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2月 2013

Written By: sax on 2月 25, 2013 No Comment
ネックの交換

最近では単独商品としてのサックスネックが市場に数多く出回っています。サックスにおける、ネックのサウンドへの影響が広く認知され、サウンドの改造や吹奏感の調整に、ネックの交換が非常に効果があることが一般的に認められています。さて、それではどんなときにどのようなネックを選べば良いのでしょうか?今日はそんなネック交換のノウハウをお話しましょう。
 能動的なネックの交換の前に、ネックの不具合の説明をしましょう。テナーはネックが長いため、簡単に曲がってしまいます。アルトのネックも曲がる場合があります。ネックが曲がると音程が悪くなったり、吹奏感に抵抗が出たり、またサウンドが曇ってきたりします。現代の楽器であれば、どうモデルの新品ネックと比較したり、まだ指で触ってネックが完全な円の連続になっているかを確認しましょう。「ネック断面が楕円になっている」、と感じたら、そのネックは曲がっています。
 ネックの交換は素材の選択によるサウンドと吹奏感の向上と、高い性能のネックへの交換で、サックスのポテンシャル(秘めた実力)を出すため、の二種類の動機が考えられます。サックスのメーカーが単独カスタムネックとしてラインナップしているネックには、後者の目的のための「高機能ネック」が多いようです。前者のネック交換の選択肢は多様です。銀製、銅製、金メッキ、銀メッキ、木製、素材や仕上げ加工まで様々なネックが選べます。サックスネックだけを発売している専用メーカーもあるくらいです。
簡単に分類すると、真鍮ボディにブロンズネック等、本体より硬い材質のネックを選ぶと、サウンドは硬くスピード感が増す方向で変化します。逆に、真鍮ボディにスターリングシルバー(純度92.5%の銀)のネック等、本体材質より柔らかな材質のネックを選ぶと、サウンドはまろやかさを増し、かつ抵抗感が強まります。ただし、メッキやラッカー等の種類によって程度が微妙に、または大きく変わったりしますので、ネックを選ぶ際は実際にお使いのサックスで試してみる事を絶対お薦めします。しかし本体のネック受けのサイズより、試奏したいサックスネックのシャンク(ジョイント用パイプ)が太い場合はどうにもなりませんので、楽器店に相談してください。実際に購入してさわせる場合は、ネックのジョイントは太くも、細くも加工できますのでご安心ください。

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Written By: sax on 2月 22, 2013 No Comment
カッコ良い演奏の秘訣

カッコ良い演奏、アドリブ、サウンド等についての質問や悩みは、サックス吹きにとって王道の「正しい着眼点」だと思います。しかし私はこれらの相談を受けたとき、必ず「カッコ良い吹き方」へのアプローチも忘れぬようアドバイスします。カッコ良い演奏姿勢は聞き手に期待感を持たせ、その期待感がプレーヤーに伝わって、結果良い音楽の源泉になります。色んな角度から、「カッコ良い演奏」を考えてみましょう。
 まずは簡単な「カッコ良さ」から始めましょう。一番大事なのは、「背中を丸めない」ことです。背中を前に倒すことと、丸めることは、一見似ているようですが、本質的にまったく違います。背中が湾曲する「曲げる」は呼吸にも影響を与える「貧相」な見栄えです。真っ直ぐ前に屈んでも、呼吸は楽に出来ますし、見た目も「根性入れてるぅ~!」って感じです。次の簡単な「カッコ付け」技は、「音は最後までしっかり延ばすこと!」です。音楽は音に正しい長さが与えられて、初めて音楽になります。音の頭だけに注意を集中し、「音の閉め」に無頓着なアマチュアミュージシャンが少なくありません。その音符の必要な長さと終わり方を意識して吹くと、演奏の質が激変します。
 中級の技としては、「お客さんにちゃんと音が届く事」、があります。「あたりまえじゃん!」と笑うあなた、本当に出来てますか?。「サックスのベルがマイクを外さないよう吹いてますか?」、「自信の無いフレーズをピアニッシモで誤魔化してませんか?」、「演奏で興奮して、音程のコントロールがおろそかになっていませんか?」。あなたが出したちゃんとした音が、ちゃんと客席に届く事が最低限の条件です。奏者の個性やアドリブの出来・不出来はその後の話です。
ステージの一番のカッコ良さは何でしょうか?私は「聞き手の期待に応える事」だと思います。思いがけない驚きを期待しているひと、心地良いメロディックな演奏を期待しているひと、斬新静溢れる新しい音楽表現を期待しているひと等、色んな聴衆の期待に取りこぼす事のない期待通りの演奏で応えることが最高のカッコ良さだと思います。もちろん、これが「プロ」なんです。アマチュアは目の前の、特定の数人に的を絞れば良いと思います。

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Written By: sax on 2月 18, 2013 No Comment
エンドプラグの重要性

エンドプラグってご存知ですか?エレキギターやフォークギターのお尻に着いている、ストラップを引っ掛けるポッチ。それはエンドピンです!サックスの場合、「エンド」は何故か頭のようです。サックスを仕舞うときに、ネックを外した部分に取り付けておく円柱状のキャップ。いや、キャップは上から被せるもの、プラグは差し込むものですので、こいつはプラグです。ということで、これが「エンドプラグ」です。皆さんは、「あれ?そんなもんあったかな。」、くらいの目立たないものとしての認識しかないかと思いますが、実はこれは結構大事な部品です。
 エンドプラグが無いとどうなるか?はっきり言って、この状態でケースに仕舞うのは絶対に止めてください。ケースはエンドプラグ込みでサックスの長さを想定しているので、サックスが
ケースの中でガタガタ動いてしまいます。最悪の場合オクターブキーの動作伝達ピンが曲がってしまい、ネックのオクターブキーが開きっぱなしや開かない状態になってしまいます。そう、例えケース内部がサックス全体を抱きかかえる構造で、エンドプラグが無いまま仕舞っても支障の無い場合でも、エンドプラグを着けないとオクターブキー動作伝達ピンが危険にさらされます。絶対に着けましょう。エンドプラグの替わりに、吸湿性の管体への詰め物となる「パッドセーバー」を使っても良いでしょう。この場合は、詰め物の繊維が落ちて、パッドの間に挟まる事のないような良質のものを使ってください。
「ゆるゆる」や「きつきつ」も問題です。緩いエンドプラグの弱点は、「ケース内で外れる」、「無くし易い」、「ネックジョイント内部に傷を付ける(緩さが酷いと、はまった状態でガタガタして、管体内部に傷を付けてしまう場合があります。)」、「きつきつ」の場合も、「ネックジョイント内部にスリ傷を付ける」、「はめるときに思わぬ力が入り、オクターブ・ピンを曲げてしまう」、「長い保存で固着し、取れなくなってしまう」、なんてことが考えられます。緩い場合は水道管の水漏れ修理用テープ等、接着剤の無いテープ等を巻いて、エンドプラグの直系を大きくしてガタを取ります。きつい場合は紙やすりで削りましょう。一般的にエンドプラグは柔らかい樹脂で出来ている場合が多いですが、独立した別売品で、木製のものや、差込部がコルクなんてものもあります。ヴィンテージサックス等に使うと風情がなんともいえません。人に見せる事がほとんど無い部品なので、自分で作ってしまうサックス奏者も少なくありません。材料屋さんで丸棒を適当な太さの丸棒を買い、切って、削って、コルクシート貼って、で簡単に作れます。エンドプラグを無くしてしまった場合には是非挑戦してみてください。

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Written By: sax on 2月 15, 2013 No Comment
キャップって意外と大事

みなさんはマウスピースのキャップに何らかの愛着をお持ちでしょうか?楽器を仕舞うときに、「あれ?キャップ、どこに置いたっけ?」、なんて探すぐらいで、愛情を持って考えたことなど無いかと思います。しかし、マウスピースのキャップにも、色々考慮すべき点が少なくありません。今日はあなたの、「キャップ感(笑。大袈裟ですね)」を変える情報を提供しましょう。
 マウスピースのキャップは何のためにあるの?と聞かれたら、「マウスピースとリードの先端を守り、リードの乾燥を防ぐため」、と100人中100人が答えます。正解です。が、しかし、本当にそうでしょうか?オットーリンクのメタルマウスピースの付属のキャップはてっぺんに穴が開いています。またセルマーのマウスピースキャップは調味料入れのような小さな穴が開いています。プラスチック製のマウスピースキャップには穴が開いていない事が多いです。これは製造時の成型法に関連し、穴を開けるほうがコストがかかってしまうからです。キャップの安定性を良くするために、プラスチックのキャップでも縦に長い溝が切られているものも多いようです。フランソワ・ルイ社の「スマートキャップ」は筒状ではなく、リード全体とマウスピース先端をカバーする片面だけの「キャップ」です。このあたりが究極のキャップなんでしょうか?
 どんなキャップを被せたとしても、リードは長く放置すれば乾燥します。完全密閉するキャップなど無いのですから。キャップの穴をテープ等で塞ぐサックスプレーヤーは沢山います。また、長時間サックスを放置せざるを得ない場合に、湿らせたティッシュをリードの周りに巻いて、キャップをしておくのもよく目にする光景です。
キャップの機能と同様に、キャップの装着状態にも注意を払ってください。マウスピース付属のキャップだからといって、ちゃんと「被ってる」なんて安易に思い込むのは危険です。リガチャーの装着位置によってキャップの被る深さは変わります。ひょっとしたらキャップの内側にマウスピースの先端が当たっているかもしれません。また、長さ的にはOKでも、キャップを被せる角度もとっても重要です。キャップはほとんどの場合、真っ直ぐマウスピースに被らず、ある程度の角度がついています。横から見たら、「あれ?この角度じゃ、キャップがリードを押してるじゃん!」、ということは珍しくありません。キャップへの愛情、よろしくお願いします。

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Written By: user on 2月 11, 2013 No Comment
リガチャー装着時の注意

あなたはマウスピースにリードを装着する際、リガチャーの締め具合はどのようにしていますか?ネジをしっかり締める「キッチリ派」、ちょっと緩めにネジを締める「ちょいゆる派」、中には上のネジはしっかりキツめ、下のネジはゆるゆるにするという「片締め派」も数多いようです。教則本等では、「しっかり最後までネジを締めたあと、気持ちネジを戻すくらい」、が良いと言っていますが、これは「極端はいかんよ!」と言っているだけの話です。リガチャーのネジをきつく締めすぎると、そのうちリガチャーが千切れます(汗)。また、ネジを緩めすぎればリードが動いてしまい、ちゃんとした振動をしなくなってしまいます。根強い人気の有る「ハリソン・リガチャー」は、リガチャーのリード押さえ部と締め上げるベルト部の接続部分が細めに出来ているので、無理やりにネジを締めすぎるとリガチャーが千切れる場合があるようです。ま、そこまで締めるのは「想定外」です。いくらハリソン・リガチャーでも、普通にきつめに締めても千切れはしません。
 リガチャー装着時のもうひとつの「個性」は、マウスピースの上方向か下方向の、どのあたりにリガチャーを装着するか、です。リードのハート部(楕円状に削られている部分)にかかるほど、上側に着ける方もいます。また、マウスピースからリガチャーがはみ出るくらい下側に着ける人もいます。この「リガチャーの位置」についても正解はありません。自分の好みの音、吹き易さが実現できる場所に装着してください。逆に言えば、リガチャーの装着位置でサウンドも吹奏感も激変します。マウスピースに付属のリガチャーを、何も考えずに「マウスピースの真ん中あたり」に装着し、その位置を変えたことが無い方は、いっぺん位置を変えてみて変化を実感することをお薦めします。
「正解は無い」とばかり言っている、リガチャーの装着法ですが、ひとつだけ守るべき正解があります。それは、「リードが平均した力でマウスピースにくっつくために、リガチャーの真ん中でリードを押さえる事」、です。リードは長辺の左右を均一に押さえられる事で、正しく振動することができます。左右に力が偏ると、リードの左右の振動も不均一になり、リードが鳴らなくなってしまうのです。どこが真ん中かは、リガチャーの締め付けの構造によって異なりますが、見ればすぐに分かるはずです。またチューニングでマウスピースを握って抜き差しした際に、リガチャーが動くことが多く、それで中心が狂う場合もありますのでご注意ください。

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Written By: sax on 2月 8, 2013 No Comment
吹きながらのボディアクション

サックスと言う楽器は、その吹く姿勢、アクションが一番カッコ良い楽器ではないでしょうか。もちろん自分がサックス吹きである私の勝手な考えですが、プロがサックスを吹く姿に憧れて、サックスを始めたという方々は少なくありません。
 なんと言っても一番のベストスタイルは、やや背中を反らせてサックスを持ち上げた、「象のパオーの姿勢」ですね。ソロのフレーズ終わりでこれをぶちかませれば、もう「見た目はプロ」でしょう。ソニー・ロリンズのように吹きながらうろうろと歩き回ったり、サックスを上下に揺らすのも、なかなか悪くないスタイルです。ただしこの場合はサックスにワイヤレスマイクを装着しておかないと、音が客席に届きません。ロックの方々は、ステージ上を縦横無尽に動き回れる、ほとんど「その為だけ」に専用マイクを装着するようです。ソニー・ロリンズを「動的スタイル」の代表とすれば、故マイケル・ブレッカー等は「静的スタイル」と言えるでしょうか。ほとんど顔の向きも楽器の位置も変えずに、超絶なフレーズの指使いだけでサウンドの世界を作っています。純粋に技術的にサックスの演奏姿勢を考えれば、「動きは少ないほうが良い」というのが正解です。しかし感性を表現するのが音楽ですから、正解ばかりを追う必要は無いと思います。
この「サックスを吹いているときのアクション」を取り上げたのは、カッコ良さの意見を聞いていただきたかった訳ではありません。アマチュアのサックス吹きの方に多く見られる、「マイク無視のアクション」に気付いて頂きたかったからです。小編成のバンドのステージであれば、サックス担当のあなたには一本マイクがあてがわれるでしょう。ちゃんとポジション合わせをしても、あなたが演奏中にサックスの位置を「オフマイク(マイクが音を拾えない状態)」にしてしまったら、そのバンドのサウンドバランスはむちゃくちゃになってしまいます。またソプラノとテナー等の持ち替えのときにも、マイクのポジションに気を使ってください。ビッグバンドのソロでセンターマイクを使う場合も要注意です。前のソロの人がトランペットで、そのマイクポジションでサックスを吹いても音がマイクに乗るはずがありません。マイクポジションの調整の時間も考えて、ソロのための動きを考えましょう。

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Written By: user on 2月 4, 2013 No Comment
ネックコルクの硬さ

皆さんは愛サックスのネックコルクの硬さや太さに注意を払っていますか?マウスピースとサックスをつなぐ役目のこのネックコルク。サックスの中では意外に重要な部分なんです。
 プロのサックス奏者で、ネックコルクの「接着剤」をリペアマンに指示する方は少なくありません。ネックコルクの接着には、イエローボンド等の化学系接着剤を使う場合と、サックスのパッドをカップに接着する樹脂系の「シェラック」を使う場合の2種類に大きく分けられます。イエローボンドの場合は接着後もある程度の「弾力」を持ってネックとコルクをつなぎますが、シェラックの場合はかなりの硬度を持ちます。極端な言い方をすれば、「ぽよんぽよん」か「カチンカチン」かです(汗。そしてサウンドのパワーや息の通りの軽さを求める為に「カチンカチン」を求めるプレーヤーが居り、音のまろやかさや息の抵抗感が好きなプレーヤーは「ぽよんぽよん」を好みます。現代の楽器はカチンカチン型を想定して作られているようですが、試しに「ボンド使ってください!」とネックコルクの接着を「ぽよんぽよん」にしてもらえば、その音の違いにびっくりすると思います。
ネックコルクの接着剤で音や吹奏感が変わるのですから、ネックコルク自身の硬さもサウンドや吹奏感、ひいてはサックスの演奏機能そのものに影響を与えます。ベストな硬さは「柔らか過ぎず硬過ぎず」です。(期待を裏切った、当たり前の答えでスミマセン。)柔らかすぎるとはネックコルクが水分を吸ってぶよぶよになった状態です。爪で軽く押してみて、その痕が直りにくかったら、そのコルクはふやけて柔らか過ぎになっています。逆に軽く爪で押しても、ほとんど溝が付かない状態なら経年劣化でそのコルクは死んで硬くなっています。ネックとマウスピースの連結にコルクを使うのは、その適度な弾力で隙間を塞ぎ、かつその適度な硬さでマウスピースの振動を適切にネックに伝えるためです。そのコルクの機能が異常になれば、サックスの機能全体のバランスが狂ってきます。日常、余り気にしない「ネックコルクの硬さ」かもしれませんが、意外と重要なのです。サックスのネックをケースから取り出して、確かめてみてください。

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Written By: user on 2月 1, 2013 No Comment
マウスピースの開きと吹き易さ

サックスの「間違った常識」に、「マウスピースのティップは広いほど良い音が出るが、上級者でないとコントロール出来ない」ということがあります。これは完全な嘘ではありませんが、事実でもありません。マウスピースの先端の開き、ティップオープニングについてお話しましょう。
 マウスピースにリードを装着し、マウスピースの先端とリードの先端の距離、つまり隙間の開き具合をティップオープニングと言います。各マウスピースメーカーはその製品に7、7★等の印をつけてその開き具合を表示しています。マウスピースのメーカーによって、このような「一桁の数字と★で表示」系と、「千分1インチ表示」系があります、オットーリンクやメイヤーなどは一桁数字と★、ベルグラーセンやBARI等は「115」等の千分の1インチ表示、セルマーやバンドレン等は独自の表記方法を持っています。このティップは狭すぎても広すぎてもコントロールに技術が必要です。ですので、初心者の方はだいたいオットーリンク7やメイヤー5、セルマーC等の「真ん中ティップ」を使うのが無難でしょう。ではどうして「凄く狭いティップ」や「凄く拾いティップ」のマウスピースがあるのでしょうか、その理由はこのようなものです。ティップが狭いマウスピースは、硬いリードと相性が良く、少ない息でも硬いリードを振動させることができ、かつ音程のコントロールが容易です。硬いリードを使ったサウンドを好むプレーヤー、また音程の正確さを求めるプレーヤーに好まれます。ティップの広いマウスピースはいっぺんに沢山の息を入れる事が出来、サウンドをパワフルにする事が容易です。
しかし硬いリードを使うとまったく音がしない場合が多いので、いきおい薄めのリードとなります。またティップが広いと、音程のコントロールがし辛くなります。しかしこれを逆に、「ニュアンスの幅が広がる」と好むプレーヤーも居ます。ということで、マウスピースのティップオープニングは広くても狭くても、どちらもコントロールは難しいです。しかし、その難しさを克服するのが別に上級者の条件ではありません。そしてティップが広いマウスピースは表現の幅が広がるという意味では、自分の探す「良い音」に巡り合う可能性は高いでしょう。しかし、「広ければ良い音」という理屈には結びつきません。
 サウンドはマウスピース、リード、アンブシャ、そして奏者の息のバランスで決まります。そして何よりも、奏者がどんなサウンドを求めているかが重要です。

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