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12月 2011

Written By: sax on 12月 31, 2011 No Comment
先達の教え4:ロングトーンをやれ

ブラスバンドの先輩は必ず新入部員に、「ロングトーンが基本だ。とにかくロングトーンをやれ!」、と言いますよね。や、ロングトーンは重要ですよ。でも、その重要性と目的が分かっていないと、はっきり言って、「やるだけ無駄」の場合も否定できません。多くの指導者が挙げている、「ロングトーンで何を鍛えるか」をお話しましょう。

 金管楽器でも木管楽器でも、「音の安定」は最重要項目です。ロングトーンをすることで、口輪筋、腹筋、息と喉のコントロール等を鍛え、安定した音を出せるようにします。安定とは、音の高さが揺れないこと、音の大きさが変わらないこと、サウンドが変わらないこと等です。これらが出来て初めて「コントロールが出来ている」ことになり、次の音楽的表現に進歩することが出来ます。
 
望んだときに望んだ音が出せるようになる、ということです。ならば別に「ロング」である必要は無いだろう、という人がいるかもしれません。その通りですね。16拍や32拍、10秒や20秒も持続させる音は曲中にはあまり出てこないかもしれません。でも「ショート」ではなく「ロングトーン」である必要があるんです。

それは「サウンドとの会話能力」を鍛えるためです。管楽器を吹くことは、自分の音を聞くこと、といつもペアになっています。奏者は楽器に息を入れ、それによって楽器から出る自分の音に耳を傾けます、そして音程を高低させたり、音質を変えるためにアンブシャを調整します。これらの動作を瞬間におこない、かつ繰り返し持続することが「楽器を吹く」ことです。

この能力をロングトーンによって鍛えます。ロングトーンをやりながら、自分の出している音をよく観察する。それを長く持続する。これが重要なロングトーンへの姿勢です。

もうひとつの視点でのロングトーンの目的をお話しましょう。それは、奏者としての自分の能力の限界を知り、かつその限界点を伸ばし広げることです。例えばサックスでは大きい音を出すほうが小さい音を出すより簡単な音域があります。また音程が不安定になる音域もあります。

大きい音を出すと音程が高くなってしまう音もあります。そういった各種の問題や自分の対応力を知り、その部分の能力を鍛えることがこの場合のロングトーンの目的です。

一番上のミの音をピアニッシモで、安定した音程で何秒出せるか。それを自分で知らなければ曲の中、アドリブの途中で失速します。自分のフォルテッシモはどのくらいの音量で何秒続けられるのか。それを知らなければ、アンサンブルでのハーモニーのバランスを整えることができません。今日のロングトーンはこれらのことを頭に入れて練習してみてください。

*写真は全てflickrから掲載しています。

丁寧な梱包と箱をあけた時に和のイメージを感じました。彫刻も綺麗で一緒に購入したロブナーとラボーズのMを取り付けスケールを吹いた所上から下まで楽に鳴り広告にたがわぬと思いました。
(AIZEN JazzMaster アルトサックスマウスピースご購入 林伸一様 のお声)

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Written By: sax on 12月 26, 2011 No Comment
先達の教え3:譜面は見るな。覚えないと身にならない

ブラスバンドの方々には常識の「暗譜(譜面を覚えて、見なくても吹けるようにすること)」でも、ビッグバンドやジャズコンボには苦手な方も沢山いるそうです。アメリカの有名な教則本シリーズのなかにも、「どうやって曲を覚えるか?」なんてテーマの本があるくらいです。

世界中の人が、曲を覚えるのに苦労しているのでしょう。今回はどうして曲を、譜面を覚えることが重要なのか、という理由をお話しましょう。

ビッグバンドの方々で暗譜が必要な理由の第一は…。ビッグバンド経験の長い方は絶対ご存知だと思います。っていうか経験からそうしてると思います。理由は、「いつ譜面が見えなくなるか分からない」からです。

パーティー会場の演奏では、演出のために突然照明が消されることは日常茶飯事です。驚かすための演出では、真っ暗な中で音楽が始まり、どこかにスポットライトが当たって主役登場。そんな演出も珍しくありません。また会場が停電することもあります。ビッグバンドで停電で演奏できないのは…。エレキギターとエレキベースくらいですね。きっとバンドは停電でも演奏は続けるでしょう。

またもうひとつの理由は野外演奏です。ビッグバンドが野外で演奏することは決して珍しいことではありません。屋根付きステージもあるだろうし、完全屋外、路上なんてのもあるでしょう。このような場合、ビッグバンドのメンバーは、「洗濯ばさみ」をしこたま持参します。風で楽譜が飛ばされないようにするためです。

それでも楽譜を飛ばしてしまう強風もありますし、譜面台が吹き飛ぶ場合もありますね。とにかくビッグバンドの譜面はいつ見えなくなるとも限りません。出来るだけ暗譜しましょう。

コンボジャズの場合は別の理由があります。まず譜面を見ながら吹くのが、そもそも「格好良くない」です。最近ではライブハウスの演奏でも譜面台を置いて楽譜を見ながら演奏するコンボも少なくありませんが、昔は「譜面を見ない」のが常識でした。また、アマチュアでもメロディの暗譜は重要です。

あたまの中にメロディとコード進行の記憶をしっかりと定着させることで、メロディフェイクやアドリブがとても簡単に、しっかりしたものにすることができます。メロ譜でもコード譜でも、いつまでも譜面を見ていると上達の妨げになりますよ!

*写真は全てflickrから掲載しています。

とにかく芯の太さとバズの効きは期待どおりすごいという印象でしたが、高音の伸びも予想以上に良かったので感激してます。
(AIZEN JazzMaster アルトサックスマウスピースご購入 井上智弘様 のお声)

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Written By: sax on 12月 24, 2011 No Comment
先達の教え2:テンポキープは1、3で、ベイシーバンド、速い曲

ジャズの場合、ビートは2拍4拍に来ます。「うっ、アン、うっ、アン」と乗って、手拍子も偶数拍で取りますね。ビッグバンドでコンサートマスターやドラマーがカウントを出すときも、2拍4拍で指やスティックを鳴らします。

演歌は1拍3拍の奇数がアクセントですので、ジャズのライブで演歌乗りをすると浮いてしまいます。が、しかぁし。これにこだわりすぎると、曲の途中で小節がずれてしまうことが少なくありません。ゆったりとしたテンポのスローな曲では2拍4拍のアクセントは重要ですが、テンポの速い曲では1拍3拍でカウントを取るほうが無難です。演奏者はよく足でビートを取りますが、これを1拍3拍でおこない、「奇数拍で足を踏む」ということです。

実際にスイングの帝王、カウントベイシーオーケストラのメンバーも、速い曲では奇数拍で足を踏んでいます。この目で見ました。アマチュアビッグバンドの多くの指導者が、「ドラムのハイハットの音でビートを感じてください。」、と言います。ジャズのドラマーは4ビートでは2拍4拍でハイハットシンバルのペダルを踏みますので、この音を聴きなさい、ということです。

これは間違いではありませんが、正解でもありません。ビートはハイハットを聴いて感じる必要はありますが、拍と小節のカウントは1拍3拍でおこなわないと、ほとんどのばあいズレが生じます。

体はビートを感じ、頭ではカウントをしないと演奏は成立しません。しかし先ほど例に挙げた「カウントベイシーオーケストラ」は、ある曲をステージに掛けるまでには100回以上練習を繰り返し、総てのメンバーがビートやらカウントやらからは超越し、体の中から音楽を作り出していたとも言われています。

「テンポキープは1,3で」、と言われても追いつけない馬鹿速い曲もあります。そういう場合は、「テンポキープは小節の頭で」、とか、「テンポ修正はフレーズの頭で」、などというもっとアバウトな格言もあります。小節の頭で遅れてはいけないという意味であったり、ひとかたまりのフレーズの終わった後にテンポが崩れやすいので、次のフレーズの始まりで遅れを修正しろ、などという意味なのですが、これらは「誤魔化し方」の格言以外の何者でもありません。

*写真は全てflickrから掲載しています。

音がやわらかくなった上に、息が自然に入り、すごく楽に鳴らせるようになったので驚きでした。
(AIZEN JazzMaster アルトサックスマウスピースご購入 入澤剛様 のお声)

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Written By: sax on 12月 19, 2011 No Comment
先達の教え1:「指で吹くな」

先輩や先生、偉大なプレーヤーからはとても大切なことを得られます。ちょっとしたコメントや呟きからでも、自分のサックスプレイに大きな影響を与えるヒントを得られる場合があります。

また多くの先達、歴史的プレーヤーが記録に残した名言もあります。これから数回、有名な先達の教えをいくつか挙げて、その真意を解説してみましょう。

 「指で吹くな」ってフレーズは、ジャズサックスの先生やプロプレーヤーが良く言う言葉です。これは、「手癖のフレーズの組み合わせでソロを吹いていると、型にはまってしまいいつも同じアドリブになってしまう。」、ということに加え、「運指のタイミングは発音のタイミングではないので、手先でリズムを取ると絶対に遅れる」、ということでもあります。

この言葉とよく対になるのが、「耳で吹け」という言葉です。「自分の音に耳を傾け、良く聴きながらそれをコントロールすることで、良い演奏ができる」、ということであり、「運指や舌、口のコントロールはあくまで音を出すための『手段』であり、結果を出すのは音そのものである。」、ということです。

サックスという楽器の構造ゆえに語り継がれている教訓ですが、実はサックス、特にジャズサックスでは、どうしても「指で吹きたくなってしまう」理由があるのです。多くのサックスプレーヤーは著名なプレーヤーのサックスソロをコピーして練習し、分散コードのパターン練習をし、そして教則本の「フレーズ集」を繰り返し練習して自分の体に覚えこませます。

するとある過程では、アドリブを指がある程度作ってくれるようになります。というか、体が覚えこまないと実践には使えません。

しかしこの時点を迎えたら、次に「自分の表現」を考えなくてはなりません。指が自然に動くようになって初めて、今度は頭で考えて自分のメロディを作るのです。

つまり、「まず指で吹けるようにならないと次のステップに進まない」、という現実もあるのです。

「指で吹くな」。本当にこの言葉は奥が深く、初心者から上級者まで、常に意識していなければならない大切な教訓なんです。

*写真は全てflickrから掲載しています。

丁寧な造り。サイド、ティップレールの仕上げはすばらしい。吹奏感やプロジェクションが良く、低域から広域まで詰まらない。
(AIZEN JazzMaster アルトサックスマウスピースご購入 桝山雅信様 のお声)

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Written By: sax on 12月 17, 2011 No Comment
サックス吹きのマナー

サックスを吹いているプレーヤー同士では、楽器を自慢しあったり、マウスピースを吹かせてもらったり、という「楽器の交流」ってのも珍しくありません。

でも、意外とどのへんまでがマナーの範囲であり、どのへんから「やり過ぎ」になるかは人それぞれの考え方があるようです。今日はそのあたりの、サックス吹き同士のマナーを考えて見ましょう。

 サックスは直接口に触れる楽器です。ですので、基本的に「間接キッス」になるようなことは皆さん喜びはしないようですね。借りて吹く側が構わなくても、貸し手が躊躇する場合もありますよね。

例えばあなたが、「君の楽器、珍しいね。ちょっと吹かせてもらって良い?」、というお願いをし、「ああ、良いよ」、という返事をもらったら、基本、マウスピースは自分のものうを使用しましょう。

口に直接触れるものですし、サックスを試奏するには、自分のマウスピースのセッティングで試奏するのが一番です。ただし借りたサックスのネックコルクはあなたのマウスピース用に調整はされていませんので、ゆるゆるの場合は紙などを挟み、また、きつい場合は無理に奥までマウスピースを差し込まないよう注意しましょう。

ネックコルクが太く、あなたのマウスピースがほとんど入らない場合は、サックスとしてほとんど機能しませんので試奏は諦めましょう。まったく音が出ない場合もあります。

ここで、親切な友人が、「ぼくのマウスピースを使っても良いよ。」と言ってくれるかもしれません。その場合は友人のマウスピースからリードを外し、自分のリードを着けましょう。

マウスピースもハンカチやティッシュで良く拭きましょう。もちろん自分が吹き終わって相手に返す時もですよ。ここで注意したいのは他人のマウスピースの扱い方です。マウスピースはプレーヤーにとっては「宝」です。ゴシゴシ擦らないよう、またティップの先端に障らぬように気をつけましょう。

こういったシーン用に楽器ケースの中に濡れティッシュ等を入れておくのも良いですね。貸すほうも借りるほうも、お互いを尊重し、気を使いましょう。

楽器そのものの扱いも、借り物の場合は特に気をつけたいところです。まず自分のベルトのバックルでサックスに傷を付けないようにしましょう。バックルを左にぎゅっとずらしておくとサックスに触りません。また持つときも「両手」でしっかりと持ちましょう。借りたサックスを落として壊したらシャレになりません。

マウスピースを指すときはしっかりとネックを持って、ネックに不要な力を掛けないようにしましょう。またストラップの金属フックを、ストラップリング周辺にガチャガチャと当てるのもご法度です。とにかく人のサックスですから、神経を使って扱いましょう。

*写真は全てflickrから掲載しています。

AIZEN のマウスピースを購入して、これでマウスピースをあれこれ探し続ける必要がなくなったと実感しております。本当にありがとうございました。
(AIZEN SO テナーサックスマウスピースご購入 小野俊雄様 のお声)

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Written By: sax on 12月 10, 2011 No Comment
楽譜は苦手、を克服しよう!

クラッシック、ブラスバンド、ジャズでもビッグバンドのかたは楽譜を読んで演奏するのが基本です。

しかし、ジャズのコンボや独学でポピュラーを耳コピ(耳で曲を聞いて演奏できるようになる)で演奏している方々は、あまり楽譜に頼らないケースが少なくありません。

しかし音楽を記録し、また演奏の指針となるのは「楽譜」がとても重要です。楽譜を使いこなせて、初めて音楽を自由に楽しめると思います。ところが「楽譜は苦手!」という楽器奏者は予想以上に多く、「楽譜」に苦戦しているサックス吹きも少なくありません。

今日は楽譜の苦手意識を克服し、「初見バリバリ(譜面さえ見れば、知らない曲でも難なくすぐに演奏できる)」になるためのヒントをお教えしましょう。

 譜面で音を覚える参考にするのは、曲をマスターするためにとても重要です。ただし譜面が「読め過ぎる」と、曲を覚えるのが苦手になってしまいます。「見れば分かるから」と覚えることを放棄し、いつでも楽譜を持参するのはお勧めできません。

特にジャズの場合は頭の中にメロディを入れた上で、それを改造・変化させて作ることが良いアドリブソロを作る秘訣です。「譜面の克服」は頼りすぎないことが前提条件です。

楽譜を記憶するには二通りの方法がメジャーです。かたや階名に直して、ド、レ、ミで覚える。長さは曲のメロディの記憶で再現します。もうひとつは、楽譜の「見た目」そのものを記憶することです。五線の上のおたまじゃくしの姿をそのまま脳裏に焼き付ける方法です。

♯や♭の臨時記号もまるまる画像で覚えてしまいます。ただし両者どちらの場合も、ドレミやおたまじゃくしの位置から、瞬時にサックスの指使いに変換できることが前提です。ここにまで至っていない場合は、「体で覚え」ます。

つまり指使いをそのまま記憶するということです。

ちょっと譜面上級編に移りましょう。譜面を読んで即座に演奏する場合のノウハウです。これが完璧に出来れば「初見が効く」ということですが、インテンポで無いにしても譜面から指使いに反射神経で連動できればもう譜面上級です。譜面を読むコツは、「先読み」です。

今吹いている場所から先を目で追えるようにしましょう。3小節以上先を読んで演奏できれば、初見で曲が問題なく演奏できるはずです。またフレーズを音符の配列でパターン認識することも有効です。

例えば「ミ、ソ、シ」は五線の串に挿された団子が並んでいますが、「ファ、ラ、ド」は串の間に団子が並んでいます。こういう見た目のパターンの記憶の貯金を増やすわけです。休符と音符の長さのパターンも何種類か記憶してしまえば、ほとんどの楽曲を譜面初見で吹く事ができるはずです。

*写真は全てflickrから掲載しています。

以前勧めた方のうち、すでに3名の方が購入済みです。やはり口で説明するよりも、試し吹きしてもらい実感してもらうのが一番早かったです。
(AIZEN SO テナーサックスマウスピースご購入 西村陽弘様 のお声)

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Written By: sax on 12月 5, 2011 No Comment
サックスデュオの相性は?

 

クラッシックではサックス・アンサンブルはソプラノ、アルト、テナー、バリトンの定番四重奏に始まり、色々な組み合わせがあります。しかしジャズでは意外に「サックスの組み合わせ」には保守的な嗜好があるような気がします。

アルト、テナーx2、バリトンの組み合わせでのジャズサックス・アンサンブルである「サキソフォビア」は、既に定着した地位を確立した珍しいジャズジャンルのサックスの組み合わせでしょう。

また、ドラム、ピアノ、ベースのリズムセクションに、ビッグバンドのサックスセクションをまるまる組み合わせた、「メロー・サキソフォン・アンサンブル」も素晴らしいサックスのアンサンブルを聞かせてくれます。

しかし彼ら以外の「サックスのアンサンブル」を前面に押し出したジャズ系グループは多くありません。実はこれには、「なぁるほど!」という実に明確な理由があります。それは、「ジャズのソロ回しの原則」です。 

小編成のジャズユニットでは必ず、「テーマ+各メロディ楽器のソロ回し+(掛け合い)+テーマ」という構成で一曲を演奏するのが定番です。プレーヤーの個性のぶつかり合いが醍醐味のひとつであるジャズの世界では、「ソロ回し」の平等性は暗黙の了解として成立しています。

で、例えばアルトサックス3本のフロント(メロディをリードする楽器)にしたグループがあるとします。メロディは3管アレンジで素敵に「ハモる」ことでしょう。そして各人のソロ。アルトサックスのソロが三人分続きます。

飽きますよね。いかに各人が個性豊かなプレーヤーでも、同じ楽器のサウンドが人が替わっても延々続いたら…。

これが「サックス・アンサンブル」がジャズの世界では稀である理由です。という訳で、本タイトルである「サックスデュオの相性は?」という質問の答えとしては、「飽きないためには、違うサックス」と答えざるを得ません。

アルト&テナー、ソプラノ&アルト、テナー&バリトン等がハーモニーの音域を考えるとお勧めでしょう。 が、しかし、しかし…。今まで話したのは「古典的なジャズの考え方」です。ジャズはいつでも先進的な挑戦を続けてきた音楽です。

ソロを全員で廻さないバンドも沢山出てきました。アドリブを一斉に合奏するスタイルも確立してきています。ジャズはなんでもあり、だと思います。

*写真は全てflickrから掲載しています。

 今までの時間を返してくれ!!!!なんてものを作ってくれたんだ!!!!って思いました。なぜならこれまで膨大な時間とお金を掛けてコレクションした所有のビンテージマウスピースのどれよりも心地よく、息が音に変わる快感を感じられたからです。
 (AIZEN SO テナーサックスマウスピースご購入 深井宣光様 のお声)

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Written By: sax on 12月 3, 2011 No Comment
速いテンポを遅くする?

スイング時代のジャズはゆったりとしたミディアムテンポの曲やバラードが多勢を占めていました。「ジャンプ・ナンバー」と呼ばれるアップテンポの曲は、最後の締めの盛り上がりや、ミディアムナンバーの間での「味付けの変化」として使われました。

ま、ちょっとした調味料ですね。しかし現代はというと、まるで様相は反転しています。ほとんどがアップテンポの「元気な」曲で、バラードやミディアムナンバーはその味付けのようになっています。世情に合わせて音楽もどんどん忙しなくなっているのでしょうか。

激しいビートやテクニカルな旋律の「馬鹿っ早い曲」は、聞くのは楽しいのですが、いざそれを吹くとなると大変です。速い曲のリハなどでは、「今日はサックスセクション、指が硬いね。」等と冷やかされます。

 そう、ダブルやトリプル等の高速タンギングが可能な金管楽器と較べて、サックス等木管楽器は構造的に速い音の変化は苦手です。さて、このへんをどう誤魔化しましょうかね。 

 アップテンポになった場合、いわゆるジャズの「ズーダ、ズーダ」の裏8分音符のアクセントは付けません。メトロノームを鳴らしながら、徐々にテンポを速くしていきながらジャズの8分乗りをやってみてください。 ある程度テンポが速くなってくると、ジャズアクセントの個性が曖昧になってきます。 

かつそのへんのテンポでは、ジャズ乗りをすると裏の拍が表になってしまいそうになります。つまりテンポ遅れの原因となります。 アメリカの一流ジャズミュージシャンは馬鹿っ速い曲でもしっかりと裏のアクセントを表現した上でテンポにシンクロしますが、アマチュアには到底無理な話です。

 だいたいテンポ200を超えたら万歳しちゃいましょう。このあたりのテンポからは表裏イーブンで吹いてもほとんど差は感じられません。アクセントよりもテンポとビートのキープに意識を集中したほうが、確実に「良い音楽」になるはずです。

またもっと速い場合は2拍を1拍で数えて、8分音符を16分音符として考えるやり方も一般的です。速い曲でテンポが遅れてしまう場合には、小節のつなぎとか4小節単位とか、テンポを取り返す場所を決めておきましょう。復帰の前には「吹くのを止めちゃう」のも必殺技です。

*写真は全てFlickrから掲載しています。

 音色は、初級者がたまに吹いたとは思えないほど太くて心地よい音色です。また鳴りムラ(音色のムラ)が、4Cよりも少ないです。ずっとテナーを吹いていたくなりました。
(AIZEN SO テナーサックスマウスピースご購入 市川忠邦様 のお声)

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