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11月 2016

Written By: sax on 11月 29, 2016 No Comment


サックスは管楽器の中でも奏法によるサウンドの変化が付け易い楽器です。そういう意味でサックスは、「高い音楽表現力を持った楽器」と言っても良いでしょう。そんな楽器、サックスであるがゆえに、自分の演奏スタイル、サウンドスタイルを作り出すには、たくさんの練習や試行錯誤、弛みない奏法の研究等が必要です。そう、サックスは意外と「面倒くさい楽器」です。リードやマウスピースのブランドやセッティング、楽器のコンディション。楽器を吹くための体力維持。練習や演奏に関連する小物類。など等と、サウンドに限らず、サックス吹きはいつも何かしら悩んでいるのではないでしょうか。そんな悩み多きサックス吹き(笑)のために、サウンドメイキングのショートカットのための、ひとつの裏技を紹介しましょう。
 サックスのサウンドメイキングが難しいのは、先にもお話ししたように、サックスの表現力が高すぎるのが原因のひとつです。自分自身に、サウンドに対する確固たる信念がなければ、サックス特有の「出やすい音」や「動かしやすい運指」、「付け易い変化」、「簡単な小技」にどうしても引っ張られてしまいます。サックスは「音が出しやすく、始めやすい楽器」と言われますが、取っ付きが良くてもなかなか「音楽」へたどり着くのが難しいのは、このあたりの楽器の特徴が理由のようです。ならば、自分の吹いている楽器がサックスだということを忘れてみてはどうでしょう。乱暴ですが、実に理にかなった方法なのです。
 ブラスバンドやビッグバンドでは、その曲の元アレンジでストリングスが奏でているパートは、ほとんどの場合サックスに割り当てられます。それはサックスがバイオリンやビオラ等ストリングス楽器にサウンドが似ており、またニュアンスも同じ雰囲気を付け易いからです。自分のサックスで徹底的にストリングスの真似をしましょう。バイオリンやチェロ、ビオラの演奏音源を真似るもの良いですが、自分の持っている楽譜やエチュードを、ストリングス楽器が出すような音を目指して練習してみてください。サックス特有のサウンドや癖は忘れ、物真似に集中してみてください。まず音を細く綺麗にしましょう。澄んだ音が長く続かなくてはストリングス風にはなりません。またアタックを柔らかくしましょう。弓が弦を擦り始めるような、柔らかいタンギングです。細かいビブラートも重要です。淡く消えるような音の切り方も真似ましょう。「抜く」という音の切り方です。針の細さをイメージするようなピアニッシモのロングトーンも、ストリングスならではのサウンドです。サックスでは難しいですよ。
 このような物真似を高いレベルに持っていくためには、高度なサックスの操作技術が必要です。そしてその技術は、どんなジャンルでのサックス演奏にも必要で、かつ効果を発揮します。ストリングの物真似をしていると、たぶんその途中で自分の作りたいサックスサウンドが見えてくると思います。ストリングスの物真似練習は、絶対のおススメです。

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Written By: sax on 11月 22, 2016 No Comment


楽譜は楽器を演奏するものには、切っても切れない大切な道具です。「演奏」という時間と空間の芸術を、平たい紙の上の五本の線の上に記録してしまうのですから、なんとも凄い発明です。楽譜の読み方のルールをマスターしさえすれば、何百年も前の音楽でも、また誰も聞いたことのないオリジナル曲でも、楽譜はそれを記録しており、全くその曲を知らない人でも、その楽譜を頼りに演奏を再現することが出来るのです。楽譜さえあって、それをちゃんと吹きさえすれば、初めてのひと達ともばっちり合奏が出来てしまいます。そう、「ちゃんと吹けば」です。楽譜の「ちゃんとした吹き方」についてお話しさせてください。

 八分音符や四分音符、二分音符や全音符。これら「オタマジャクシ」は音の長さを表し、その「居る場所」で音の高さを表します。あまりに当たり前の事ですが、四分音符の長さは「一拍」です。四拍子で、「パン、パン、パン、パン」と手を叩けば、「パン」の音の始まりから、次の「パン」の直前までが四分音符の長さです。ところがこの長さをめいっぱいに使うのは、その音符に「テヌートマーク」が付いている場合だけです。記譜上の約束では、次の「パ」の前に十六分音符程度の空白をつけるのが普通です。「パーア、パーア、パーア、パーア」つて感じです。スタカートマークが付いていれば、「パン」の頭で出した音はすぐに切って止めます。「パ、パ、パ、パ」という感じです。休符の場合は、音を出すのではなく、「出さない」というだけで、長さのルールは基本的に同じです。「休符」という名前から誤解し、本当に「演奏を休んでしまう」プレーヤーがたまにいますが、本当に休んではいけません。しっかりと拍を数えて、次の音符のために準備してください。「休符」というより「無音符」というほうが正しいかもしれません。当たり前のことばかりをお話ししたので、皆さんは読む必要がなかったと後悔しているかもしれませんが、本論はこれからです。「この当たり前の読譜ルールを、二分音符でも、全音符でも、タイで8拍分繋がった二つの全音符でも、同じ約束で伸ばす」というのが大切なのです。あなたのバンドのメンバーの合奏で、音の終わりがバラバラなことはありませんか?誰かが長さのルールを無視してしまえば、合奏は破たんしてしまいます。特に全音符や付点二分音符は要注意です。バンドでの申し合わせがない状態では、音符の長さ分、しっかり吹き切りましょう。 4/4拍子の場合の全音符は、一拍目の頭から吹き始め、次の小節の一拍目の頭の直前で音を止めるのが基本です。
 経験を積んで、高い「初見力(初めて見る譜面でもある程度曲が演奏できる)」を持ったプレーヤーでも、今お話しした、「音の長さ」や「音の切り方」がぞんざいな方も少なくおりません。自分自身が、「楽譜をその通りに吹いているか」、をもう一度確認してみてください。

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Written By: sax on 11月 15, 2016 No Comment

サックスという楽器を演奏して音楽を楽しんでいる皆さんの場合、ステージで演奏することが少なくないと思います。そりゃあ、こんなに格好良い、サックスという楽器で音楽を奏でられる技術を持っているのですから、少しでも多くの皆さんに聞いて欲しいと思うのが普通でしょう。かといって、ステージでの演奏はやはり「非日常」です。目の前の聴衆の目線で怖気づかないひとはいませんし、客席より一段高い舞台の高さは想像以上の高所です。「落ち着いて練習通りに演奏すればOK!」、なんて先生や先輩に言われても、そんなうまくはいきません。そんな恐怖の場所、「ステージ」であなたを助けてくれる頼もしいグッズ達を紹介します。
 ライブハウスの小さなステージでも、ホールの広いステージでも、必ず「舞台照明」の設備が付いています。ステージ上の演者をより良く見せるための大事な照明設備ですが、「客席にどう見せるか」は配慮されていますが、意外と舞台上の演者には優しくない照明設備が少なくありません。簡単に言うと、「照明のせいで譜面が見えない!」場合がもの凄く多いのです。演者の顔や、ステージのバックに当てる照明は沢山あっても、譜面を照らす真上、もしくは後方上からのライトが無いのです。昔のダンスホールのビッグバンド用の譜面台には、この問題を防ぐために、譜面台そのものに蛍光灯が仕込んでありました。そして今ではLEDの譜面台ライトがあなたの譜面を照らしてくれます。ちょっと前までは暗い豆電球の携帯用譜面台ライトしかありませんでしたが、急激に進歩したLED照明技術のおかげで、軽くて小さくて、もの凄く明るい譜面台ライトが2、3千円で買うことができます。照明を気にせず、譜面をしっかり見ることができます。

 サックススタンドもステージでは役に立ちます。楽器を持ち替えて演奏する場合はもちろんですが、そうでない場合も結構役に立ちます。他人のソロを目立たせるため、サックスをスタンドにおいてちょっと舞台の端に引っ込む、なんて格好良いですよね。マイクの位置を調整するときにも、サックスを置くと両手が空き、しっかりとマイク位置を決めることができます。また曲の間にちょっとサックスを置けば、気分が変わってリラックス出来るなんてこともありますね。意外とステージでは、「サックスを首から下げている」ということが邪魔になる場合が少なくありません。サックススタンドは、「要らないだろ?」と思っても、有るとなかなか便利です。
 最後にお勧めしたいのは「ベルトポーチ」。腰のベルトに取り付ける小さな小物入れです。客席から見えないように体の後ろ側に着けておき、リードケースやマウスピースキャップ、吸水ペーパー等の「まさかのときに役に立つ」ものを入れましょう。一見不要かもしれませんが、このポーチがあれば、「マウスピースキャップがポケットから落ちて、カランカランと会場中に音が響き渡った。」とか、「アクシデントでリードに触ってしまい、演奏を中断して、リードを取り換えに楽屋まで…。」なんてことも無くなります。

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Written By: sax on 11月 8, 2016 No Comment

管楽器の中でも、サックスという楽器は壊れ易い部類に入ると思います。機構が単純な(とはいえ精密ですが…)トロンボーンやトランペットなどの金管楽器に比べ、メカニズムが多い分、故障の原因がたくさん存在します。そんな楽器を扱わねばならない不運な(?)サックス奏者ですが、サックスの故障の中には、原因が不可避な外的要因だけともいえない故障があることを知っておく必要があります。特に演奏姿勢が原因のサックスの故障は、サックス奏者として頭に入れておくべきでしょう。さて、どんな演奏姿勢がサックスの故障を生むのでしょうか。
 奏者が原因となるサックスの故障の代表は、「ネックの変形」です。特にテナーサックスの場合、そのネックの長さと太さゆえに、ネックは非常に曲がり易くなっています。奏者が演奏中に楽器を揺らしているだけで、マウスピースの口にあたっている部分が支点となり、テコの原理でサックスの重量が、ネックに対して上下方向に加わります。ある程度の回数、このような力がネックに加われば、ネックはわずかでも変形してしまいます。ネックの変形はネックの角度を変え、音程や音質に大きな変化を与えます。修理も難しく、サックスの機能に対する影響も意外と大きく、かなり怖い故障です。ネックに力が加わらなくても、サックスの「揺らし」は別のトラブルをも発生させます。サックスを体の側面で構え、かつ上下に揺らすと、サックスの左側が擦れ、やがてはメッキや塗装のハガレとなってしまいます。ま、音にはそんなに影響はありませんが、見た目にはうれしくないですよね。

 演奏姿勢による故障のもうひとつの「大物」はパッドカップの変形です。パッドカップとはトーンホール(音孔)を塞ぐパッドが入っているお皿状のカップで、サックスのほとんどの「キー」はこのカップの円周側に着いています。パッドの密閉性を最適にするには、カップの中心を指で押さえるのが最善ですが、サックスのトーンホールはとても大きいので、端にキーを置かねば指が届きません。押さえる指に強くもなく、弱くもなく、ほど良い力でキー操作をすれば問題はありませんが、強すぎる指の力は問題を起こします。パッドカップの縁に大きな力が加われば、片側がヒンジで押さえられているカップは微妙に変形します。変形してカップが歪めば、パッドのトーンホールへの接触も均一でなくなります。それによって最終的には、トーンホールからの息漏れやピッチの狂いが生じます。
 奏者自身がサックスを故障させてしまうのは、この様な「無理な力」をかけた場合が多いといえます。シャフトも上から押さえつければ曲がってしまいます。ねじ類も締めすぎると折れてしまいます。サックスは適度な力で、優しく扱ってあげてください。

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Written By: sax on 11月 1, 2016 No Comment

サックスの値段は、まじ、ピンキリですよね。ネットでは新品で2万円台のサックスも珍しくありません。またヴィンテージのアメセルテナーでは、250万円なんて価格も見かけるようになりました。標準的な御三家(ヤマハ、ヤナギサワ、セルマー)のサックスでも、20万円台から50万円台あたりが標準価格でしょうか。なんでこんなにサックスの価格には幅が有るのでしょう。希少価値で値が吊り上っているヴィンテージサックスは例外として、サックスの価格はどう決まるか、を考えてみましょう。
 サックスをひとつの工業製品として考えると、価格の差は意外と分かり易くなります。しかしサックスという工業製品のやっかいなところは、厳密な製品基準がない事です。時計なら一日の誤差が数秒とか、自転車なら安全基準など、工業規格や消費者庁の品質表示規定などで一定の基準が示されています。ところが楽器では、「ま、音が出れば楽器」的なものまで流通していますので、購入者は自分の目利きを信じて買うしかありません。このへんが実は価格の違いの原点になっているのです。
 工業製品は、部品調達、組み立て工程、検品、販売など、大きなステップが必ずあります。製品コストを考えるうえで、これらの高低でのコストを安くすれば、仕上がった製品は安価で市場に出すことが出来ます。部品を安いモノで作れば部品調達コストは下がります。完成の精度、耐久性を落とし、多くの数量を発注すればコストを絞れます。組み立て工程では組み立て作業の複雑さを回避すれば良いでしょう。簡単な作業で短時間に組み立てられれば、その分コストダウンできます。検品は時間をかければかけるほど人件費が上がります。販売では数量が多ければ多いほど、また流通在庫を少なくすれば、販売経費が削減できます。この原則を元に話をサックスに戻すと、安いサックスの性格が分かります。安い部品はサックスの耐久性に影響します。値段の差はそのサックスが何年、楽器として活躍できるか、どの程度頻繁に調整が必要かに影響します。簡略化された組み立て工程のサックスは、予想外の根本的な故障が懸念されます。検品は楽器としての最終調整に掛ける時間です。この時間を省略すれば、音程や音質の精度が損なわれるでしょう。
 もちろん安いサックスが皆、壊れやすく、楽器としての能力が欠落し、結局は買い替える羽目になる、なんてことは決して言えません。価格破壊の上質なサックスも市場には数多く出回っています。ただし総じて言えることは、低価格のサックスは品質のばらつきが多いようです。従って、購入の際には慎重に試奏する必要があると思います。また、故障の頻度も高いようです。リペアに出したら、修理代がサックスの値段より高くなった、なんて話も珍しくはありません。また調整のし難さも、リペアマン泣かせのようです。良い楽器はどんなに狂っても、元通りに調整し直すことが可能です。

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