Home » Archive

10月 2018

Written By: sax on 10月 17, 2018 No Comment

かつてはデカくて重い箱ケースだけだったサックスも、今ではすばらしいケースが星の数ほど出回っています。極限まで小さくなったパックケース、軽くて丈夫な新素材を使ったウルトラライトケース、また収納力たっぷりな箱ケースでも、リュック/手提げ/ショルダーのスリーウェイになっているものなど、魅力的な高機能ケースが沢山あります。そんな「究極」と思えるケース達だって、まだまだ「パーソナライズ」の余地はあります。改造マニア、集合!
 サブウェイ・ハンドルという名前をご存知でしょうか。どのケースメーカーが初めに使ったのかは定かではありませんが、今ではケースの「機能」のうちの重要なひとつになっています。サブウェイ・ハンドルとは「縦にケースを床置きしたとき、ケースが倒れないように上から引っ張るハンドル」です。ケースを縦型に持ち歩くための取っ手とは違います。混雑した電車などでは、サックスを横に置いたり、持ったりするのは困難です。背負ったりしたら迷惑千万でしょう。細長いケースを縦に床に置くのが一番邪魔にならない持ち方ですが、サックスケースの「頭」を支えていないとケースは倒れてしまいます。自分の手を下に下げた状態で、サックスケースを支えられる取っ手やひもがあれば便利です。それがサブウェイ・ハンドルです。ケースと楽器の重量全体を支える必要はありません。「倒れないように支える」だけで良いのです。手作りカバンの材料ショップでリング状の「取っ手」を買って来て、自分のサックスケースのどこかに取り付け、自分の身長にピッタリなサブウェイ・ハンドルを付けましょう。カラビナや長さ調整可能なベルトも使うと便利です。取っ手はペットショップでも手に入ります。犬用のリードの取っ手が使い勝手が良いようです。サブウェイ・八ンドル、あるとかなり便利です。

 長年使って、ハゲハゲになったケースの内側が気になっている方も多いようです。ほとんどのサックスケースの緩衝材(サックス本体を受け止めるケース内側)はウレタンかスポンジです。長年使用することでその被服の布が擦れて破けたり、サックスの錆が付着して汚れて来てしまいます。たっぷりとした大きさの合成シルク布などをケース内部に敷き詰め、端をケースシェルと緩衝材の隙間に詰め込んでしまいます。結構きれいに蘇ります。内装を上手く改造できなければ、「サックス袋」を作る、という手もあります。大きなバスタオルや、大きなポリッシングクロスでサックスを包み込む袋を作り、それに入れた状態でケースに収納します。袋にしなくても風呂敷のように包むのも有りですね。クッション性も向上し、湿気も防ぎ、楽器の傷も防げます。
 カッコ良い改造でなくても、「こうなったら良いな」を実現すると、抜群に使い易くなったりします。特にケースはね…。

——————————————————————————————–

『イー楽器のお得情報』

返品保証30日+豪華3大特典付き
⇒『AIZENより 音楽の秋キャンペーン 返品保証30日+豪華3大特典付き』

レビューを書いてAIZENゲットのチャンス!⇒『AIZENお客様の声キャンペーン!』

Written By: sax on 10月 10, 2018 No Comment

音楽をするものには必須の「譜面」。今日はその「めくり」に特化してみたいと思います。クラッシックのピアノ奏者には、「譜面めくり係」が付き演奏中譜面をめくってくれます。ピアニストの傍らに立ち、演奏の進捗を確認し、演奏者が望むようなタイミングで楽譜のページをめくってくれます。こんな親切な制度があるのはピアニストだけで、我々サックス奏者には望むべくもありません。いや、ピアニストが天国の例だとしたら、地獄の例はベーシストかもしれません。曲の初めから終わりまで、ほとんど両手を休める事のないパートなのに、譜面は数ページにわたる勧進帳(長い譜面をこう呼びます。歌舞伎の演目で弁慶が長い手紙を朗々と読むところからきています)の譜面です。譜面台を何本も横に並べて、何ページも広げられるようにするのは一般的ですが、ほんの瞬間の休みを使って(無理に休んでしまい)、競技百人一首のような手さばきで譜面をめくるベーシストも少なくありません。
 我々サックス奏者の譜面めくりは、曲のアレンジによって運・不運が決まります。フレーズが長く、譜面めくりのタイミングが無い場合、いくつかの方法で窮地を回避します。その第一が「書き換え」です。譜面全体や一部を書き換えて、長休符のときに譜面をめくれるようなページ構成に書き換える訳です。書き換えまではしなくとも、同じページを2枚作り、長いフレーズが始める前に譜面をめくり、長いフレーズを最後まで左右見開きの中に収めることが出来る場合もあります。大胆な性格の奏者の場合、譜面のページを「切り張り」してしまうこともあるようです。各ページの高さが違う譜面を、平然と吹く姿には頭が下がります(笑)。

 譜面の各ページをテープでつなぎ、蛇腹状の一冊に綴るのが一般的な長尺譜面の姿ですが、今ではクリアフォルダーという便利なものも使えます。透明なフォルダが本のように綴られているので、譜面の各ページをフォルダに入れるだけでテープ留めの必要はありません。フォルダの上から紙を挿入するのが一般的ですが、楽譜の収納には「綴じ代方向から入れるタイプ」が便利です。これはフォルダを開いた状態で、左右ページの真ん中から紙を入れるようになっているクリアフォルダーです。 A4サイズレイアウトが2ページ見開きでA3用紙に印刷されている譜面がほとんどなので、このタイプのクリアフォルダーなら、譜面を切らずにそのままフォルダにセットすることが出来ます。
 どんな工夫をやるかに関わらず、「譜面めくり」には「リハーサル」と「検討」が重要です。譜面を頭から追って行き、「ここは休めないから、この前でページをめくっておく」とか、「2ページにまたがるフレーズは見開きにしておく」とかの作戦を完成させてから譜面を改造しましょう。譜面めくりをないがしろにしていると、ある場所でバンドの音がスカスカになる、なんて事になりますのでご注意を。

——————————————————————————————–

『イー楽器のお得情報』

返品保証30日+豪華3大特典付き
⇒『AIZENより 音楽の秋キャンペーン 返品保証30日+豪華3大特典付き』

レビューを書いてAIZENゲットのチャンス!⇒『AIZENお客様の声キャンペーン!』

Written By: sax on 10月 3, 2018 No Comment

サックスのキーのローラーを意識したことはありますか?左右の小指の動きを滑らかにするためのローラーで、キーの乗り換えをスムーズにし、早いフレーズを補助します。ローラーの付いたキーはフルートやファゴットにもありますが、サックスのキーローラーには他の楽器に無い特徴があります。
 サックスのローラー付きキーは、低音域の大きなパッドを押さえるためのキーです。力を加えたいキーなので、小指の力が効率良くキーに伝わるように、独自の工夫がなされています。それは、キーのブロックがお椀の底のようなアーチを描いている、ということです。フルートやファゴットのローラー付きキーにはあまりこのような工夫はされていないようですので、ひょっとしたらアドルフサックスさんがサックスの構造とともに登録したの特許のひとつなのかもしれません。右手小指キーのローラーは単純です。小指をドとミ♭のキーとの間を滑らかに移動させるためのものです。左手小指のローラーは、ド#、シ、シ♭の三つをつなぎます。さて、これらのローラーと運指の動きをじっくりと見ていきましょう。

 小指を素早く動かすためには、キーの押さえ方は場合によって変わります。具体的に言うなら、ある程度ゆっくりした指の動きの場合、押す力を最大限にするために、小指の先端に対する直線的な力でキーを押さえます。そのときにはローラーもあまり活躍しないでしょう。しかし「ド・ミ♭・ド・ミ♭・ド・ミ♭・ド・ミ♭」のような右手小指の速い動きにはローラーは活躍しますが、あれ、指の動きが違います。ミbを押していた小指は、倒れ込むようにしてドを押さえていませんか。小指の先端ではなく、小指の右腹あたりでキーを押していませんか。もちろんこういった指の動きは奏者によって千差万別です。奏者の癖や指のコントロールの力の入れ方などによって、右手小指の動きと押さえ方は異なります。このような理由から、ド側のローラーを「回らなくする」プレーヤーもいるようです。いわく、「倒れ込む指を早くキーが受け止めるためには、ド側のローラーは動かないほうが良い」、とのことです。
 サックスの左手小指の動きには、また別のお作法があります。まずド#とシのトリルは物理的にほとんど不可能です。でも諦めの悪い奏者はここのローラーを大きく滑らかにし、かつキーの角度を調整して、少しでも素早い運指の転換を可能にしています。シ♭を出す場合には、小指の先端はほとんど動かさず、左手小指の左の腹でシ♭キーを押す方が多いようです。これが一番力が入る指の置き方です。セルマー・マークVII以降、「大きいことは良い事だ」傾向のシ♭キーですが、素早く閉めるために、「ぼくは左手小指の付け根で押してるよ」という方も少なくありません。ローラー絡みのキーの使い方は、ほんと、結果オンリーだと思います。

——————————————————————————————–

『イー楽器のお得情報』

返品保証30日+豪華3大特典付き
⇒『AIZENより 音楽の秋キャンペーン 返品保証30日+豪華3大特典付き』

レビューを書いてAIZENゲットのチャンス!⇒『AIZENお客様の声キャンペーン!』

  Copyright ©2009 サックスお悩み相談室, All rights reserved.| Powered by WordPress| Simple Indy theme by India Fascinates