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11月 2011

Written By: sax on 11月 28, 2011 No Comment

サックスは理論的に不完全な楽器です。発明者、アドルフ・サックスは操作性、サウンド、音程、音質の均一性等、楽器の必要条件に対し、「良い塩梅」というバランス感覚と落とし所を決めることでサックスという楽器を生み出しました。

ゆえにサックスは「簡単だけど難しい楽器」として、多くの奏者に楽しまれ、そして苦労を強いています。そのような性格のサックスゆえに、「亜流」も多く輩出しました。一般的なソプラノ、アルト、テナー、バリトン。ま、ちょっと珍しいソプラニーノやソプリロ、バスやコントラバスを出しても、それらに属さない、歴史の中に埋もれたサックスが数多く存在します。「あんなもん」や「こんなもん」を紹介しましょう。

レアサックスの代表は「曲がりを変えたもの」でしょう。真っ直ぐなストレート・アルトサックスは最近楽器屋さんで見る場合がありますが、ストレート・テナーサックスは吹いたことがある人は少ないでしょう。ローランド・カークがアルバムで使用していますが、ジャケット写真ではベルを奥さんが支えてるような気がします。

ソプラノサックスのベルを90度曲げた感じの「サクセロ」というのもあります。ベルの角度が違うだけでソプラノとはまったく違うサウンドが出ます。

変わった材質のサックスもあります。チャーリーパーカーが吹いていたことで有名なグラフトン社のプラスチック製アルトサックスがありました。第二次大戦時の金属不足が理由といわれていますが、プラスチックとはいえ実際にはアクリル製なのでめっちゃ重いサックスになっています。

コーン・ノ・サックス(Conn-O-Sax)というソプラノサックスのベル部が丸いボール状になったサックスもあります。長さはストレートアルト程で、サウンドはイングリッシュホルンに似た音がするようです。そうそう、カーブドのソプラニーノサックスもYou-Tubeで見たことがあります。もの凄くフィンガリングが大変そうでした。
キーを替えたサックスも多いです。「Cメロデイーサックス」というキーがCのサックスは、バーやクラブでの初見譜面の演奏のためとして、テナーサックス・タイプ、アルトサックス・タイプの2種が一時期人気があったようですが、音のつながりや音程の悪さで結局主流には成り得ませんでした。

独特の甘いサウンドを持っているので、ビンテージ市場の中では結構人気があるようです。キーボタンの無い、「スライド・サックス」というものもあったようです。文字通り、管体の長さを変えて音の高低をコントロールします。意外と音楽的なサウンドです。

ソプラノサックスを二本並べてくっつけてしまった、「Aulochrome(アウロクローム)」という楽器をフランソワ・ルイ社が発表しています。二本の管があるので二つの音が和音で出せるそうです。ジャズサックス奏者、ジョー・ロバーノがライブで吹いています。ちょっと前の日本でのライブでも使用したそうです。

特に高域が伸びやかで、吹いていて本当に気持ちよく鳴ります。もし次にマウスピースを買うとしても、迷わずAIZEN を選ぶでしょう。
(AIZEN SO テナーサックスマウスピースご購入 栗原秀行様 のお声)

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Written By: sax on 11月 26, 2011 No Comment

「これぞ!というサックスの名演は何ですか?」、とよく聞かれます。やはり名演を聴いてそれを目指すというのは、楽器を演奏する者としては決して間違った方法ではありません。でも、結構困る質問ではあります。だって音楽は本当に個人個人、それぞれの好みが「正」であり、絶対的に良いものというのはそう簡単に言い切れません。

となるとまるっきり私の趣味で「これぞ名演!」と言い切っても良いような気がしますが、それも少しは気が引けます(笑。今日は「歴史に残る」また「多くの人の記憶に残る」サックスの演奏を、多少客観的に紹介させてください。

まずは…サム・テイラー(1916-1990)でしょう。ジョン・コルトレーンやチャーリー・パーカーを期待していた方々はかなりスッコケタでしょう。なんせ「ムードテナーの帝王」ですからね。60年代から70年代にかけて日本の歌謡曲、演歌、ポピュラー、民謡、等々、かたっぱしからテナーサックスで「エロく吹きまくって」、人気を博しました。代表作には「ハーレムノクターン」があります。

ムードテナー、というくらいなのでサックス奏者としての評価は低いですが、今、当時の演奏を聞き直してみると、ジャズの基本テクニックをしっかり押さえたメロディフェイク、音程の良さ、卓越したサックスのサウンドコントロール等、すばらしいサックスプレーヤーです。

なにせ30年ほど前には「テナーサックス=サム・テイラー」、だったんですから。一度機会があったら聴いてみて下さい。

次はケニーG。ソプラノサックスの第一人者です。ソプラノをある意味で「ソロ楽器」として確立したのはケニーGではないでしょうか。1994年には “Forever In Love” でグラミー賞インストゥルメンタル部門の最優秀作曲賞を受賞しています。また1999年には「累計アルバム売上枚数の最も多いジャズ・アーティスト」としてギネスブックにも掲載されているそうです。ソプラノ奏者には必聴のプレーヤーです。

ジャズ・アルトといったら「チャーリー・パーカー」ですね。ジャズの現在の形を創り上げた偉人です。パーカーファンには反対されると思いますが、どのアルバムも名園ばかりですので、沢山出ているベスト版を入手して聴くのも良いでしょう。

コルトレーンもしかりです。ジョン・コルトレーンのファンである私は、彼の総てのアルバムのサウンド、作品としての主張、コルトレーンの考えていたこと等、みんな異なると思いますが、断面を捕らえるよりは「ベスト版」も良いでしょう。ただ、コルトレーンは意外とベスト版は少ないので、コルトレーン信者にどれがお勧めか聞いてみましょう。

わ、やっぱりこういうネタはすぐ文章量が増えてしまいますね。では、続きはまた今度にでも。

いい音が素直に出るマウスピースです。 全音域で弱点なし、に感じます。持っていて絶対損はしない、(というか持っていないと損かも)手放せないマウスピースです。これからの演奏ライフが楽しみです。
(AIZEN LS テナーサックスマウスピースご購入 たっくんぱぱ様 のお声)

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Written By: sax on 11月 21, 2011 No Comment

ソプラノサックスを「最初のサックス」に選ぶ方が最近増えています。かつては一般的に「音程が取り難い」とか「フィンガリングが難しい」と敬遠されていたソプラノサックスですが、最近は技術的な進歩で初心者にも吹き易いソプラノサックスが数多く出てきたからでしょう。

またその「小ささ」も魅力です。持ち歩くのにも荷物になりませんし、保管にも場所をとりません。こんな「流行のソプラノサックス」ですが、選ぶ場合に困ることがあります。それはストレートかカーブドか?です。

一昔前まではソプラノサックスといえばストレート型が一般的でしたが、最近は各社からアルトやテナーのように「曲がった」、カーブドソプラノが多種発売されています。日本国内メーカー、ヤナギサワが始めてカーブドソプラノを製品化したといわれていますが、何せカスタムモデル、またステンシルモデルが数多く存在するのがサックスの特徴ですので、何を信じて良いかは分かりません。

しかし、ヤナギサワが「性能的に高い評価のカーブドソプラノ」をラインナップしているサックスメーカーのひとつであることは確かです。カレッジモデルもプロモデルも非常に精度の高い作りです。

カーブドソプラノはそのメカを「小さな場所に複雑に埋め込む」必要性から、メカ強度の不足、固体間のばらつき、音程の悪さ等が当初の課題でした。また首を立てて吹こうとするとカーブドソプラノのベルはなんと客席ではなく自分のほうを向いてしまいます。

アルトやテナーのマイキングに合わせるため、またベルを正面の客席に向けるには、背中を丸めてあごを引いて吹かなければなりません。こんな「難点ばっかり(?)」のカーブドソプラノでしたが、多くのミュージシャンが注目したのがそのサウンドのまろやかさです。

ストレート型のソプラノサックスはどんなメーカーでも基本的に音がシャープで固めです。またオクターブの音のつながりが滑らかではありません。これは真っ直ぐなストレートパイプの形状から来る特徴で、奏者がコントロールして「ねじ伏せる」しかありませんでした。

しかしカーブドソプラノは「他のサックスのように曲がっている」ゆえに、サウンドもまろやかで、オクターブの音のつながりもとても自然です。そんな理由から、カーブドソプラノはクラッシックアンサンブルや、ポピュラー・ジャズでもバラード系の曲やアンサンブルに多用されるようになって来ています。あなたはストレート派ですか?カーブド派ですか?

吹いてみると見た目と同じ、ダークな音色で、コントロールがしやすいものでした。正直、サックスがこんなに簡単に音が出せるとは楽器だとは知りませんでした。
(AIZEN LS テナーサックスマウスピースご購入 平舘俊樹様 のお声)

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Written By: sax on 11月 19, 2011 No Comment

「サックスは黄金色」なんて常識は最近では通用しませんね。数こそ少ないですが、シルバーフィニッシュは珍しいモデルではありませんし、赤や青、花柄のサックスだって見かけます。

一時期流行したのが「アンティークブロンズ」。新品のときからビンテージ感、使い込み感をサックス表面の仕上げ処理に施したものです。最初からなにか「貫禄」が着いているので、ジャズプレーヤーに評判が良いようです。

そして今年になって多くのサックスメーカーが矢継ぎ早に発表し、人気を博しているのが「ブラックラッカー」フィニッシュのモデルです。セルマー、CGコーン、ヤマハ等、多くのメーカーがブラックラッカーのモデルを発売しています。黒字に金色の彫刻が多いですが、とにかく「めちゃくちゃカッコ良い!」ですよね。ステージ栄えもはんぱじゃありません。しかし、この「新しい感じ」のブラックラッカーも、実は長い歴史があるんです。
「ラッカー」はご存知のように樹脂系の塗料ですので、サックスや管楽器に多く使われているゴールドラッカーの黄金色だけでなく、色々な色を簡単に作ることができます。ですので、その塗料の調色によって簡単に個性豊かなサックスが作ることが可能です。

「特別発注」をしさえすれば、かなりの望みを実現することは出来ます。ただ、「いつ完成するか分からない」というのが、特注の宿命です。よっぽど気が長くないとお勧めできません。で、ブラックラッカーのサックスをトレードマークにしたのが、かの有名なマルチサックス奏者、グローバー・ワシントン・ジュニア(1943-1999)です。「スムースジャズの父」として有名な、ソプラノ、アルト、テナーを自在に吹きこなす名サックス奏者で、ヒット曲「Just Two of Us」でグラミー賞も受賞しています。

彼のサックスはH. Coufというメーカーのブラックラッカーモデルでした。ソプラノからアルト、テナーを総てブラックラッカーで揃えています。このサックスはアメリカのアームストロング社がドイツのカイルベルス社にOEM発注して製作したものですが、カイルベルスの自社ブランドサックスとはかなり別物になっています。

めっちゃ切れが良く、かつ甘いサウンドですので是非聴いてみてください。最近ではコートニー・パインやカーク・ウェイラム。そういえばスタンレー・タレンタインも黒いサックスでしたね。バリトンの宮本大路氏は真っ白いバリトンがトレードマークですね。

本体につなげればまるで自分自身がサックスそのものになったような感覚になり、うれしくてその日はつい「練習」ではなく「プレイ」を時間を忘れてしてしまった程です。
(AIZEN LS テナーサックスマウスピースご購入 長谷川孝二様 のお声)

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Written By: sax on 11月 14, 2011 No Comment

管楽器奏者は顎関節症になりやすい、という噂を聞いたことはありませんか?

私は医師ではないので詳しいことは分かりませんが、通常使わない顎の動きや筋肉の緊張、また歯に対するストレス等が掛かるので、顎関節症になる割合が多くなりそうな気はします。実際、多くのサックス関連サイトでも顎関節症との関係は話題になっています。

しかしサックスを吹いているからといって、必ず顎関節症になるわけではありません。大事なことは、「楽器を吹く」、ということは決して日常的なことではなく、体にある程度ストレスが掛かることだ、ということを認識することです。体に不調を覚えたり、どこか痛くなったりしたらすぐ病院に行きましょう。

「まさかサックスが原因で?」というのは危ないです。「サックスを吹く」という行為は、顎関節症ばかりでなく、頚椎ヘルニア、肩こり、腰痛、また歯周病にも影響するそうです。「歯周病?」と頭をひねる方もいらっしゃると思いますが、サックスのアンブシャで唇に入れられた力が歯に加わり、歯根や歯並びそのものに影響を与える場合があるそうです。

 有名なジャズ・テナーサックス奏者のジョン・コルトレーンは、長い間ひどい歯周病に悩み、結局マウスピースに歯を立てない「ダブルリップ奏法」でしかサックスを吹けなくなったそうです。「サックス吹きは歯が命」です。また、首、肩、腰も労わってください。サックスは決して軽いものではありませんので、演奏時にも、また運搬時にもかなりの重さが体に掛かることがあります。適切なストラップ選び、また演奏姿勢、ケースの工夫等。
 
愛機のサックスばかりでなく、自分も労わりましょう。実は多くのサックス・プレーヤーの友人達が、ちょっとしたことで「サックスを吹けない体」になってサックスから引退しています。ある友人はテナーサックスの重さを、ストラップを伝わって首に負担を掛けすぎたため、頚椎のヘルニアになって医者にサックスを止められました。

ケースに入った楽器を持ち上げたとき、ぎっくり腰になってしまいサックスを諦めた人もいます。サックスを始めて顎関節症になり、痛みをこらえて演奏していたら、日常生活にも支障をきたすほどの連続した痛みになってしまった友人もいます。健康あっての「サックス・ライフ」です。皆さん気をつけてください。

マウスピース事態に製作者のオーラが感じられ、瞬間的に間違いないと思いました。咥えた時や息を入れた瞬間の違和感のない音の出、最低音から最高音までの音質のバランスとピッチコントロールの良さは最高でした。
(AIZEN LS テナーサックスマウスピースご購入 山崎信秀様 のお声)

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Written By: sax on 11月 12, 2011 No Comment

スイング時代のビッグバンドの譜面では、サックスセクションは当たり前のようにクラリネットやフルートへの持ち替えが指定されています。ベイシーやエリントンでもサックスセクションのフルートへの持ち替えは珍しくありません。

近年のビッグバンドでもリードアルトがソプラノに持ち替えて、「ソプラノリード」というサックスセクションワークも沢山あります。ジャズコンボでも多くのサックスプレーヤーが違う種類のサックスや、フルートやクラリネット等の別の木管楽器に持ち替えるケースが多いようです。サックス奏者の持ち替えってカッコ良いですけど、実際のとこどうなんでしょうか。サックス奏者の持ち替えの謎(笑)に迫りましょう。

 「指使いが同じだから出来るんでしょ!」、と木管楽器の持ち替えを軽く見てる方が少なくありませんが、フルートもクラリネットもサックスの指使いとは微妙に違います。クラリネットに至ってはオクターブ毎に運指のパターンが変化します。
 
サックスのようにオクターブキーを押せば、オクターブ上の音が出るわけではないのです。なんと言っても、クラリネットにはオクターブキーがありません。似たような機能のキーをレジスターキーと言いますが、ま、全然違うものです。

またクラリネットはサックスと同じ、シングルリード属でマウスピースに一枚のリードを着けて吹く、ということは同じです。しかしフルートは「エアリード楽器」といって、ビール瓶の口に息を吹きかけて音を出すのと同じ仕組みで音を出します。

こんなもん、サックスとはまったく別の楽器です。またクラリネットはリングキーといって、パッドが着いておらず、自分の指の腹でトーンホールを塞がねばならないキーが沢山あります。ラプソディー・イン・ブルーの冒頭の長ぁ~いグリッサンドは穴を塞いだ指をずらしていって徐々に音を上げて行きます。クラリネット故の技で、サックスにはできません。

こんな面倒で苦労ばかりの持ち替えを、サックス吹きは何故しなくてはならないのでしょう。ビッグバンドの場合、「他のパートじゃ絶対出来ないから。」、ですね。トロンボーンやトランペットセクションに木管楽器は任せられないでしょう。サックスの祖先であるクラリネットや遠い親戚のフルートは、サックスのサウンドにとても似ています。似ているし、馴染みます。だからサックスセクションの表現力を高めるため、持ち替えを指示しているのでしょう。

サックスより歴史の深いこれらの楽器は、サックスを吹くための多くの基本技術を共有しており、かつ「音が出易く」技術的に改良されたサックスと違い、音を出すのが大変です。それゆえに、サックスの奏法を確認するためにもこれら持ち替え楽器は役に立ちます。そして何より自分の表現力を高めるという意味で、私は持ち替え賛成派です。

息の通りがフラジオを含めて非常にスムーズで安心感がありました。管もよく鳴ってくれます。しかし鳴りすぎるわけではなく、適度な抵抗感もありました。久しぶりに吹く気持ち良さを感じました。
(AIZEN LS テナーサックスマウスピースご購入 菊池元様 のお声)

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Written By: sax on 11月 7, 2011 No Comment

前回に引き続き、ストラップの話をしましょう。

今回はストラップの選び方、というか選ぶ際のチェックポイントの紹介です。カタログを見て、またはお店でも、ネックパッドの模様やデザインや雰囲気だけでストラップを選ぶと、いざ使い始めると気になるところが結構出て来たりします。

もちろん「どんぴしゃ」のストラップを一発で選択することは至難の技ですし、またストラップは消耗品でもあります。また結構、「飽きちゃったり」するんですよね(汗。ただし最近は、ストラップといえどもなかなかの価格のものが多いので、選ぶ際のポイントを押さえておくに越したことは無いでしょう。

 まずは一番大事なのは、自分のファッションとのマッチングですね。「おいおい、そこかよ!」と突っ込む方が多いのは覚悟しての暴言です。しかし、ステージで着る衣装を考えた上でストラップを選ぶことは、とっても重要です。見た目だって演奏の一部です。
 
 トラッドで黒っぽい「ヴィンテージ・ジャズメン」のファッションに、白いベルト型のハーネス…。興醒めですよね。またファッションとストラップのマッチングを考えるときには、見た目だけでなく機能面でも考えてください。学生服の襟、ジャケットの襟、Tシャツの襟、ポロシャツの襟。皆それぞれマッチするネックパッドの形が違います。スーツの襟にクッションの沢山入ったパッドはやはり「取って付けた」感じです。またTシャツ姿に、ネックパッドの無い細めのベルト型ストラップをすると…。裸の首がかなり痛いです。

 ストラップを選ぶときは出来れば自分の楽器を持参するか、もしくは自分の楽器に似たモデルを楽器屋さんで借りましょう。ストラップは「サックスを吊るしてなんぼ」のアクセサリーです。サックスを吊るしてみて、吹いてる姿勢での感覚、自分の癖の体の動き、長さの調節の感覚と力の入れ具合、サックスのストラップリングへのフックの掛け易さ、等々。
 
 自分の体格や演奏姿勢、心地良さの感覚に合うストラップを探しましょう。これらのポイントに加え、ストラップにかなり関心があり、選ぶときも相当慎重な方でも見落とすポイントがひとつあります。それは、「座って試す」ことです。
 
 ブラスバンドやビッグバンドでサックスを吹かれる方々は、立奏より座奏の頻度が多いサックスプレーヤーです。立奏の姿勢でしっくりきたストラップでも、座奏で試すと力のかかり方や楽器の取り回しの感覚が異なる場合があります。座奏主体のサックス奏者は、お店で椅子を借りて座って見ることをオススメします。

サックスストラップはこちら

バランスが良く無理をしないでも音が出る。またその音質はダークでも少しブライトでもコントロールし易く、ウオームなもので気に入っています。
(AIZEN LS テナーサックスマウスピースご購入 加峯茂行様 のお声)

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Written By: sax on 11月 5, 2011 No Comment

サックス奏者にとっては、サックスストラップは必須のアイテムですね。ちなみにビンテージのセルマーマークVIのソプラノサックスにはストラップリングがありませんので、ほとんどの人はストラップ無しで吹いています。近代のソプラノサックスは結構な重量ですが、マークVIは意外と軽いので問題ないようです。さて本題です。今日はストラップのバリエーションについて考えてみます。

 ストラップが「サックスを支える吊り紐」である以上、重さを支える機能、その重さをいかに奏者に軽く伝えるかの工夫、長さ調節の機構、そしてサックス演奏の邪魔にならない工夫、サックスのストラップリングへつなぐ部品であるストラップフック、等のことがストラップの必須条件ですね。
 
 吊り紐としての材質には、合成繊維のヨリ紐、ナイロンベルト、金属チェーン(普通は金属ビーズをナイロンや釣り糸などの丈夫な糸で連結したもので、さすがに本当の「金属クサリ」は見たことがありません。)などがあります。ジャズのプレーヤーの中にはベルトタイプより紐タイプの方が楽器の鳴りが良い、という方々もいらっしゃいますが、かなり迷信に近い気がします。
 
 奏者がサックスの重さを引き受ける首あての部分、またその機能に関しては各種メーカーの涙ぐましい努力があります。厚手のクッション、首に回り込む形状、素材、首ではなく肩で支える構造、ズボンのベルトにまで力を分散させてしまうものもあります。
 
 また首、頚椎への負担を少なくするため、首が締まる普通のV字ラインでなく、ネックパッドの左右の力を真下に落とすT型とも言えるような新構造のストラップも最近登場しています。サックスの重さで肩こりや首の痛みが辛い、等の悩みがある場合は検討に値すると思います。
 
 タスキのような「ハーネスストラップ」は体への負担が最小ですが、長さ調整の煩わしさをマイナス点に上げる方もいるようです。しかし首への負担は全くありません。通常のストラップとハーネスの間のような存在で、ブレステイキング、B.AIRのバードストラップ、ハンガーのように肩に金具を引っ掛ける「サックスホルダー」のような製品もあります。
 
 長さ調整の機構も重要ですね。簡単に調整できて、かつ固定が強固でサックスの重さで伸びたりしないことが必要です。どんな種類の長さ調整機構でもサックスをちょっと浮かせて、ストラップへかかっている重量をなくしてやったほうが長さ調整はし易いです。またフックも大事ですね。
 
 金属性の方が一般的にサックスの鳴りが良い、と言われています。私はさほどの変化は感じませんが。またフックのロック機構は最も重要かもしれません。サックスのストラップリングから簡単に外れてしまうようなフックは、「サックス落下事故」を起こしかねませんのでご注意ください。

サックスストラップはこちら

他のマウスピースをいろいろ試されたのなら、絶対に良さがわかります。いいものを使い、いい音を出すことが、上達の近道になると思います
(AIZEN LS テナーサックスマウスピースご購入 中野俊彦様 のお声)

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