サックス 練習・レッスン

楽譜は苦手、を克服しよう!


クラッシック、ブラスバンド、ジャズでもビッグバンドのかたは楽譜を読んで演奏するのが基本です。
しかし、ジャズのコンボや独学でポピュラーを耳コピ(耳で曲を聞いて演奏できるようになる)で演奏している方々は、あまり楽譜に頼らないケースが少なくありません。
しかし音楽を記録し、また演奏の指針となるのは「楽譜」がとても重要です。楽譜を使いこなせて、初めて音楽を自由に楽しめると思います。ところが「楽譜は苦手!」という楽器奏者は予想以上に多く、「楽譜」に苦戦しているサックス吹きも少なくありません。
今日は楽譜の苦手意識を克服し、「初見バリバリ(譜面さえ見れば、知らない曲でも難なくすぐに演奏できる)」になるためのヒントをお教えしましょう。
 譜面で音を覚える参考にするのは、曲をマスターするためにとても重要です。ただし譜面が「読め過ぎる」と、曲を覚えるのが苦手になってしまいます。「見れば分かるから」と覚えることを放棄し、いつでも楽譜を持参するのはお勧めできません。
特にジャズの場合は頭の中にメロディを入れた上で、それを改造・変化させて作ることが良いアドリブソロを作る秘訣です。「譜面の克服」は頼りすぎないことが前提条件です。
楽譜を記憶するには二通りの方法がメジャーです。かたや階名に直して、ド、レ、ミで覚える。長さは曲のメロディの記憶で再現します。もうひとつは、楽譜の「見た目」そのものを記憶することです。五線の上のおたまじゃくしの姿をそのまま脳裏に焼き付ける方法です。
♯や♭の臨時記号もまるまる画像で覚えてしまいます。ただし両者どちらの場合も、ドレミやおたまじゃくしの位置から、瞬時にサックスの指使いに変換できることが前提です。ここにまで至っていない場合は、「体で覚え」ます。
つまり指使いをそのまま記憶するということです。
ちょっと譜面上級編に移りましょう。譜面を読んで即座に演奏する場合のノウハウです。これが完璧に出来れば「初見が効く」ということですが、インテンポで無いにしても譜面から指使いに反射神経で連動できればもう譜面上級です。譜面を読むコツは、「先読み」です。
今吹いている場所から先を目で追えるようにしましょう。3小節以上先を読んで演奏できれば、初見で曲が問題なく演奏できるはずです。またフレーズを音符の配列でパターン認識することも有効です。
例えば「ミ、ソ、シ」は五線の串に挿された団子が並んでいますが、「ファ、ラ、ド」は串の間に団子が並んでいます。こういう見た目のパターンの記憶の貯金を増やすわけです。休符と音符の長さのパターンも何種類か記憶してしまえば、ほとんどの楽曲を譜面初見で吹く事ができるはずです。
*写真は全てflickrから掲載しています。
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