進歩により、非常に均一な性質になっていますが、数十年前には材質にムラのある金属しか作れませんでした、そのムラがサックスのサウンドに微妙な「味」を作り出す助けをし、また長い間の経年変化でそれがより魅力的なものに変化しています。「昔のほうが良かった」、というものは生活の周りにも沢山あります。ヴィンテージサックスは昔の職人さんと金属、そして当時のミュージシャンの気持ちが作り出した名品です。あ、でも、古ければ何でも良い、という事ではありませんのでヴィンテージサックスを購入する場合にはご注意ください。

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Written By: sax on 3月 1, 2013 No Comment
採譜の勧め

皆さんはセッションやバンド練習に、どんな楽譜を使っていますか?多分、100人のうち70人くらいが「青本」と答え、残り25人ほどは最近はやりの「黒本」ですかね。残りの5人は「自分でトランスクライブしましたぁ」でしょうか。「トランスクライブ」とは音楽用語で「採譜」のことです。自分で音を聞きながら、楽譜として記載していく、それが採譜、トランスクライブです。私はジャズサックス奏者の「修行」に、この「採譜」を勧めています。採譜の効用は如何に!
 俗に「耳コピ」というものは、最終的に楽譜に起こさなくても、好きな曲をCDやその他の音源から聞いて、自分で演奏できるようにする事です。ま、技術的には採譜とほとんど替わりません。しかしひとつだけ「耳コピ」と「採譜」が大きく違うことがあります。それは「調(キー)」の決定です。サックス奏者が耳コピをするには、音を拾うだけで構いません、しかし「採譜」するためには、その曲のキー(調)を解析しなければなりません。譜面の五線の左に、何個シャープやフラットが付くか、を決めないと、「Cキーの臨時記号だらけ」の楽譜になってしまいます。そしてキーを決めるのはおおよそのコード進行を感じなければいけません。そんな訳で採譜は、かなりの「音楽的解析」を要するのです。しかしそんな苦労をすれば、その曲の自分の身にへの浸透度は少なくありません。大体のコード進行の形態、どこが転調か、尊敬するミュージシャンのアレンジまで記録する事もできます。そうやって「曲を解析」することは、曲を自分のものにするために、とても役立つのです。
で、「おいおい、そんな難しいこと出来るわけないだろ!」、といわれるはずなので、次は「ハウ・ツー・トランスクライブ(採譜のノウハウ)」の紹介です。結構簡単です。まず、その曲を聞きながらベースラインを文字で書きましょう。1小節に白丸一個でいいです。「ドー、ソー、ドー、ソー」とかやっていると、落ち着く音が見つかります。それが曲のキーのトニック音、「ド」の音です(だいたい)。でもって、それがミ♭なら、キーはE♭メジャーです(多分)。キーを決めたら、後は音を採っていくだけです。ついでにイントロやエンディングも採譜しちゃいましょう。やってみれば意外と簡単です。また、慣れればスピードも上がります。

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