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サックス 練習・レッスン

Written By: sax on 10月 3, 2018 No Comment

サックスのキーのローラーを意識したことはありますか?左右の小指の動きを滑らかにするためのローラーで、キーの乗り換えをスムーズにし、早いフレーズを補助します。ローラーの付いたキーはフルートやファゴットにもありますが、サックスのキーローラーには他の楽器に無い特徴があります。
 サックスのローラー付きキーは、低音域の大きなパッドを押さえるためのキーです。力を加えたいキーなので、小指の力が効率良くキーに伝わるように、独自の工夫がなされています。それは、キーのブロックがお椀の底のようなアーチを描いている、ということです。フルートやファゴットのローラー付きキーにはあまりこのような工夫はされていないようですので、ひょっとしたらアドルフサックスさんがサックスの構造とともに登録したの特許のひとつなのかもしれません。右手小指キーのローラーは単純です。小指をドとミ♭のキーとの間を滑らかに移動させるためのものです。左手小指のローラーは、ド#、シ、シ♭の三つをつなぎます。さて、これらのローラーと運指の動きをじっくりと見ていきましょう。

 小指を素早く動かすためには、キーの押さえ方は場合によって変わります。具体的に言うなら、ある程度ゆっくりした指の動きの場合、押す力を最大限にするために、小指の先端に対する直線的な力でキーを押さえます。そのときにはローラーもあまり活躍しないでしょう。しかし「ド・ミ♭・ド・ミ♭・ド・ミ♭・ド・ミ♭」のような右手小指の速い動きにはローラーは活躍しますが、あれ、指の動きが違います。ミbを押していた小指は、倒れ込むようにしてドを押さえていませんか。小指の先端ではなく、小指の右腹あたりでキーを押していませんか。もちろんこういった指の動きは奏者によって千差万別です。奏者の癖や指のコントロールの力の入れ方などによって、右手小指の動きと押さえ方は異なります。このような理由から、ド側のローラーを「回らなくする」プレーヤーもいるようです。いわく、「倒れ込む指を早くキーが受け止めるためには、ド側のローラーは動かないほうが良い」、とのことです。
 サックスの左手小指の動きには、また別のお作法があります。まずド#とシのトリルは物理的にほとんど不可能です。でも諦めの悪い奏者はここのローラーを大きく滑らかにし、かつキーの角度を調整して、少しでも素早い運指の転換を可能にしています。シ♭を出す場合には、小指の先端はほとんど動かさず、左手小指の左の腹でシ♭キーを押す方が多いようです。これが一番力が入る指の置き方です。セルマー・マークVII以降、「大きいことは良い事だ」傾向のシ♭キーですが、素早く閉めるために、「ぼくは左手小指の付け根で押してるよ」という方も少なくありません。ローラー絡みのキーの使い方は、ほんと、結果オンリーだと思います。

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Written By: sax on 9月 12, 2018 No Comment

サックスの運指の練習に「クロスフィンガリング」という課題があります。ファと右手中指ファ#、左手のシとド等の指の動きで、指が「順番」に開いて行ったり、閉じて行ったりするサックスの基本的な運指に対し、「指が交差する」という意味でクロスフィンガリングと呼ばれています。ま、普通よりちょっと難しい指の動きです。
 「クロスフィンガリングが滑らかにできません!」というお悩みに対しては、「練習あるのみ!」としか答えようがないのですが、「シ・ド・シ・ド・シ・ド・シ・ド」や「ファ・ファ#・ファ・ファ#・ファ・ファ#・ファ・ファ#」などと「単独クロス往復運指」の練習を繰り返す方が多いようです。この練習は「特殊な動きを指に覚え込ませる」という意味では間違いではないのですが、滑らかなフレーズを目指すには、前後の音を含めた「スケール上下の運指練習」をお勧めします。例えば下のラから真ん中のミまで半音のスケールで上下しましょう。シ♭を右手人差し指でやるかパームキーでやるかは自由ですが、このスケールは結構難しい指使いが出てきます。ミ♭→ミ→ミ♭なんて運指はなかなか手強いです。ラ・シ♭・シ・ド・ド#・レ・ミ♭・ミの8音を上がったり下がったり、均一なタイミングと音の長さで連続演奏するのは、とても良い練習になります。クロスフィンガリングの練習は、その運指を含めたブロックスケールで練習すると、より早く曲への応用が出来ると思います。

 「レ→ミ♭→ミ」や「ソ→ソ#→ラ」もクロスフィンガリングです。通常の生活では、小指はそんなに動かすことはありません。それゆえ、小指の絡んだフィンガリングは結構な難関となります。「小指」は意志によるコントロールの精度が他の指より劣りますので、小指がからんだクロスフィンガリングのスケール練習と合わせて、小指単独コントロールの練習をするのもお勧めです。手のひらを軽く開き、机の上に五本の指の先端を軽く接触させます。その状態で小指だけを左右に動かします。机に触ったまま左右に「スライド」させるのではなく、一旦浮かせて動かします。浮かす・右・浮かす・左・浮かす・右、という動きです。初めはゆっくりから、次第にテンポを上げていき、250くらいのテンポまでは楽々クリアできるようになりたいですね。
 サックスを演奏するための指の動きは、決して日常的な指の動きではありません。なので、少しでも長い時間サックスに触れ、サックスの運指を自分の身体に「日常」として覚え込ませることが重要です。またサックスの運指には多くの「替え指」がありますので、実際のフレーズの演奏を「どの運指でおこなうか」を検討することが出来ます。ちょっと考えただけで、劇的にフレーズの運指が楽になったりもします。また「奏者の意識」と「指」は密接に関係していますので、「難しくても苦手ではない運指」のようなものが人によってあるようです。死ぬほど練習したうえで、ちょっと考える。これがスムースな運指を実現する秘訣です。

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Written By: sax on 9月 5, 2018 No Comment

サックスは何故かうるさいとよく言われます。金管楽器にはミュートが使用できますが、サックスはその原理と構造上、高効率な弱音器は存在しません。いくつかの「サックス用ミュート」が製品化されていますが、トランペットのプラクティスミュート(練習用弱音器。他のミュートは音質を変える事が目的ですが、これは吹奏感を損なわずに、音を小さくすることが目的のミュートです)に比べたら、弱音の効果には雲泥の差があります。
 サックスは何故うるさいのでしょう。結論から言ってしまえば、発明者のアドルフ・サックスが「大きな音の楽器を作りたかった」からに他なりません。クラリネット等の木管楽器の高い操作性を持ち、金管楽器のダイナミックレンジの広さを兼ね備えた新しい楽器として、アドルフ・サックスはサックスいやサキソフォンを考え出したのです。彼の優れたアイデアによって、サックスは洗練された運指、発音の容易さでは、他の管楽器に類を見ない楽器となりました。ということで、「うるさい」という意味では宿命を背負ったサックスですが、ビッグバンドでも吹奏楽でも、「あ~!サックス隊、うるさい!」という言葉は聞いても、「ラッパ隊、うるさいよ。」というのはあまり聞きません。何故でしょう。その原因は、サックスが小さい音を出すのが難しい楽器だからです。

 金管楽器の音の源泉は奏者の唇です。自分の身体なので奏者は責任を持ってコントロールしています(かな?)。フルートの音の源はリッププレートの上に発生した空気の渦です。オーボエ等のダブルリード楽器のリードは細長いストローを潰したような形状です。で、サックスの音の源泉、リードの大きさはどうでしょう。大きいですね、広いですね。リードの面積はクラリネットも同様かもしれませんが、クラリネットとは本体の大きさや材質が違います。しかも管体が円錐状に広がっています。ね、サックスはどうやっても大きい音が出るんです。そして大きい音が出し易い分、小さい音が出し難いのです。アルトでもテナーでも、どんな種類のサックスでも、ピアニッシモの小さな音を出すにはかなりの技術が必要です。 「うるさいサックス隊」の原因が見えてきましたね。そう、彼らのほとんどは「下手なサックス隊」なのです(ごめんなさい!)。サックスの場合、小さな音が出せないという事は、楽器をコントロールできていないという事です。コントロールできていない音は、当然きれいな音にはなりません。だから音が大きく、汚い音で周りをイライラさせるのです。しかも注意されて気が付いても、彼らは小さい音を出すことが出来ません。それで余計周りをイラつかせます。そして、「サックスはうるさい」という「デマ」が広がるのです。
 サックス奏者は、ピアニッシモからフォルテッシモまでの音量のコントロールが出来るようになってから、人前で楽器を吹いたほうが良いのではないかと思います。それが「うるさい!」と言われないための秘訣です。うーん、分かっちゃいるけどキツイ結論ですね。(苦笑)

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Written By: sax on 8月 29, 2018 No Comment

楽器屋さんでも、またネットのあちこちでも、「初心者向けアルトサックスセット」とか「初心者に最適!お手頃サックス」等のキャッチコピーが溢れています。また、「初心者向けのマウスピースは何か良いですか?」や「初心者でも出来る練習方法を教えてください。」なんて質問も良く見ます。改めて、少し真剣に「初心者向け」とは何を指しているのかを考えてみました。
 「初心者向けサックスセット」というのは、誰もが想像できるように、サックスを始めたばかりのひとが、「サックスを吹く」という行為を続けるための楽器本体や、必要な小物をすべて取り揃えたものです。楽器本体にケース、マウスピースにリード、ストラップ、クリーニングクロス、掃除用スワブ、コルクグリス、吸水ペーパーあたりのセットが標準的でしょうか。どうせならサックススタンド、譜面台、電子メトロノーム、電子チューナー等も付属していたら完璧度が格段に上がりますね。あ、出来たら、「これを聴くべし!」なんて、歴史的サックス奏者の名前と音源(CD等)のリストなんかも付けてくれたら、初心者サックス奏者さんは、嬉しくて飛び上がるのではないでしょうか。この場合の「初心者」は、今までサックスに全く関係のない生活を送っていて、「さあ、これからサックス生活を始めるぞ」という人を指している訳ですね。多くの場合初心者セットは、比較的安価に供給されています。「これから一生、濃厚にサックスを吹き続けるための、スペシャル初心者セット」と銘打って、高級機種のサックスに人気のある周辺小物を揃え、マウスピースは数種類、リードなんかは数種でいくつもの番手のリードを付けたらどうでしょう。多分軽く百万円は超えると思いますが…。

 「初心者向け」という言葉は「標準的な」という意味でも使われるようです。マウスピースならセルマーのD、メイヤーの5M、オットーリンクの7*とかのティップオープニング、リードであればMIDIUMや2-1/2の「真ん中」の番手が初心者に勧められるようです。しかしこれらはあくまで「標準」であり、奏者の感覚や個性、個人的身体特性によって、いずれは多くのサックス奏者が標準を離れていきます。そう考えると、「まずは標準のセッティングで吹いてみて」というのは、必ずしも正しいとは言えないかもしれません。出来る事なら初心者であっても、色々なティップの広さのマウスピースを試し、かつ色々な硬さや個性のリードを試してみるのが良いと思います。リードは試奏が出来ませんし、マウスピースのバリエーションは無限ですので、現実的にはそう簡単なことではないんですけどね。
 この様に考えてみると、「初心者」には優れた「指導者」のアドバイスが必須であり、これからの彼・彼女のサックス人生を、楽しいものにさせるのも、上達の近道を歩ませるのも、その指導者次第という事を感じます。優れたサックスの指導者は、その生徒さんとしっかりと会話し、体格を観察し、練習環境を類推し、そのひとに最適な「サックスの始め方」を考えてくれるはずです。確かにサックスは、それだけ面倒臭い楽器です。サックスは管楽器の中でも、一番指導者との出会いが重要な楽器なのかもしれません。

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Written By: sax on 8月 22, 2018 No Comment

最近、楽器のサウンドの音質を表現する際に、「豊かな倍音を含んだリッチなサウンド」などと、「倍音」という単語が頻繁に登場するようになって来ました。うーん、倍音って何でしょう?
 サックスの場合、「倍音」という単語は二系統の意味があります。ひとつは楽器のコントロールの訓練である、オーバートーン・トレーニングで言うところの倍音です。オーバートーンを日本語訳すると「倍音」となります。最低音のシ♭の運指でオクターブ上のシ♭、ファ、シ♭、レ、ファ、ラ♭、シ♭の音を喉のコントロールで出します。最初の音が基音、オクターブ上のシ♭が第二倍音。それに続いて第三倍音から第八倍音です。これらの倍音を喉のコントロールで意図的に鳴らすオーバートーンのトレーニングをすることは、幅広い音色を自分でコントロールすることへ繋がる重要な練習です。もう一つの倍音は、音の音質を作り出す「高調波」です。音は正弦波(サインカーブ)で解析できますが、基音だけの単純な音は音叉の音です。音叉の音にはほとんど倍音が含まれていません。これに対し、すべての楽器はそれぞれの個性ある倍音を含んだ複雑な波形の音を持っており、その楽器の音色、サウンドを生み出しています。オーバートーンでは第二倍音、第三倍音と整数の倍音しか扱いませんでしたが、楽器の構造によっては1.5倍音等、整数倍で無い倍音も混ざっています。

 音叉は「倍音を徹底的に抑制した楽器」です。通常は、どんな音も倍音を含む、というのが物理の法則です。さきほどのオーバートーンの話しに戻ると、「楽器が本来持っている基音と倍音を意図的に引っ張り出す」というのが練習の実際です。音響心理学的な研究では、偶数倍音は「精神的安らぎや安定」の効果があり、奇数倍音は「明瞭度の向上」の特性を持っていると言われています。クラリネットは円筒形の閉管構造であるため、主に奇数倍の倍音を多く含むため、シンプルで明瞭度の高い音色を持っています。サックスは管が円錐形であるため、偶数倍の倍音が豊富です。このため、サックスはフルートやクラリネットより倍音成分が複雑で、音色も複雑になっています。そう、倍音の種類や配分量でその楽器のサウンドが決まる訳です。
 整数倍の倍音は、音階の範囲内に入っていますので、基音に対してハーモニー(和音)の効果を発揮します。従って、整数倍の倍音が多い楽器のサウンドはとても音楽的です。逆に非整数倍の倍音は、いわゆるノイズになります。スネアドラムやシンバルなどの打楽器は非整数倍音が優位なため、基音の音程感が希薄です。同じ打楽器でもティンパニーは整数倍音が多いため、しっかりとした音程感を持っています。倍音は、料理で例えるならば、調味料やスパイスかもしれません。その量やバランスで、様々な味の料理、サウンドが作り出されます。そう、倍音を制する者がサウンドを制するのです。

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Written By: sax on 8月 15, 2018 No Comment

サックスに限らず、管楽器の演奏には腹式呼吸は不可欠だと言われています。しかし、「正しい腹式呼吸」やら「腹式呼吸のコツ」等の情報を見るたびに、「ん?」という思いが出て来ます。腹式呼吸について、突っ込んで突っ込んで考えてみましょう。
 管楽器の演奏に必要なのは、「瞬時に大量の空気を肺に取り入れ」、「繊細にコントロールしながら息として出す」事です。腹式呼吸をしなくても、このような「吸気と呼気」が出来れば、方法に束縛される必要は無いかもしれません。腹式呼吸に対して、胸式呼吸があります。これは、多くの人が無意識におこなっていると言われている呼吸法で、肋骨を持ち上げつつ左右に開き、胸郭(胸をとりまく骨格)を前後左右に拡大させ、これによって肺を膨らませて息を吸い込み、逆に肋骨を閉じて息を吐く、というものです。腹式呼吸はご存知のように、横隔膜を下に下げ、胸郭がそれによって上下に拡大することで外気を取り込み、息を吐くときには横隔膜を弛緩させ、胸郭を狭くすることで息を吐き出す、というものです。ヨガや瞑想系の呼吸法では、筋肉の使用部分や意識の集中法が異なる両者は、全く別の呼吸法とされています。しかしそれは、呼吸法そのものが目的であり、呼吸の過程を重要視しているからです。管楽器奏者のように、「息の出入りを思いのままにコントロールしたい」わけではないのです。そう、我々サックス奏者にとって腹式呼吸と胸式呼吸の違いは、考えようによっては「どうでも良い」のかもしれません。

 意外と忘れがちな事ですが、「横隔膜」は胃より上にあります。みぞおちのあたり、一番下の肋骨に沿って水平に広がり、腹腔と胸腔を分けています。胴体のかなり上の、この位置を意識して力を入れてみてください。無理ですよね。筋肉無いですから。横隔膜を下げるには、腹筋と背筋に力を入れます。管楽器用の腹式呼吸で「腹筋と背筋を使いなさい」と言われるのは、息を吐くときもこの筋肉で、息の量やスピードをコントロールするからです。ここで一考です。横隔膜を下げながら、肋骨を持ち上げ、かつ左右に開いたらどうでしょう。腹式呼吸と胸式呼吸の合わせ技です。横隔膜と胸郭全体を意識しながら、ゆっくりで良いのでやってみてください。もの凄く胸郭が広がり、肺が目いっぱいに広がっている感覚がありませんか?
 サックスの呼吸法には「目的」があります。目的を達成できれば、手段にこだわる必要はあるでしょうか。いわゆる「腹式呼吸」は、「管楽器の理想的な呼吸に一番近い方法」であることは間違いありませんが、言葉に惑わされ過ぎて、目的を逸しては本末転倒です。瞬時に大量の空気を肺に取り入れ、最良のサウンドを作り出すために、繊細にコントロールされた息を吐く。そのためには、あなたの身体がどう動けばよいのかを、もう一度、いや定期的にチェックしてみたらいかがでしょうか。

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Written By: sax on 8月 8, 2018 No Comment

ブラスバンドやクラッシック系のサックス奏者の方々には無縁かもしれませんが、ジャズやポップス系の音楽をやってると、必ず出くわすのがバンド用語です。もの凄くアホらしいものから、音楽的なものまで、数ある音楽業界用語の中からいくつかご紹介します。ほとんどが戦後まもなくの、「スイングバンド全盛時代」からのものなので、まあ、「化石級」ですね。
 数字を「ツェー」「デエー」「イー」「エフ」という音階のドイツ読みで言う方々がいます。 「デーまんゲーせん」は、2万5千円、「イーせん通し」は、飲み会で一人3千円の割り勘ですね。同様な有名どころでは、「バンドマンの逆読み言葉」があります。「しーすー(寿司)」、「しーめ(飯)」、「るーびー(ビール)」あたりは分かりますが、「きがしゃ(楽器+車=楽器運搬車)」とか「ちーた(立ち→立奏)」なんて、初めて聞いたら意味不明な単語もあります。「あいばん(ステージで交代しながら演奏する相手バンド)」、「トラ(エキストラ→代役)」、「ぱつら(ラッパ→トランペット)」あたりは、かなりややこしいです。何となく意味は分かるが、何故そうなったか分からないバンド用語に、「はこ(ライブハウスやコンサートホール)」、「返し(ステージ用モニタースピーカー)」、「どんかま(リズムマシン)」、「インペグ屋(アーティストの録音やコンサートの伴奏、テレビ番組や映画のBGM、劇場公演のオーケストラピットでの演奏等にミュージシャンを斡旋する業者)」などがあります。

 ビッグバンド業界にも、知らない人には分からない業界用語が沢山あります。バンド用語と言うよりも、ビッグバンド用語とも呼べる音楽的な隠語です。まずは、「ソリ」。同じ種類の楽器の合奏をこう言います。サックスソリは多くのアレンジで多用されており、ペイシー楽団のIn a Mellow Toneなど、名作と呼ばれる有名なサックスソリも沢山あります。サックスソリを演奏する場合は、普通サックスセクションは立ち上がって演奏します。これが「ちーた(立奏)」ですね。管楽器全員が一緒に吹き散らす(?)のを「トュッティ」と言います。イタリア語の音楽用語で、全部という意味で、「ソロ」の対義語です。「124小節目の3拍目からの8分4個はイーブンでね」と言われたら、ここの8分音符はスイングしないで、同じ長さの普通の8分音符の長さで演奏します。「言い分」と聞き間違えないでくださいね。「じゃ、一回「べ夕」で通そうか」と言われたら、曲を始めから終わりまで通すのですが、全てのリピートを省略して演奏します。本番前の音合わせ等で、時間や体力を節約する演奏です。「コーダ・コーダ」なんていう、コーダマークが出たらすぐにエンディングコーダに飛ぶ、中抜き演奏もあります。「ここは場ソロで」と言われたら、センターマイクへ出ずに、自分の場所でソロを取ります。こんな業界用語、知らなかったら分からないですよね。ま、知らなくても問題ないと思いますが。

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Written By: sax on 6月 13, 2018 No Comment

サックスをやっていると、色々な外国製の「用語」に出会います。おかしな和声英語は今の日本に氾濫していますが、サックスに関連する変なカタカナも少なくありません。
 マウスピースブランドの「Meyer」は何て読みますか?メイヤーでしょうか、マイヤーでしょうか。発音的にはマイヤーが近いようですが、日本ではほとんど「メイヤー」で通っています。たまに「マイヤー」と言うひとを見ますが、少数派のようです。「Buescher」はヴィンテージサックスのメーカーです。ついこの間まで、多くのサックス奏者が「ブッシャー」と呼んでいました。正しくは「ビッシャー」とのことです。ネットの動画で、アメリカのあるコレクターが、「これはビッシャー・トゥルートーンというサックスです。ブッシャーでもベッシャーでもありません。」と話しているのを見ました。思わず吹き出してしまいました。本国アメリカでも混乱していたんですね。まあ、これは人名なので混乱はしょうがないでしょう。

 人名といえば、有名なマウスピース職人、「Theo Wanne」は、今でこそ「セオ・ワニ」と正しく発音されていますが、彼のブランドのマウスピースが日本に出回り始めた初期のころは、多くのメディアで「テオ・ワン」などと呼ばれていました。 YouTube動画で本人が、「どうも、セオ・ワニです。」と言ってから、修正が進んだようです。ジャズ界で著名なギタリスト、「John McLaughlin」も色々言われました(笑)。「ジョン・マクラグリン」やら「ジョン・マクローリン」やら、色々なカタカナ表記が混在していました。来日公演をおこなった時、ハートの強い司会者が、「あなたの名前はなんて発音すれば良いのですか?」と聞いてくれ、本人から、「僕の名前は、ジョン・マクラーフリン」と言わせました。「フ」はちょっと小さめに発音するようです。
 サックスの部分にもいろいろな誤訳、誤使用があるようです。サックスネックの本体側に差し込む部分は、多くのサックス奏者が「シャンク」と呼んでいます。間違いではないのですが、英語のサックス修理マニュアル等では、ほとんどの場合「テノン(tenon)」と呼んでいます。英語圈の人と話すときはご注意を。サックスの卜-ンホールを塞いでいる部分を「キー」と呼ぶひとが少なくありませんが、あれは「カップ」です。「キー」は指で触る部分です。ですので、「サックスは、キーに連動するカップに収めたパッドで、管体に開いた数々のトーンホールを塞ぐことで、異なる高さの音を出すことが出来る楽器」、というのが正しい表現です。

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Written By: sax on 6月 6, 2018 No Comment

どんなケースにおいても、「慣れ」が「油断」を生み、結果を悪い方向に導いてしまう場合があります。サックスという楽器の演奏においても、「慣れ」への注意が必要です。演奏技術における「慣れ」は、演奏そのものに余裕を生み出してくれるはずですが、正しくない奏法に慣れてしまうと、思わぬ失敗や、不要な苦労をしなければならないかもしれません。サックス演奏技術の誤解や悪い癖について考えてみることで、悪い「慣れ」から抜け出しましょう。

 管楽器を演奏するひとが必ず教えられるのが、「息をいっぱいに吸いましょう」ということです。この「いっぱい」って、いったいどのくらいなのでしょうか。これ以上吸えないというくらい肺を息で満たすのでしょうか?うーん、通常の演奏では息継ぎ箇所も多いので、そんなに息を吸っても無駄になりそうです。そのような「現実」から、サックス奏者は「吸気」を怠けがちになります。長いテヌート等の息が大量に必要なフレーズでは、譜面に「Big Breath」と書き込んだり、パートのメンバーで息継ぎ場所の「談合」をしたりして、息の量の帳尻を合わせるのが通常ですが、これによって「少ない吸気」の癖がついてしまいます。その結果、やたら息継ぎが頻繁になったり、アドリブのフレーズがブツブツに途切れたりする結果を生み出すことがあります。「吸気」は、自分が自然にできる範囲で、「いっぱい」するのがベストです。自分なりの適正な「いっぱいの息」を練習の中で見つけ出し、それに慣れるようにしましょう。少ない吸気に慣れてしまっていないかどうか、時々チェックするのも良いでしょう。

 バンドやアンサンブルで、他人の音を聴かないのも、有りがちな良くない癖でしょう。自分の演奏の音だけに集中してしまい、周りの音を聴かないと、音程や発音のタイミングのずれが放置されたり、バンドの音量バランスの崩れの原因となります。楽器初心者の時期は、自分の音に神経を集中させ、いわゆる「いっぱいいっぱい」の状態だと思いますが、楽器に慣れるにしたがって、周りを聴く余裕を作る必要があります。周りの音を聴かない奏者のいるバンドは、いくら練習してもサウンドがまとまりません。合奏をするのなら、ひとの音に自分の音を合わせることに慣れましょう。

 首の角度も、サックス奏者の悪い癖になりがちです。左右、上下の首の角度は、そんなに厳密に決めなくてもサックスは音が出ます。しかしその影響は、少しずつ色々なところに出ています。あごの上下は息のリードへの当たり具合を変化させます。リードが最適に振動せず、音が曇ったりもします。下を向き過ぎて、喉が閉まってしまう場合もあります。首の角度は結果的にサックスの位置にも影響します。指が一番軽やかに動く、サックスの位置で構える必要があります。首の角度で運指の自由さを損なっているかもしれません。譜面を見ながら演奏をするビッグバンドのサックス奏者は、首をかしげて譜面にネックが重なるのを防ぐことがあります。そんな場合は、ちゃんとマウスピースを捻って、口に水平に当たるようにしなくてはなりません。悪い首の角度に、慣れないでくださいね。

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Written By: sax on 5月 30, 2018 No Comment

楽器の演奏は、少し前なら(今でも?)「習い事」の範疇でした。ピアノのお稽古、バイオリンのレッスン、三味線のお師匠さん、など等は、これらが習い事であるがゆえの呼び方です。サックスがいくら比較的簡単に音が出せる楽器だとしても、まったくの独学で超絶技術や豊かな音楽性にたどり着く人は少ないでしょう。ほとんどのサックス奏者は、専門の先生や先輩など、誰かしらにサックスを習った事があると思います。習う、教わるにしても、教えられる側の姿勢次第で、その効果は格段に変わります。演奏技術の向上、練習のヒント等については何度か紹介していますが、今日は「上手な習い方」についてお話しします。

 表題の「何故何故くん(なぜなぜくん)」というのは、何でも質問してくる生真面目な生徒の事です。「タンギングはトゥトゥトゥトウという発音で舌を動かして!」、「何故トゥトゥトウトウなんですか?」、「そうすると息を断続的に切ることが出来るからだよ」、「何故息を切るのですか?」、「音を適切な長さで切るためだよ」、「何故…?」、果てしない問答合戦のようですが、レッスンで「何故」はとても重要です。教えられたことの原因、意味を知ることで、その指示の真意が理解でき、練習の方向性や自分に合った修正方法も導き出せます。とは言え、「何故?」が嫌いな先生も少なくありません。「黙って言う通りにやっていれば良いんだ。質問なんて10年早い!」と言われたら…、謝って黙っていましょう(笑)。レッスン後に自分で、そのときの「何故」をゆっくり考えましょう。仲間に聞いても良いでしょう。少なくとも何かを教えられたら、その指示に隠れた「何故」を探し、その「何故」を解決したうえで練習に勤しみましょう。

 何故、何故にこだわるのか。それはあなたが「プレーヤー」だからです。音楽を聴いて感動する「聴衆」の側の人間では無く、音楽を通して感動を届ける、演奏者の側の人間だからです。聴衆に理屈は要りません。何故感動するのか、何故楽しく無いのかも、その理由を考える必要はありません。しかし演奏者は、何故聴衆が感動するのか、どうしたらどう感じるのか、どんな音がどんな感情を何故引き出すのかを考える必要があります。演奏者は常に「何故」を考える必要があるのです。もちろんあなたのサックス人生で解決した数えきれない数の「何故」は、いずれあなたの身体の中に溶け込んでしまい、意識からは消えてしまうでしょう。でもしっかり身体は記憶し続けます。

 ステージ上で客席に向かい、美しい旋律があなたのサックスから放たれます。あるときは艶やかな音で、またあるときは透明感あふれる繊細な音で旋律を歌い上げます。そのステージが聴衆を感動させているのは、あなたのその音が、あなたの中に積み重ねられた無数の「何故」から導き出された音だから、だと思いませんか?いやあ、説教臭くてすみません。

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