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10月 2012

Written By: user on 10月 29, 2012 No Comment
譜面攻略!(コンボ編)

このまえはビッグバンドでの譜面への工夫をお話しました。コンボではそれほど譜面、楽譜の出番は少ないかもしれませんが、いくつかの注意点も存在します。ちょこっと紹介しましょうかね!
 コンボジャズのサックス吹きの方々は、セッション用には「自分の楽器のキーに青本から移調した楽譜」を用意します。もしくは暗譜、あ、最近では各キー別の「スタンダード・バイブル」が発行されていますので、それを持っていけばセッションはOKですね。セッションをするほとんどのお店にはCキーのスタンダードブック、いわゆる「青本」は何冊かは置いてありますので、サックスのプレーヤーは自分の楽器のキー、アルトやバリトンならE♭、テナーやソプラノならB♭の楽器キーで書き換えた移調譜を持参する必要があります。好きな曲をかたっぱしから「Finale」等の楽譜ソフトに入力すれば、操作一発で移調譜は出来てしまいます。昨今はこのような方法で移調譜を作る人が多いようです。昔は「メモリー」と呼ばれる小型横開きの楽譜ノートに自分で移調譜を書き込んで、自分のための文字通りの「メモリー(記憶)」として使っていました。これもなかなかお薦めです。手で移調譜を書く事は、自分の頭にも記憶できます。また音楽をするものとして、楽譜が綺麗に書けるに越した事はありません。手書き、お薦めです。メモリーの左右のページにE♭キーの譜面、B♭キーの譜面を並べて書いている管楽器奏者も少なくありません。セッションの「お仲間用」ですね。親切だと喜ばれると思います。これは「PC譜面作成派」でも簡単に応用できますよね。
メロディを合わせるだけのセッション、もしくは青本の曲が主体のセッションなら上記の準備で充分でしょう。でも、もし青本以外の曲をやりたい、または自分のアレンジでかっこ良く決めたい、という希望があるのでしたら事情は複雑になります。
 セッションで自分のやりたい曲を演奏するには、ピアノ譜、ベース譜、ドラム譜が必須です。とはいえコンボのリズムセクションは、ピアノ奏者意外は楽譜が読めない場合がほとんどです。ですのでベースにはコード譜(インC)、またドラムには構成譜を用意します。構成譜とは「イントロをハイハットで8小節、フィルイン(停止)3拍、その後4ビート、アドリブに入ったら4ビートの倍テンポ」等の「お約束」を分かり易いような図(線)で示したものです。これらを配れば、大体のリズムセクションは曲を進行することが出来ます。

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Written By: user on 10月 26, 2012 No Comment
譜面攻略!(ビッグバンド編)

ビッグバンドには楽譜、譜面は必須項目です。初めての譜面でさらりと演奏してしまう「初見」の能力はともかく、基本的には譜面を見ながら演奏するのがビッグバンドです。そんなビッグバンドでメンフ、いや譜面と付き合う方法をご紹介しましょう。
 自分達のバンドで演奏する曲が決まり、譜面をもらったら、まずやっておくべき事柄がいくつかあります。これらをやっておくのとおかないのでは、読譜精度(楽譜をなぞって演奏する精度)が格段に変わります。多くの場合、自分で考えたり、先輩に教えてもらう些細なテクニックですが、知っていると便利です。まずは「臨時記号の追加」です。ご承知のように記譜のお約束事で、調号として楽譜の先頭に書かれた♯や♭はそのご「あるもの」とみなされます。ゆっくりと譜面をなぞり、♭や♯を「やり忘れそう」な音符には自分で書き込んでしまいましょう。直前の小節でナチュラルしている音符なんかも、間違える確率が高いです。とにかく、自分が間違えないように♭、♯、ナチュラルを「メモ」しましょう。メモは鉛筆が良いですね。その譜面が回収されるときに、次に使う人の読譜の邪魔にならないように消しておけますから。次にするのは譜面めくりの場所のメモです。2ページ以上の譜面では譜面めくりが必須です。しかし、無計画に考えていると「楽器を吹きながら譜面をめくる」という不可能な状況に遭遇します。長い休符の部分等、余裕のある箇所で譜面めくりをするようにメモを書きましょう。「めくり」と書くのも良いですが、2-3-4などと3ページ開きのメモが必要な場合もあります。また、「次ページ4小節休符」などと書いておくのも有効です。
ビッグバンドの譜面は1曲分の各ページを繋げて、1枚の長い譜面にしておくのが普通です。そのほうが多くの楽譜の中からすぐに取り出すことも出来ますし、各ページが混ざってしまう事も防げます。譜面のページをつなぐときは、山折と谷折を考えて、接着テープを裏側から貼るか表側から貼るかを変えると、折りたたんだときにきれいに畳めます。野外での演奏での「吹き飛ばされ防止」や「速やかな演奏準備」のために、1ページずつ譜面をクリアフォルダーに収納するのがアマチュアのビッグバンドでは流行しています。このような場合は譜面めくりのタイミングを計算して、同じページのコピーを続けてフォルダーに入れておくことが有効な場合もあります。是非やってみてください。

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Written By: user on 10月 22, 2012 No Comment
サックスの意外と弱い部分

愛するサックスをいくら大事に扱っていても、どうしてもぶつけたり凹ませたり、また曲げたりの事故はある日突然にやってきます。そんなときのために、「サックスの弱い部分」についての豆知識を紹介しましょう。
 弱点はバリトン、テナー、アルト、ソプラノとサックスの種類によっても異なります。基本的に言える事は、「重い楽器はぶつけたときの衝撃も大きい」、とお考えください。サックスをU字管を下にして床に立てて支えるプレーヤーが少なくありませんが、これはお薦めできない「休め」の姿勢です。U字管にはガードプレートが必ず着いていますが、全重量がサックスの底に架かるのは危険です。サックスはスタンドに置くか、膝の上で抱えましょう。体の右側に構えるテナーとバリトンの意外な(?)弱点は管体の左側面です。特に男性奏者の場合は、ズボンのベルトのバックルが、「ガンガン」サックスに当たる確立が大きいです。またサックス左側面全体がズボンに擦れて傷つきます。新しいジーパンでテナーを吹いていたら、テナーの左側面が青くなった、なんて話も良く聞きます。ベルトのバックルは引っかき傷、ズボンは擦り傷を作ります。また椅子に座って座奏をする場合は、椅子の角にサックスの左側をぶつける事も良く有ります。ビッグバンドのサックス奏者は椅子に座るとき、右側のお尻を少し椅子からはみ出させて座ります。そうすると椅子がサックスにぶつかるのを防げるからです。
サックスの最も脆弱で注意を要する部分は、なんといってもテナーサックスのネックでしょう。アルトにも言えることなのですが、テナーのほうがネックが長いぶん不利です。テナーのネックはマウスピースを差し込む動作を雑にしただけで、だんだん曲がっていってしまいます。てこの原理が働いて、予想外の力がネックに加わっているのです。ネックが曲がるとネックの角度が変わります。これは音質に大きな影響を与えます。また、曲がったネックは完全な円のパイプではなくなり、平たい楕円になってしまいます。これもサウンドや吹奏感に大きく影響を与えます。そして曲がって楕円になってしまったネックの修理はかなり大変です。ヴィンテージでなければネックを買い換えたほうが懸命なくらいです。テナーのネックを曲がりから守るための「ネックステー」(ネックの下側の補強の棒)を、後着けしてくれる楽器店やリペア工房もあります。

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Written By: user on 10月 19, 2012 No Comment
吸水シートの薦め

サックスの日々のお手入れの重要性はご存知の事と思います。一番念入りにおこなうお手入れは何ですか?マウスピースの水分拭き?リードの保管?ネックのスワブ通し?主管の水分取り?。どこを、何を一番丁寧にすべきなんでしょうか?答えはパッドの水分除去です。その理由を説明しましょう。
 「マウスピースのお手入れを慎重に!」という、マウスピースそのものの繊細さに起因した注意は別として、サックスの手入れのなかではパッドが一番重要なポイントです。サックスと言う楽器は、パッド以外は金属の塊です。それなりに湿度や高音を防いでおけば、そう簡単に錆びるものではありません。というか、多少錆びたところで意外とサウンドに対する影響は多くありません。しかしパッドは軟弱です。
鹿革等(最近はカンガルー革が人気らしいです)の柔らかな天然皮革がサックスのパッドの材料の主流です。柔らかく、水分を適度に吸収し、繰り返されるウェット&ドライ状態等、サックスのパッドに課せられた過酷な条件を満たすには、やはり天然モノが良いらしいです。そしてパッドがヘタるとトーンホールがちゃんと塞がらなくなります。「パッドのヘタり」とは硬くなって柔軟性がなくなった状態を指します。その状態ではトーンホールのエッジとの接触で、パッドが簡単に破れるようになってしまうことも少なくありません。そしてその大事なパッドを長持ちさせるコツは、「なるべく濡れたままにしておかない」の一語に尽きます。ネックや管体のスワブ通しをおろそかにしても、パッドの吸水はくれぐれも丁寧にやってください。サックスを吹いた後には吸水ペーパーを使い、丁寧にパッドの水分を拭き取ってください。特に左手より上の位置に有るトーンホールは湿度の高い息によって湿り易いです。練習の後にはびっちゃびちゃの場合が多いです。乾いた吸水ペーパーをパッドとトーンホールの間に挟み、「ぽんぽん」とキーを塞ぎます。強く塞いだまま、吸水ペーパーを「引き抜く」かたを良く見かけますが、これはお薦めできません。ペーパーが破れてパッドとトーンホールの間に残ってトラブルを起こしたり、パッドの平行の調整が狂う場合もあります。「挟んで、ぽんぽん」が基本です。

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Written By: user on 10月 15, 2012 No Comment
サックスの曲がりの理由

サックスって、どうして曲がっているんでしょうか?ストレートのソプラノや特殊なストレート・アルト等を除けば、「曲がってる」のが普通なサックスです。「何故曲がっているか?」には多様な答えがあるようです。なかには、「まじっ?」って説も少なくありません。今日は色んな人の色んな見解をご紹介しましょう。
 サックスが曲がっている事の絶対的な正解のひとつは、「吹き易くするため」でしょう。バリトン、テナー、アルトのサックスが曲がっていなければキーを両手の指で押さえ、マウスピースを口に持ってくることが困難になります。ストレートアルトも生産されていますが、シャフトを延ばしたり等、かなりの無理をして「楽器」となっています。また曲がっているサックスは音が柔らかい、とも良く言われます。ソプラノは曲がったカーブドと真っ直ぐのストレートのどちらも各メーカーが出していますが、カーブド・ソプラノを選ぶ理由に「音が柔らかい」という事柄を上げるプレーヤーが多いようです。少なくともネックとU字間の部分で曲げられた管のなかを抜けて行く空気の振動は、曲がらない場合よりも複雑な気流を生み、それが音をまろやかにするとも言われています。この理由の正否は私には分かりません。
サックスは他の木管楽器と異なり、管体の径が徐々に広がる円錐管体で出来ています。この円錐形状がサックスの曲がりに関係しているという説もあります。円錐形状のためサックスのトーンホールの位置は実はかなり不正確です。トーンホールの位置はその音程の音の波長(音の波の長さ)から計算されるのですが、円錐状のパイプではその計算がかなり複雑になります。もちろん現代の楽器は高度な技術で正確な位置にトーンホールが作られていますが、やはり奏者による音の高さの微調整が不可欠です。そしてその性質が「曲がった管」と相性が良いらしいのです。曲がった管の「長さ」はカーブの内側と外側では異なります。陸上競技のトラックの内側と外側のように違います。そんな「長さの違い」がトーンホールの位置決めを助けているそうです。長さの定義があいまいなので、トーンホールの位置も「だいたい」で問題ない、…とか。「科学的」っぽい噂です。

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Written By: user on 10月 12, 2012 No Comment
コルクのマジック線の印

ライブのステージやセッションの会場では、チューニングの時間が取れない場合が多いです。通常は楽器のウォーミングアップを終え、楽器も口も安定した状態でチューニングをしますが、「そんなぁこたぁ、やってられない!」状況に少なからず遭遇します。そんなときの必殺技、「インスタント・チューニング」とも呼べる技をご紹介しましょう。
 タネを明かせば実はごく簡単な方法です。しっかりとチューニングを終了しておき、その状態でのマウスピースの後端の位置を、マジックやボールペンでネックコルクに線を引いておくだけです。その位置までマウスピースを差し込めば、「だいたいチューニングは合っている」状態になります。複数のマウスピースを使用している方は、線の色や位置を変えたり、小さい字や点で目印を付けておくのも良いでしょう。どんな筆記具でもよいのですが、私は油性のマジックの中細をお薦めしています。ネックコルクにはグリスを塗ったり、また目印の線を越えてマウスピースを差し込む事も多々ありますので、消え難く見え易い、またある程度の太さがある「線」が良いでしょう。A=440Hzか442Hzのどちらで印を付けるかと聞かれれば、A=440Hzのピッチでしょう。そのほうが色んな状況に対応できます。ライブ会場やスタジオのピアノがA=442Hzでチューニングしてあった場合には、ほんのちょこっとマウスピースを奥まで入れればOKです。あ、そうだ。自分の利き腕、つまりマウスピースを抜き差しする手、またそのときの「覗き込み易さ」を考えて、ネックコルクのどこにチューニングの目印を付けるかを考えてください。印を付けても見えなければ元も子もありません。
油性のマジックならフルートの頭部管にも目印が付けられます。フルートの場合は掃除のたびに印の場所を拭き掃除するのであまり長持ちはしませんが、油性のマジックなら予想以上に「持ちこたえて」くれます。このインスタント・チューニング用の目印は、ま新しいネックコルクに油性マジックだと結構目立ちます。「なんか、とっても素人っぽくて恥ずかしい」というひとは、鉛筆等で「細ぉ~く」目印を書いているサックス吹きも多いです。

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Written By: user on 10月 8, 2012 No Comment
スワブ通しのコツ

サックスのお掃除のなかで、一番頻繁で日常的かつ必須なのが、クリーニングスワブをサックスの管体の中に通して、サックス内部の水分を拭き取る事ですね。これを日常的、いや練習や演奏会でサックスを吹く度にやっていないと、サックス管体内部に残った水分がパッドや管体の金属に色々な悪影響を与えます。今日はあたりまえのようで見逃している、クリーニングスワブ通しのコツをお話しましょう。
 クリーニングスワブ通しの最大のコツ、それは「詰まらせない」ということです(爆笑)。この経験の無い皆さんは、当たり前と苦笑いするかもしれませんが、サックスのトラブルで一番多いのがこの「スワブ詰まり」です。リペア工房に持ち込まれるサックスの多くのトラブルが、「スワブが詰まって抜けなくなった」なのです。焦って自分で対処しようとしたケースのほうがより深刻で、最悪の場合管体内部のオクターブチューブを破損したりしてしまいます。スワブを通す前にはスワブの形を整え、出来るだけスムースに管体内を通過するようにしてください。上下のヒモが絡まっていたり、スワブの一部が団子状になっていたりするとつまりの原因になります。そしてなるべく力を入れないで引っ張る。主管上部の内側にはチューブが一本出ています。これにスワブが引っかからないよう注意してください。反対側にもヒモが着いているスワブの場合は途中で上下に行きつ戻りつさせるとトーンホール周辺の水分も多少拭き取れます。水分が一番溜まっているのはU字管の中です。ベル側からスワブを少し入れたら、一回ベル側から手で押し込み、U字管内で膨らませ、水分を取り、一旦ベル側から引っ張って戻してから管体全体に通す。というのも有効なテクニックです。とにかくスワブはベル側から入れる。入れる前に詰まらないように形を整える。無理に引っ張らない。ちょっとでも引っ掛かったら逆に抜く。掃除に必死になって楽器を落とさない。こんなあたりを注意してください。

また湿ったスワブはサックス本体と別のポケットや場所に保管します。せっかく吸い取った水分が、湿気としてサックスに悪影響を与えないようにしてください。使ったスワブは乾かしてから収納するのが最善ですが、そうもいかないので、たまに外に出して、洗ったり干したりも有効です。布がほつれて糸くずが出てきたスワブは、すっぱり諦めて買い換えましょう。糸くずがトーンホールやパッド、メカニズムに引っ掛かると、突然音が出なくなったり、コントロールできなくなったりします。

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Written By: user on 10月 5, 2012 No Comment
スラップ・タンギング

R&B系やファンク系の音楽で、バリトンサックスが演奏している場合、リズムやビートが更に強調されるよう、バリトン奏者は「スパン!スパン!」と音の出だしにスピード感のある、「スラップ・タンギング」を多用します。近代のベース奏法で有名な「スラップ」は、まさに「平手打ち、ビンタ」という意味ですが、サックスのスラップもなかなか奥が深い奏法です。スラップ・タンギングの効果、練習法等を紹介しましょう。
 スラップは「パチン」というような弾けた音で、リズム感、ビート感を強調するものです。上手なスラップ・タンギングでファンクの低音部をバリトンサックスで演奏されると、むちゃくちゃ格好良いドライブ感が出ます。かの有名な「タワー・オブ・パワー」のなバリトンサックス奏者、ドクター・クプカは卓越したタイミングのスラップ・タンギングを思いのままに操り、バンドのドライブ感をバリトンで作り出していると言っても過言ではないでしょう。逆にファンクやR&Bの世界では、スラップ・タンギングの出来ないバリソンサックスは、ちょっと表現力に欠けると言わざるを得ないかもしれません。そうはいってもこのスラップ・タンギング。実は簡単な技ではないのです。うーん、簡単な人には簡単なんですけどね。

スラップ・タンギングはリードに舌全体をくっつけた上で、それをパンと瞬間的に離すタンギングです。口の中に何も無い常態で、上あごと舌で、「カン!カン!」という音を出せる方は多いと思います。それがスラップ・タンギングです。しかし、サックスのマウスピースが口の中に入り、ましてや息を吹くときに「カン!カン!」とやるのは意外に簡単ではありません。何も無いときの「カン!カン!」は息を吸っています。これを息を吐きながらやらねばなりません。大物のプロサックス奏者曰く、「スラップは出来ない人は出来ないんだよね。あの超絶テクのXXさんもスラップはできないよ。」、と話しているのを聞いた事があります。舌の形、厚さ、柔軟性、口腔内の容積等、数々の要素がからまってスラップ・タンギングは実現するそうです。出来るようになっても低音域、フォルテはスラップの一番やり易い音域です。是非中高音域のメゾピアノでもスラップが出来るよう練習してください。かなりの「飛び道具」になると思います。テナーやアルトでも、スラップを使うと表現の幅が一段も二段も上がります。レッツ・トライ・スラップ!

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Written By: user on 10月 1, 2012 No Comment
サックスはバイオリン

クラッシックのオーケストラにはサックスはいませんよね。逆にブラスバンドにはバイオリンやビオラはいません。でもこれらの楽団はかなり似たような曲を演奏します。ポップスオーケストラと呼ばれる、なんでも有りの楽団ではクラッシックからスクリーンミュージック、ロック、ジャズまで多様な音楽を同じ編成で演奏します。ここにはサックスのサウンドの隠れた秘密が関与しているのです。実はフルサイズのクラッシックの管弦楽団を含め、実はサックスがいないと困っちゃう場合が少なくないのです。今日はそんな話です。

クラッシックオーケストラにサックスがいないのは、「クラッシック」と呼ばれる音楽の初期の時代に、まだサックスが発明されていなかったからです。書かれた楽譜にサックスのパートが無いのです。しかし、近代になると事情は変わっています。サックスが必須のクラッシック曲も少なくありません。とはいえ、オーケストラ=サックス無し、ブラスバンド=弦楽器無しで、近代の同じ曲が演奏できます。その秘密は、「サックスは弦楽器の真似が上手い」からなのです。ブラスバンドの最フロント、オケではバイオリンの位置にはクラリネットが並んでいます。そしてだいたいビオラの位置がサックスです。「アタックの無い音の出だしが可能」、「長い時間連続して同じ音を出せる」、「木の温もりの有るサウンドが出る」等、サックスとバイオリンの共通点は少なくありません。ほとんどのアレンジ(合奏用編曲)で、バイオリンとサックス(及びクラリネット)の交換が可能なんです。ブラスバンドではもろ、弦楽器の変わりにクラリネットとサックスが使われています。またジャズのビッグバンドが弦楽器を含むポップスオーケストラの曲を演奏するときは、サックスセクションはバイオリンセクションに取って替わります。プレーヤー達もその場合には、音のイメージを弦楽器に近づけるように吹きこなします。弦楽四重奏のクラッシック曲を、サックスアンサンブルは比較的頻繁に演奏します。プロのサックス奏者が本気で「物真似」を挑戦したら、バイオリンとサックスの聞き分けは難しいかもしれません。…なんてね!

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