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9月 2013

Written By: user on 9月 30, 2013 No Comment
サックスの装飾

今やサックスは、決して珍しい楽器ではありません。女性サックス奏者も激増しているサックス界ですので、「サックスのオシャレ」も大事な話題です。サックスの歴史の昔から伝わる「硬派なオシャレ」から、現代の「カワユイ系オシャレ」について考えましょう。
 サックスの管体の彫刻は音質には何の影響も与えない「オシャレ」です。アメリカやヨーロッパでは、カスタムの彫刻をしてくれる「エングレイバー」という職人さんが沢山います。彫刻なしのサックスを買って、これらの職人さんに自分だけのオリジナル彫刻を頼むなんて、贅沢なオシャレですね。管体へのメッキや塗装の方法はサウンドに大きく影響しますが、キーカップやシャフト、キーボタン等の色や形はサウンドへの影響は大きくありません。シルバープレートの管体に、ゴールドラッカーのキーメカニズム、なんていうのは完全に「オシャレ」です。ブラックの管体にシルバーのキーメカニズムなんて、いかにも精悍なルックスですよね。また指先を置く部分のキーボタンの「指貝(キーパール)」もオシャレの対象ですね。一般的な白蝶貝の白から、ブラックパールの部品に替えて「黒いボタン」にしたり、樹脂部材でマーブルにしているサックスも見たことがあります。「背広のオシャレは裏地から」の格言をなぞったような、「インナーゴールドベル」なんていうのもあります。サックス全体のフィニッシュ(表面仕上げ。メッキや塗装のこと。)とは別に、ベルの内部だけ金メッキにするのが「インナーゴールドベル」です。同じように外側とやや違う色の塗料でベル内部を塗装するのも渋いですね。これらは100年以上の歴史を持つ、「硬派系オシャレ」です。
近年の女性サックス奏者たちが開発した、「カワユイ系オシャレ」はかなり斬新です。オクターブキーのアーム(ネックにくっついてる長い部品)やキーガード(ベルとU字管に着いている、キーをガードしている部分)等に、ラインストーンなどの「きらきらアクセサリー」を貼り付けて、自分のサックスを「デコ・サックス」にしている方々が少なくありません。リペアマンに叱られない程度の「デコり」は楽しいのではないかと思います。サックス自身ではありませんが、アメリカのメーカーが、光るサックススタンドを製造しています。暗いステージでライトアップされたサックスがもの凄くカッコ良いです。しかしこれが開発された本当の理由は、「真っ暗なステージでサックスを蹴り飛ばさないように」、だそうです。

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Written By: user on 9月 27, 2013 No Comment
つなぎ目の掃除

もの凄く簡単に言ってしまうと、サックスは円錐形の「パイプ」です。パイプですのであちらこちらにつなぎ目があります。もし人間による操作が可能であれば、サックスは「一直線つなぎ目無し」が理論上は最高らしいです。しかし演奏可能で、かつ操作しやすい楽器となるためにはそうはいかないので、曲げたりつないだりと、サックス君は文字通り、色々捻じ曲げられているわけです。特にサックスを含めた管楽器では、「つなぎ目」は息漏れや振動伝達という観点で非常に重要です。繋ぎ目の「お手入れ」についてお話ししましょう。
 サックスで最も重要な「つなぎ目」は、2番管とネックの「つなぎ目」、ネックジョイントです。もうすでにご存じとは思いますが、ここにオイル等の潤滑油は絶対に注さないでください。(一部の音質改善用のオイルは例外です。)ネックジョイントは各メーカーの卓越した技術により100分の1ミリレベルの誤差で仕上げられており、オイルなど注さなくても息漏れ等が起きないように「ピッタリ」と作られています。ですので、ネック側のソケット(テノン)、本体側のネックレシーバーへの打痕や歪みには十分気を付けてください。何の傷や変形が無くても、ネックの差し込みが硬くなることがありますが、これはほとんどの場合「ホコリ」が原因です。サックスを使用した後、念入りにネックソケットや本体の内側を吹き掃除していても、長い間にホコリがつなぎ目の隙間に溜まり、ジョイントの具合が悪くなったりするのです。
プロのリペアマンはネックジョイントの掃除には「ロウソク」のパラフィンを使います。まずネックソケットの外側にロウを塗り、それを温めて均一に塗り延ばします。そしてそのネックをサックス本体に差し込み、数回ぐりぐりと回転させます。これはネックと本体の間にたまったほこりを「ロウ」の中に練り込ませ、ジョイント部の表面からホコリを完全に消去するための作業です。この後、ライターオイルや溶剤を使って、丁寧にロウを拭き取れば、ロウと一緒にホコリが取り除かれ、本来のスムースな動きのネックジョイントとなります。溶剤だけでは完全にホコリが取れないので、この「ロウ」を使います。プロでなくても難しい作業ではありませんが、ロウの拭き取り残りが無いように注意してください。この作業はフルートのネックジョイントでも同じです。

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Written By: user on 9月 23, 2013 No Comment
練習のイメージ

管楽器の演奏、また管楽器による音楽の学習には、どうにも見せたり、触らせたりすることが無理な部分が沢山あります。例えば演奏時の口の中の状態。ほっぺと口の周りだけの透明人間がいたら良いと思いますが、口の中はどうやっても見られません。それゆえ管楽器の習得にはとかく「感覚的な説明」が多くなります。「….というつもりで吹きましょう」、という解説がなんと多いことでしょう。ちょっとこれに関して大事なことを聞いてください。
 「感覚的な説明」の最右翼が「腹式呼吸」です。はっきり言ってお腹に息は入りません。人間の体の中で、息が入るのは「肺」だけです。管楽器演奏者だけが、息をお腹に貯めることが出来るなんてことはありません。腹式呼吸は、多くの人間の通常呼吸である、肋骨の開閉で肺の中の空気を出し入れする「胸式呼吸」に対し、息の出し入れの速度と、コントロール性を向上させるために、腹筋と背筋を使って横隔膜を上下させ、管楽器の演奏に適した息の量と質を確保する、という呼吸法です。要は「お腹を意識して使う呼吸」が腹式呼吸と言って良いでしょう。蛇足ですが、腹式呼吸の主役は、腰の後ろの「背筋」です。腹筋だけでは充分な腹式呼吸はできません。
 もうひとつの「有名な例え」は、「タンギングはトゥトゥトゥ」です。舌の動きのイメージを表したものですが、この表現はあくまで、「…な感じ」という比喩であり、「トゥ」という発音が絶対的な正解ではありません。ひとによっては「ルルルル」や「ドゥドゥドゥドゥ」なんて比喩もあります。タンギングの場合は結果オンリーですので、比喩表現を頼りに、自分なりの奏法へ辿り着く必要があります。口の中の話では、「暖かい息で吹く」という解説がサックス教本や先生の指導で使われます。体内から出る息の温度は体温と同じです。プレーヤーが息の温度を変える事など出来ません。これは、寒い時に手のひらを温めるために息を吹きかける仕草、「あぁ、寒い。ハァ~!」って感じの息のスピードと喉の開き具合をイメージしてね、という比喩です。間違っても口の中に温度計など入れないでください。
ちょっと高度になりますが、「休みの“うん”」にも突っ込みを入れます。皆さんは小学校の時代から、「タン、タン、タン、うん、タン、タン、うん、タン」というように、休符を「うん」で感じて演奏しよう、と習いましたよね。ジャズを演奏する場合の例えとしても、「んダ、んダ、んダ、んダ」とかの言葉で「裏ビート(拍の裏を強調する表現)」を説明したりすることが多くあります。比較的ゆっくりしたスイングの曲であれば、この比喩は演奏の表現に役立つ場合はあります。しかしある程度速い曲の場合、「うん」なんて頭で考えたら、次の音が遅れるのは確実です。休符の「うん」や「ん」は瞬時に「感じるだけ」で、言葉としてイメージするのはお勧めできません。

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Written By: user on 9月 20, 2013 No Comment
合奏練習の勧め

みなさんは日常の練習はどのようにしていますか?個人レッスン、グループレッスン等の先生についているかた、また独学でスタジオ練習、自宅で練習、防音のために押し入れに籠って練習なんてひともいるでしょう。ブラスバンドやビッグバンド、ジャズコンボ等の「グループ練習」がメインのかたでも、なにかしらの個人練習は必要でしょう。今日は個人練習のやり方。しかも、「個人練習で合奏練習をしよう!」、なんて無茶な話しを聞いてください。
 個人練習はもちろん「一人」でやるから個人練習です。これを合奏練習にするためには、当然何らかの道具が必要です。それは小型レコーダーです。自分の演奏を録音し、自分の演奏と合奏してしまおう、という魂胆です。再生はスピーカーでもイヤホン、ヘッドフォンでも、何でも良いのですが、ある程度の音量と、またある程度の音質が重要です。なので、ある程度高音質なレコーダーであることや、PA等の音響機器に接続する必要もあるかもしれません。では、そのレコーダーを使った、お勧めの練習方法をいくつかご紹介します。
そのひとつはピアノやキーボードとの合奏です。あ、レコーダー以外に必要なものがでちゃいました。スマホやタブレットPCのキーボードアプリでも良いので、その辺はご勘弁を。まずは自分がキーボードで弾ける程度のゆっくりとしたテンポでサックスを吹き録音します。そしてその録音を再生しながら、キーボードで合奏します。あらら、音程の怪しいところがバレバレになりますね。なにせ音程の正確なキーボードとの合奏ですから…。また自分のサックス演奏の音の出だしや、音の切り方等、細かいニュアンスが確認できます。アマチュアサックス吹きであれば、ほとんどの場合ダメダメポイントの発見、発見、そして反省、になると思います。また慣れ親しんだエチュードのフレーズや、モノにしたい曲のメロディでも良いでしょう。ポイントはとにかく「ゆっくり」と演奏することです。早く吹いてしまうと、音程の怪しい部分や欠点が見つけ難くなります。もう一つのお勧めは、「代わりばんこ演奏(輪唱)」です。この場合は最初にキーボードのフレーズを録音します。メトロノームで正確なテンポを刻みながらの演奏が良いと思います。そして演奏のフレーズ後に、同じフレーズが入るだけの「間」を開けます。「ド、ミ、ソ、シ、ド、ん、ん、ん、ん、ん」のような感じです。再生して、サックスで空白の部分を同じフレーズで埋めるように演奏します。サックスの音の安定感が、悲しいほど顕著に分かるはずです。

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Written By: user on 9月 16, 2013 No Comment
人間のネックの問題

サックスのネックの重要性は皆さんご存知だと思います。ネックの微妙な角度によって吹奏感も変われば、音質にも、また音程の正確さにも影響を与えます。また、ネックの材質でサックス全体のサウンドもがらりと変わったりしますので、サックスのネックは超重要パーツです。同様に人間のネック、いや「首」もとても重要です。首が折れたら、ほとんどの場合死に至りますし、脳みそで詰まった重たい頭をいつも支えている首は、人間にとって重要な部分です。しかし、サックス奏者はサックスという決して軽くない「ブツ」を、ストラップというヒモで首からぶら下げて演奏します。軽いアルトサックスでさえ2kgから3kgほどですので、首にかかる負担たるや並大抵ではありません。今日はサックスのネックではなく、サックスプレーヤーのネック、首の話をしてみましょう。
 サックス奏者が頸椎のヘルニアになってしまう、というのは珍しい話ではありません。背骨の首の部分の頸椎の間の椎間板がはみ出して、神経を刺激して痛みを発生させる、ってとこが簡単な説明ですが、首でサックスの重量を支えることで、この症状を起こす場合があります。原因がサックスでなくても、サックスの演奏で悪化する場合もあります。ヘルニアにならないまでも、肩こりに苦しむサックス奏者も数多くいます。やはりこれも首に過大な負荷をかけることが原因です。「サックスを吹きながら、首に負担を掛けない方法は無いでしょ!」、と言われるとは思います。昨今ではハーネスタイプ(たすき型)のストラップや、首への負担を少なくする特殊な形状のストラップも数多く開発されています。しかしそんな特殊なモノ、高価な対策をしなくても、ちょっと意識するだけでサックス演奏時の首への負担を少なくすることが出来ます。
対策は簡単です。「背筋を伸ばす」だけです。図でイメージするならば、首、腰、サックスの三つのポイントを結んだ時に「三角形ができないような姿勢」です。この三角形の面積が大きくなるほど、首どころか腰にも負担が大きくなります。背過ぎを伸ばせば、サックスと腰が近づき、普通のストラップを使っていても、「首でサックスを吊る」のではなく、「両肩でサックスを支える」姿勢が実現します。またこの姿勢は背筋が伸びて胸が開くため、呼吸という面でもサックス演奏に良い影響を与えます。立奏でも座奏でも、背筋を伸ばす「意識」を持つだけで、驚くほど演奏が楽になります。是非お試しあれ!

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Written By: user on 9月 13, 2013 No Comment
サックス語の研究(ピッチ、英語と日本語等)

サックスを吹いていると、いや、楽器をやっていると、色んな音楽用語に出会います。それも日本語、英語、またイタリア語、ドイツ語も出てきちゃったりします。それ本当にそういうの?というようなものもあれば、確実に「スラング」と推測されるものも少なくありません。思い立つがまま、「楽器用語&音楽用語」の解説を無責任にやらせてください。
 まず訴えたいのは(?)「ピッチ」という呼び方。例えば、「おまえ、高音域のピッチが悪いな」と、高音域の音程が下がったり、上がったりすることを指摘されたことがあるとしましょう。ま、意味は分かるのですが、「ピッチ」という言葉の使用法は間違いです。「ピッチ」とは楽器全体の対応周波数の傾向を指します。楽器全体の発する音程が全体的に低く、マウスピースをかなり差し込まないと正しいチューニングが出来ない場合、「この楽器はピッチが低い」と言います。これが正しい使い方です。最初の「おまえ、高音域のピッチが悪いな」の正しい言い方は、「おまえ、高音域のイントネーションが悪いな」が正しい言い方です。音のひとつひとつの高低の傾向は、「イントネーション」と呼びます。が、しかし、これで正しく通じるのは外国人か、音大の先生ぐらいだと思います(汗)。
 サックスの部品の話をしましょう。ネックの一番下、サックス本体に差し込む部分。これを何と呼びますか?ほとんどの方は「シャンク」と呼びますが、これも間違いです。正確には「テノン」と呼んでください。シャンクは結合部の、上に被る側を指します。例えばマウスピースのネックに差し込む部分は「シャンク」です。日本語でも英語でもシャンクですので、外国でも通じます。ややこしい部品名もあります。サックスのトーンホールを塞ぐ部品、「パッド」と「タンポ」は英語と日本語らしいです。それに着いているプラスチックや金属の円盤は、「ブースター」、「レゾネーター」、「反射板」等、色々な呼び方があります。感覚的には、「ブースター」という人は年配の方が多いようです。レゾネーターは英語でも通じます。
あ、ややこしい部品名の王様は、やはり「一番管」、「二番管」でしょうか。サックスの両手で握るパイプのことを二番管と呼びますが、ほとんどのサックスの部分名称図に「一番管」が書いてありません。「一番が無くて、二番から始まるのかい?」、と多くの方はお思いのことと思います。実は「一番管」は「U字管」のことなのです。サックスに向かって、「番号!」と叫ぶと、ベルが「ベル!」、U字管が「いち!」、そして主管が「に!」、最後にネックが、「ねっく!」と答えます。覚えても何の役にも立たないと思いますが。

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Written By: user on 9月 9, 2013 No Comment
メトロノームの選定

メトロノームは何に使うものでしょう?当たり前の質問で当惑された方もいらっしゃるでしょう。そう、リズムとテンポを正確に演奏してくれるアシスタントです。「カチ、カチ、カチ、カチ」、と正確に振り子が揺れてテンポを教えてくれます(メカ式メトロノーム)。最近ではイヤホンの大きさで、耳に入ってしまう電子メトロノームも登場していますし、電子式でも液晶画面で針が動いて「ビートの間隔」を教えてくれるメトロノームもあります。さて、そんな「正確さ」が命のビート発生器がメトロノームですが、皆さんはどの程度その機能を信用していますか?「メトロノームなんだから初めから終わりまで、正確な間隔で音を出すに決まってるじゃないか!」と考えている方々がほとんどではないでしょうか?実はそれは「???」なのです。
 まずは機械式の棒が左右に揺れて、カッチンカッチンとテンポを刻むメトロノーム。機構の精度、または部品の摩耗等の条件で、「走る」ものや「もたる」ものが存在します。「走る」はだんだんテンポが速くなる現象、「もたる」はその逆で、時間の経過につれてテンポがだんだん遅くなっていきます。「そんなアホな!」という方は楽器屋さんで、いや楽器屋さんは止めましょう(汗)。友人からいくつかのメトロノームを借りて、同テンポで同時発進させて経過を観察してみてください。このとき、同じ机に乗せてはいけません。共振現象を起こして、すべてのメトロノームがシンクロ(同期)してしまい、実験にならなくなります。たぶん何らかの「メトロノームの不正確さ」が発見できるでしょう。特に速いテンポで発見できると思います。電子式はデジタル機器だから正確だろう、という考えもあまりお勧めしません。回路内部で正確なビートを作っていても、それを音に変換する部分で遅延や誤差が生じるそうです。またそれが均一でない場合も考えられると、電気回路に詳しい方が言ってました。
ま、メトロノームも生き物ですので(違うか?)、使い続けていれば正確さも怪しくなるでしょう、また怪しくても共用できる誤差であれば練習に支障はありません。ただ、新品で誤差の大きなメトロノームを買うのは嫌ですよね。そうです、メトロノームもしっかりと「選定」して購入すべきです。…と、私は思っています。

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Written By: user on 9月 6, 2013 No Comment
リガチャーのお手入れ

みなさんはマウスピースの締め金、リガチャーにはどんなお手入れをしていますか?お手入れどころか、リードと一緒にマウスピースに着けっぱなしで、「手入れ」なんて考えたことも無い、という人が多いのではないでしょうか?今日は「日陰の身」のリガチャーについてのお話をさせてください。
 リガチャーはリードをマウスピースに取り付け、締め付けるための大切な金具です。ま、輪ゴムやら糸やら、結束バンド等で代用できないことはありませんが、マウスピースのサウンドに大きな影響を与えます。リガチャーは通常、マウスピースに巻き付いてリードを締め、固定しますので、最近流行のサイズ固定のパイプ型リガチャーを除けば、「ネジ」がほぼ全種のリガチャーに付いています。注意すべきは、このネジの締め過ぎです。ネジを締めると、「ギュッ、ギュッ」とリガチャー全体が縮まって締まっていきますので、過度にネジを締め過ぎれば、当然リガチャーが千切れます。ネジが千切れる場合もあります。良質のリガチャーには「削り出し」のネジが多く使われますが、安価な「鋳造ネジ」または「プレスネジ」の場合は、ネジの握りの部分が取れてしまう場合があります。またリガチャーの千切れ方も様々です。基本的には「強度的に弱い部分」が千切れますが、良くあるケースが締めネジの台座とリガチャーのベルト部の接合部の破損です。またベルト部のデザインで細くなっている部分も要注意です。軽量化されたリガチャーは性能が良いとされているので、近年はベルト部に細い個所が多く存在します。そんな場所に「伸び」や「変色」、「亀裂」を少しでも見つけたら、もうそのリガチャーは使用しないほうが良いでしょう。また、そうならないように、各部分を観察しながら慎重にネジを締めていきましょう。そんな気遣いでリガチャーの寿命は飛躍的に伸びるはずです。
ということでリガチャーのお手入れの基本はネジの観察です。たまにネジを外して、余計な油を拭き取ったり、ネジ溝に変形や削れがないかどうかを確認してください。次のお手入れはリガチャー本体の形です。リガチャーの形状は「筒」として左右対称が必須条件です。それが崩れると、リードを均一に押さえ、固定することが困難になります。中心がずれた状態でマウスピースに装着し続けたり、リガチャー単体で床に落としたりすると、リガチャーの形が変形します。また、「汚れを気にし過ぎて」リガチャーを力を込めて拭き掃除をしたりすると、同様に変形の原因になります。形が変形するより、汚いほうが音には良いと思います。リガチャーも結構、繊細でしょ?

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Written By: user on 9月 2, 2013 No Comment
サックス奏者のカバン

みなさんはサックスケースだけで練習やバンドリハーサル、また演奏会本番へ出かけられますか?トランペットやトロンボーン奏者たちは、「荷物は一個じゃないと、どっかで忘れる!」、と言って、大きなケースに譜面やミュート、譜面台、各種の小物までを楽器と一緒に収納して持ち運んでいる方々も珍しくはありません。しかし、ことサックスの場合は、相当な大きさのハードケースでないと、譜面、譜面台、チューナー、スペアのリード等の「周辺小物」までを収納するのはかなり厳しいと思います。
 一番の多数派の「サックス吹きのカバン」はデイバッグではないでしょうか。背中にしょって手ぶらになり、サックスは肩から下げる、ってパターンでしょうか。もしくはサックスケースを背中に背負って、デイバッグは片側の肩でひっかける、というパターンかもしれません。デイバッグ(リュックとも呼びますね)は収納力も大きく、楽器以外に必要なものを何でもブチ込んでしまうことが可能です。サックススタンド、メトロノーム、楽譜、譜面台ばかりでなく、フルートやソプラノサックスを入れてしまうことも出来ない芸当ではありません。バッグそのものの大きさの選択や、各種のポケットを上手く使えば、その収納力は底知れません。さすが「アウトドア派御用達」です。難点は「柔らかい」ことでしょうか。クリアホルダーに入れて収納した譜面でも、出したら「ぐしゃぐしゃ」になっていることは珍しくありません。
女性サックス奏者に多いのは、「トートバッグ派」でしょうか。手提げにもなるし、肩からも下げられる、収納力抜群のバッグです。上から何でも縦に差し込んでしまうバックパックと異なり、ほとんどの長モノは横にして収納します。ということはバッグの長編は、フルートや譜面台の長さは最低限欲しいわけです。もちろん「長モノ斜め入れ」という必殺技が無いわけではありませんが、バランスが悪くなるのと、不用意に自分や他人にぶつかったときのダメージを考えると、フルートと譜面台は横にして仕舞いたいところです。大きな内部ポケットがあるトートバッグだと、譜面を隔離して収納することも可能です。「なんでもブチ込む」にはデイバッグ、「きれいに整理して」って場合はトートバッグでしょうか?

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