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1月 2011

Written By: sax on 1月 29, 2011 No Comment

「ジャズは難しいから苦手」。このフレーズを何度と聞いたことでしょう。特に若い女性が多かったような気がします。それで何度も大切なチャンスを逃しました…様な気がします…?。

ま、そんなかんなで、ジャズに対する偏見は数多くあります。「ジャズは大人っぽい」なんてのは、良い方向の偏見ですかね。でも、そんな人が看板を読まずにジャズクラブに入り、おもいっきり元気な「フリージャズ」の轟音にさらされて、それ以来ジャズを敬遠するようになった、なんて笑い話(?)も聞いたことがあります。どうしてジャズは難しい、って言われるのでしょう。

ジャズの基本的なコンセプトは簡単です。

「なんか、面白いことをしたい!」のがジャズです。

メロディをそのまま演奏するのが面白くないから、フェイク(崩して演奏)をする、それだけでは面白くないから、原曲のコード進行に沿って、自分のメロディを創ってしまおう。もっと面白くするために即興で掛け合いをしてみよう。即興をしやすいように、メロディもそれに合った曲を作ってしまおう。というような、もっともっと、がジャズの基本的な姿勢です。

ですので一口に「ジャズ」といっても、トラディショナルなビバップ以前の「スイングスタイル」や、ジャズをダンス音楽から観賞用のものに変えてた「ビバップスタイル」、ロック等のビートと融合した「フュージョンスタイル」、全てのしがらみを捨ててしまったスポーツのような「フリージャズ」、ポップスと共存する「スムースジャズ」など、各種スタイルやジャンルは、細かく数え上げたらきりがありません。

やるほうは面白がっているのですから、それが難しいわけがありません(ま、技法や手法は難しい方向に走ってはいますが)。

ジャズファンはジャズファンなりのジャズの楽しみ方があります(リンカーンの演説みたいですが。)。ジャズファンの目の付け所、いや耳の付け所も千差万別です。

だからジャズは楽しく、魅力的です。でもだから「ジャズ未経験者」には取っ付き難いのです。

もしあなたがジャズファンで、ジャズを聴いたことの無いあなたの彼女、もしくは彼にジャズを勧めるなら、まずはライブに誘ってみましょう(フリージャズは避けたほうが良いと思います)。

そして、上記のジャズの大まかな成り立ちとコンセプトを簡単に話し、「聞く必要は無いよ。音の中でリラックスすれば良いだけ!」と言ってあげましょう。

そう、ジャズは聴くものではないんです。感じるものなんです。

吹奏しての印象ですが低音から高音迄のバランスの良さ、音の粒の明瞭さ、高音のつやと輝きを体感でき感激しました。
(AIZEN NY アルトサックスマウスピースご購入 新井康夫様 のお声)
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Written By: sax on 1月 26, 2011 No Comment

さて前回の続きですが、ソロは即興、アドリブである必要は無いとお話しました。でも「ジャズ」である必要はあります。

何故なら、周りが皆、ジャズプレーヤーで、皆でジャズをやっているからです。

今日は色々な「書きソロの作り方」をご紹介するつもりですが、その前提は「ジャズが好きであり、ジャズを聴くことが好きであり、ジャズの名演を沢山聴いている」ことです。それであれば、自分で作ったソロを自分で、「お!ジャズっぽい。」と判断することが出来ます。

そうでないと、何を目標にソロを作ればよいのかが分からなくなります。「ジャズは聴いたことが無いんだけど、カッコ良く、ジャズっぽいのがやりたいんだよね。」というお言葉を聞いたことが何回かありますが、そういう方はまずジャズの名作と呼ばれるCDを買ってください。

書きソロの基本形は「メロディ・フェイク」です。メロディーをいじくり回して自分のメロディに変形させてしまいます。メロディの原型がみえみえのソロも決して悪いものでは有りませんが、出来れば、メロディの原型そのものは無くなり、進行のコード感は残っているのが良いと思います。

手法をコードの観点からに変えた別の角度の書きソロの作り方もあります。まずはコードの拍数だけ、そのルート音(C7ならドの音)を伸ばした、「白丸音符(長い音)」だけのメロディもどきを作ります。そして伴奏のようなそのメロディをいじくり回して、それなりのメロディを作り出します。この方法はコード進行がしっかりと出る、「正統派」の書きソロになります。

誰でもやっているし、知っている技なのに、誰もが「裏技」と呼びたがる、「ペンタトニック一発」法も便利なソロ作りの手法です。キーCの曲ならば、ド、レ、ミ、ソ、ラ、の五個の音、各キーの1、2、3、5、6の音をペンタトニックと呼びます。

これらの音は、そのキーの曲の中のどこに出てきても違和感がありません。そんなわけで、この五個の音だけでソロを書けば、少なくとも「気持ち悪い音」が入らないで済みます。アドリブソロではこのペンタトニックしか吹かない中級アマチュアプレーヤーも沢山居ます。でも、アボイドノート(避けるべき音)が無いので下手には聞こえませんが、曲の進行が平坦になるため、「上手いソロ」には聞こえません。しかも上級者にはすぐバレますのでご注意ください。

ジャズ系のレッスンを受けていると、ほとんどの先生は書きソロを課題にします。で、その条件が「コードトーンの分散からはじめてソロを作る」の場合がほとんどですが、これが結構難しいんです。

この正統派のソロ作成手順に、上記の手抜き技(?)を組み合わせると思わぬ傑作が書けたりします。

是非お試しいただき、あなたのサックスから、ご自身の個性を持ったジャズのフレーズが飛び出てくることをお祈りしております。

いろんな音をイメージ通りにコントロールしやすく、特にビブラートがイメージ通りにかけやすいです。
(AIZEN NY アルトサックスマウスピースご購入 小池禎彦様 のお声)
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Written By: sax on 1月 21, 2011 No Comment

ライブハウスのアマチュア・セッションなどに出掛けると、「私は吹奏楽出身なのでアドリブが出来ないんですよ。」ということをおっしゃる、アマチュアプレーヤーが沢山いらっしゃいます。

「アドリブ」や「インプロビゼーション」を言葉通りに「自由に演奏する」という風にとらえたら、「私は自由に演奏することが出来ないんですよ。」ということになります。誰が、何が、どんな法律が、自由に演奏することを禁止しているんでしょうか?アドリブに免許ってありましたっけ?ま、皆さんにお叱りを受けそうなので、冗談はこのくらいにしておきましょう。今日お話したいのは、「アドリブ恐怖症」の克服の方法です。

先ほどのコメントを素直にとらえるならば、「思ったとおりのアドリブのフレーズが演奏で出てこない。思い通りの演奏が出来ない。」ということでしょう。

ここでこのコメントに、厳しい二つの現実を突きつけましょう。ひとつは、「アドリブは本当の即興演奏ではない」ということと、「自分で思っているよりあなたは上手くない」ということです。

もちろんアマチュアのセッションはプロの演奏ステージではありませんし、聴衆も仲間たちばかりで、お金を払って聞きに来ているわけではありません。プロのミュージシャンの演奏と同等のものをその場で誰も期待はしていないでしょう。

しかし、あまりにもひどい演奏は正直聴きたくないです。カラオケだって知らない間に、「他人の歌は一切聞かない、自己満足歌唱大会」が一般的になっていますが、耳を覆いたくなるような音痴の方とは、カラオケは行きたくありません。

私は人の歌も聴いて楽しみたいからです。アマチュア・セッションを自己満足のカラオケ大会にしてませんか?そういう方は、セッションデビューするまでもう少し練習したほうが良いと思います。自分の演奏を録音して、これなら人前でも…と思うまで我慢してください。

今回はもの凄く厳しく、自己中心的なコメントが続いてしまいましたが、実はその理由があります。頭を切り替えれば、吹奏楽出身のアドリブが苦手というあなたも、すぐにアマチュアセッションへデビューできるからです。

アドリブは「即興」に価値があるのでは有りません。多くの巨匠たちは即興で感動を与えるソロを自在に作り出し、偶然までをも芸術とします。だからジャズではアドリブが重要視されます。

しかしアマチュアのレベルでは即興である必要は全然ありません。大好きな曲のソロを書き、いや好きなミュージシャンのコピーの継ぎはぎでも良いでしょう。また先生と一緒に書いたソロの1コーラスでも良いでしょう。

それを何回も練習して覚えてください。セッションで失敗せずにふけるようになってください。12小節のブルースを2コーラス程度のソロなら、50回も練習したら、人前で吹けるレベルになるはずです。いや、絶対なります。それをセッションで吹いてください。皆、あなたの演奏を楽しんでくれるはずです。

他の曲を出来る必要なんてありません。今日は「書きソロ」をジャズの禁止事項と誤解している方々へのメッセージでした。

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初めて6 ヶ月の超初心者の私でも、一番下を押さえたまま、オーバートーンが2 倍音3 倍音がスムーズに出てきたのはびっくりしました。
(AIZEN NY アルトサックスマウスピースご購入 小川天平様 のお声)
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Written By: sax on 1月 19, 2011 No Comment

皆さんはサックスの練習は自宅でしていますか?

最近はプロ、アマ問わず、ほとんどのサックス・プレーヤーが貸しスタジオやカラオケ・ボックスを練習場所として使ってますよね。自宅で練習するとしたら、ちゃんとした防音室や、アビッテックス等の室内型の防音ブースを使わないと、隣近所の住人が怒鳴り込んでくるのが関の山です。

さて、とはいえ貸しスタジオもカラオケ・ボックスも有料です。

ただで練習できる自宅は経済的には非常に魅力的です。なんとか自宅でサックスを「他人に迷惑をかけずに」練習する方法を考えてみましょう。

ミュートが構造的に使えないはずだったサックスにも、最近ではかなり高機能な「弱音アクセサリー」が世に出回っています。マウスピース、ネック、ベルに器具を取り付けて、空気の流量をコントロールし、音を小さくする弱音器がアルトやテナー用に出ています。

かなり弱音効果も期待できるそうです。また、すっぽりサックスを包んでしまい、外に出てるのはマウスピースだけ。手も弱音器の中に突っ込んで操作する、という「パック型」の弱音器も人気が有るようです。

古くは、ソフトケースを兼ねた弱音器兼用サックスケースが「エル・サクスコ」というメーカーから出ていました(今でも販売しています)。これが進化し、音響的に無理の無い空間を内部に確保し、かつ内部マイクとそれを奏者に生音のようにエフェクトをかけて聞かせる回路までも備えた、イー・サックスというサックス消音パックも評価が高いようです。

最後にお金のかからない消音法も紹介しましょう。まず、「ベルの中にタオルを突っ込む」という昔ながらの無茶な方法)。

これは低いドより下の音を出さなければ、それなりに弱音されます。ただ音程や吹奏感は「悲惨」です。また一軒家であれば、「押入れに入って吹く」という方法もあります。かなり窮屈ですが、家の中の部屋の中の空間」ですので、防音効果は期待できます。

ちなみに押入れの中には布団などがあったほうが、消音効果はより期待できます。でも上級者になれば、居間のテレビの音より小さいピアニッシモの音量で、十分な練習が出来るようになります。それまで、がんばってください。

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思った通りのビンテージサウンドでマウスピースと楽器が共鳴しているがはっきりと分かり、吹き込む息のままにぬける感じす。とにかく吹く事に専念できるマウスピースです
(AIZEN NY アルトサックスマウスピースご購入 枝光雅春様 のお声)
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Written By: sax on 1月 14, 2011 No Comment

「コブシを回せば皆演歌!」というように、ジャズ・サックスにもビブラートがとても重要です。

というか、ビブラートのまったくかかっていないサックスの音色はかなり詰まらないものです。サックスの父と呼ばれる名人マルセル・ミュール(1901-2001)以前のサックスのサウンドは、ビブラートはあまりかけられなかったようですが、ミュールが素晴らしく美しいビブラートのかかったサウンドで数々の名演をおこない、ビブラートはサックスのサウンドつくりに欠かせない技術のひとつとなりました。

クラッシックではバイオリンのビブラートのように音色の美しさをより引き立てるために使われますが、ジャズの場合はかなり演歌のコブシに近い、「アク」や「味」のような使われ方をされるようです。

ビブラートは素っ気なく言えば、「音の細かい強弱の繰り返し」ですが、色々な「味」のビブラートや、色んなビブラートのかけ方が存在し、マジ、「ビブラート侮る無かれ!」ですので、心してかかってください。

一番簡単なビブラートは、口輪筋の鍛え方が足りない初心者が、アンブシャが安定せずに出てしまう、「出ちゃったビブラート」です。

ま、簡単に言えば、「安定しない、よたった音」なのですが、これもこれで味が無いわけでもありません。ただ自分でコントロールできていないので、出したいときに出ない、出したくないときに出てしまう欠陥がありますが、「ビブラートの第一歩」として楽しんでも良いのではないでしょうか。

正式なビブラートは、「顎でかける」方法と、「息でかける」方法の二種類が主流です。前者は下顎を前後に動かすことでビブラートの震えをコントロールします。

後者は腹筋や喉の開き等で息の量を加減し、結果的にビブラートのかかったサウンドを作ります。こちらのほうはかなり上級のテクニックですが、音の強弱のみでなく息のスピードもコントロールすることができ、より音楽的な細かいビブラートをかけることが可能です。

ビブラートは、「音量が小刻み振るえる長い音」、が基本ではありますが、音程を小刻みに震わす、高度なビブラートを使う奏者もいます。

要は、「音の味付け」ですので、色んな方法を試して自分に合うものを探し、自分の個性とサウンドにどんぴしゃの「自分のビブラート」を探してみてはいかがでしょうか。

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あまりにも気持ちよすぎて、3時間吹きっぱなしでした。本当にきれいな造りと美しい響きで、まいりました。
(AIZEN NY アルトサックスマウスピースご購入 山内康之様 のお声)
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Written By: sax on 1月 12, 2011 No Comment

ジャズ系のサックス・プレーヤーの間で囁かれている、もしくは公然と「正論」のように語られているのが、「マウスピースのティップ・オープニング(開き)は大きいほど良い。そしてリードは硬ければ硬いほど良い。これらを吹きこなせば、理想の、大きく太く、芯のあるジャズサウンドを出すことができる。」、です。

リードの硬さは完全な奏者の好みなので置いておくとして、オープニングが広いマウスピースについて考えて見ましょう。本質を考える前に、まずは「偉いかどうか?」を潰しましょうかね。

多くのブロー系テナーサックスの巨人には、オープニングの広いマウスピースを使っていたプレーヤーは多く存在します。しかし太く、芯のある、豪快なテナーサウンドを有していても、狭いマウスピースを愛用していたプレーヤーも数多く居ます。こんなもんは本人の趣味と奏法の個性です。別に偉くはありませんし、挑戦すべき上級テクニックでもないことははっきり断言します。

じゃあオープニングの広さは何に影響を与え、どう違うのでしょうか?

簡単な違いは音の出し易さです。オットーリンク・マウスピースの6番に2-1/2のリードを着けて軽く吹けば簡単に音が出ます。しかしオットーリンク・マウスピースの10番に同じリードを着けても、簡単には音が出ないはずです。

入れた息が広いオープニングの隙間に吸い込まれていき、なかなか音になりません。しかし難しいことが挑戦すべき課題ばかりとは限りません。一般的に狭いオープニングはコントロールし易く、正しい音程コントロールや音質のコントロールに向いています。

広いオープニングのマウスピースでは、空きが広い分、リードの振動にかなりの自由度が与えられます。コントロールはし難いですが、大音量を求める場合やアタックの強い音が出し易くなります。またオープニングの狭いマウスピースでは極端に柔らかいリードを使うと先端が塞がってしまう場合がありますが、広いオープニングではそれを防ぐことが出来ます。

柔らかいリードの音が好きで、それを使いたいゆえにオープニングの広いマウスピースを使うプレーヤーも少なくありません。逆に硬いリードを使いたいので狭いオープニング、というケースもよく耳にします。

一般的に、広いオープニングのマウスピースは音程のコントロールが難しく、またアンブシャの口輪筋への負担も大きくなります。しかし奏法の許容度は高く、リード全体を鳴らす太い音が出し易くなります。マウスピースのオープニングが狭すぎると、息の角度に対して繊細になりすぎ、ちょっとしたオーバーブローでも音が止まってしまうことになる場合もあります。サックスを始める際は、まず「普通」から始めるのが最適の方策です。

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期待どおりの音量と高音域での安定感があり、大変満足しています。インターネットでの購入に不安を感じておられる方が多いと思いますが、信頼できる品質です。
(AIZEN NY アルトサックスマウスピースご購入 山田晴彦様 のお声)
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Written By: sax on 1月 7, 2011 No Comment

全ての音には倍音が含まれています。

唯一の例外は音叉やオシレーター(発信機)が発する純粋な正弦波(サイン・ウェーブ)で、例えば440Hz(ヘルツ)の純音は、一秒間に440回振動する成分のみの正弦波です。どっかで見たことのある、きれいな波型です。この波型が少しでも形が崩れると、倍音成分を含んだ音になります。楽器の音や音声などは、かなりの倍音成分を含んだ複雑な形をしています。

ちょっとウザイ話が続きましたね。サックスの倍音の話に戻りましょう。

楽器や歌の場合、倍音成分が多ければ多いほど「豊かなサウンド」と言われます。特に奇数倍の倍音成分は、音の明瞭度を上げ、「輪郭のしっかりした音」、とか「明るい音」とか言われます。じゃあ、奇数倍の倍音成分を増やすには、どうしたらよいのでしょう。はっきり教えましょう、そんなテクニックはありません。

倍音はコントロールしようと思って出来るものではありません。音質の向上、変化を目的とした各種の奏法、工夫によって「結果、倍音の成分が変わる」のです。

例えば金属製のサムレストやサムフックにすると楽器の鳴り方が変わったりします。これはパーツの素材変更によって生じた倍音構成の変化です。また巨匠デーブ・リーブマンや故マイケル・ブレッカーが奨励した、「オーバートーンの練習」は倍音を多く含んだ音をサックスで出すための練習です。

この練習はサックスの最低音、シ♭、シ、ド、ド♯の指使いのまま、アンブシャや喉の開き方を替えて高次倍音を可能な限り沢山出していく練習です。この練習を繰り返すと、喉や口の中の形でサックスの音程や音色をコントロールできるようになることで、サックス自体が良く鳴るようになり(鳴る感じがするようになり)、自分が出しサックスの音が豊かになり、かつ高音域が無理なく出せ、フラジオも当たり易くなるという、良いことずくめの結果が得られます。

いや、得られるはずだとリーブマン先生は仰ってるらしいです。オーバートーンの練習はかなり広く普及していますが、「あまり効果が感じられない」という意見はあまり聞きません。逆に多くのプラスの効果を沢山耳にします。私は練習の冒頭には必ずオーバートーンの練習をします。やってみて損は無いと思います。

繰り返しになりますが、「倍音」は主音ではありません。主音程のサウンドを決めるスパイスや添加物と言って良いでしょう。倍音を意識して「サウンド改善」に望むことはとても重要です。サウンド改善の要素を「倍音」で考えると、とても近道となる場合が少なくありません。

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今まで使っていた吹奏楽仕様のマウスピースでは成し得なかったカッコイイグリッサンドや音色に、思わず声が出てしまいました。
(AIZEN NY アルトサックスマウスピースご購入 三沢恵美香様 のお声)
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Written By: sax on 1月 5, 2011 No Comment

楽器の出す音の高さ、音程はサックス吹きにはつきものの悩みの種ですね。ミュージシャンたちの間ではクラッシック、ジャズのジャンルを問わず、話題にしてはいけないネタとして、宗教、政治、年齢などに加えて「音程」があります。

心が通じた親友でもない限り、大体音程の話題はケンカの原因となります。サックスはご存知のように、完全な音程をそう簡単には出せない構造です。それゆえにサックスプレーヤーには演奏中の音程に関し、とても気にするひとが多いように見受けられます。

以前にお話したように、サックスは固体やその調整によって音程の高低の傾向が異なりますので、一曲を吹く中で、全ての音を心地良い正しい音程で発音することは決して簡単なことではありません。ここであえて「心地良い正しい音程」と書きましたが、この言い方には非常に重要な意味があります。今日は「音程のマジック」について少々お話しましょう。

何セントという精度でチューニングできる電子式のチューナーを皆さんがお持ちの現代、音程の維持はあたかも簡単な事のようにとらえられています。

バンドの練習の最初に、メンバーそれぞれがチューナーでチューニングして、合奏の準備OKってのは、実はとんでもないことなんです。

チューナーが示す数値は「最大の音量の周波数成分の高低」であり、人間が感覚的に感じる音程と、曲中で出すべき音の周波数とは異なります。合奏では必ずロングトーンでみんなの音を聴きながら自分の音程を確認してください。

全ての楽器の音は色々な周波数成分が混ざって出来ています。チューナーが正しいと言ってくれたチューニングでも、倍音成分の構成によって人間には低めに聞こえたり、逆に高めに聞こえたりすることがあります。

また音量によっても音程の感じ方が変化することは音響心理学でも証明されているそうです。加えて「平均律」の問題です。今私たちが使っているスケールは、オクターブを均一に12等分した「平均律」であり、本当に心地良い和音を出すためには、複雑な「純正律」が必要で、現代の音楽では採用するのは至難の業です。

この平均律と純正律の関係を簡単に示すと、「アンサンブルで和音を複数の楽器で出す場合には、各パートの和声法的意味に応じた音程の修正が必須」ということです。難しい?…ですよね。

凄く大雑把に簡単な極論に言い換えましょう。「チューナーが示す音程は正しいとは限りません。正しい音程は、聞いていて気持ちの良い音程が正解です。」合奏の際には、周りのメンバーの音程、そして自分の出す音の音程によく耳を澄ませて下さい。

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息の流れがスムーズで良く鳴るが、息が盗まれるようなところもなく、効率よく息が音に変わります。
(AIZEN NY アルトサックスマウスピースご購入 三成様 のお声)
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Written By: sax on 1月 2, 2011 No Comment

今回は重箱の隅をつつく様な、えらく細かいことから話し始めます。でもあまりに誤解しているサックス奏者が多く、話題によってはその誤解によって全然ちぐはぐな説明になってしまうこともあります。それが「ピッチ」という言葉の誤用です。

ピッチは日本語で音の高さを示します。音の空気振動がどれだけの速さでおこなわれているかに起因しています。楽器でピッチというと、その楽器がどの音の高さを基準に設計されているかを「楽器のピッチ」と言います。
クラリネットの場合は、ローピッチの楽器はA=440~442Hz、ハイピッチの楽器で443~445Hzというようにはっきり分かれています。現代のサックスのほとんどはローピッチで設計されています。そしてチューニングをするときに、「今日のピアノのピッチは442だよ。」などと使い、あなたのサックスはA=442Hzのピッチでチューニングします。

ピッチは楽器全体の音の高さです。寒いところでチューニングした場合、ステージが暑い場所なら楽器のピッチは高くなってしまいます。ご注意を!です。

「僕のサックスはピッチが悪くて、Gでチューニングしてもすぐ上のCでは凄く下がってしまうんです。」、という文章は厳密に言えばピッチの誤用です。

この場合はイントネーションを使います。サックスの各音の音の高さの傾向はイントネーションと呼びます。イントネーションは音の抑揚や音高の上下の傾向です。でもイントネーションを矯正することは「ピッチ・コントロール」(音の高さの制御)です。そして一番の誤解の原因は、多くのプレーヤーやミュージシャンが、「ピッチ・コントロール」を「ピッチ」と略してしまっていることに起因しています。

「2小節目の伸ばしの音。お前のピッチが悪いからサックスパートのハーモニーが気持ち悪いよ!」、なんてフレーズを良く聞きますね。正確に記述的文章に直してみると…。

「2小節目の伸ばしの音で、君の楽器のイントネーションが悪く、かつ奏者である君が適切なピッチ・コントロールによって正しい音程に補正することが出来ていないので、サックスパートのハーモニーがアレンジの意図する響きになっていないよ。」、となります。ちとイラつく文章ですが、本意は伝わりましたでしょうか?

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AIZEN は高音も低音も素晴らしい音が出ます。本当にありがとうございました。永久に使っていきます。
(AIZEN NY アルトサックスマウスピースご購入 三浦廣子様 のお声)
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