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8月 2011

Written By: sax on 8月 29, 2011 No Comment

サックスを持ち上げ、U字管側から目を近づけてネック方向へ管体を見てください。蛍光灯等の真っ直ぐのものを管体に反射させると、意外と簡単に「管体のねじれや曲がり」が確認できます。

サックス表面の均等さ具合を見るにはこの方法が一番です。ネックなどもこの方法で曲がりやゆがみが確認できます。実は思っているよりサックスって奴は真っ直ぐではないです。

新品でも多少のねじれやゆがみが有るものもありますが、決して「不良品」ではありません。多少の管体のゆがみは、組み立て時にポストやシャフトの位置、トーンホールの摺り合わせで吸収でき、サックスの機能に影響を及ぼさないようにすることが出来ます。あまり「真っ直ぐ」は気にしないでください。

ビンテージサックスを選ぶ際には、この「真っ直ぐチェック」は絶対必須です。ゆがんだ後に調整されたものか、調整された後にゆがんだものか、の違いが重要だからです。また製造から50年も経っているビンテージサックスは金属の収縮でかなり管体がゆがんでいるものが少なくありません。

そして、そのゆがみが機能的な不具合の原因となっている場合もあります。例えば、吹いて気に入ったビンテージサックスが3本目の前にあれば、管体のゆがみが少ないものを選ぶほうが良いでしょう。逆に目の前に予算に見合ったビンテージサックスが一本あり、「現状の吹き心地はイマイチだけど、調整すればいけるかな?」と思ったら、やはり管体のゆがみを見てください。管体にゆがみがあり、かつシャフト類にもねじれがあるようなら、即決を避けて上級者かリペアマンに相談しましょう。管体とシャフトのゆがみの程度によっては、大改造を必要とする可能性があります。

中古サックスでもうひとつ気になるのが、「へこ」ですね。管体の凹みです。一番多いのがU字管の凹みですが、「やや凹んでいる」程度ならサウンドにはあまり影響ありません。自分の趣味の範疇です。

同じく、ベルの凹みやベルエッジの変形等もあまり気にする必要は無いと思います。気にすべき「へこ」は左手キーより上の管体へのダメージです。サックス管体の上部、およびネックの凹みや変形は少なからずサウンドや吹奏感に影響します。ただし、「吹いて良ければ全て良し」、だとは思います。それがビンテージを選ぶ、ということだと思います。

使うとしっかり息を音に変えてくれるストレートなマウスピースと感じた。ちょっともう他のマウスピースを使うのは厳しいかも。
(AIZEN LS テナーサックスマウスピースご購入 東出久様 のお声)

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Written By: sax on 8月 27, 2011 No Comment

今回から数回にわたって、「ビンテージサックスの選び方」についてお話しましょう。

もちろん人気のビンテージサックスは超高額ですし、当たり外れもあります。信頼の出来る楽器店であること、また上級者に選んでもらうことは必要最低条件です。

でも、何十年も前に生産を中止した名作のビンテージサックスには、どこで、どんな風にして出会うか分かりません。知らない土地でひょっこり入った楽器店で気になるビンテージに出会ってしまうことだってあるでしょう。その出会いを生かせるか、生かせないかもサックス吹きの人生ではとても重要です。「何かの参考になれば」的な感覚で、ビンテージサックス選びの諸情報を紹介します。

吹いてみて、「いいじゃん!買いジャン!」と思ったら、パッドを確認してください。もしパッドがへたっていれば、その楽器を購入した後、すぐにパッド全交換で十数万の追加出費が必要となります。

その楽器が50万円なのと、65万円なのでは判断基準は変わりますよね。パッドの状態はかなり重要です。ビンテージ市場に出てくるサックスは、つい最近まで使用中だったものか、もしくは長期間使用せずに保管されていたもののどちらかです。パッドを確認して良好な状態であれば、「こないだオーバーホールしたばかり。」なんてラッキーなものもあるでしょう。逆にパッド交換どころか、分解調整が必要という楽器もあるでしょう。これらはパッドである程度判断することが出来ます。

パッドの状態は、「艶、硬さ、破損」の3条件で計ります。状態のよいパッドは、きれいな艶と、程良い弾力があり、どこにも破れがありません。逆に寿命の来たパッドは表面の艶が無く、汚れが溜まっています。また弾力が無くなり、触るとカチカチです。トーンホールから外れた部分の破れならまだマシですが、トーンホールに当たる部分が破れていたら息漏れが発生しています。

こんなパッドはもう交換以外の手はありません。パッドはネックに近い部分ほど早く傷みます。これは息の中の湿度が口に近いパッドほど付着し易いからですが、サックス先端のほうのパッドも水分の影響は受けますのでチェックは必須です。長期間使用していなかったサックスでは、「古いけど、劣化はそれほどしていない」というパッドもみられます。これは長期保存による経年変化でパッドは柔軟性を失ってはいますが、決して取替えを要するほど痛んでいないというものです。これは素人ではかなり分かり難いです。リペアマンさんに相談しましょう。

吹いた瞬間はまさに「これぞ求めていたテナーの音だ!」音色・レスポンスに感激!感動!。吹いていても楽しくて時間を忘れます。
(AIZEN LS テナーサックスマウスピースご購入 中崎久仁様 のお声)

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Written By: sax on 8月 22, 2011 No Comment

コーンやビッシャー、キング等のビンテージサックスを吹いてみたことはありますか?

一般的にこれらのサックスは、初心者には「使い難い」と言われます。その理由のほとんどは、左手の小指のキーアクションが現代の楽器のように手首方向に「引く」動作ではなく、「押す」動作になっていることによります。G♯、C♯、B、B♭の四つのテーブルキーを「押す」のが、多くのビンテージサックスのキーアクションの特徴です。

慣れてしまえばなんでもない、というのがこのようなサックスを使用するプレーヤー達の多くの意見です。この機構は一番近年のものでは、セルマー、マークVIのソプラノサックスもこの機構になっています。古いサックスはどうしてこんなキーメカになっているのでしょうか?そして、どうしてこのような「使い難いキーメカ」のサックスを好んで使用するプレーヤーが多いのでしょうか。今日は「左手小指キーの謎」についてお話しましょう。

サックスには色んな音程を出すために、やたら穴が開いています。ま、笛ですから。で、リコーダー、小学校時代の縦笛を思い出してください。穴が縦に一列に並んでいますね。これが笛の穴の基本形、「インライン・トーンホール」です。音響学的にはこの穴の空け方が「笛系の楽器」の最も理想の音孔配置となっています。

しかし、くねくね曲がったサックスでは何が「直線」かよく分かりません。しかし、サックスを初めて作ったアドルフ・サックスは、「なるべくインライン配置を」とがんばりました。そのほうが低音域から高音域に渡っての音質の均一性が出るからです。インライン配置ではB♭とBのトーンホールは、ベルの左側(現代のサックスの反対側)に空けられています。この「反対側」がインラインと言う訳では無い様なのですが、この機構のサックスの他のトーンホールを見ると、現代のものと較べてかなり「直線的」に配置されています。

一番よく判るのがストレートのビンテージ・ソプラノサックスです。管体も直線なのでトーンホールのレイアウトがよく判ります。現代のストレートソプラノに較べてとっても「一直線」にトーンホールが空いています。もちろん左手小指は「押す」アクションです。

サックスの設計技術の向上と一緒に、オフセットトーンホールにしても音質に問題な無い構造が実現できるようになりました。それによって人間の手の形状に合った、使い易いフィンガリングのキーレイアウトが可能となりました。今ではサックスのキーメカニズムは当たり前のようにオフセットトーンホールが基本となっています。しかしフルートの世界ではいまだに、「操作性を取るか、音質を取るか」というところで、オフセットキーが主流ではありますが、インラインキーの楽器がまだ人気があり、上位モデルでは標準的なバリエーションとして存在しています。

AIZEN は今まで吹いたスラントコピーの中でも、もっとスラントに近い音がする、と思いました。バッフルが本当に精巧に作っており、「こういうのが欲しかったんだよ!」と思いました。
(AIZEN LS テナーサックスマウスピースご購入 三成様 のお声)

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Written By: sax on 8月 20, 2011 No Comment

テナーサックス、アルトサックス、バリトンサックス奏者の皆さん。ま、ついでにソプラノサックス奏者の皆さん。ネックの取り扱いを慎重にしていますか?

サックスのネックは、簡単に曲がってしまいますよ。そしてそれが音質や機能に与える影響は、決して気にならないレベルではありません。デタッチャブルのネックのソプラノサックスの場合、ネックは極端に短いのであまり曲がりは気にする必要は無いでしょう。

しかしテナーサックス奏者のあなた、自分の愛するサックスのネックは「お辞儀」してませんか?すでに曲がっているサックスのネックが、より曲がってしまうことを、「ネックがお辞儀している」と言います。

上手い言い方ですね。同じ機種のテナーサックスのネックをぴったり並べ、どちらかの先端が数ミリ下側だったら、そのネックは立派に「お辞儀しています」。またネックの中心辺りを親指と人差し指で優しく撫でて、ネックのパイプの断面方向のカーブを確認してみてください。左右が膨らんでおり、ネックの断面が左右に長い楕円になっている感じがしたら、そのネックはお辞儀をしています。ネックパイプの断面は基本的に「円」ですが、ネックが曲がる際にその円がひしゃげて、楕円になります。

 ネックがサックスの中で一番長いテナーサックスは、吹いているだけでネックが曲がってしまう場合があります。マウスピースを咥えて吹きながらサックスを前後に振るだけで、ネックの曲がった部分にテコの原理で力がかかり、簡単に曲がってしまいます。そのため真鍮より柔らかいシルバー製のテナーのネックでは、多くの場合補強用のバーがネックの下に着けられています。
 
 とにかくテナーばかりでなく、アルトもバリトンもネックには不必要な力がかからないよう極力注意してください。マウスピースを抜き差しする場合は、ネックの中ほどに手を添えてマウスピースを脱着します。このとき本体からネックを外しておくと、ボディからの重量を防げます。
 
 下あご、上あごでマウスピースを押さえ過ぎるのも曲がりの原因となります。スタンドに立てたサックスのマウスピースの先端に、ちょっと手が触った、上着が引っかかった、なんてこともネックを曲げる原因になります。ネックが曲がっていると高いほうの音程が取り難くなったり、一部の音域の音だけがこもったりします。ただ吹き手にすぐ分かるような大きな変化ではないので、おかしいと思ったらリペアマンさんに相談してください。

きっとあなたの求めている言葉では上手く説明できないような繊細なフィーリングに出会えるはずです。実は私がそうでした。AIZEN との出会いに感謝しています。
(AIZEN LS テナーサックスマウスピースご購入 工藤知靖様 のお声)

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Written By: sax on 8月 15, 2011 No Comment

この間のネジの話は「ライアースクリュー」あたりで終わってしまいました。サックスの先はまだ長いです。

どんどん手繰っていきましょう。
二回目の最初は「ピボットスクリュー」で始めましょう。

 「ピボットスクリュー」とは、サックスで一番多いネジで、キーカップを動かす「シャフト」と、それを両端で支える台座から生えた「ポスト」をつなぐためのネジです。シャフトは軽やかに回転運動をしなくてはなりませんので、ピボットスクリューはポストにはねじ込まれていますが、シャフトに対しては円錐形の先端で触って支えているだけです。
 
 ですのでほとんど緩むことはありませんが、長年使っているとだんだんと緩んでくることがあります。また不用意に締め過ぎるとシャフトとの回転が「渋く」なるので注意してください。ある日練習していたらパームキーのシャフトが「がこん」と外れた、っていうのはこのシャフトのピボットスクリューの緩みが原因です。たまに緩みを確認するくらいの気は使うほうが良いでしょう。
 
 次は「ベル支柱の接続ネジ」です。ベルと本体管は通常、円状の金具をブリッジとして、3本のネジで繋がれ補強されています。この「ベル支柱」の形状や接続の仕方は各サックスメーカーで独特のノウハウがあり、そのサックスの音質や響きに関係しています。
 
 そして最近はここに使う「ネジのカスタムセット」が発売されており、音質改善アクセサリーとして人気があるようです。この部分のネジを替えると、サックス全体の響きに影響がでるようです。U字管と本体をつなぐネジもあります。接続リングを締め付けるネジですが、これはリペアマンさんがU字管を本体から外すときに緩めるネジです。余計な手出しは止めておきましょう(笑。
 
 大きなカップを守っている、「キーガード」に着いている十字のスリットが入っている大きなネジがあります。このネジは、「触るな危険!」です。
 
 このネジの先端にはフェルトが着いており、その先のカップの開き具合を調整するためのネジです。このネジを廻すとカップの開きの大きさが変わり、その音孔の前後の音程が替わります。下手にいじると、楽器全体の音程がぐしゃぐしゃになりますので、絶対に触らないでくださいね。

唇に余計なの力が入らないからでしょうか、リードミスがありません。おかげで、音程も正確になった気がします。
(AIZEN LS テナーサックスマウスピースご購入 栗城稔様 のお声)

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Written By: sax on 8月 12, 2011 No Comment

自分のサックスを良く見てみてください。初めてサックスを見る人の多くの印象が、「穴と蓋」だそうです。その他に、「棒(シャフトですね)」、「キンキラ(見た目ですね)」、「美しいカーブ」等が第一印象として目に入るようです。

しかし、意外と印象に残らないのがサックス1本に100本以上使われている「ネジ」の存在です。サックスにちょっと顔を近づけてみてむださい。ほら、サックスって「ネジだらけ」でしょ?今日はサックスに無くてはならないネジの話しをしてみましょう。

 まず目の前にあるネジはリガチャーのネジですね。オットーリンクのような特別なものは別として、多くのリガチャーは小さなネジ二本(または一本)で締めてます。このネジの材質がかなりリガチャーの性能に関わります。現行の安価なリガチャー(なかには高価なものでも)には「プレスネジ」と呼ばれる、プレス加工で作った柔らかい材質のネジが使われています。
 
 これは振動を吸収してしまい、かつ柔らなか材質がクッシュンの役目をしてリガチャーの締め付けも安定しません。いくつかリガチャーをお持ちの方はネジの重さやプレスの跡を確認してみてください。ジャンクのボロボロで使えなくなった古いリガチャーのネジを、現行のリガチャーのネジと取り替えただけで音が一皮向ける、というのは珍しいことではありません。昔のリガチャーや評価の高い現行リガチャーには、鋼材削り出しの高品質なネジが使われていることが多いようです。
 
 次に近いのは「ネックスクリュー」です。多くのメーカーが音質改善アクセサリーとして各種の材質で発売しているように、ネックスクリューの材質はサックスのサウンドと吹奏感に大きな変化を与えるようです。ブラスやシルバー、ニッケル等色々出回っていますので試してみる価値はあると思います。
 
 以前リペアマンさんが試作したチタン製のネックスクリューを試したことがありますが、かなり楽器の鳴りが良くなりました。また小型の譜面台を着けるための「ライアースクリュー」も結構大事です。これも各メーカーから各種発売されています。ただしネックスクリューのようにネックからの振動を直に受けていないので効果は微妙です。しかしライアースクリューは「きつく締めておく」のと「ちょっと弛めておく」ので結構吹奏感が変わります。是非お試しを。
 
 まだまだサックスにはネジがありますので、続きは次回に!

これまで使っていたマウスピースと同じように吹くと、鳴り過ぎてびっくりしました。また、レスポンスが良く低音も出しやすいため、長時間吹いていても疲れ難いと思います。
(AIZEN LS テナーサックスマウスピースご購入 吉崎守様 のお声)

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