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ヤナギサワ YANAGISAWA メタルマウスピース アルト用

商品コード: 22077-03 ~ 22077-15
販売価格:¥39,600 税込
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昭和29年、初のテナーサックス製作以来、独自のコンセプトでサックスの製造に専念し、現在では「セルマー」、「ヤマハ」に並ぶ、「世界三大サックスブランド」のひとつとしての地位を築いている、日本の楽器メーカー、「ヤナギサワ」の金属製サックスマウスピースです。

日本で唯一、かつ世界でも稀なサックス専門メーカーとしての独自のコンセプトと高度な技術が、このメタルマウスピースにも注入されています。

セルマー、ヤマハ等、サックスメーカー製のマウスピースは、一般的に自社製のサックス本体に最適化した設計を基本としているため、マウスピース固有のサウンドキャラクターが薄く、「サックス本体のサウンドを忠実にサポートする」といった傾向があると言われていますが、このヤナギサワ製メタルマウスピースは、その一般論を凌駕する品質と個性を持っており、そのサウンドと吹奏感は数多くのサックスプレーヤーに支持されています。



ヤナギサワメタルマウスピースの個性のひとつ「加工精度」について



サックスのマウスピースは多くの場合、最終工程の「手仕上げ」によって製品として完成させられますが、この作業の精度により「個体差」が生まれます。同じブランドの同じ番手のマウスピースでも10本吹けば10本違う、と言われています。ヤナギサワメタルマウスピースはこの「手仕上げ」以前の工程から高い精度が維持されており、かつ最終工程においても熟練した職人によって丁寧に仕上げることで、個体差が少なく、どの固体も完璧な形状になっています。

もうひとつの個性「吹き易さとパワーの両立」について



メタルマウスピースには多くの場合、「サウンドのパワー」や「音の切れの良さ」等が求められますが、これらの要素は息の量やリードのコントロールなど、奏者に負担をかける場合が少なくありません。

ヤナギサワメタルマウスピースの場合、精度の高い設計・材質・加工により、このようなメタルマウスピースに求められるサウンドが、特別なコツや鍛錬を要することなく、比較的容易に得ることができると評価されています。息のパワーを無駄なくサウンドに変換し、特殊な吹き方も要求しない、コントロールし易いヤナギサワメタルマウスピースゆえに、メタルマウスピースの初心者から、プロプレーヤーまで幅広く愛されているのでしょう。



メタルマウスピースは、そのサウンドキャラクターからポップス系、ロック系、ジャズ系などの音楽ジャンルで数多く利用されています。アンプのボリュームをひねるだけで大音量を得られるロック系、フュージョン系の電気楽器たちの中で、しっかりとサックスのサウンドの存在感を誇示するためにはメタルマウスピースが必須でしょう。また比較的アコースティックな楽器の多いジャズ系の音楽でもメタルマウスピースが多用されていますが、この場合は「柔らかくかつ芯が太い」というメタルマウスピースのサウンド特性が好まれています。

電気楽器の大音量サウンドの渦を切り裂くようなシャープなサウンドには、ハイバッフル/スモールチェンバー(マウスピースの息の入り口が狭く、内部容量が小さい)のマウスピース。すすり泣くようなスモーキーなジャズサウンドにはローバッフル/ラージチェンバー(マウスピースの息の入り口から内部が広がっていき、全体の内部容量が大きい)マウスピース、というのがマウスピース選びの基本になっていますが、ヤナギサワメタルマウスピースの場合、この両者の中間に位置する設計となっており、よく言えば「オールマイティ」、悪く言えば「どっちつかず」といえるでしょう。しかし上級者が適切な奏法でコントロールすれば、どちらのサウンドも表現可能という奥の深さを持っているマウスピースです。基本がしっかりしているがゆえに、応用が利くといったところでしょうか。

ヤナギサワメタルマウスピースのラインナップは、バリトンからソプラニーノまで広く揃っており、全てキャップ、リガチャー(締め金)が付属しています。ノーマル版はシルバープレート(SP:銀メッキ)ですが、ゴールドプレート(GP:金メッキ)、ピンクゴールドプレート(PGP:銅成分を含んだ金メッキ)もあり、サウンドの選択の幅を広げています。

また付属のリガチャーの完成度も非常に高く、「一般的にマウスピース付属のリガチャーは単なるおまけで使い物にならない」という一部の辛口な風評を翻す一事例になっています。製品の価格は決して安価な部類のものではありませんが、その品質・仕上げ精度、またリガチャーの品質を考慮すると、納得できる価格帯ではないかと思います。



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