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細か過ぎるアンブシャの話し

Written By: sax on 10月 2, 2019 No Comment

*シンリップやらファットリップやら、そしてダブルリップやシングルリップと、サックスのマウスピースの咥え方、アンブシャについて、色んな人から色んなことを言われますよね。 でも、何故か説明は何となく「大雑把」。アンブシャについて細かく細かく考えてみましょう。
 アンブシャとは、サックスのマウスピースに息を吹き込み、リードを振動させ、サックスから音を出させるための、「口の形とその細かな操作」の事です。息のスピードや舌のコントロールもアンブシャに含まれると考えることもできますが、今回は別にしておきます。「口の形」と考えるとアンブシャは、幅1センチ程でマウスピースを360度取り囲む、ベルト状の領域の奏者の唇の状態、と考えられます。上側の180度は上唇、上あごの接触形態です。ダブルリップと呼ばれるアンブシャ以外では、上前歯をマウスピースに軽く接触させ、マウスピースが口の中でグラグラしないよう固定します。この「前歯のあて方」が要注意です。メタルマウスピースのバイトプレートを交換したことのある方はご存じだと思いますが、 バイトプレートの材質や厚さで、サウンドや吹奏感は大きく変わります。マウスピースパッチの大きさや厚さでも同等の影響があります。ですので、歯を強くあてるか、弱くあてるかで、サックスのサウンドは変化します。ダブルリップというアンブシャが存在するのもこの辺に関係します。前歯のあて方は、上唇によるマウスピースの「締め方」と密接に関係します。上唇をべったり(幅広く)巻くか、硬めに(細い幅で)巻くかで、唇のマウスピースへの接触面積や圧力が変わります。アンブシャ上半分の理想は、マウスピースが口に対してグラグラ動かず、息漏れせず、マウスピースの振動を抑圧しない、ということです。「ほ」の発音の口の形と、「わ」の形とでは、上唇の硬さやマウスピースへの接触面積が変わります。 じっくりとあなたのベストを探ってください。

 アンブシャの下半分は上半分より少々複雑です。リードが自由に動けるようにしつつ、必要なリードの制御もしているからです。「む」の口の形でマウスピースを咥えたら、リードに下唇がべったりとくっ付き、リードはほとんど振動できなくなります。ファットリップのアンブシャは、この口の形でリードとの「接触関係」の落としどころを探し出し、リードが最大限に振動できるような下唇の締め方を作り出すものです。ファットリップ以外のアンブシャでは、下唇を歯に巻き込んでリードを押さえます。しかし巻き込み方によってリードへの接触のしかたも変わります。軽く巻いただけならリードに触るのは、唇の内側の柔らかい肉の部分ですが、深く巻き込めば唇の外側の乾いて固い部分がリードに接触します。触るリ ードの部分にもよりますが、下唇の硬い部分でリードを押さえたほうが、リードの振動が吸収されにくいと言われています。あなたのアンブシャは下唇のどの部分がリードに触れていますか?どうですか?こういう細かいチェックが理想のアンブシャを作る助けとなります。 ファットやらシンやらの、大雑把な呼称でアンブシャを締め付け、いや決め付けないほうが良いと思いませんか。

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