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このリードはオリジナルのスペリアルに比べ、ティップの部分がかためにデザインされておりハートとサイド部分がより厚く(slopeの中部分から後ろ部分まで)なっており、これによってよりがっちりとした芯を持ち、反応が良く、よりパワーのでる音色作りに成功しました。
このリードの音色のコンセプトは、私の聞いてきた1950年代?70年代のブルーノートレコーディングやマイルスデイビスやジョンコルトレーンの音色を思わせる事でした。
この"DC"は、発売後たくさんのプレイヤー達に使用され、お陰様で現在では日本はもとよりオーストラリアやアメリカでも発売されています。
また、このリードの持つパワーにより、ビックバンド、ステージバンド、マーチングバンド奏者にも適したリードとなりました。
"DC"を使用している有名なプレイヤーには、ダウンビート誌で賞を受賞した名テナーサクソフォンプレーヤー"ジョー・ロバーノ"氏がいます。彼の全ての楽器において使用されています。他にもミンガスダイナスティバンドの"スティーブ・スレーグル"氏、サクソフォンジャーナル誌での評論やサクソフォンクリニックを開く先生でもある"ティム・プライス"氏スタジオやライブ等で活躍している"宮本 大路"氏(スペリアル&DC両方使用)等があげられ、その他にもたくさんのプレイヤー達が愛用するリードとなりました。