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1月 2013

Written By: user on 1月 28, 2013 No Comment
床が濡れる、手が濡れる

サックスを吹いていると管体内部に水分が溜まります。俗に「つばが溜まる」と言われますが、これは唾ではなく、吹き入れた息の水分が結露し水滴となって溜まったものです。そしてこの水分がトーンホールから漏れたりして手が濡れます。楽器や場合によってこの水分は漏れたり漏れなかったり、溜まったり溜まらなかったりしますよね。ベル底に溜まった水分は楽器をひっくり返して外に出しますが、床にぶちまけるのはマナー違反ですので、ハンカチ等で受けましょう。トランペットやトロンボーン等の金管楽器は「とっても沢山」この「唾」が出ますので、おむつの高分子吸収剤が入った水分吸収シートを足元に置いておき、そこに水を吸わせます。サックスはそこまで「唾」は出ないので、ハンカチ程度で充分だと思います。
 サックスの上のほうのトーンホールから水分が漏れて、左手が濡れる、というのはサックス吹きの常識ですよね。このサックスの宿命をクリアしたらしい新構造のサックスも発売されていますが、多くのサックス吹きはこの「濡れる左手」に悩まされている事と思います。これを防ぐ根本的な対策は実はありません。サックス内部は「水分の通り道」なんてまったく計算されていません。なもんで、奏者が自分なりの対策を講じる必要があります。対策の一つ目は、息と楽器の温度差をなるべく無くすということです。
吹き込む息は体温に近いので、最初は36度付近です。それが冷えて水分が結露しますので、管体の温度が体温に近いほど多くの水分が結露します。冬場、外から運んできて冷えたサックスをいきなり吹けば、その温度差の分だけ多く結露します。部屋の温度や体でサックスを暖めてあげれば、多少なりとも結露は減らせます。またトーンホールから水分が出てくる前に、演奏中でも吸水シートでまめに、パッドとトーンホール周辺の水分を拭き取ってあげる、というのも効果的です。一般的な吸水シートはかなり薄くて、演奏中のハンドリングには不向きなので、昔のプロプレーヤーはアメリカの1ドル札を使っていたそうです。丈夫でほど良い腰、水分の吸収のしかたが最適だそうです。ま、なにか似た紙を探してください。

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Written By: user on 1月 25, 2013 No Comment
リードの先っぽとの付き合い方

リードの扱いは、サックス奏者にとって本当に悩みの種、また神経をすり減らす原因になっています。特にリードの先端は薄くて割れ易いので、扱いには注意を要します。リードへの危険回避のテクニックをいくつか紹介します。
 最近のリードは一枚一枚プラスチックのケースに入って販売されている場合が多いです。使った後もこのケースに入れて置けば、リードケースの代用になります。ケースから抜くときは余り問題が無いとはおもいますが、入れるときはケースのリードの入り口側、またリードはなるべく先端に近い部分を持ってケースに戻してください。要は指と指が近いほど手元は正確な動きをします。刀を鞘に納めるところをイメージすると良いかもしれません。ゴムやプラスチックのリード押さえが付いているリードケースへリードを収める場合も同様です。先端に注意を集中して扱ってくださいゴムを潜ってからリードが収まる構造では、指でゴムを摘み、ちょっとゴムを上に上げてからリードを通すのが良いでしょう。基本はリードの先端近くを持ち、先端に触るものを注意する。そしてリードを先端方向に動かすときには「厳重注意」、逆の場合は普通の注意、と言う感じでしょうか。
マウスピースにリードが装着しているときにも、注意は緩めてはいけません。吹いていないときにはなるべくマウスピースキャップを装着して、リードが何かに触れてしまう事や、乾燥してしまう事等から守ってください。意外とよく有る事故なのですが、リードの先端をマウスピースキャップで傷付けてしまうことがあります。キャップを被せるときの事故もありますが、キャップを被せた状態で、キャップの内側にリードが触れてしまう場合があります。キャップが深く被り過ぎて、リードがキャップの先端裏側に当たってしまうということです。マウスピースキャップは多くの場合、リガチャーの部分がキャップの切り欠きに引っ掛かって停まりますので、キャップを被せる前に、マウスピースのどこまでキャップが被っていくかを位置の見当をつけて予測してみてください。深く入りすぎていたら、リードとマウスピースの先端という「サックスで最弱の部分」がキャップの裏側に当たっています。

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Written By: user on 1月 21, 2013 No Comment
凄いサックス

ヴィンテージサックスって、興味の無い人に見せたら、ただの錆びた鉄くずですよね。ま、我々サックス吹きは、その見た目ではなく出てくる音に価値を感じるわけですが、サックスを吹かない人にとっては、間違えて金属ゴミの日に出しても、何の罪悪感も沸かないような見栄えのヴィンテージサックスは少なくありません。さて、「凄いサックス」ってどんなものがあるのでしょうか?私がこれまで見た中で、「うわっ!」と思わず声が出たものを紹介しましょう。
 写真でお見せできないのが残念ですが、サムレストが斜めに半分削れて無くなってしまったサックスを見た事があります。このサックスを使っていた方は、よほど演奏中にサックスを動かす方なのでしょう。しかも相当長い期間、そのサックスを吹かれていたのでしょう。「サムレストが指で削れる」って想像出来ます?削れと言えば、サックス三番管(ストレート管)の左側、サックスで唯一何も無い場所ですが、そこに穴の開いたテナーサックスも見た事があります。テナーを体の右側に構えて吹くと、太ももに当たる部分ですね。これで擦れて穴が開いてしまったようです。ラッカーが底だけ剥がれたテナーサックスは良く見かけますが、管体に穴が開くほど擦れるとは…。絶句です。意外と多いのが、ファ、ミ、レ、の右手で押さえるキーのフィンガープレート(指先を乗せるところ)が下を向いてしまっているサックスです。人差し指、中指、薬指に、おもいっきり力がはいってしまった結果でしょう。もちろんトーンホールを塞ぐカップも曲がってしまっているでしょう。こうなるとサックスは正常に機能していないと思います。右手小指キーが曲がっているサックスも多いです。相当屈強な小指なのでしょう。
アルトのネックの角度に近いくらい、上を向いてしまっているテナーサックスのネックも見た事があります。きっと長年をかけて曲がっていったため、本人は自覚が無いのでしょう。ま、多分音は出ますから。ただし各音の音程はむちゃくちゃなはずです。ネックの角度は音質ばかりでなく、音程性能にも大きく影響します。また、ネックの角度が変わると、それに伴いネックの管が押し潰れて楕円形になり、息の通りにも影響してきます。
 今までお話したサックスは、すべて「修理可能」です。というより、普通に定期的に調整をリペアマンにお願いしていれば、「酷く」なる前に対処してもらえます。サックスは定期調整が必要な楽器です。

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Written By: user on 1月 18, 2013 No Comment
サックスの苦手なスケール

さて皆さん、メジャースケール、マイナースケールを12キー全部で吹けますか?ま、出来て当たり前という人も居ますし、シャープもフラットも四つを超えたらやらない事にしてる、なんて決めている方もいらっしゃいます(爆笑。サックスを楽器としてマスターする際に、12キーでのメジャースケールは体で覚えるに越した事はないでしょう。この「スケールが出来るできない」の話しは、今後の課題として置いておきますが、これが出来ると分かる事があるんです。それが「サックスの苦手なスケール」です。
 ま、吹く側の人間が苦手といったら、シャープやフラットが五つも六つも付いているキーでしょう。しかしサックスの苦手なキー、という場合にはサックスの構造で、音程が取り難いスケールの事を指します。BやGのスケールが不安定、コントロールし難いと言われています。楽器自身が正しい音程を出しにくい構造なので、こういったスケールは吹く側が意識してコントロールしなくてはなりません。しかし、「じゃ、どこを気にすれば良いの?」と聞かれても、実は正しい答えはできないんです。音程の癖はサックスの固体によっても、また設計によっても異なります。また奏者のアンブシャや奏法も音程の「傾向」に影響します。ですので、サックス奏者万人に与えられる「正解」は無いのです。(音大ではサックスの音響的構造の解説で、楽器としての傾向は教えてくれるようです。)じゃあどうしたら良いのでしょう。
ここで原点回帰です。メジャースケールを12キー全部で吹ける様になりましょう。それによって自分のサックスを自分が吹いた場合の音程の傾向を実感する事ができます。「スケールができなくても、単音をチューナーでチェックすれば良いのでは?」というあなた、それではだめなんです。オクターブを単純に12等分した平均律ですが、管楽器でそのスケールを吹く場合には、人間の感性により近い自然率の感覚が必要になります。ましてハーモニーを考えるときには、管楽器奏者は臨機応変に各音を微妙に上げたり下げたりしなければなりません。さ、12キーのスケールの練習を始めましょう。

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Written By: user on 1月 14, 2013 No Comment
F♯キーレス

ジャズサックス奏者の中には、近代サックスのほとんどに付いている「ハイF♯キー」を、まるで罪悪のようにとらえているかたが少なくありません。ジャズ用にいくつかのメーカーは「ハイF♯キーレス」をわざわざ作っているモデルもラインナップしています。さてこの「ハイF♯キー」はそんなに悪者なのでしょうか?
 悪者説の理由をあげましょう。まずは「重たい」。ひとつトーンホールが余計に付いていますので、それを塞ぐカップ、ロッド、キーメカニズム、ポストはそれなりの重量です。しかもネック直下の位置ですので、音質に与える影響も少なくありません。また、「無くてもハイF♯は出せる」という理由。フロントFキーとB♭キーの組み合わせで、簡単にハイF♯の音は出す事ができます。というより、こっちの運指のほうが簡単で、便利です。
 あったほうが良いと言う「善人説」は…あまり聞きません。というより、現代サックスでは付いているのが当たり前ですので、正確な音程はこのハイF♯キーで出すのが一番です。大体設計がそうなってるんですから。また、サックスとしての全体設計も「ハイF♯キー有り」でおこなわれています。フラジオや倍音も、「ハイF♯キー」があって一番出易くなっています。「ハイF♯キーなし」モデルはそれなりの設計と調整が必要です。また強度の点でも「ハイF♯キー」のシャフトはサックス全体に貢献しています。ま、無いよりはあったほうが良いのではないでしょうか。
既存の「ハイF♯キー付き」モデルを改造して、「ハイF♯キー無し」モデルに改造する方がいらっしゃいます。そんな場合の注意事項をちょっとばかりお話します。「ハイF♯のトーンホール」を上から塞ぎ、不要になったメカニズムを取り除いただけでは、「ハイF♯キーレス」にはなりません。管体の内側から見たら、「ハイF♯」のトーンホールの部分が凹んだだけです。この部分が管体に滑らかになくならなければ、「ハイF♯キーレス」にはなりません。管体の内側をきれいに塞ぐ、滑らかに曲がった「フタ」をロウ付けするのは熟練のリペアマンでも大仕事です。
 世間で言っている、「ハイF♯キーレス」の効果を実感した上で、それを手に入れるなり、自分の愛器を改造したりしましょう。噂だけで「ハイF♯キー」を悪者扱いするのは賛成できません。

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Written By: user on 1月 11, 2013 No Comment
折りたたみ譜面台の立て方

スタジオやコンサートホールには大きく、どっしりとした譜面台が用意されていますが、大体「譜面台持込」の場合は、自分所有の折りたたみ式の譜面台を使いますよね。今日は折りたたみ式譜面台の、使い方の基礎をお教えしましょう。たぶん、「えっ、そうなの?」なんてことも入っているかもしれません。
 折りたたみ式譜面台で注意すべきは、「足の部分」です。それでなくても、軽くて不安定な折りたたみ式譜面台ですので、脚の状態で倒れ易くも、倒れ難くもなりますので注意が必要です。足のセッティングの基本は、「センター支柱を床に着けない」ことです。三本足を広げ、かつセンター支柱も下に落として、「4点立ち」させている方がいらっしゃいますが、これは×、ダメです。三本の広がった足だけで譜面台を支え、センター支柱は床から数センチ離しましょう。足の部分の固定ネジもしっかりと止めましょう。三本足の配置ですが、使う自分が上から見て、「逆Yの字」に見えるよう立てるのが基本です。そのほうが譜面台と自分との距離を、自由に調整できますし、蹴飛ばして倒してしまう確立も減ります。それは何故か?人間が二本足だからです。二本の足を、譜面台の二本の脚が入れれば邪魔にはなりません。Yの字だとどちらかの足で蹴飛ばす可能性がでますし、譜面台から必要以上に離れなければなりません。逆Yの字の場合、譜面台が倒れる場合は自分の側に倒れます。ステージでお客さんに迷惑をかけないためにも、逆Yの字置きは有効です。
センター支柱は何本かに別れてたたまれていますが、使うときはなるべく平均して伸ばしましょう。そのほうが安定した支柱になります。さて譜面置きの部分の角度ですが、立ったのが好きな人、寝ているのが好きな人、ま、ひとそれぞれです。重要なのはバランスと重心です。実は譜面置き場の中心から支柱が延びている折りたたみ式譜面台は皆無です。大体、譜面台置き場の高さの1/3か1/4のあたりから支柱が生えています。これを寝かせれば寝かせるほど、安定が悪くなるのはあたりまえの現象です。乗せる譜面の枚数によって、横から見てバランスを考えましょう。ここでも逆Yの字の足の配置が生きてきます。上のバランスの崩れを下の脚が支えてくれます。

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Written By: user on 1月 7, 2013 No Comment
ネックソケットの掃除

ネック下部のサックス本体と繋がるパイプをネックソケットと言います。他にも「テノン」や「シャンク」と言うひともいますが、どれが一般的かは分かりません。機能的に言うならば、「ネックソケット」が一番分かりやすいと思います。で、このネックソケットですが、皆さん意外とお手入れを気にしていないのではありませんか?サックスのネックと本体をつなぐ重要な部分です。ここに隙間が空いていたりして息が漏れたら大騒ぎです。またここの密閉性はサウンドに大きく影響します。今日はリペアマンがおこなう、ネックソケットの掃除法をお教えしましょう。
 必要なものはロウソクと木綿のボロ布、使い捨てライターだけです。これで、「ウソっ!」って言うくらいネックソケットがきれいになります。さてまずはロウソクの軸をネックソケットの外側に、ロウが平均して着くように擦り付けます。ま、適当で良いです。擦り終えたら、ネックソケットをライターで炙って、擦りつけたロウを溶かし、表面に均一に広げて行きましょう。金属の熱が冷めたら、ネックを本体に接続します。このとき、ロウが「ぐにゅっ」と溢れますが、気にする必要はありません。そしてネックを何回も回し、ネックソケットと本体接合部を擦り合わせます。最後に、ネックを外し、ネックソケット側、また本体結合部の内側に着いたロウを、ボロ布で丁寧に拭き取ります。ロウは残らないようしっかりと拭き取りましょう。
この作業は、一見ロウソクのパラフィンでネックソケットの滑りを良くしているように見えますが、それは違います。ソケットの結合部の細かい汚れやホコリを、ロウで絡め取っているのです。ロウは金属表面を擦って、微細なホコリをも取り込んでくれます。ホコリを含んだロウをしっかり拭き取ると、びっくりするくらいボロ布が黒く汚れていると思います。それが「サックス結合部に溜まった汚れ」です。長年放置すれば、そのホコリはヤスリのように本体結合部を擦ってすり減らします。当然隙間が広くなっていき、息漏れの原因となる場合もあります。ネックソケットと本体結合部はぴったりと合うように緻密に調整されているので、ほとんど隙間がありません。それゆえにホコリが致命傷になってしまいます。オイルもホコリを呼び込むので注すことは勧めません。この掃除法はフルートの頭部管と本体のジョイント部にも使えます。やってみてください。

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Written By: user on 1月 4, 2013 No Comment
バリトン・トリビア

サックスの中でも、一番所有率が低いのは「バリトンサックス」でしょう。ソロ楽器としては余り手本となるスターも多くありませんし、アルトやテナーに較べれば、「欲しい!」と思う方は少ないようです。しかし、あの魅力有る重低音、奏法によっては非常に表現力も多彩なバリトンサックス。楽器も大きいので目立ち方もハンパではありません。今日はバリトンサックスの知られざる秘密をご紹介し、皆さんに、「バリトンが欲しくなる」おまじないを掛ける事にしましょう。
 バリトンサックスは、なんとネックがぐるりと一周の円を描いています。マウスピースから伸びたネックは90度下に曲がっており、そこでサックス本体に合体します。そこから本体主管はなんと一旦上に曲がり、円を描いた後でストレートな管となっていきます。しかもその円の最下部には、トランペットやトロンボーンのように、唾抜きのウォーターキーが付いています。サックスの中に入って行く息の水分は、アルトやテナー、ソプラノでは管体の奥にまで届きますが、バリトンはこの「ぐるり」のため、ほとんどの息の水分はこの中で結露し、液体になってしまいます。ですので、このウォーターキーで水を抜けば、水分が管全体に付着する事はありません。バリトンオーナー以外はご存じないと思いますが、バリトンは管体内部を掃除するスワブを通すことが出来ません。なにせあの「ぐるり」の部分がありますので。スワブを通す必要も無いし、通したところで詰まってしまうのがオチでしょう。ただし、「ぐるり」の中の水分を拭き取る特殊なスワブがあります。自在に曲がる弾力のある太い針金と木綿の布との特殊な構造で、「ぐるり」のほぼ一周の内部を掃除できるスワブがあります。先頭がロケットのようになっており、バネのような心棒でグイグイとぐるりの内部を曲がりながら進んでいきます。「おお、ここまで入るのかぁ!」と、ちょっとした感動モノです。
またメーカーの設計の違いもありますが、一般的にこの「ぐるり」部(表現が幼稚でスミマセン)にはオクターブキーが付いています。しかもこれは「第三オクターブキー」。そう三つ目のオクターブキーがあるのです。ヴィンテージのバリトンには、ネックにオクターブホールが空いているものもあります。バリトンの高音域のトーンホールはメーカーによって千差万別で、鳴りや吹き易さにも個性があるようです。どうですか?バリトン一本、サブ楽器として欲しくなりませんでしたか?(爆笑

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