最近IWのエンドーサーになったハードバッパーのレッド・ホロウェイです。なんと齢80歳にして現役。彼のブロウはまさに圧巻でとても80歳とは思えません。演奏はジャズをやっている方には入門曲としてお馴染みのNow's the timeですが、このクラスのミュージシャンが吹くと一味も二味も違いますね。
歴史上に名を残す偉大なミュージシャン全てと共演。BBキング、ジュニアパーカー、ビリーホリディ、ソニーロリンズ、スタンゲッツ、デクスターゴードン、ソニースティット、レスターヤング、ベンウェブスターまさにジャズ界の生き字引。現在も全米、欧州をはじめ多くのジャズフェスティバルに出演中。
11月1日からパシフィコ横浜の楽器フェアでIWを出展予定ですが、彼も来日してフェア内でライブなどを開催する予定です。人づてではないジャズの歴史を語れる数少ない人物でもあります。本当に本物のジャズミュージシャンに会えるチャンスです。
詳しい音源、ビデオはこちらにあります。
http://myspace.com/redholloway
公式サイト
http://www.redholloway.com/
バイオグラフィー
1927年、アーカンソー州ヘレナ生まれ。
ピアノ奏者の母とバイオリン奏者の父をもち、5歳で母とともにシカゴに移る。
12歳の時、義父からテナーサックスを与えられる。
高校のビッグバンドではクラスメイトのジョニー・グリフィンとともに活躍。
高校在学中の16歳で、ジーン・ライト(後年デイブ・ブルーベック・カルテット の一員となる)に見込まれプロ入り。ジーン・ライトのビッグバンドに3年在籍。
19歳の時、軍隊に入り、米軍第5楽隊のバンドマスターとなる。除隊後、 シカゴに戻りユセフ・ラティーフ、デクスター・ゴードンらとともに共演。
1948年、ブルースボーカリストのルーズベルト・スカイに誘われ、 スカイのロードツアーに参加。ツアー時にレッドの噂を聞きつけたブルースのス ターに次々と雇われる。ウィリー・ディクソン、ジュニア・パーカー、ボビー・ ブランド、ロイド・プライス、ジョン・メイヨール、BBキングなど。
1950年代にはシカゴで有名プレイヤーと共演。ビリー・ホリデイ、 ベン・ウェブスター、ソニー・ロリンズ、レッド・ロドニー、レスター・ヤング、 マッディ・ウオーターズ、ジミー・ラッシング、アーサー・プリソック、ダコタ ステーション、エディー・ビンソン、ワーデル・グレイ、ジョー・ウィリアムズ、 レッド・フォックス、アレサ・フランクリンなど。同時期にライオネル・ハンプ トン、ソニースティット、メンフィス・スリム、レフティ・ベイツ、 ダニー・オーバービーらとロードツアーに出る。
1960年代に入りオルガン奏者ジャック・マグダフバンドで注目を浴びる。 (バンドのギター奏者ジョージ・ベンソン)63年から66年までの間、全米、 ヨーロッパのロードツアーで活躍。
この時期、ヒット曲ロックキャンディなども含め、 ジャック・マグダフとアルバムを数枚録音(プレステージ盤)。
1967年にロサンゼルスに移り、1969年には名門クラブ、 パリジャンルームのハウスバンドコーディネーター兼メンバーになる。このハウ スバンドは以降15年続き、ジャズ、ブルース界の一流プレイヤーを次々と雇う ようになった。賃上げ交渉が却下された後にバンドを脱退。クラブはその後8ヶ 月で閉鎖。
パリジャンルーム在籍中、ヨーロッパ、南米、日本ツアーのため時折休暇をとる。 77年から82年までレッドとソニー・スティットはデュオを組み、2枚のレコード を録音。フォーキャスト、パートナーズ-ソニーアンドレッド。
それまでにクラリネット、フルート、ピッコロ、ピアノ、ベース、 ドラム、バイオリンをマスターしていたレッドに、アルトサックスも演奏するよ う勧めたのはソニースティットである。
ソニーの判断は正しかった。レッドはアルトもテナーと同様に熟達している。 70年代に発行されたジャズ百科辞典で、レオナルド・フェザーはレッドについて こう記す。「ホロウェイは、そのビッグサウンドと猛烈なメインストリームモダ ンスタイルで興奮の渦を巻き起こすことができる」
1982年スティットの早世以後、レッドはソロ、またはバンドで米国、 ヨーロッパツアーにほとんどの時間を費やしてきた。現在はトランペット奏者ク ラーク・テリーとパートナーを組み、コンコルド、デロックスでアルバムを録音。
2007年09月26日