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6月 2011

Written By: sax on 6月 27, 2011 No Comment

サックスは機構的に複雑な楽器ですので、「週末サックスプレーヤー(週末のみサックスを吹けるアマチュアプレーヤー)」だとしても年に一回程度の調整が望ましいでしょう。

プロのサックスプレーヤーになると、月イチや週イチでリペアマンに調整してもらう方もいらっしゃるようです。この「調整」のきっかけは、もちろん楽器の不具合ですね。「あれ?ミの音が出にくいなぁ。」、となったとき、あなたは右手中指が押さえている、「ミ」の音のパッドの開閉を確認すると思います。でも、実は、これは間違いなんです。

サックスは笛の仲間で、管体の穴(トーンホール)の開閉で管の長さを変えることで異なる音程の音を出します。管の長さの尻尾、つまり長さ方向に最初に開いている穴の位置が音程の元となります。マウスピースからそのトーンホールまでの距離が「出る音程の周波数の波長」となり、その音程の音が出る、という仕掛けです。

ま、解説は難しいですが、サックスをイメージせず、リコーダーなどの縦笛を頭に描いて考えてください。穴を塞いでる一番下の指の位置が波長の「節」です。この波長の「節」ですが、「端」でないのがミソです。完全に音の周波数の波長である場合と、その整数倍の長さである場合とがあります。

サックスは同じ指でも、違う高さの音を出すことが出来ますよね。そう、フラジオやオーバートーンです。トーンホールがこのように音の高さを決定しますので、「ミ」の音程の時に一番下になるトーンホールを「ミのトーンホール」と呼びます。なので「ミの音がおかしい」時に「ミのトーンホールを疑う」んですよね。それが人情です。でも、長々とさせていただいた今までの説明を元に、疑わしいのは「ミのトーンホールではない」ことを証明します。

さてお立会い!

サックスが「ミ」の音を出すときに、サックスとしておこなっている工夫は単に「ミのトーンホールを塞ぐ」だけではありません。サックスの管体の太さは一定の割合で徐々に太くなっており、この係数も正しく音階を出すのに必要な機能です。

またオクターブキーのトーンホール内部のパイプや、他のトーンホールの開き具合も一つの音程を出すために機能しています。さすが超複雑近代楽器、サックスです。つまり、「ミの運指」をしているとき、サックスは単にミのトーンホールが開いているだけで音程を決めているわけではありません。あらゆるサックスのメカニズムが音響的に「ミ」の音程を出すことに協力しています。それでは仕掛けの真相を言っちゃいましょう。

「ミの運指のとき、サックスはその機構全体でミの音を出す体制になっているので、ミのトーンホールに多少の隙間があっても、問題なくミの音が出るのである」、です。

どれかの音程でサックスがおかしくなったら、その音程のトーンホール以外の部分をチェックするのが懸命です。意外とそのすぐ上のトーンホールに隙間が開いている場合が少なくありません。またリペアマンに見てもらうときも、「xのキーがおかしい」などとは言わずに、「xの音がおかしい」と事実のみを伝えることが重要です。

特にバッフルの作りが絶妙、且つ丁寧で、サブトーンでもザラつきのない、綺麗な音になる点には感嘆しました。こういうマウスピースにはなかなか出会えません。
(AIZEN SO アルトサックスマウスピースご購入 大原誠様 のお声)

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Written By: sax on 6月 25, 2011 No Comment

録音やステージでのマイクの種類の選び方、配置、バランスの調整等のことを「マイキング」と言います。今日は、サックスのマイキングの話です。

塩素系漂白剤などには、「混ぜるな危険!」と大きく書いてありますが、ステージのサックス・プレーヤー用のマイクには、同じくらい目立つように、「突っ込むな、危険!」と書くべきだ、と知り合いのPAエンジニア(コンサートステージの音響担当)が半分怒って言っていました。

多くのアマチュア・サックスプレーヤーが、マイクをベルの中に突っ込むような位置でサックスを構えて演奏し、ステージの音を台無しにしてしまうのだそうです。結論から先に言うと、サックスの音を拾うマイクのベストポジションは、ベル(朝顔)から15センチほど離れた、しかもマイクの中心がベルの上端を狙っている位置です。(もちろんミキサーの音量調整次第で距離は変わります。)

トランペットにしても、トロンボーンにしても、サックスにしても、ベルは音の出るところだからあんな格好をしています。だからそこのまん前にマイクを置くのは間違えでは無いような気がしますよね。

トランペットとトロンボーンはその通りでOKです。しかしサックスはちょいと事情が違います。その理由は管体に沢山開いた「穴」にあります。サックスは最低音B♭を吹いたときと、真ん中のGを吹いたときでは音の出る場所が違うんです。

トーンホールを全部塞いだB♭では、もちろん音のほとんどがベルから出てきます。でもGのときにはベルばかりでなく、開いたままのいくつものトーンホールからも音が出てきます。要は、サックスは吹く音によって出てくる場所が違うのです。

なのでサックスの音をきれいにマイクで拾おうとしたら、ベルの前に一本、そして左手小指のあたりを狙ったもう一本が必要です。このような音の出方をするサックスですので、マイクをベルの中に入れてしまったら、バランスの良いサックスの音が取れないばかりか、ベルの中で反響した余計な音までマイクで拾うことになってしまうのです。絶対にマイクはベルの中に入れないでくださいね。

今流行の管楽器用マイクをサックスに使う場合は、アームクリップはベルの下側に着け、マイクはベルの上端から中心にかけての部分に向けるのが基本形です。多くのプロサックスプレーヤーがそうしていますので確認してみてください。マイクを上手く使いこなすのも、楽器のテクニックと同じくらい重要です。

息が何のストレスもなくスーッと入っていき、今まで悩んでいた詰まり感や強く吹きこんだ時のピッチのぶら下がりも全く無くて、とても気持ちの良い吹奏感でした。
(AIZEN SO アルトサックスマウスピースご購入 猪股貴裕様 のお声)

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Written By: sax on 6月 20, 2011 No Comment

ウェイトの付いたマウスピース・リガチャー、ネックに貼り付ける小さな特殊金属片、特殊加工のライアースクリューとネックスクリュー、ライアースタンド(行進用譜面台ホルダー)に差し込む金属部品、ネックの接合部に塗る特殊オイル、金属/樹脂/木製のサムレストとサムフック。

あ、それからサックス各部のネジを特殊ネジに替えて、音質改善を図るパーツもありますね。最近はあまり見ませんが、リードに「鳴りを良くする」穴を開ける道具や、ネックに取り付けるウェイトもありましたね。サックスのサウンドを改善する特殊金属フック付きのストラップもあります。ここまで多種多様な「音質改善アクセサリー」がある楽器って、多分サックスがダントツの一番ではないかと思います。

どうしてこんなに「音質改造系アクセサリー」がサックスには多いのでしょう。

答えは簡単です。

サックスという楽器が音質的に不安定かつ融通性があり、故に多様なサウンドを求められる楽器だからです。特にサックス群の中で一番サウンドが安定していないといわれるテナーサックスでは、比較する吹き手によっては、「これが同じテナーサックスという楽器なの?」と言いたくなる位の差がある場合が少なくありません。まあ、それだけ吹き手の個性が表現できる楽器なわけです。

サックスの「音質改造系アクセサリー」のほとんどは、サックス管体の振動の周波数特性を変える物がほとんどです。中高音域の周波数特性を変えることで、サウンドや吹奏感が劇的に変わります。また音成分を加える、「足し算のアクセサリー」と、不要な音成分を抑制する「引き算のアクセサリー」があり、最近は「足し算のアクセサリー」でサウンドを明るくしたり、吹奏感を軽くしたりするのが流行ですが、かつてはオモリ系の「引き算のアクセサリー」で、サウンドを重厚にしたり、枯れさせたりすることを狙うアクセサリーも多くありました。
市販の多くのサックスアクセサリーは、それなりの効果があると思います。ただし、その値段と効果のバランスや、また吹き手が感じる効果と聞き手に伝わる効果の差、効果の持続性など、導入に際しては慎重に検討したほうが賢明でしょう。

絶対にお勧めしたいのは、そのアクセサリーの「あり/なし」でサックスの音を録音して、客観的に比較することです。吹き手にしか分からない効果のアクセサリーは少なくありません。でも、こういうことで悩んだり、失敗するのも、サックス吹き独特の楽しみの一つですよね。

「買って良かったです。ずっと大切にしていきます。」…これだけです。
(AIZEN SO アルトサックスマウスピースご購入 杉井麻衣子様 のお声)

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Written By: sax on 6月 18, 2011 No Comment

英会話の学習は、日本人が最も好きなお稽古事のひとつですね。

「英語=国際人」ってイメージがたまらないのでしょうか。アンチ語学マニアの戯言はこのくらいにして、今日は「ジャズ語」の話をさせてください。「ジャズ語」って何?というのが皆さんの素直な感想だと思います。

ジャズ語=英語、ではありませんが、「ジャズを演奏するのに必要な言葉」という広い意味では、ジャズ語≒(近似値)英語でしょう。「ジャズ語」とはあなたの演奏をジャズらしく聞こえさせるためのジャズ独特のイントネーションであり、フレーズです。

ジャズ語は英語学習と同様に、「耳で慣れる」ことも重要ですが、理論や理由を考えることを加えれば、よりスムースに身につける事が出来ます。そんな「ジャズ語習得」のヒントをいくつかご紹介しましょう。

ご存知のようにジャズは英語の国で生まれました。

なもんで、フレーズの根幹には英語のイントネーションが隠れています。しかも基本的にはアメリカ東部の英語です。早口ですごく聞きにくく、口をあまり開かない英語です。今度、ニューヨークやシカゴが舞台になっている映画を、言葉の意味を追いかけずにリズムやフレーズの区切りのみに注意して聞いてください。とっても「ジャズ」しているのが分かると思います。

音楽技術としての「ジャズ語」は、言わずと知れた「中抜き三連符」でしょうか。真ん中の音を抜いた三連符の前をテヌート、後ろをスタカートにして、「ズーダ、ズーダ」というジャズの乗りを出します。また、「アフタービート」とか「裏打ち」等と呼ばれる、一拍の裏にアクセントを付けるアーティキュレーションもジャズ独特です。加えて4ビートジャズのアドリブフレーズは二拍を一塊にした、8分音符4個からなるフレーズが多用されます。「タクルク、ウタルタ、リバラバ、リバラバ」なぁんて….分からないですよね。

このように「ジャズ語」を意識することで、曲のメロディ、アドリブが格段と「ジャズらしく」なるはずです。プロのジャズプレーヤーの多くは、「好きなプレーヤーの物真似をしまくれ!」と上達の秘訣をコメントします。あなたの大好きなプレーヤーの演奏を良く聞き込み、その中の「ジャズ語」を見つけ出して真似してみてください。絶対にあなたの「ジャズ度」が向上するはずです。

この値段でヴィンテージサウンドが手に入る、しかも新品であるということは非常に価値のある選択肢ではないでしょうか。
(AIZEN SO アルトサックスマウスピースご購入 水戸祐仁様 のお声)

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Written By: sax on 6月 13, 2011 No Comment

皆さんがこのブログを見ているのは、パソコンかスマートフォン、または携帯ですかね。それらの機械には必ずキーボードが着いてますね。ソフトキーの場合もありますが、「キー」とは指の動きを何かの目的に変換するものを指します。

ピアノの鍵盤もキーボード、キーのまとまったものですね。あ、ズボンのポケットのキーホルダーに着いているのも「キー」ですね。ま、鍵ですね。グループのリーダー格となる重要な人物をキーマンとも言いますね。じゃ、サックスを学ぶときの「キー」って何なんでしょう。

サックス吹きは、「キー」というと二つの使い方がある場合が普通です。ひとつは「調性」のキー、楽曲や楽器の調性のキーですね。サックスの場合、アルトサックスとバリトンサックスはキーがE♭の移調楽器です。

テナーとソプラノはB♭です。E♭はエス、B♭はベーとドイツ読みで発音しますので、前者をエス管、後者をベー管と呼びます。ただ何故か曲のキーやコード名を言うときはドイツ語よりも英語を使います。「この曲、何のキーでやるの?」という質問には、ビー・フラットなどと答えます。「べー」とは言いません。

またジャズやポピュラーの分野ではあまりこれを、「変ロ長調」とは言いませんね。ちなみにジャズの世界では昔から数字を音名で話します。例えば、「一万五千円」は「ツェー万ゲー千」という人が多いですね。6千300円はアー千イー百。何故かエー百ではありません。

もう一方の「キー」はサックスの指で操作する部分である「キー」ですね。結構、間違って覚えているサックス吹きの方が多いのですが、指で触るところがキーです。

丸かったり、平たかったり、貝が付いていたり、ローラーが付いたりしていますが、指で、または手の各部分で触り、操作する部品がキーです。トーンホールの穴を塞ぐものは「パッド」が中に入った「カップ」で、キーの操作によってあがったり下がったりしてトーンホールを開閉しています。

例えば低いCの運指で右手小指が触るところは「ローCキー」で通じますが、その結果塞がるカップは正しくは「ローCカップ(ん?)」ですが、こいつも「ローCキー」と呼んでしまう場合がままあります。実は楽器の部品名称は物凄い漢字表記があったり、英語があったり、ドイツ語があったりと、かなりまちまちです。ま、結果お互いが分かれば良いだけです。

自分の音と向き合いながら育てていけるいった感じでしょうか。
AIZEN との出会いに感謝です。
(AIZEN SO アルトサックスマウスピースご購入 神戸勝浩様 のお声)

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Written By: sax on 6月 11, 2011 No Comment

「管楽器は腹式呼吸が出来ないと吹けない」、って昔の人は言いました。

もちろん、腹式呼吸なる、管楽器演奏向けの呼吸ができるに越したことは無いでしょう。でもそれが出来ないから管楽器は吹けない、吹いちゃいけない、には賛成できません。もっと言うなら、肺活量が少なくたって管楽器は吹けます。

特にサックスは腹式呼吸も肺活量も何も無くても吹ける楽器です。そう断言します。しか~し。良い音や、安定した演奏をしたいと思ったら、複式呼吸も肺活量の改善も必要になってきます。ですから、最初から悩む必要はありませんが、腹式呼吸、もしくは、サックスを吹くのに適した呼吸法とは何なのかを説明しておきましょう。
「腹式呼吸」とは、読んで字のごとく、「お腹でする呼吸」、…ではありません。正確には、「背筋と腹筋を使って横隔膜の制御を意識的にすることによって、吸気の容量、呼気のスピード、量を管楽器吹奏に適したものにする呼吸」、ですかね。難しいですね。

でも、ほとんどの男性は自然に腹式呼吸らしきものをしています。一般的に女性は胸で息をする胸式呼吸と言われています。普段の生活でしている、無意識の呼吸だけでは、肺の全機能を使ってはいません。ほとんど肋骨の開閉だけで、肺が膨れたり縮んだりして、息を吸ったり吐いたりしています。

この普段の呼吸に横隔膜の上下を加えると、肺を瞬時に膨らませたり、高い圧力で縮めたりして、特別な息のコントロールが可能になります。背筋と腹筋を意識して使い、息を目一杯吸ってみてください。普段の倍は吸えると思います。お腹もパンパンになりますね。

これが腹式呼吸で吸った状態です。で、やはり背筋と腹筋を意識して、ゆっくりと息を出してください。これがサックス等管楽器に適した呼気です。で、これを頭で意識することなく、スピーディに出来るようになることが、所謂、「腹式呼吸」です。

どちらかというと、普段使わない背筋を意識したほうが、早く上達すると思います。多くの方が、「腹式」という言葉に惑わされて、必要以上に腹筋を使ってしまうようです。

吹き心地も大変良く、楽に息が通る感じです。正直、これほどいいものかとびっくりしました。
(AIZEN SO アルトサックスマウスピースご購入 新名俊様 のお声)

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Written By: sax on 6月 6, 2011 No Comment

アドリブの練習方法を聞かれて、誰もがまず返す回答が、「スケールの練習」です。

ちょっと厳しい人はメジャー12キー、マイナー12キーの24通りのスケールを楽器の全部のキーを使って滑らかに吹けるようになりなさい、と言います。ちょっと甘い先生は、「フラットとシャープが三つまでのスケールが吹ければ良いんじゃない?マイナー?いいよ別に。」と仰るかもしれません。

Cメジャーのスケールに加えて、F、B♭、E♭、A、D、Gの七つのスケールが出来れば十分ということです。実際、フュージョンもしくはロック系のバンドで吹いていない限り、シャープやフラットが4つ以上出てくる譜面に遭遇することは非常に少ないと思います。ギター主体で作った曲はキーがAやDやGが多いので、勢いサックスではシャープが五つ六つ付いちゃうことは珍しくありません。

スケールの練習は何の役に立つのか?楽器のキーを変えることができるようになるからです。音楽のすべてのキーは、「単なる平行移動」です。別の言葉を使えば、「ドの位置が変わっただけ」です。

テナーサックスで「ド、ミ、ソ」と吹くと、実音は、「シ♭、レ、ファ」の音が出ています。テナーサックスがB♭楽器だからです。音楽理論は調性の変化に対しては単なる平行移動なので、どんなキーであろうと、音名(絶対的な音の高さ)は異なっても、階名(主音に対する相対的な音の高さ)は変わりません。

例えば、アドリブで多用できるペンタトニックは、ド、レ、ミ、ソ、ラの音からなり、どんなキーでもこのドレミソラです。あ、スケールの練習の時には、各キーで「ドレミ」の相対階名で考えてくださいね。そうでないと、「相対音感」の訓練になりません。

ということで、12キーのスケールをそれぞれドレミで吹ければ、メジャーセブンでもマイナーセブンでも、オーギュメントでも怖くないわけです。そう考えると、コードの組み合わせは思ったよりもうんと少ないんですよ。

とにかく、サックスを演奏するのが楽しくなります。疲れないので練習に集中できますし、良い音が鳴るので、ロングトーンさえも心地よく楽しいです。
(AIZEN SO アルトサックスマウスピースご購入 松田美紀様 のお声)

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Written By: sax on 6月 4, 2011 No Comment

それまで我が世の春を謳歌していたセルマーをはじめとするヨーロッパのサックスメーカーは、世界規模でのジャズの急速な発展で様相が変わります。

それまでサックスは滑らかで艶のあるサウンドの「きらびやかな木管楽器」でよかったものが、「個性的な」、また「人間臭い」楽器の特徴が求められるようになってきたからです。アメリカの楽器メーカーはこぞって「ジャズに特化したサックス」を発表し、多くのプロミュージシャンがそれらを採用していきました。

ビッシャー、コーン、キング、マーチン等がこれら所謂、「アメリカン・サックス」です。ジャズの世界ではかなりの名声を得ましたが、それ以外の音楽分野にはあまり採用されなかったようです。その証拠に、スイング、モダンの「ジャズ全盛期」の終わりとともに、これらアメリカンサックスのメーカーも消えていきました。

フランスのセルマー社もアメリカの工場でジャズ用のモデルを生産していましたが、1980年代初頭には生産を終了しました。これが今、市場で高値を呼んでいる「アメセル」です。

ジャズがもたらしたサックス・ブームが終わった後が、現在まで続いている「サックス混沌時代」です。まず、あらゆるジャンルでサックスの可能性・表現力が認められ、サックスの出番は俄然多くなってきました。また、設計技術・生産技術の発展によって、高性能なサックスが安価で生産できるようになりました。

たとえサウンドに多少難があっても、マイクとエフェクターを通した音で電気楽器に混じって音楽を支えています。ディビッド・サンボーンのように、それまでのアルトサックスのサウンドの常識を外れた音で、聴衆を魅了するアーティストも現れ始めました。

金管楽器と較べると、またクラリネットやフルート等の先輩木管楽器に較べても、サックスはまだ発展の可能性が残されている楽器です。多種多様なサウンド関連アクセサリーや、メーカー独自の新技術が絶えることがありません。

そして、そんな楽器ゆえに、「生産委託」(ステンシル・モデルと呼ばれます)や「設計委託」等も早くからおこなわれていました。もちろんメーカーによる正式発表などありませんが(ある物もあります)、多くの廉価版のサックスは台湾製か中国製です。デーブ・ガーデラ・サックスはB&Sのステンシルですし、B&Sはカワイのサックスを作っていた頃もあります。

H.COUFはカイルベルト製ですし、ポールモーリアとカドソン、キャノンボールは同じラインで製造されているらしいです。ま、最近では台湾や中国のサックスメーカーの製造技術が上がり、ブランドメーカー自身が、「生産はXX」と宣言していることも珍しくありません。

ということで、サックスは今なお進化し、かつ様々な「特色」が存在します。このような複雑な歴史と機能構造ゆえに、価格と性能のバランスの見極めは、プレーヤー本人でしか判断できないのかもしれません。皆さんが「良い相棒」と巡り合えることをお祈りしております。

気になっていたハイトーンも以前より軽くふけるようになり感動です。
(AIZEN SO アルトサックスマウスピースご購入 岡村正雄様 のお声)

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