サックス ケース

サックス奏者のカバン


みなさんはサックスケースだけで練習やバンドリハーサル、また演奏会本番へ出かけられますか?トランペットやトロンボーン奏者たちは、「荷物は一個じゃないと、どっかで忘れる!」、と言って、大きなケースに譜面やミュート、譜面台、各種の小物までを楽器と一緒に収納して持ち運んでいる方々も珍しくはありません。しかし、ことサックスの場合は、相当な大きさのハードケースでないと、譜面、譜面台、チューナー、スペアのリード等の「周辺小物」までを収納するのはかなり厳しいと思います。
 一番の多数派の「サックス吹きのカバン」はデイバッグではないでしょうか。背中にしょって手ぶらになり、サックスは肩から下げる、ってパターンでしょうか。もしくはサックスケースを背中に背負って、デイバッグは片側の肩でひっかける、というパターンかもしれません。デイバッグ(リュックとも呼びますね)は収納力も大きく、楽器以外に必要なものを何でもブチ込んでしまうことが可能です。サックススタンド、メトロノーム、楽譜、譜面台ばかりでなく、フルートやソプラノサックスを入れてしまうことも出来ない芸当ではありません。バッグそのものの大きさの選択や、各種のポケットを上手く使えば、その収納力は底知れません。さすが「アウトドア派御用達」です。難点は「柔らかい」ことでしょうか。クリアホルダーに入れて収納した譜面でも、出したら「ぐしゃぐしゃ」になっていることは珍しくありません。
女性サックス奏者に多いのは、「トートバッグ派」でしょうか。手提げにもなるし、肩からも下げられる、収納力抜群のバッグです。上から何でも縦に差し込んでしまうバックパックと異なり、ほとんどの長モノは横にして収納します。ということはバッグの長編は、フルートや譜面台の長さは最低限欲しいわけです。もちろん「長モノ斜め入れ」という必殺技が無いわけではありませんが、バランスが悪くなるのと、不用意に自分や他人にぶつかったときのダメージを考えると、フルートと譜面台は横にして仕舞いたいところです。大きな内部ポケットがあるトートバッグだと、譜面を隔離して収納することも可能です。「なんでもブチ込む」にはデイバッグ、「きれいに整理して」って場合はトートバッグでしょうか?
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