サックス 本体

サックス都市伝説:鉛のオモリ


サックスほど胡散臭いアクセサリー(ゴメンナサイ!)が多い管楽器は他に無いと思います。それだけプレーヤーが音質や吹奏感に敏感で、かつ各種の努力や工夫で何らかの変化が得られるということでしょう。
それゆえに、「え~?本当?」、と言いたくなるような、いわゆる「都市伝説」ネタも数多く存在します。もはや当たり前の領域のネタ、技術的に証明されているネタ、絶対嘘としか思えないネタ等、色々なサックスにまつわる「都市伝説」を思いつくがままに紹介します。
50歳以上のサックス奏者のサックスのケースには、高い確率で釣り用の「板オモリ」が入っていると思います。鉛を平たく延ばした、「サランラップのモノ凄く厚い奴」って感じです。
古い時代のサックスプレーヤーは、両面テープや接着剤を使って、この板オモリをサックスの色んな場所にくっ付けてサウンドの調整をしていました。というか、その方法が世界的に流行った時期があるのです。
一番良く見た例がU字管への取り付けです。この処置によって音の抜けが良くなると言われていました。実際、セルマーのヴィンテージサックス、「アメセル(アメリカで再組み立てされたセルマーのサックス。マークVIとVIIの時代のみ。)」のなかには、U字管の内部にオモリがハンダ着けされているものもあるそうです。
次に多いのが低音域C以下のトーンホールを塞ぐカップへの鉛装着です。低音部のトーンホールは穴の径も大きく、空気が逃げようとする力も強いので、オモリを着けると低音域が安定する、という噂からの工夫のようです。この処方は実際にプロのリペアマンも施す場合があり、低音域のフルブロー(目一杯に息を吹き込んだ状態)で音がフラッター(ブルブルと震える音)を起こす場合は、トーンホールカップに鉛を着けてフラッターを止める場合もあるようです。
最近でもたまに見かける「鉛使いテクニック」は、ネックのネックコルク手前の部分に板オモリを巻きつける処方です。何周か重ね巻きをして、ある程度の重量を付加します。板オモリより重い、金属製のブロックをネジ止めするアクセサリーも販売されています。サウンドのフォーカスが締まり、音が太くなるといわれています。信じるか信じないかは、あなた次第です!
 
 *写真は全てflickrから掲載しています。
いい音がでました。低音~高音まで実に楽にでます。音のバランス・切れも良いです。息を入れるとスコーンと出ますね。本当に良いマウスピースです。
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