サックス アクセサリ

シルバースタインとJLV

最近サックス吹きの間では、二つの新しいブランド名が良く話題になります。その名は「シルバースタイン」と「JLV」。これらは新進の木管楽器アクセサリーブランドで、シルバースタインはリガチャー、シンセリード、マウスピース等、JLVはリガチャー、マウスピースキャップ、音響スペーサーなどが有名です。
これら「旬」なアクセサリーメーカーを、ググっとクローズアップしてみましょう。

シルバースタインことSilverstein Worksは、ニューヨークマンハッタンのハドソン川の対岸、ニュージャージー州エッジウォーターに本社を持つ、持株会社BK & SONS CORPORATIONの登録ブランドです。同社は木管楽器アクセサリーに関する13の特許を有し、NASAの火星探査機にも使用された高強度のドットコードと、音響効果を考え抜いた金属パーツを融合させた、シルバースタイン・リガチャーを製造しています。
このシルバースタイン・リガチャーは、先進的な技術とデザインによる独特のサウンドと吹奏感で、世界中の木管奏者に支持されています。
またリード素材を追求してたどり着いた、吸湿性人工樹脂“アンビポリマー”を使用した樹脂リード、「アンビポリマー・リード」は、葦と同様に水分を吸収することで、豊かな倍音成分を含むサウンドを実現しています。均質性や耐久性にも優れており、その使用寿命は約12か月以上とされ、人工リードとしては世界初の6か月保証も付いています。
そしてこのアンビポリマーは、オーボエのダブルリードにまで使用されています。アルタ・アンビポリ・オーボエリードは、環境の変化に左右されない安定したコンディションを提供し、吹奏感から音色まで、まるで天然ケーンのリードのような新素材リードとして、多くのオーボエ奏者に注目されています。
またシルバースタインのマウスピースも人気が高いようです。人気のヴィンテージマウスピースのほとんどが生まれた1920年代のマウスピースを再現するため、当時の製法で作られたドイツ製ハードラバーを使用し、現代の精密な製造方法とハンドフィニッシュで丹念に作りこまれた“LEOマウスピース”は、ヴィンテージマウスピースの温かみのあるサウンドとコントロール性を超越すべく開発されています。

独自のデザインの美しさが群を抜いているJLVリガチャーは、フランスのプロサックス奏者Jean-Luc Vignaud(ジャン・リュック・ヴィニョー)によって発明されました。彼の10年に及ぶ研究開発の末、生み出された理想のリガチャーは、リードを最大限に振動させることを目指して開発された、画期的なデザインのリガチャーです。
マウスピースとの接点は2点のみで、リードは4点接触のプレートで固定します。このプレートの上下の位置や押さえる強さを微調整することで、様々なリードのコンディションに対応することが可能となります。微小なリードの変形も平面に整え、空気漏れをなくし、全ての音域で心地よく、混じり気のない芯のある音が得られるリガチャーです。
また同社の音響スペーサー、「JLVフォニック・リング」は、サックスのネック結合部、またクラリネットのマウスピース、バレル、上管のそれぞれの間につけることで、ジョイント部分で振動が減少するのを防ぎ、楽器が持つポテンシャルを極限まで引き出します。今までにない吹奏感、広がるサウンド、豊かな響きが得られます。

シルバースタインとJLV、目が離せそうにないですね。

 

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