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2月 2011

Written By: sax on 2月 26, 2011 No Comment

前回は「正統派」のテナーサックスプレーヤーを紹介しました。しかし個性的なプレーヤーが多いテナーサックスのジャンルでは、他にも色々なタイプの巨人がいます。やはり独断と偏見で、注目すべきテナープレーヤーとその個性をご紹介しましょう。

「馬鹿っ速いフレーズ」で思い浮かべるのは、ジョニー・グリフィンです。晩年は少し速度が落ちましたが、若い頃の演奏では、「どうしてこんなに速く指が動くんだ?」というほどのスピードでフレーズが繰り出されています。愛称は「リトル・ジャイアント」。背が低かったようです。

ハリー・アレンは、「遅く生まれすぎた天才」と呼ぶ人が居るほど、非常にトラディショナルなジャズスタイルで、「今を吹く」プレーヤーです。決してそんなに歳でもないのに、その演奏にはすごく暖かな懐かしさが漂います。現役テナーマンの中でも、サブトーンの音色はピカイチだと思います。

サム・テーラーを歌謡曲のジャンルのテナープレーヤーだと思ってる方は居ませんか?ムード歌謡のアルバムばかりですからね。でもじっくり聴くと、恐ろしく「ジャズ的」であり、音程やサウンド、表現力も素晴らしいテナーマンです。是非、聴いてみてください。

ブランフォード・マルサリスは、ジャズばかりではなくクラッシックの曲などのアルバムも出している、オールジャンルに渡る真の「技巧派」です。クラッシックの場合はソプラノサックスを吹くことが多いようですが、テナーサックスのサウンドも「究極の美しさ」を備えていると思います。

スタン・ゲッツも忘れちゃいけないですね。ジャズとボサノバを融合させて世に広めた偉人です。ゲッツのボサノバの演奏には、何とも言えない哀愁があり、いちころでファンになってしまう人が多いですね。ハンク・モブレーも聴いて欲しいなあ。「テナーで吼える」ってえのが実感できる古典テナーマンです。

キャンディ・ダルファー(アルト)のお父さん、ハンス・ダルファーもファンキーに吼えるテナーの達人です。エネルギッシュな演奏は年齢を超越しています。あ、吼えると言ったら、エディ・ロックジョー・ディビスも聴いてみてください。カウントベイシー楽団の花形テナーであり、ロックジョーのテナーが吼えると、コンサート会場が興奮の渦になったそうです。やっぱりテナーは「吼えてなんぼ」ですかね。

スコット・ハミルトンやボブ・ミンツァー、ジョー・ロバーノ、ウェイン・ショーターあたりの大御所は、もう「ジャズの歴史の生き証人」って感じですね。是非、聴いてみてください。

最後に日本のテナーマンも忘れずに。

沢山の名テナープレーヤーがいらっしゃいますが、独自のサウンドで個性的な世界を表現する竹内直、ビッグバンドやコンテンポラリー、フュージョン等全てのジャンルで活躍し、レコーディングのファーストコール(一番に声をかけられるスタジオミュージシャン)の地位を維持し続ける小池修、佐藤達哉。安保徹、川嶋哲郎、宮沢昭、松本英彦、中村誠一たち(故人含む)も是非聴いて欲しいです。日本のジャズテナーも素晴らしいレベルです。

あ、あなたの好きなプレーヤーの名前を紹介してなかったらすみません。思いつくがままの紹介ですのでご勘弁を!

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最初につけたリードで一吹きしただけで、高調波を多く含んだ心のあるサウンドが、いとも簡単に大音量で出て、思わず顔がほころんでしまいました。
(AIZEN NY アルトサックスマウスピースご購入 田中雅博様 のお声)
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Written By: sax on 2月 23, 2011 No Comment

ジャズが好きでジャズサックスを勉強したいのですが、どんなアーティストのCDを効けば良いですか?と良く聞かれます。

正直、一番困る相談です。

片っ端からいろんなCDを聞き、その中から自分の「マイ・フェイバリット(お好み)」を絞っていくのが順当な道筋です。ですので私の持っているCD、数百枚のうち、半分以上は「好みじゃなかった」今は聞かないCDです。無駄な投資です。

でも必要な投資です。それを端折って、何がお薦めですか?は反則です。でも気持ちは凄く分かりますので、独断と偏見に満ちた私のお薦めサックスプレーヤー評をご紹介します。くれぐれも、この評価でCDを買い、「言ってることと違う」などというクレームはご勘弁願います。

私の専門、テナーサックスでは、やはり巨人と呼ばれるジョン・コルトレーン、ソニー・ロリンズは欠かせないでしょう。

「テナーを吹いている」というと、必ず「コルトレーン派ですか?ロリンズ派ですか?」と聞かれます。

コルトレーンはジャズの究極の表現を理論的にも技術的にも追及し続けた天才プレーヤーです。かなり難解な演奏が多いですが、初期のものは意外と耳馴染みが良い豪快な演奏もあります。ロリンズは逆に感性派とでもいったほうが良いのでしょうか。

ノリノリのテンポとフレーズ、奔放なサウンドで聞く側を楽しませてくれます。そうは言いましたが、私は実は「ベン・ウェブスター派」です。ベンはレスター・ヤングやコールマン・ホーキンスらとともに「テナーサックスの祖」とも呼ばれるテナー・プレーヤーで、その豪快でかつ繊細なサウンドでバラードを歌い上げる名人です。限りなく肉声に近く、かつむせび泣くようなサブトーンによるそのサウンドゆえに、「ジャズテナー界の森進一」と呼ぶ人も少なくありません(笑)。

また近代テナーではつい最近(2007年)白血病で57歳で亡くなった、マイケル・ブレッカーを挙げないわけにはいかないでしょう。技術、サウンド、音楽性、全てにおいて最高レベルであったマイケルは、まさに「テナーの巨人」でした。その技術とフレキシブルな音楽の多様性から、かかわったアルバムは千枚を超えると言われています。の兄、ランディ・ブレッカーと組んだ「ブレッカー・ブラザース」による初期の作品から、晩年のトリッキーてテクニカルな作品まで、決して難しさに走ることなく、全てがポップで楽しめるものばかりです。

しかし書いていたらきりが無いなあ。もう注目テナー奏者の名前だけでも挙げちゃいましょう。エリック・アレキサンダー、ジョシュア・レッドマン、ブランフォード・マルサリス、デクスター・ゴードン、ガトー・バルビエリ、ハリー・アレン、ジョニー・グリフィン、スコット・ハミルトン、…ああ、きりが無い。

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音の立ち上がり、反応もよく、ほどよくダークで音にしっかりした芯があります。もう手放せません。
(AIZEN NY アルトサックスマウスピースご購入 津山壽様 のお声)
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Written By: sax on 2月 19, 2011 No Comment

かつて「なんとか団子」のドラマで、日本語に弱い、と言われた主人公ルイ君が、「ただの言葉に強いや弱いなんてあるわけ無いだろ!」と笑っていました。

まったくその通り、楽譜にも「強い弱い」は無いはずです。

強いて言うなら、「楽譜に記載された音楽の情報を、如何に素早く音楽として音に変換できるか」ということが、楽譜の利用方法であり目的です。などと屁理屈をこねても、知らない曲でも楽譜を見ながらパッと曲が吹けてしまう、いわゆる「初見」ができるサックス吹きはうらやましい限りです。どうしたらあんなに早く楽譜を読めるんでしょうか?

楽譜をスラスラ読むために一番初めに必要なのは、「音符の高さを指に覚えさせる」ことです。黒丸(四分音符以下の長さ)だろうが白丸(二分音符、全音符)だろうが、そのおたまじゃくしが居る場所が「ド」、なのか「レ」なのか、また「ミ♭」なのかを判断し、指をその型にして音を出すことです。

この訓練は意外と簡単です。楽譜の音符を目で見て、頭でそれをドかミなのかを判断し、それを運指情報に変換し指を作れば良いだけです。文章に書くと難しそうですが、何回も練習すれば「指が覚えて」くれます。シャープやフラットのついた調号のキーの場合は、頭の中で「シャープ」や「フラット」を追加しなければならないので、ちょいと面倒です。楽譜のなかの音符全部に鉛筆で書いちゃう、って手もあります。

次はリズム、音符の長さの把握法です。これも意外と簡単です。頭の中では休符を歌い、その部分は音にしなければ良いだけです。「うたたた、うたうた」、「たぁたたぁた、うぅたたぁた」などのように休符も一緒に歌い、音符の部分だけを音に出します。一小節の中はほとんどの場合4拍ですので、おのずとパターンは限られています。ビートが細分化された16ビートなどでは、「うたたた、たたった、たたぁ、たたぁ」みたいな複雑なパターンも出てきますが、ま、慣れです。

一番の難関はこれらの「譜読み」を指定されたテンポ、つまりインテンポの速さで演奏することです。単にテンポの速さだけでなく、譜割の難解さも影響します。一般的に難しい楽譜は、「おたまじゃくしの尻尾が沢山ある(16部音符や32部音符が沢山出てくる)」曲や、「電信柱が多い(通常五線の上下に加線が3本も4本も付いている極端に高い音や低い音)」がやたら出てくる曲などが強敵です。

しかし「初見」に強いプレーヤーは、ある程度の難易度の曲なら難無く演奏をこなしてしまいます。どうしてなんでしょう。これには実は秘密があります。それは「先読み」です。「初見」による演奏では、実はオンタイム(楽譜を見てすぐ吹く)の方法では、テンポやフレーズに限界がすぐ出てきてしまいます。

それを克服するためには、いつも目と脳みそは数拍先、もしくは数小節先を見ており、音を出しているのは無意識の体全体なんです。このテクニックはかなりの高等技術です。しかしアンサンブルや大人数の合奏では必須になりますので、是非挑戦してみてください。

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こんなにも自分の音が変わるのか、と大変に満足しています。
(AIZEN NY アルトサックスマウスピースご購入 中村雄三様 のお声)
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Written By: sax on 2月 16, 2011 No Comment

中学校(小学校だったかな?)の音楽の授業で楽譜の読み方は教わったはずです。ですので、簡単な楽譜なら初見(始めて見た楽譜をそのテンポ通りに、正確に演奏すること)は無理でも、ゆっくりと取り掛かればある程度読めるはずです。

最近では最新ヒット曲の楽譜が載った雑誌もありますし、多くの楽譜本が大手楽器店に並んでいますので、演奏したい曲の楽譜を手に入れることはそんなに難しいことではありません。でも注意してくださいね。

「サックス用」と明記された楽譜以外をサックスで吹いても、ちゃんとした「本当の音」は出ません。

サックス吹きにとっては当たり前のことですが、独学でサックスを練習している方、またこれからサックスを勉強しようと思っている方等、「移調楽器」についての知識がない方々のために、今日は「楽器のキー」についてご説明しましょう。

ソプラーニーノ、アルト、バリトン・サックスのキーはE♭です。クラッシック系の呼び方でエス管と呼ぶ場合もあります。ソプラノ、テナー・サックスのキーはB♭です。これらはベー管です。キーE♭の楽器では「ド」と呼ばれる音を出すと、実際にはミ♭の音が出ます。同様にB♭の楽器では「ド」の音を出すと、実際にはシ♭の音が出ます。

同じ木管楽器であるフルートはキーがCの管楽器なので「ド」の音を出すと、同じ「ド」の音が出ます。こいつは楽ですね。逆に実音で「ド」を出すためには、キーE♭の楽器では「ラ」の音、キーE♭の楽器では「レ」の音を吹く必要があります。

目の前に楽譜があります。サックス用とも「in E♭(またはin B♭)」とも書いてありません。ということはキーCの楽譜です。これをアルトサックスやテナーサックスで吹くためには移調譜が必要です。では移調譜を作りましょう。E♭楽器では調号(楽譜の先頭のシャープとフラットの数)にシャープを三つ足してください。

もし調号がフラット数個であれば、♯と♭を足してゼロとします。もしフラットがひとつの調号(キーF)であれば、シャープ二つの調号(キーD)にして、元の楽譜の音符を半音二つ分下にずらして、新しいキーの楽譜に転記します。B♭の楽器用には調号でシャープを二つ足して、元の楽譜の音符を半音ひとつ分上にずらします。♯の調号はファ、ド、ソ、レ、ラ、ミ、シの順に、♭の調号はシ、ミ、ラ、レ、ソ、ド、ファの順に増やします。

詳しくはネットや書籍で「移調「を調べてください。重要なのはサックスでは「ド」と吹いても、ピアノの「ド」の音は出てないよ、ということです。どうしてこんな楽器が作られたのか、って?それはサックスが生まれた頃の音楽にフラット系のキーの曲が多かったからです。なもんで、弦楽器主体のシャープ系キーが多い現代ポップスでは、サックス吹きはシャープが5個も6個もついた楽譜を吹かされることになっています。

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とにかく良く鳴ります。ジャムセッションやビッグバンドでも音が埋もれません。
(AIZEN NY アルトサックスマウスピースご購入 中川雅紀様 のお声)
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Written By: sax on 2月 11, 2011 No Comment

「今度友人の結婚式でサックスの演奏を披露することになりました。かっこよく聞こえて、かつ簡単な曲が合ったら紹介してください。」、って書き込み。SNSやBBSでよく見る質問ですね。

まあ、結婚式でサックスを持ってマイクの前に立っただけでもかっこ良いとは思いますが、なるべくなら「上手い!」と思われたいのが人情ですよね。もちろん星の数ほど数多い楽曲の中でも、そんな「魔法」のような曲はそうありません。

10円で食べられるラーメンが無いのと同じです(すいません、今ラーメンが食べたいんです。)。でも、「比較的受けが良く、比較的演奏技術を要さない曲」は無いわけではありません。そんな曲の探し方をお話しましょう。

まず、その曲を知っている必要がありますね。で、好きである必要もあるでしょう。

マイナスワン(伴奏のみの演奏音源)があれば言うことはありません。最近は著作権が切れた昔のスタンダード曲が、MIDIファイルでのマイナスワンでネット上からダウンロードできるものもあるようです。

MIDIファイルであれば再生時にキーを変えずにテンポを変えたり、テンポを変えずにキーを変えることができます。私はそんなふうに作ったマイナスワンをiPodに入れて練習をしています。結婚式やパーティ等では、そのiPodを音響のラインにつないでもらうだけです。ミニステレオプラグ→ピンプラグの変換コードを持参すればばっちりです。

おっと、脱線しました。選曲ですね。

「上手い!」と思われるためには、お客さんの多くがその曲を知っている必要も有ります。特にジャズを演奏する場合は、自分が知っている曲でもあまり一般的に知られていない曲を演奏すると、あまりその場が盛り上がらない場合があります。

「受け」という意味ではそのときの流行っている曲がベストかもしれませんね。特に結婚式等では、お客さんの年齢層なども考えたほうが良いでしょう。そしてそのなかでもどんな曲を選んだら良いのでしょうか?

テンポの遅いバラード?「ブー!」、不正解です。

バラードはテンポの遅い分、演奏し易そうですが、遅いテンポをキープするのは上級テクニックです。バラードは難しいのと、長くて飽きられることもあるので鬼門です。

ベストな選択は、ミドルテンポで譜面に白丸(長い音)が多い曲です。

運指が簡単で間違え難く、リズムキープも比較的簡単で、音も出しやすい。そんな曲が「かっこいい曲」になります。

具体的な候補をあげれば、「オーバー・ザ・レインボー(虹の彼方に)」や「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン(私を月に連れてって)」、「ソフトリー・アズ・イナ・モーニング・サンライズ(朝日のようにさわやかに)」あたりはいかがですか?私の「マイ・フェイバリット」です。

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鳴らしやすさ。ピッチの安定感、ダークでJazzにはもってこいです。フラジオの反応もGoodです。
(AIZEN NY アルトサックスマウスピースご購入 大堀和俊様 のお声)
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Written By: sax on 2月 9, 2011 No Comment

サックスは管楽器の中ではフルートと双璧を成す、「デリケート」な楽器です。

週一で吹いているアマチュア・プレーヤーであれば、一年に一度は「バランス調整」という、楽器の身体検査をしたいものです。サックスは吹けば吹くほど調整が狂うと思ってください。

もちろん稼動部の馴染みが良くなる、管体の振動が良くなる等の良い面もありますが、操作を繰り返せば、パッドの位置の狂いや、バネの消耗、ネジのゆるみなどの調整が必要な不具合が発生します。そこでリペアマンに調整をお願いするわけですが、その楽器のお医者さん、リペアマンとのお付き合いの方法について少しお話しましょう。

多くのリペアマンさんがおっしゃるのが、「一番困るのは、何も喋ってくれないお客さん」だそうです。

別に世間話をして欲しいわけでは有りません。その楽器の状態、どういう点が不具合なのか、どういう風に調整して欲しいのか、またその楽器の個性は何なのか。そんな会話があって初めて、「リペアの方針」が立てられるからです。

楽器は感性的な「道具」ですので、プレーヤーによっては同じ楽器の現象を「故障」と思う人も居れば、「個性」と愛する人も居るのです。お客様の大事な相棒をお預かりするリペアマンさんたちは、いつでも最高の仕事をしようと努力しています。その努力をしていただくためには、はっきりと自分の意見や考えをリペアマンさんに伝えるよう心がけてください。

また自分の楽器の状態をいつでも把握しておくことも必要です。

練習の際には下記のような、「楽器点検」の時間を取り入れることをお薦めします。まず音程音色の確認。低域から高域まで、一個一個音を出し、吹奏感、音程、音色を確認する。これでパッドの状態がかなり分かります。チェック用のリードを決めておくと良いでしょう。

次にメカの確認。吹くことはせずに、キーを動かし、どこかに変な動きが無いか目視する。バネやネジが緩んでいたり、キーコルクやキーフェルトの破損・消耗などが分かります。最後は外部目視、車みたいですね(笑)。
楽器を丁寧に見回して、凹みや傷が無いかをチェックしましょう。ネックの角度はちょっと変わっただけでサウンドに影響を与えますので、是非注意深く観察しておいてください。外見をピカピカにしておくのが好きな方がいらっしゃいますが、あまり表面磨きに集中すると、サックスのメカに不要な力を与えてしまうことがありますので注意してください。

唾液の飛沫や、水分によるベルやボディの汚れは、濡れティッシュ(アルコールを含まないものがお薦めです)で簡単に拭き取れます。

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初めての使用にも関わらず、ノー・ストレス。気持ち良く演奏ができました。使い込んだらどうなるか楽しみです。
(AIZEN NY アルトサックスマウスピースご購入 大屋隆男様 のお声)
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Written By: sax on 2月 4, 2011 No Comment

結構多くのサックス・プレーヤーの方々が、あれやこれやと独創的かつ非理論的な「サックスのお手入れ」をなさっているようです。今日はサックスの手入れ方法の「キモ」についてご紹介しましょう。

サックスの保存状態の条件で重要なことは、「余計なものを入れない」ということです。

湿気、ほこり(砂粒や繊維)、ガス等、全部いりません。ただ湿度ゼロの乾燥状態はパッドを乾燥させてカチカチにさせてしまう場合がありますので、適度な湿度は必要です。ちゃんと水分を拭き取ってケースに仕舞うなら、乾燥剤などを入れる必要はあまりありません。

ほこりや細かい繊維は故障や調整不良の原因になります。ご存知の通り、サックスはパッドで精密にトーンホールを塞ぐことで音がコントロールされます。トーンホールの縁とパッドの間に砂粒や繊維などの異物が挟まれば、パッドがちゃんと機能しなくなります。屋外で練習や演奏をするときは、土の上に置かない、使用後は注意深くパッドを掃除するなど注意をしてください。

またパッドセーバー(サックスに差し込む水分コントロールのアクセサリー)を使用する際は、毛の抜けない上質な製品を使用してください。リペアに持ち込まれる故障サックスのなかでは、かなりの高い頻度でパッドやトーンホール、機構部にパッドセーバーやスワブの繊維がくっ付いていて、動作不良を起こしているそうです。ご注意ください。

てなとこで、サックス使用後のお手入れの手順をご紹介しましょう。

まずはスワブでサックス内部の水分を拭き取りましょう。ネックと本体は別の種類のスワブを用意したほうが良いですね。またスワブには、「詰まり防止」の逆引き用のヒモが付いたものが安心です。いざというときに逆に引っ張れます。

マウスピースの水分拭き取りは、シャンクから先端に向かって、ネック用のスワブかハンカチを一回通す程度にしておきましょう。あまり掃除しすぎると、内部の形状が微妙に変化してしまいます。水分除去に使うスワブにはあまりボロボロになったものは使わないでください。繊維がほつれて抜けてしまうようなものは、先ほど説明した故障の原因になりますので交換しましょう。

ここで掃除を終わってしまっている人、また外部の「磨き」の入ってしまっている人、まだまだですよ。吸水ペーパーやクリーニングペーパーで、パッドの水分を拭き取ってください。

スワブは構造上、管体内側の表面の水分は拭き取れますが、パッドやトーンホール先端の水分は拭き取れません。水分がパッドに付着するのは、管体の上半分程度(左手で触るキーより上のトーンホール)にしか付着しませんので、ペーパーで水分を取るのは、高音域のパッドだけで構いません。そしてケースへ仕舞ってください。

パワーも有り、メタル同様に力強さもあるが同時に柔らかさも有りこれ1本でたいていの場面でこなせる気がする。
(AIZEN NY アルトサックスマウスピースご購入 石橋賢一様 のお声)
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Written By: sax on 2月 2, 2011 No Comment

スムースジャズとは1980年代にアメリカのラジオ局が使い始めた言葉で、フュージョン、ポップ・ジャズにほんの少しR&Bのテイストを混ぜたものをそう呼び始めたようです。

フュージョンのようにがっつりとジャズっぽくはなく、アドリブパートが少なく、またダンス系R&Bのように、ワン・コードで演奏されることが多い音楽ジャンルです。耳馴染みが良く(ここがスムースの語源)、かつ多少ジャズっぽいニュアンスの入った、ジャズのひとつの発展形と言えるでしょう。

WikiPediaによれば、「1970年代後半にサックスプレイヤー、グローヴァー・ワシントン・ジュニアがフュージョンの分野にクワイエット・ストームを用いだしたのが起源といわれている。初期の名作としては、この分野においては珍しい、カリプソの音楽を取り入れたスパイロ・ジャイラの「モーニングダンス」などが挙げられる。インストゥルメンタル・ミュージック部門においてはギネス記録を持っているサックスプレイヤーのケニー・Gが代表として挙げられる。」、だそうです。

アメリカではスムースジャズの専門FM局も多数あり、また「スムースジャズの定義」を謳うガッツリ系ファンも世界中に数多くいるため、ジャンルとして確立された音楽であることは確かですが、「じゃ、普通のジャズとどう違うの?」と言われると、答えに詰まってしまう人が多いと思います。

スムースジャズのプレーヤーとしては前述のグローヴァー・ワシントン・ジュニアから、現在、「スムースジャズの貴公子」と呼ばれる、クリス・ボッティ(トランペット)まで数多くあげられますが、サックス吹きとしては、デイビッド・サンボーン、ジェラルド・アルブライト、エリック・ダリウスあたりを勧めましょうか。

あ、あくまで個人的意見です。サンボーンを「スムースジャズ」と言ったら、私を殴るだろうと思える人を何人も知っていますので。

最近のスムースジャズは、ダンス系、クラブ系に発展してきている感じがしています。激しくも軽くシンプルなビートで、ノリの良い繰り返しのメロディ、馬鹿っ速いフレーズは無く、楽器の吹き方はジャズのそれだが、サウンドはメタルマウスピースのエッジイで歯切れの良いサウンドにエフェクターをバシバシにかけた物、というのが多いですかね。

ジェラルド・アルブライトとエリック・ダリウスは、エンドーサーにもなっているキャノンボールのサックスで、シャープでパワフルなサウンドを作り出しています。サックスメーカーのキャノンボールは、「ジェラルド・アルブライト・モデル」なんて、彼のスペシャルモデルも作っています。

しかしサンボーンはセルマーのヴィンテージ、マークVIのアルトサックスにデュコフのメタルマウスピースというセッティングですので、むやみにスムースサックス向きのサックス、なんてことは言えないかもしれません。
あ、ひとつ共通項は、エフェクターの使用ですね。オクターバー(オクターブ違う音を合成)、やリバーブ(残響をかける)、ディストーション(歪み)、イコライザー(周波数補正)は皆さん使ってるようです。

これからのサックス吹きには、エフェクターも必須かもしれません。

もうNY は誰にも貸せないし手放せないです。
(AIZEN NY アルトサックスマウスピースご購入 西村陽弘様 のお声)
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